Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2010J1第21節 横浜FM×新潟

2010-08-30 | Jリーグ

決して内容に比例した結果とは言えないがスコア上は3対0。

前半から新潟優勢。矢野が移籍しても好調をキープしているのがよくわかる。前線の連係プレーからゴールを狙う。タテへのチャレンジパスが多かった。細かいパスワークにチョ・ヨンチョルのドリブルを加えてくる。全体をコンパクトにして統率のとれた組織サッカーを展開。

対する横浜は守備ベースでカウンター主体。俊輔が持ってから攻撃が始まる感じ。良くも悪くも俊輔に左右される。そこでゲームが作れると小野・山瀬の個人技が生きる。逆に俊輔が停滞すると手詰まる。だからそこを激しく潰せばいいと考えて実行した誰かの理論は当たりだったんだなあと4ヶ月経って再確認した。

後半は横浜のカウンターが上手く決まった。この試合に関しては狙い通りの形で勝利を手に出来たのではないか。新潟はコンパクトにしている分、ラインが高いからウラにスペースが空いていてそこを上手く突いた。

何はともあれこの試合は俊輔に尽きる。先制点のスルーパスと右足ミドル。この二つのプレーだけで元が取れた。久々にこの人の凄さを見た。特に右足ミドルはかなりイイもの見れた。夏休みの子供たちは最後に良い思い出が出来ただろうな。

2010J1第21節 浦和×鹿島

2010-08-29 | 鹿島アントラーズ

内容が良かっただけに勝ち点3取るべきゲームだった。最後にどうにか追い付いて負けずに済んだが勝てなかったので満足できない。あの1点だけは全く喜べなかった。

夏場の暑さを言い訳にする内容とは違って良いサッカーをした。相手が守らざるを得なくなったのは質の高いサッカーを展開していたから。だからこそ早めに先制したかったが2TOPからゴールの予感がしなかった。マルキのPKも何となく外す感じがした。相手のDFもスピラノビッチが寸前のところでブロックしていたし、タッパはなくてもセンスで対応する山田暢に加え、山岸の好セーブに防がれた。

早めに得点できないから後半は試合が硬直してきた。この展開になるとベンチも動きづらい。次第にカウンターの応酬が目立ち始める。普段なら願ったり叶ったりの展開だがこちらの方がポゼッションしている状況下では逆にありがたくない。それでやっぱりカウンターからやられた。シュート自体はコースが空いていたとはいえそこに突き刺したポンテの技術を誉めるしかないが、そこに至る展開を防がないと。

そのまま敗戦を覚悟したラストに何とか本山が同点に。浦和が散々時間稼ぎしてくれたおかげで最後に余った+αの時間が最後に鹿島に味方した。あそこで冷静に決める本山は巧い。

これで結局8月勝てず。気付いたら引き分けの数もかなり多くなってきた。耐える時期はもう充分だろう。9月はやらないといけない。ナビスコにリーグと過密日程は続くが全部勝たねばならない。まず目先の敵を倒す。去年背負った大きな借りを返しに行くんだ。

MONSTER baSH 2010 二日目の2

2010-08-25 | 音楽モノ

13:30 Perfume@空海

セトリに驚きなし。無難だったと思う。でもそれでいい。RIJみたいな事をしたらエラい事になっただろう。しかしORDであ~ちゃんがいつもの奇声ではなく何かを叫んだからちょっとスイッチ入りまくってしまった。そのままDFに繋ぐんだからもうガンガンやるしかない。

MCは割と短め。熱中症対策と「うどん」「もみじ饅頭」コールくらいか。ドームの宣伝はなかった。そりゃそうか。だって来てる人は絶対参戦するか、多分参戦しないかのどちらかで見込み客はいないから。

4曲目はナチュ恋。フーッのタイミングもようやくつかめてきた。30分と尺は短いのでその後すぐPTAコーナーフルVer。暑いけどしっかり「ultra soul」4回飛んだよ。

ラストはチョコからポリにいかずパピラ。一般人さん達はポリ聴きたいだろうがここは上下がいいっす。そうして熱闘が終了。最後までヘバらずやりきった満足感と達成感があったが、この日着てたLSG09は上から下まで全部びしょ濡れ。戦地から帰還する兵の如し人の群れが小高い丘を上る。

自分の荷物まで戻ってドリンクにありつく。売店はどこも行列だったのでストックしておいてよかった。モンバスは絶対的にドリンク売場が少ない。入口付近に戻れば500mlペットを150円で買えたけど場内に売場が少ないし紙カップで200円はボッタクリ以前に効率悪いしエコに反してる。単純にゴミが増えるし、それでいてユアスタやナクスタのようなエコステーションをやるのは矛盾している。

とにかく灼熱+無風で地獄の環境だった。一番熱い時間帯に一番人口密度の高い所で暴れるんだからキツいに決まってる。逆に圧縮は普段に比べれば楽勝だった。しかしそれを上回る気候の猛威。色々なLIVEに参戦してきたがあんなに多くの人がグッタリして運び出される状況は見た事がない。来年も行くかと問われたら、参戦する意欲はあっても一歩踏み出すのをためらうだろう。


帰りは長距離移動にしては珍しく新幹線にしていたのでデリコ辺りまで滞在する事も出来たが、疲労で早く帰りたかったので少し休んですぐに退散した。

バスで琴平に出る。本当は金比羅参りでもしたいところだが時間がそれを許さずすぐ岡山に出る。岡山からは疲労回復とiphoneの充電も兼ねて奮発してN700系のぞみのグリーン車に乗車。基本的に大阪より先は飛行機移動なので今後はこれだけの距離で新幹線自体に乗る事もないと思うが貴重な体験だった。新大阪~東京はグリーンもかなりの需要があることが分かった。

こうして長旅が終わり東京駅着。夏が終わり次はいよいよ11/3。絶対に国立→ドームをハシゴしてやるぜ。

MONSTER baSH 2010 二日目の1

2010-08-24 | 音楽モノ

午前7時起床。この日も暑い。急ぐ必要はないので部屋でのんびりしてから9時前にチェックアウト。

琴電に揺られて岡田で下車。前日同様ここからのシャトルバスは全く待たずすぐ乗れた。会場には10時半着。昨日よりは明らかに人が多い。初日と同じ場所に荷物を置いて水分を1.5リットル手に持ち早速スタンディングゾーンへ向かう。この日は14時までここに張り付き。鞄には2リットル置いていったがこれが後々効いてくる。


11:00 Base Ball Bear@空海

いつもすれ違い気味でようやく初見。CDで聞くよりも青臭さを感じなかった。Stairway Generationをやらなかったのは残念だが全体的にだいぶ楽しめた。

転換で前に進出するとなかなかな位置に来れた。ニコも好きだからオイシイと思いつつ。


12:15 NICO Touches the Walls@空海

見るのは武道館以来。しかしあの時よりも確実に良くなっている感じがした。もっと見たかったが仕方ないか。最後にホログラムやってくれてよかった。かなり踊ったわ。


転換で人口密度が一気に増す。水撒きが1回あったがもっとやってもらいたかった。客層はPTA会員と一般人が3対7位か。もう桃Tとか稲妻T着てる人達は老若男女問わずバカばっかり(勿論良い意味で)で楽しい(笑) 自分もだけど。とにかく自分が一番盛り上がって楽しんでやるよって意気込みを皆が持ってる。

そんなこんなで徐々に圧縮し龍神の世界の終わりが機材トラブルで押したため、その影響で約10分押しでLovefoolが鳴る。

長くなったのでここで一旦切り。

MONSTER baSH 2010 一日目

2010-08-23 | 音楽モノ

暑さは覚悟の上で香川へ行ったがやはり暑かった。こんなに暑いイベントは初めてだ。それ相応の対策は取っていたので熱中症にならず二日間元気に過ごせた。まず第一に心掛けたのは緩~く過ごしてがっつかない・セカセカしない。って誰かの歌詞みたいだ(笑)

高松まで飛行機で飛んで琴平行のリムジンバスに揺られる。通常の観光バスより小さかったから普段はそれで事足りるだろうが当日はさすがに満席だった。その他大勢の客と共に岡田駅で下車し、シャトルバスに並ぶことなくすんなり乗り込む。バスに約20分揺られてまんのう公園に到着。

着くとやはり暑い。汗がボタボタ落ちてくる。クロークがないのでまずは適当な場所を見つけてシートを敷き荷物を置く。あとは場内を散策して色々位置関係を把握したり食事したり。物販は並びすぎなので後回しにしたらほとんど完売していたので何も買わなかった。


12:15 SEAMO@空海

いきなりルパンでスタート。暑くてもアガるしかない。四国でも天狗は健在。いつ見ても面白い。

12:55 阿部真央@龍神

横にズレて隣のステージへ。しっかり予習してきたので曲は分かったが歳の割りに貫禄ありすぎ(笑) それぐらい大人が分かる良い曲なんだが。胸がズレたとかあっけらかんと言っちゃったり突拍子もない。かなりロックだったし思った以上に良かった。ワンマンあったら行ってみたい。

ここまでで約1時間だが既にグッタリ。なので無理せず入口付近まで戻って休憩。



14:45 BEAT CRUSADERS@空海

スタンディングゾーンに戻るとすごい人だかり。客の反応を見ているとRIJより初見が多い感じ。これが最初で最後のビークルって人も多いんだろうな。

ここがまんのう公園ならばあのコールは当然ガンガンやる。もうこの卑猥なコールもできないと思うから全力で叫ぶ。西日本だと客も関西ノリが入るからレスポンスも関東に比べてよかった気がする。セトリも聞きたい曲満載で楽しかった。この日一番の盛り上がりだったのではないか。


15:30 ONE OK ROCK@龍神

機材トラブルでやや遅れ。激しいライブだった。予習が足りなくて知ってる曲が少なかったのでやや反省。


再び休憩タイム。今度はアーティストグッズが売っているエリアへ。ここら辺は子供たちが遊ぶようなごく普通の公園施設。夕方で日も陰ってきたので夕涼みしながら休憩するには最高の環境。田舎の大自然を体感する感じで日常から解放された気分。


18:00 THE BAWDIES@龍神

個人的にこの日のベストアクト。もう絶対ワンマン行きたい。まずMCが上手い。Voは草食系の端正な顔立ちながらダミ声に近い歌声でギャップがある。暑いのにスーツでキメるのはこだわりだろう。曲調は懐かしいR&Bだったりして踊れるのが多くて楽しい。


18:40 チャットモンチー@空海

初日のメイン。セトリは先月のGG10@AXと大体一緒かな。シャングリラの反応の良さを見て東京と地方の微妙な違いを感じた。「染まるよ」もイントロが鳴ると沸くんだが、そこはアッコがドラムセットに乗った段階で分かるよなあと心の中では思いつつ。

この頃は辺りも暗くなりその中で聞くチャットはまた良い。新曲の感じも結構好き。四国の夜の野外なんてチャットを聞くのに最高のシチュエーションだわ。

ここまで見て退散。ほぼ待たず高松行バスに乗車。駅からホテルに向かうがてら、見つけたうどん屋で夜飯を食う。しかも店内のBGMが575だったww

うどん食ってチェックインした後は翌日に備えて早めに就寝し初日終了。

灼熱香川

2010-08-22 | 音楽モノ
今週末はモンスターバッシュ参戦のため香川のまんのう公園へ遠征。二日目は早めに退散してさっき帰ってきた。

いやはやそれにしても暑すぎ。暑い暑いと言ってもこれほど暑い中でのイベントはないんじゃないか。かなりバテた。しかもそんな中でPerfumeが13:30からでガンガン暴れるとか有り得ん(笑) それを実行してきたけど・・・。真剣にフロントエリアから離脱者続出、その大半は一般人だけど中には本物さんもいて過酷さを物語っていた。

またゆっくりレポろうと思うけど今日はもう疲れた。

関西の野球堪能

2010-08-21 | 野球

8/16の夜は京セラドームで女子プロ野球を観戦。溌剌とした全力プレーで思ったよりも面白かった。場内は全席自由なのでせっかくだからとバックネット裏のど真ん中で観戦した。

たまたま兵庫のエース・小西が登板する日だったようで良い日に来れた。しかも投げては8回1失点で勝利投手になれば打っては打順が3番で3安打2打点。まさに独り勝ちだ。

肩と足は男子と決定的に違う。その状態で男子仕様のグラウンドを使うから外野の間を抜けると普通はツーベースで済む当たりがスリーベースになる。ここは見ていて強く感じた点。

京都の応援はかなりサンガをコピーしているので掛け持ちしやすいだろうな。ユニは紫だったし。一方の兵庫は高校野球のような応援。

月曜夜に2時間半の興行なら長すぎず短すぎず良かった。


帰る日の午前は甲子園で関東一対成田を観戦。

高校野球のテンポのよさは気持ち良い。暑かったが来て良かった。両校ともピッチャーが頑張ってゲームを作っていたから見ていてダレなかった。ライトで観戦していたが東京代表の関東一側は東京サポがチラホラ紛れてたな(笑) 自分も人の事言えないけど遠征組の考えることは大体似てる。

試合前には甲子園歴史館を見物。ちょっと時間潰しのつもりで1時間過ごしたのだがもっとじっくり見たら2時間は欲しいところ。それくらい色々見所がある。特にこれから高校野球を見ようとしているところであれだけ詳しく高校野球の歴史を見せられたら自然にテンションが高まってくる。昔のスコアボードの選手表記も懐かしさを感じた。「高木豊」の豊だけ小さい文字だったりとか。

そんなこんなでサッカーよりも野球を楽しんだじゃないかと思われるような今回の関西遠征。でも本当は休みを一日延ばせたらキンチョウに行きたかったのが本音。思ったほど評判が良くないスタジアムのようだけど一度くらいは行っておきたいな。行っちゃうかな10月辺りに・・・。

平城宮跡

2010-08-20 | 紀行

平城遷都1300年祭開催中の奈良。その中で平城京を再現した平城宮跡に行ってきた。大和西大寺駅の何もない出口を降りて無料バスでおよそ10分。どれくらい何もないかと言えば仮設出口かと思うようなところ。

行ってみて分かったのはとにかくここは歩く。かつて都があった場所の位置関係を原寸大の距離で再現しているから。皇居を端から端まで見て回るようなものだ。目の前の草むらと手元の地図を照らし合わせながらここは内裏だった場所か、といった具合に見て回るのがこの施設。決して作りこまれたパビリオンではない。

大極殿などは立派に再現されていて見応えがあった。また無料の設備でも有料にしていいくらいのクオリティ。

逆に唯一の有料施設である平城京歴史館は正直言ってちょっとイマイチ。遣唐使船は良かったが映像作品の対象年齢が子供向けだろうからあそこは家族連れで行く分には勉強になるだろう。大きなお友達にはちょっと厳しかった(笑)

それなりにゆっくり回って約2時間。広いからそんなものだ。炎天下のクソ暑い中歩いたからバテた。そのため他にも寺社仏閣を見て回ろうかと思っていたがこの一ヶ所のみで奈良を後にした。最後に奈良らしく柿の葉寿司を食べて近鉄で大阪に戻ったのだった。

2010J1第19節 G大阪×鹿島

2010-08-19 | 鹿島アントラーズ

終了間際まで10人で耐えたが最後に追いつかれて2試合連続ドロー。結果だけ見れば残念だが最後まで懸命に走り抜いた選手に文句は言えない。中盤の底を支える2枚看板がいなくなっても残ったメンバーがよく頑張った。特に急造Wボランチの青木・伊野波は豊富な運動量でよく一人少ない分を埋めた。伊野波の運動量なんて無尽蔵という言葉では言い表せないくらい異常なものだった。

左サイドをウイークポイントではなく攻撃の武器にするチームのやり方が整ってきた。ジウトンのデキはよく加地不在の相手右サイドに何度も襲いかかった。先制点もそこから。スローインでの素早いリスタートから理想的な先制。

しかしその後は前半から東京戦の後半を思い出させるようなヒヤヒヤの展開。橋本・二川の2列目に前を向かせすぎた。そこから起点を作られてイグノに決定的なシュートを打たせる展開に持ち込まれた。FWのコンビネーションに怖さは感じなかったが一発の破壊力は驚異だった。

そして後半。まずは小笠原OUT。そして中田退場。こうなったらもう1点を守るしか方法はない。そのための選手交代で大岩を入れる。たまにカウンターで相手にジャブを打つが、その時に本山・野沢が近い距離でパス交換すると相手に奪われずキープできるので安心できた。

相手の攻撃に対しサイドのケアも怠らなかったがそれ以上に入ってきたボールをしっかり中で跳ね返す意識が徹底されていた。特にガンバが佐々木を投入した後はジウトン一人では1対1は止めきれないのも想定してクロスに対処していた。左にしても宇佐美にある程度切り込まれてもパスなりシュートなりを狙う部分で食い止めた。

このまま終わりたかったが最後に一発食らう。フリーとはいえフカさずしっかり叩いた橋本のシュート技術を褒めるべきか。その直後のキックオフから興梠が惜しいシュートを放ったが藤ヶ谷に阻まれた。あの場面マルキなら得意のループをフワッと浮かせただろう。それはチラッと思った。

地力のあるガンバとの勝ち点差を縮めることなく、相手の勝ち点2を奪ったと考えれば今後を考えた時に決して悪い結果ではない。夏場に弱いと言われるが広島・大宮・神戸にアウェーで負け続けた去年に比べれば今年はまだマシ。首位決戦を制してもその後勝ち点6失うチームもあるわけだから、勝ち点の積み上げをプラスに考えたい。連戦が続くからすぐ次の戦いへ。

2010J2第22節 東京V×札幌

2010-08-18 | Jリーグ

ヴェルディの完勝。スコア以上に差があった。内容だけで言えば5対0。甲府や柏に勝っただけの事はあり当然のように強い。しかも往年のヴェルディを彷彿とさせるような個人技と組織の融合した攻撃サッカーだから見ていて面白い。

札幌がプレスをかけに行ってもヴェルディはパスであっさりそれをかわす。その作業を繰り返しているうちに無駄走りを多くさせられた札幌は疲弊し出足が遅れた。技術力で上回るチームが相手の体力までも奪い取ってしまっては勝負の行方は目に見えている。

対する札幌。ヴェルディの内容の良さは確かにあるが相手の素晴らしさの前にチーム全体が腰の引けた戦いをしてしまった。技術で劣って泥臭さを失っていては厳しい。良かったのは開始10分まで。古田がタテに勝負しないとか藤田のクロスは全部明後日の方向に飛ぶなど下を向きたくなる要素がありすぎ。

今年は札幌を割と多く観戦しているが勝っても負けても毎回同じようなよく見た内容。フクアリは何だったのかと言いたい。そして小瀬に続いてゴール裏からの罵声を浴びる選手達。それが良いか悪いかは別にしてゴンが最前で聴いている姿勢を若手は見習うべきではないか。総じて見えたのは札幌に関わる人にとって万年J2はもうイヤだと。個人的にはあと1回日立台に行けるのでそこに期待したい。

2010J1第18節 鹿島×FC東京

2010-08-15 | 鹿島アントラーズ

何とかドローに持ち込めた。あれだけ足止まって後手を踏んでいるのに相手の拙攻に助けられてどうにか失点を免れていたけれど最後に化けの皮を剥がされた。ホームでこれはかなり手痛い。最後は全く動けなくてチーム全体からロスタイムに逆転ゴールを奪う意気込みが感じられなかった。

前半に関してはまずまず。チャンスの数も多かったししっかりポゼッションして試合を支配出来た。見ていて安心できる内容だった。

後半は相手の修正力にやられた。まず今野と森重のポジションを入れ替えて東京が少し安定した。更に交代で北斗が右に回ると生き生きしだしてジウトンに襲いかかった。もともとスタミナのある選手だからああいう使い方をされると鹿島は苦しい。

また左ハーフに置いた重松も効いていた。平山に手こずったわりに石川・大黒に関してはある程度抑え込んでいただけに、相手の組織の変化にやられたのは悔やまれる。個を押さえれば組織では負けないチームなだけにそれは思う。また今野のシュートの場面では全くコースに対して詰めていない。出足が遅れすぎだ。普段ならシュートを打たせてもブロックしてコースを切る事が出来るのに。

主力の運動量低下とコンディション不良が目立つ。岩政はだいぶヒヤヒヤした。小笠原も疲れが見え隠れする。オリベイラは思い切ったスタメンのテコ入れはしてこないだろうけどマイナーチェンジを1試合くらいはやってもいいように思う。竜太は元気一杯なんだからもっと長い時間使ってやってみれば面白い。

鹿島は8月に弱いとネタにされて今年もここまで1敗1分とそれを実証している現状は面白くない。不愉快である。そんなものはブチ壊さなければならない。鹿嶋よりも数段暑い大阪だろうがやるしかないんだよ。次節の結果如何ではリーグがもっと混沌としてくる。だからすぐ切り替えて次頑張るしかない。

ROCK IN JAPAN FES 2010 その三

2010-08-12 | 音楽モノ

クロークに行って着替えて休んでから森へ。

17:30 monobright@SOUNDO OF FOREST

最近の曲を聞いてないから半分は分からなかったがラスト2曲は知っていた。やっぱり最後は「アナタMAGIC」だよなあ。


18:40 capsule@SOUNDO OF FOREST

実は神を拝見するのは初めてだったが細いなあ。ちゃんと食べてるのか。ビールはガンガン飲みまくってたけど(笑) それとこっしーはスタイル良いわー。

一発目からmore×3でアガりまくって飛びっぱなし。日が暮れたら気温が下がると思ってバスタオル巻いてきたのに暑くてむしろ邪魔になったくらい。途中の演出で4人のパフォーマーが出てきたり中田さんはブースの上に乗っかったりカッコいい。

フルタイムをノンストップで繋いでくるからこっちも休む間がない。踊りっぱなしだった。すっかり辺りも真っ暗になり終了。アンコールなしを確認してすぐレイクに移動する。


19:25 サカナクション@LAKE STAGE

ちょうど始まる寸前だった。手前は入場規制していたがクロークや物販がある側の入口付近はまだまだ余裕があって隙間だらけだったのでそちらから入り適当に陣取って見る。

CDだけなら文学的な雰囲気を醸し出しているのにLIVEが熱いところに自分としてはギャップを感じる。武道館も行かないとな。

基本座っていたが、『アルクアラウンド』と『identity』だけは立って軽く踊らせてもらった。最後まで見ず本編終了を見届けて会場を後にする。

このタイミングでもバスは行列ができていて乗るまで30分位並んだ。おかげで初めて花火を見れたが。今回は18きっぷで参戦したので帰りも鈍行を乗り継ぎ柏→新松戸乗換で帰ってきた。今年もガッツリ楽しませていただきました。翌日は首が筋肉痛になって参ったけどそれも勲章かな。

ROCK IN JAPAN FES 2010 その二

2010-08-11 | 音楽モノ

前回の続き。こっから本番の本番

14:15 Perfume@GRASS STAGE

Lovefoolの出囃子が鳴って本日のメイン始まり。最初は「不自然なガール」
相変わらず圧縮キツい。分かっているから耐えられるが。

お次はあ~ちゃんの「揺れてー」の掛け声と共にまさかの「コンピュータードライビング」 まさかの展開にテンション上がりまくる。それでエレワって死んでしまうわ(笑)

この日の衣装は浮かれた黄色って事でかしゆかの変態丈もいつも以上に浮かれているらしい。見放題ですよとオヤジのっち。

中盤で一旦落ち着かせて普通にPTAコーナーをやる。でも声出しないなと思ってたらジェニー。真っ昼間の青空の下でコールしろと。ええやりましたとも。

ここまでフェスなのに一般人置いてきぼりのコアファン熱狂の内容。それを最後はチョコ→ポリで帳尻合わせた感じ。最後の爆発力は凄かった。何よりも皆が飛んで舞う砂埃が。

いやはや濃すぎる中身で大満足の臨界点を軽く突破。終わったらヘロヘロですぐ退散して水分補充などしてまたグラスに戻る。



15:30 KREVA@GRASS STAGE

相変わらずカッコいいッス。まずは俺様のファンへの感謝から話し始める辺りは律儀。

フェスでのKREVAは基本的に毎回同じような組み立てでやっているけれど、それを見せ方一つで全て違うステージに作り上げていてその精神が見事。ちょいちょい宣伝も挟みながら横に揺れて終わり。

かと思わせて最後にKICK THE CAN CREW集合。毎年RIJでやっているのは知っていたがいざ生で見ると凄いわ。3人の掛け合いが絶妙のタイミングで阿吽の呼吸。あれは一朝一夕で完成するものではない。最後にやられた。

ここまで見てグラスエリアから退却。

ROCK IN JAPAN FES 2010 その一

2010-08-10 | 音楽モノ

今年で3年連続参戦だが今までで一番人が多かったように感じる。今年はそこまで早く行く必要もなかったけど行動にゆとりを持つため結局始発で行ったがそれで正解。

勝田駅からバス、入場してレイクのクロークに荷物を預ける。この時点で8時過ぎ。ひとまずグラスの物販でサカナクションの新曲とPerfumeのバスタオルを購入しまたレイクに戻る。

レイクのオフィシャルグッズに並んで巨神兵Tシャツとタオマフ購入。ここで計算外のかなりの行列で買えたのが10:30位。この時点で水分を1リットル飲み干す。既に暑くてフラフラになりかけたので一旦退場してローソンで水分補給と涼み。買ったクーリッシュを首に当てたらどんどん溶け始めて自分の体温の高さに驚いた。そんなこんなで会場に戻りようやくフェス参戦開始。


11:45 BEAT CRUSADERS@GRASS STAGE

散開前最後のRIJ。だからきっとお○んコールやるんだろうと予想していたが案の定。湿っぽい雰囲気は微塵もなかった。ただ最後が『Summer End』だったから終わりはちょっと寂しい感じ。あと1回モンバスで見れるのか。それが個人的には本当のラストだな。

13:00 10-FEET@GRASS STAGE

転換で徐々に前に進出しフロントエリアの後方まで辿り着く。なかなかの好位置。

理屈抜きにバカに楽しくなれた。ビークルの流れでお○んコールやるだけでも流石だがTPOを捉えてやるからリアクションが大きい。盛り上げ方が上手いな。あっという間の時間だった。

次の転換でかなり前方まで突っ込み放水にワーワー言いながら次を待つ。

2010J1第17節 FC東京×名古屋

2010-08-09 | Jリーグ

内容だけで言えば9割方東京の勝ち試合。そういう展開で一発決められるかどうかが結局は順位にも比例する。とは言っても大黒の脅威に変わりはないけれど。

東京の積極性が目立った。相手のシステムに対して定石通りのようにダニルソンの脇に中盤が顔を出して受けバイタルエリアに侵入する。そこまで良かった。

しかしその後ろに控える名古屋守備陣のブロックが固くなかなか最終ラインを崩せなかった。だからシュート数は多かったけれど遠めからだったり相手が前に立ちはだかる状態からが多く、GKを慌てさせることができなかった。また山のようなCKの本数を一本も生かせず。名古屋からすればシュートは打たせてもコースは切っているから問題ないという感覚だった。中断前の豊スタで見たときはかなり守備が甘い印象を受けたが今回は全く逆だった。

対する名古屋はCBの固さこそ目立つものの中盤があまりパッとせず玉田や金崎も消えていた。後半立ち上がりにスイッチを入れたように猛攻を仕掛けたがそれも短時間で終わり、またすぐ劣性になった。ゴールに向かう部分に物足りなさを感じた。それを補ったのが途中交代の小川。惜しいミドルを2本放った。

こういう展開だとスコアレスのままか、最後の最後でようやく大黒が決めて東京勝利の筋書きが一番高い可能性になるがそのどちらでもない結末。最後の名古屋のFKでキッカーは三都主。ここで意表をついた金崎へのショートパス。東京は対応が遅れた。三都主にリターンした金崎のヒールも絶妙だったし三都主の折り返しも完璧だった。得点者は触るだけで良かった。

結果としては上位の名古屋が勝負強さを見せた格好。アウェーのあの展開でドローでも御の字のところを勝ち点3獲得したのは大きい。最後にフットボールの面白さと残酷さを見せつけられたが見ていて面白い試合だった。