Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009JFL前期第3節 横河武蔵野×FC琉球

2009-03-31 | フットボール全般

琉球は初めて見たのですが永井がキャプテンとは知らなかった。しかもベテランの域に達した割りに足元の技術はさすがに往年の頃と同様に巧くて、あのレベルではまだまだ中心選手として充分やれていました。

前半は武蔵野がボールを回して攻め込むものの、琉球がスペースを消してしっかり守る流れ。しかし後半開始早々のファインゴール2連発で試合は決まりました。

永井と交代で入った3番がイエロー2枚であっさり退場すると、残り時間は武蔵野が好き放題やる展開。琉球の退場はそれがファールかどうかは別にしてタックル自体が軽率で安易にやりすぎ。それ以外にも琉球はチーム全体を通して軽いプレーが目立った。

トルシエはそういうのを最も嫌いそうだけどスタンド観戦していて何を思ったのか。試合後に姿を確認したが赤鬼と呼ばれた表情ではなく穏やかな顔をしていたな。琉球は勝ち負け以前の問題がある気がします。ただ応援は良かったですね。琉球サポは応援に沖縄のリズムや方言のチバリヨーが入っていたりとご当地色が出ていて和んだ。

天気もよく土曜の昼下がりにのんびり見るにはうってつけでした。ここから埼スタに流れたわけですが次まで間の時間は長いし家からそう遠くもないので一時帰宅してから代表戦に向かったのでした。

2009J2第5節 湘南×仙台

2009-03-30 | ベガルタ仙台

いつか見た光景。攻めているのに点が取れずセットプレーで失点する。あとはガッチリ守られて野澤には巧みに時間稼ぎされて。そんな反町のチームに気付いたら負けてた。思い起こすはJ2時代の川崎×新潟。端的に言ってそういう試合展開。当時を覚えているだけに同じような仙台の負け方が残念。

先週に比べて仙台の内容は悪くなかった。守備陣はセットプレーとカウンター以外はピンチを招いていない。富田の位置でボール奪取してすぐ梁に渡して攻撃に転じる切替もまずまず。ソアレスは鳥栖戦に比べれば良くなっていた印象。一週間でこれだけ変わるんだから更にフィットすればもっと進化しそう。

左サイドは朴が入って活性化された。突破力がありオーバーラップした時のプレー選択の引き出しを多く持っているようなので今後がかなり楽しみ。また体格が良くてガッツもありそうなので闘魂も注入してもらいたい。

ゴール欠乏症はFWだけのせいではないけれど中島にはもう少しシュートを打ってもらいたいし中原をせめてベンチには入れて欲しい。あとは全体的にバイタルエリアでのプレー選択が消極的で人任せ。あのゾーンに入ったら俺が決めるんだという意気込みで思い切りやらないと。去年とほぼ同じメンバーとスタイルでやって5試合で2点はやや深刻。

湘南は守備面の意思統一が徹底されていた。ジャーン・村松・田村の後ろのセンターラインを中心に素早い寄せで人とスペースを消してきた。そこからカウンターに転じるとアジエルは怖いわけでその武器が前にいるのは相手からしたら嫌。

ロケットスタートを命題に掲げながら5試合で勝ち点7は少ない。攻撃はきっかけ一つだろうけれど今後も湘南のようなスタイルに苦戦するようだと上位進出は遠退く。何だかんだと言ってきたけど本当に言いたいのは一つだけ。あのヤマハを忘れるんじゃねえぞ。

W杯アジア最終予選 日本×バーレーン

2009-03-29 | フットボール全般

勝った事が全て。それに尽きる。このゲームに課せられたミッションを考慮すれば内容には目をつぶっても結果は問題ない。

そうは言っても内容に満足は出来ない。奪った得点も結局は俊輔のセットプレーだけ。前線の俊足アタッカーがサイドに流れて基点を作り、2列目や3列目が飛び込む形はよく分かるが、前回の豪州戦と比べてそれに進歩があったとは思えない。

近年のバーレーンはかなり力をつけてきて日本と好試合を繰り広げますが、日本のホームで対戦する分にはまだまだ差がありました。バーレーンが得点を取るには何か幸運なラッキーパンチが入らなければ難しい程、日本の守備は安定感がありました。それだけに更なる得点をあげての勝利を期待しましたがそうはいかず。とは言いつつも篤人がシュートをバーに当てた時は、ゴールは鹿島にとっておけ、と思ったのも本音だけど・・・。

個人的に最大の不満要素はボランチの配列。長谷部が前に行く姿勢を見せて攻撃に絡んだのは良かった。しかしそれならばタテ関係で後ろに構えるボランチは守備能力の高い選手をおくべき。そうしないのは相手がブラジルやイタリアではなく格下のバーレーンだからだろうけど。

遠藤をあの位置に置く事は宝の持ち腐れだしもっと他に適任者は居る。サイドバックが上がった時のカバー役が遠藤というのは如何なものか。どうしてそういう使い方をするのか。後ろからのビルドアップに効果は出るけれど、前で使って生きる選手を敢えて後ろに置く意味は解せない。一方的に攻め込む展開を見込んでの起用なんだろうけれど賛同しがたい。

この勝利で予選通過はほぼ確実になったので一安心。何はともあれワールドカップに出場する事は重要だから。しかし成果はそれだけ。

心躍らなーい代表

2009-03-27 | フットボール全般
このコラム傑作。

ひとまずチケットが手元にあるのでバーレーン戦には行きますが期待感も高揚感も全く無い。岡田くんには篤人を酷使するなと、言いたいのはそれだけ。もう最近明らかに疲れて精彩を欠いてますからね。

むしろ明日は昼間に元代表監督が見れそうなのがある意味注目。

2009J2第4節 栃木SC×福岡

2009-03-26 | Jリーグ

グリスタの照明改修中につき国立での対戦。天気も悪く都内でやるにはインパクトに欠けるカードなので目の肥えた物好きの集まりといった様相のスタンド。自分はそういうの好きですけどね。それにしてもガラガラでしたが。07年8月に閑散としたなでしこの親善試合がありましたがそれに匹敵する感じ。

両方とも似たような布陣でまずはしっかり守備する展開。比較すると福岡の方が狙っているサッカーの質が高くJの先輩の貫禄を見せました。大久保・高橋の2TOPの凸凹コンビが面白い。常にタテの並びで大久保が楔を受けて高橋がウラを狙う。また途中出場した黒部のトラップが秀逸であれだけの雨でも浮き球やロングボールをピタっと止めていた。

対する栃木は守備面に関しては合格。J2でもある程度戦える。松田監督のやり方が浸透しているのでしょう。しかし攻撃は単調で引き出しが少ないため得点の予感はおろか、バイタルエリアへの侵入回数すらほとんど無い。中盤を省略してFWをウラへ走らせる長いボールを狙う場面が目立ちましたが精度の低さと雨によるコンデション不良、そして受け手と出し手の意志疎通不足でパスは繋がらない。

後半からは雨が降りだし冷え込みも厳しくなる中で、どちらも決め手を欠いていたのでスコアレスを予想していた矢先、攻撃時のリスク管理が甘くなった栃木が数的不利な状況で逆襲を食らい失点。更には立て続けのゴールによって福岡の勝ち。終盤の栃木のパワープレーも冷静に対処して終了。

栃木はまだ勝ち点0・得点0ですが1年生で入学したばかり。Jの洗礼を浴びて苦しい思いをしていますが今は耐え時。今を無駄にせず壁を乗り越えれば道は切り開けるだろう。

WBC連覇

2009-03-24 | 野球
本当に嬉しいですね。日本の「野球」が世界で一番凄い事を見せつけてくれた。優勝に至る過程ではキューバに2戦2勝して韓国には勝ち越し。そしてアメリカにも勝利と乗り越えてきた道のりはどの国よりも険しかった。でもそれを乗り越えて連覇を達成したのだから完全優勝と言っていいでしょう。

これでアメリカ中心のフザけたWBCの大会な構造にも風穴をブチ開けてやりたいもの。ライセンス契約でガッポリ金儲けして組合せも自国に有利なレギュレーション。だいたい前回大会の優勝・準優勝と北京五輪の金メダルが2次リーグで同組になるのは普通は考えられない。

なのに国全体の関心度は低く優勝を逃す哀れなアメリカ。次回大会は野球の戦いに本気でかかってきやがれ。ベースボール大国を自認しておきながらアジア勢に各世界大会を席巻されている現状をどう思うのかな。今後のUSAの出方が楽しみだ。

日本代表の偉業はただただ凄いとしか言えない。前回大会と違って戦前から国民の期待と注目を受けての王座防衛。それをやり遂げたのだから最大の賛辞と拍手を送るだけです。きっとこれで横浜や岩隈登板時の楽天などは今シーズンの観客数が増えるだろう。内川や村田といった面々は今大会で全国区になったでしょうね。おめでとう日本代表。

2009J1第3節 鹿島×広島

2009-03-23 | 鹿島アントラーズ
雨は大したこと無かったけれど猛烈な強風の中でのゲーム。試合中に2回程飛ばされそうになった。

開幕以来初めて立ち上がりで様子見せず自分達から仕掛けていった前半。良い形を作っていただけに早い段階で試合を決めたかった。同点に追い付くまでの広島は引いて守ったというよりは、鹿島の圧力に押されてボール保持できず引かされた印象。それだけ鹿島が相手のやりたい事をさせなかった。最後の方はドロー狙いでしたが全体を通しても広島のパスサッカーはあまり見られなかった。

なので全体的に見ればさほど問題はありませんでしたが、ちょっと体力が落ちてきた後半にワンチャンスでやられる。たった1本のパスでウラへ飛び出してPKを取れる寿人は敵からすると脅威。PKの判定が微妙かどうかは別として寿人にああいう形を作らせてはダメ。常にオフサイドラインのギリギリを狙っているのだから。

追い付かれた後は攻めに入って中途半端にボールを取られたりという場面もありましたが、これまでに比べれば小笠原が居る分、攻め急ぐようなことはなくなりました。交代選手も冷静に自分の仕事に徹する。すると最後はCKから。広島はセットプレーの守備に脆さを見せていたのでやはり最後にチャンスが巡ってきました。それを先発落ちした興梠が決める辺りにチームの底上げを感じます。

扇谷氏はそれなりに普通の裁定。但し過去の因縁の蓄積があるだけに彼が吹く笛へのサポの反応は過剰。ジャッジの精度ではなく信頼関係の問題。個人的には特に目くじら立てるようなこともなく普通の印象、あの人はあの程度でしょう。しかし扇谷の試合は実は意外と勝率が良いのが何とも皮肉。監督は例によって相当キレていたようですが。

ホームでの勝ち点3獲得と2勝1敗の勝ち越しで2週間の中断に入れる最低限の結果を手にしたので、劇的勝利にも歓喜爆発よりはホッと胸を撫で下ろしたのが本音。もっと安定した勝ち方をしなければならない。4月以後は更なる連戦が待ち受けているから、うまくターンオーバーしながら疲労と戦ってもらいたいものです。

2009J2第3節 仙台×鳥栖

2009-03-22 | ベガルタ仙台

ホーム開幕戦にしては地元のサポにとって消化不良な内容だったと思われますが結果は紛れもなく仙台勝利。内容が伴わなくても勝ち点3を積み上げる事が大事。去年の入替戦で1点が足りなかった悔しさはきっと誰も忘れていない。ならば最後まで1点を守り切ったのをヨシとせねばなるまい。

今年の仙台は守り重視なのでしょうか。相手ボールになった時は前から取りに行くよりは素早く引いて守備陣形を整える場面が目立ちました。故にボール奪取の位置が低い。それが顕著になりすぎてラスト15分は完全に押し込まれたわけです。しかしJ2を勝ち抜く為には守る事は非常に重要。守備の中心はエリゼウ。この補強は大当たり。昨年まではCBが脆弱でミス絡みによるつまらない失点もありましたが、そういった無駄な失点は減少しそう。

ただしFWが決定力を持つチームとの対戦になったらこうはいかないから、最終ラインの守りだけでなく高い位置でボールを奪うとか、常にポゼッショし続けるといった戦い方を見せて欲しい。通り一遍等では相手が的を絞りやすくなる。

攻撃面では康平が体を張ってポスト役をこなしていたのが印象的。彼のポテンシャルの高さについては鹿島時代から見てきて可能性を感じていましたから与えられたチャンスをモノにして欲しい。しかしFWにボールが入っても中盤の押し上げが遅いため潰される場面もしばしば。関口がPA内でドリブルを仕掛けたり、梁が2列目から飛び出してシュートを打つ場面などはほとんど無く。

新助っ人・ソアレスはあれだけでは正直よく分からない。個人的な感想としてはダニーロおじさんの来日当初を見ている感じ。なので徐々に慣らしていけば良さそうな気はする。

常に中位以上には位置する鳥栖から躍動感が感じられなかった。藤田の抜けた穴は大きい。それはJ1の開幕戦を見ただけに充分感じる。しかしFW陣がきっかけを掴み歯車が噛み合えば怖い存在になる。島田とFWの連携が合ってくれば点を取り始めるだろう。

3試合で2得点は確かに少ないけれどきっかけ一つで点を取り出せば良い。それよりも今年のJ2を勝ち抜くだけでなく、その先を見越したアクションサッカーが見たい。今年は本気で期待してますから。次は来週平塚行きます。

宮スタ探訪

2009-03-21 | ベガルタ仙台

宮城スタジアムに行ってきました。これにて02年W杯開催10会場全制覇しました。かつベガルタの宮スタ初勝利を目撃。

このスタジアムは高台の山の上にあって自然が広がっていて周囲の開放感はありました。トラックがある割には見やすさもまずまず。しかし確かにいびつな形をしていてコンコースに屋根がない箇所があったりトイレも少なかった。

噂のアクセス面も仙台から利府に行くのに岩切で乗り換えたんですが、岩切も利府も駅が小さすぎて大規模な興行に対応していない。利府駅で電車を降りるだけでも面倒だった。自動改札機が3台か4台程度では捌ききれないのは当然。

行きは利府からバスで10分程度。大した渋滞は無かった。帰りは岩切まで高速で歩いたら40分位で着いた。帰り道は下り坂なので楽でした。バスは駅を降りたら次々と来たので大して待たずに乗れました。

しかし努力と改善を重ねて、しかも本日の観客数が16000程度でそれなりにマシなインフラだった事を考えると、これが改善前で満員だった頃の事を考えると恐ろしい。しかもそんな場所でまともな屋根も無い中、大雨のトルコ戦に敗れて日本がワールドカップで敗退したスタジアムとなれば悪名高くなるのも致し方無しか。

心なしか場外に配置されたボランティアの人数は多く感じられました。ユアスタが使えるまでは嫌でもホームとして付き合っていかなければならないこの宮スタを真のホームにしようとするベガルタの心意気が感じられて、それに対して応援したくなった。確かにこのスタジアムと上手に付き合わないと今年は戦えない。試合の話は次項へ。

新しい世界を開拓

2009-03-20 | 音楽モノ

【3/13 rega presents SECRET Vol.1@梅田Shangri-La】
(LIVE:rega/つしまみれ/sgt./秀吉)

先週・13日の金曜日の帰国後のお話。

韓国から帰国して大阪に泊まったのですが意外に元気だったんで金曜の夜を満喫しないわけにはいかないだろうというわけでフラッと梅田シャングリラに行ってみた。一応ライブがある事は知っていたんですが行けるかどうかも分からない状況だったので前売りは買っておらず当日券で。アットホームで手作り感満載な会場でのんびりライブを見る。

今宵のお目当てはこの前チラッと書いたようにつしまみれなのでその他の3バンドは全く知らないんですがそこは新しい音楽との出会いです。sgtは印象に残った。

そしてお待ちかねのつしまみれ。もう想像以上の激しさだった。何せ『脳みそショートケーキ』でまりがダイブでフロアに振ってきましたから。フロアがちゃんと受け止められるのか心配だったけどそこはなんとか。MCと曲の時の落差が凄くてそのギャップに驚いた。そういう意味ではチャットモのvoえっちゃんにも同じ事が言えるけれどそれ以上。

客層がどちらかと言えば寄せ集め系のライトな感じだったのでフロアで汗ダラダラとはいかなかったけれど、あれが濃厚なファンだらけなら果たしてどうなっていた事やら。こちらは初見だったのであの程度のライト感で助かりましたが。

つしまみれの音楽はライブ向きで現場で体感してみてますます気に入った。自然と体が動くのです。やっぱり音楽はライブが一番。そういう感性の自分にピッタリ。今後もたくさんライブやるみたいで、そんなに敷居も高くなさそうなのでまた行きます。

ACL GL第2節 鹿島×上海申花

2009-03-19 | 鹿島アントラーズ

ここで勝ち点3取れなければ事実上終戦でしたがどうにか踏みとどまって勝利を収めました。内容云々よりも勝ち点3取った事が大きい。

前半は4-5-1でスペースを消す上海の守りに苦戦しました。そこをショートパスで崩しにいくからなかなか崩れないのは水原戦や新潟戦と同じ。しかし前の2試合と違ったのは最初から小笠原が居た事。やはり存在感は際立っていた。ボールの預け場所が出来ましたし、それによって意図の無いパスが減少しました。結果的に良くも悪くも満男依存は変わらず。

後半に相手が退場者を出してからはカウンターでチャンスを多く作っただけに、得失点差を考慮する上でも更なる得点が欲しかったですがまずは完封でキッチリ終わったので最低限のゲームのクローズとなりました。ウラにスペースが出来た終盤は素早い攻守の切替によるカウンターも発動して3試合ぶりにのびのびサッカーしていた印象。

それにしても後半途中からの上海はもはやプロレスやカンフーサッカーをやっているようなラフファイトだった。思えば去年は北京に篤人が怪我させられた。もはや国レベルでのモラルや民度の問題だろう。それを求めるだけ無駄だけど。最終戦のアウェーは更なる警戒が必要でしょう。

まさかの大迫先発には驚きましたが期待以上の活躍。まだ粗削りな部分もあり枠に飛ばして欲しいシュートが前後半1本ずつありましたがボールの受け方やボールを引き出すための動きの質は充分通用していた。数字上での結果もついてきてまさに救世主。野沢のゴールは大迫のラストパスの時点で決まり。

しかし他のFWも黙っていないだろうし監督も調子が良い人をどんどん使う。だからこの1回の活躍で大騒ぎするのはまだ早い。初のお立ち台はだいぶ照れと戸惑いがあったがこれから何度もあの舞台に立ってくれるよう期待。トラメガ喋りは興梠先生から学ぶのが宜しいかと。あの領域に達すれば合格(笑)

この勝利で先に道を繋ぎました。4月の2試合で勝ち点と得失点を積み上げて5月の山場に備えたい。先週のアウェー2連戦で積もったモヤモヤと憂鬱を払拭する勝利で水曜の夜に爽快な気分。

韓国遠征記②

2009-03-18 | 紀行

水原には水原華城という有名な名所がありますが時間が無くて行けず。水原はかなり栄えていました。試合の為だけに行くのはちょっと勿体無かった。

スタジアムは駅からかなり離れていて感覚的には新潟駅とビッグスワンくらいの距離になるでしょうか。場内はW杯のために作られただけあって新しく立派でピッチが近く観やすい。ちなみに場内の売店はファミマでした。試合はキックオフが20時だったので寒かったです。新潟は風ピューピューでもっと寒かったですけど。


試合後はムグンファ号でソウルに戻ったんですが戻ってきた時には既に日付が変わってました。夜の水原駅やソウル市内では鹿の同士をチラホラ見かけましたがさすがにどの顔も疲労でグッタリでしたね。

ソウルの交通機関は地下鉄網が充実していて料金も安いから使い勝手が良い。日本の金銭感覚だと子供料金で地下鉄に乗れます。路線が数字だからハングルが読めなくても大丈夫なのも旅行者からすれば助かる。また滞在中はTmoneyが役に立ちました。

また道路事情は韓国の車は日本に比べると運転が荒くてスピードも出す。水原駅からスタジアムまで使ったタクシーはなかなかスリルがあった。逆に自転車はほとんど街中で見なかった。見た記憶が無いですね。その分バイクは多かったですが。



そんなわけでソウルを満喫し早くも帰国の日。生憎の雨でしたが仁寺洞の辺りを散歩してから鉄道で空港へ。帰りは仁川空港からなので普通はバス移動ですがTmoneyがちょうど使いきれる分程度残っていたのでこっちを選択。乗換地点の金浦空港にあるE-Martで安く土産品を調達して噂通りガラガラでノロノロのA'REXで仁川へ。

仁川はハブターミナルだけにさすがにデカい。ANAのカウンターを探すだけでも一苦労。そこから関空便で帰国。帰りの便は1時間半のフライトなので九州に行くのと変わらない感覚。到着後、関空の郵便局で不要な荷物を全部送って身軽にし、南海と地下鉄で大阪市内に移動しホテルにチェックイン。13日の金曜日はそこで終わりの予定でしたが疲れもなかったので夜も遊びに行く事に。それはまた次に続く。

韓国遠征記①

2009-03-17 | 紀行

行きは羽田→金浦を利用。両空港とも国際線が小規模だから入国・出国審査があっさり終わって異国に来た感覚がまるでない。金浦から市内へは地下鉄で移動し試合までの間はソウル市内をウロウロ。


ソウル市内は狭いエリア内に名所が凝縮しているので街が回りやすかった。有名所では景福宮・宗廟・雲峴宮・徳寿宮・慶熙宮・Nソウルタワーを見学。上の画像は景福宮。

街歩きも東大門・南大門・明洞・鐘路とある程度は回ってきました。色々回ってみて思ったのは明洞は普通すぎてつまらないなあと。ウォン安で買い物に来ている日本人だらけで店の看板に普通に日本語があるような環境。あの周辺はソウルよりは渋谷・原宿に居る感覚。


逆に気に入ったのは鐘路。特に鐘閣3街付近はディープな香りがして日本人もそれほど多くなくソウルの下町情緒が溢れていて面白かった。例えるなら東京観光して渋谷・浅草より新橋の方が良かったという感じ。その周辺で焼肉を食べて飛び込みで宿も見つけたのですが日本語の通じない場所は値段が安く韓国の本質が感じられる。泊まったモーテルもPC付きで日本のビジホ並みの清潔さで40000Wとリーズナブル。

食事は安くて美味しくボリュームが多くキムチや前菜を無料でサービスしてくれるから少ない注文数で済んでしまうので経済的。ハングルオンリーの店のキムチやトッポッキは辛かったですけど何とか食べられた。また屋台のおでんが暖かく素朴で旨かった。


ジャンクフードの屋台は街中の至る場所にありコンビニもイートイン形式なので小腹が空いた時のちょっとした軽食はとりやすい。コンビニは店内のカウンターで買ったものをすぐ飲み食いするのが当たり前だから普通に買い物しても袋は出てこない。ここ日本と大きく違うところ。

この辺で一旦切って水原での出来事などは次に。

2009J1第2節 新潟×鹿島

2009-03-16 | 鹿島アントラーズ

流れが悪い。完全にやられたわけではないけれど、相手が流れを掴んだ時に一気呵成にワッと仕掛けられてその波に飲み込まれた短時間で立て続けに失点。そのまま最後まで劣勢を挽回できないまま終了。水原に比べれば新潟はプレスが強烈なわけでもなかったですが上手くしてやられた感じ。

リードした後の新潟は引いて守ってきたので崩すのに手こずりました。矢野を右SB気味に配置してスペースを消し新井場の行く手を封鎖。後半も左SBに入ったダニーロがボールを持てば必ず矢野が前に立つのが約束事のように徹底されていました。

しかし小笠原・田代を同時投入した後半は相手の足が止まった事もあって攻撃的で悪くない展開でサッカーをしていました。しかし崩してシュートを打てども打てどもゴールが割れず。1点返すのがラストワンプレーでは遅すぎました。

伊野波の元気の無さが気になる。水原戦ではエドゥにやられここでは2点目献上のきっかけとなるミスをしてしまった。しかし後半に関しては前掛かりに攻めるチームの最後方で相手のカウンターへのケアを完璧にしていたし、左SBに入ったダニーロの走力の無さをカバーするフォローに回ったりと目立たないところで頑張っていました。

控え組では大迫・田代が随分と好調のようなので次辺りで田代を先発起用しても面白い。綺麗に崩せないなら田代を入れて無理矢理こじ開ける戦法を最初からとっても良い。アウェーの上海申花は多分守りを固めてくるだろうから。大迫もポテンシャルの高さと可能性を感じました。水曜は竜太が短時間ながら存在感を発揮しただけにそれを外しての大迫のベンチ入りはやや疑問でしたがピッチで答えは出してくれました。

今週は一週間で2度も大いにアウェーの雰囲気を感じる場所で連敗を喫したので打ちのめされました。個人的にもショック大きいです。でも逆境を跳ねのけるのが鹿島、たかが1敗。水曜は絶対勝て。