Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

J1第14節 名古屋グランパス×鹿島アントラーズ

2008-06-29 | 鹿島アントラーズ

点差ほどの差はなく、名古屋が何本シュートを打っても点が入らないうちに、鹿島が1本のスーパーゴールで得点した結果がたまたま4対0になっただけ。自分の美学の中ではミドル1本で勝機を掴むよりは、完全に崩しきった形のゴールを決めて勝つ方が良いんですが、フットボールですから時にはこういう勝ち方もあります。

結果論ですが玉田のPKやヨンセンのゴール取消などが決まっていれば違う展開になったはず。ただ相手が攻めに来るのを耐えながら、一発の速攻を狙うしたたかさはありました。こういう試合を続ければ勝ち点は自ずと増えていき勝ち癖も付く。相手に「怖くなかった。強さは感じなかった。」と言わせておいて勝つ試合が増えてくれば、それは鹿島が本領発揮し始めた時。

ダニーロと小笠原の弾丸は両方とも驚嘆でした。しかも小笠原のは左足でコースもGKが絶対取れない所だから尚驚き。ダニーロはフリーだから打て、とは思ったけれどあんな強烈なシュートが飛んでくるとは思いもよらず、天皇杯決勝のロスタイム弾と同じくらいの驚き・喜びでした。

アグレッシブなサッカーをしてきたのは名古屋。攻撃的で楽しいサッカーでした。マイボールになってからの攻撃のスピードが早くて、ボールホルダーに対するフォローが素早い。SBの上がりが機能的で中盤の前の選手が持った瞬間には既に追い越している。思わず「早い」と呟いてしまった。


深井の所がマギヌンだったら厄介だとちょっと思いましたが、それでも基本的には誰が出ても同じクオリティを保てるチームというのは良く分かりました。それだけピクシーが素晴らしいチームを作ったということでしょう。現役時代も好きな選手の一人でしたけど、監督としても素晴しいのでやっぱり好き。深井はそれはそれで嫌でしたけど、鹿島も特徴が分かっているだけに、左足のコースを限定して右足でしかプレーできないように守っていましたね。

あまり目立ってはいないけど増田が途中から入って守備で非常に高く貢献しました。増田が相手の左サイドの前に立って守り、また走り回る事で阿部のオーバーラップを封じ、サイドで手数をかけてくる名古屋を抑える事ができました。ここを食い止められたのは本当に大きくて、増田が入った時点ではまだ2点差でしたから、ここをやられていたら流れが変わったかもしれません。

試合終盤にバクスタのアウェー側を中心に終了前に席を立つ群れが目立ってそれが残念だったんですが、『雨で大差がついたけど、最後まで名古屋のサッカーを目に焼きつけていきなよ。』と心の中では思っていた。フットボールは面白いですよ。これだけ結果と内容が比例しない場合があるスポーツは他に無いでしょう。内容に目を向ければ、終了前に席を立つ試合ではない。

アウェーで中2日という条件を考慮すれば、結果的には理想的な勝ち方が出来ました。また水曜にはナビスコがあって日程が楽ではないけれど、9月半ばまではACLがない分、他チームと同条件で戦えるのでこの夏でいかに勝ち点の貯金が出来るかが勝負。シンプルなサッカーで結果が出たこの良い流れを、次に継続させていきたい。

雨を吹っ飛ばせ

2008-06-28 | 鹿島アントラーズ
名古屋 0ー4 鹿島

最終のN700系のぞみで名古屋から帰還中。この新型車は想像以上に快適で癒されます。ドッカン系の弾丸シュートが決まりまくって爽快な勝ち。名古屋に駆けつけて良かったです。ビールが旨い。

とはいえ展開的には名古屋に攻め込まれて、もしかしたら全く逆のスコアになっていたかもしれません。決定力の差だけが違い、それがたまたまスコアに反映しただけ。それくらい名古屋は強かったです。ひとまず今晩は酔いしれます。1ヶ月ぶりの鹿島、やっぱり自分のチームを応援するのは一番楽しいですね。

W杯最終予選ドロー

2008-06-27 | フットボール全般
日本はA組。

オーストラリア・バーレーン・ウズベキスタン・カタールと同組。
イラン・サウジ・韓国が揃った逆の山に比べたら楽といえるけど、初戦と最終戦がアウェーなのは厳しい。ただそれを逆手に取れば、真ん中の6試合中4試合がホーム開催になるから、ここでしっかり貯金しておきたいですね。

そして最終戦の豪州アウェーを前に出場権を決めること。これが必須。初戦のバーレーン戦は引き分けで良いと思います。その代わり、2試合目~7試合目までの6試合で勝ち点16は稼いでおきたい。そうすれば出場権は見えてくるでしょう。

この結果をもってJリーグ後半戦の日程もまもなく発表されると思うので、こちらも早く待ちたい。8/27・28の節は週末に変更の可能性も示唆されていたけど、初戦がアウェーになったのでおそらくこのままと思われる。と言う事は神戸遠征は多分無理。ただその分8/30・31の週末はJ2がどのカードも面白そうなので、選り好みしてしまいそう。

あとはカタールのアウェー帰りとなる第32節は多分11/23(日)に集中開催でしょうね。そうすると前日土曜にニッパ球の仙台戦に行けて、その上で大分遠征に行ける見込みとなりそう。個人的にはココの日程が一番気になるところなんですよね。

ホテルが取れない原因は

2008-06-26 | 鹿島アントラーズ
中断明けの初戦。昨日は行けなかったのですが、内容がどうあれ結果として勝ちがついたので良かった。リーグ戦の勝利は4/5以来ですから。

そうこうしているうちにもまたしばらくは連戦続きなので、こちらも何かと準備したりというわけで来月の京都遠征です。平日ですが今年の西京極は何がなんでも行くと決めていましたので既に往復の飛行機は予約済。飛行機派なので少し不便になるけれど新幹線では行きません。今年はフライトマイルも全然貯まっていないので、少しでもマイル加算したいですし。

しかしホテルが取れない。よくよく調べていくと原因は多分これ。祇園祭の存在は知っていたけど7/16が一番の人出になるとは遠征的には参ったもんです。少し京都観光してこようかと思っていたんですが、色々考えた方がよさそうだ。

これでは仕方ないので今回は日頃からよく使う大阪のホテルを予約しましたが、移動で西京極まで時間がかかるのは地味に面倒。ただその分伊丹までの往復は京都からより楽なのでそこは助かりますが。

その前に土曜は名古屋。マギヌンの思わぬお休みは、ラッキーといえばラッキー。でも去年の暮れの国立以来となるマギヌンは密かに楽しみだったりもしたんですが。中村直も出れないようだし、そうするとあの男の出番か。去年もたまたまエジミウソンの代役だった時に決められてるから出てこられると非常に厄介。この方、いつの間にかブログ始めたんですね。

DVD衝動買い

2008-06-24 | 音楽モノ
『Hitomi Yaida COLOROCK LIVE 2008』

買ってきた。あのJCBホールの『手と涙』の感動が忘れられなくて、あれをもう一度見たかった。それだけで買う価値があるから。逆に言えばあれがカットだったら買わなかったと思う。あの時、あの場所で起きた事、そのインパクトが本当に強くて、もう一回という気持ちにさせたんだと思います。これからじっくり鑑賞しますよ。

それとついでにサザンの新曲(限定版)も予約してきました。初回版の30万枚を欲しくなった時になくなっていたら嫌なので、1ヶ月以上先だけどもう押さえました。そりゃあ法被着て日産行きたいですから。

Hot Stuff 30th Anniversary 『BLACK AND BLUE』

2008-06-23 | 音楽モノ

【6/21 Hot Stuff 30th Anniversary 『BLACK AND BLUE』 Perfume×SPECIAL OTHERS@Zepp Tokyo】

到着早々トラブルが。外のロッカーに荷物を入れようと財布を開いたら、小銭が¥750しかない。うち¥500はドリンク代で徴収されるし、そもそもが500円玉なので100円玉が1枚足りない。仕方ないので隣のMEGA WEBの1Fにある自販機で崩そうとしたらつり銭切れランプ点灯。冷や汗かきながら2Fに上がり、そこの自販機でコーヒーを買って小銭にくずせたんですが、その間にZeppとMEGA WEBの間をグルグル回ってしまった。日頃から細かい決済はだいたいEdyとSuicaで済ますので、こういうどうしても小銭が必要な時は本気で焦る。

そうこうしているうちに意外に入場のスピードが早くてそこにも軽く焦ったんですが、どうにか自分の順番には間に合いました。中に入ってステージ上に機材が並んでいるので先がSPECIAL OTHERSだとわかる。

スペアザはおろかインスト系自体が初なので(3年前に三ツ沢でDEPAPEPEの演奏を見た事はあるが)、どんな感じだろうと楽しみだったんですが、音楽が心地良く耳に入ってきて気持ち良い感じ。MC短めの演奏中心でテンポが良いからどんどん引き込まれていく。彼らのMCもオーディエンスの雰囲気を汲み取っていて、随所にPerfumeを織り込んでいるのが上手かったです。最後の曲で微妙にアレンジに『Perfume』を組み入れてきて、それをやった後のしたり顔が印象的でした。

そして次がPerfume。アクト時間はソロに比べれば当然短いけれど、そこに良いチョイスのセットリストをもってきたから、ギュッと中身が詰まった濃い時間でした。あれだけ濃縮して熱い所のツボも盛り込まれていれば、時間以上の濃さになるのは必然。息つく暇はないけど2曲目からチョコが来たりして、ウォ~って感じです。人パンパンに詰め込んだためか(キャパ2700で整理番号3000出ているって一体・・・)、圧縮が激しくて自分のスペース確保するのにいつもより苦労しましたが、そこはどうにか跳ねられるだけの場所は取って楽しく過ごさせてもらいました。

MCはHot Stuffのアベさんの話が面白かった。所々で笑わせながら最後は浪花節になるんだから恐れ入ります。『ありがとう』を上っ面で安売りするのではなく、心から本気で言えるのは好感が持てる。Perfumeの素晴らしさの一つにはそういう部分もありますね。それとやっぱりLIVEが楽しい事は素晴しい。夏フェスにそそられます。サマソニの日に夜フクアリという日程が何とも妙、悪魔の囁きのようです(笑)

【ラグビー】PNC 日本×フィジー

2008-06-22 | ラグビー

両チームはほぼ互角で僅差の接戦だっただけに、こういう紙一重の敗戦は非常に悔しい。今更ですけどラグビーボールの楕円の形は一歩先の転がる方向がとんでもないところだったりして、運命を左右する事をひしひしと感じました。

ジャパンの守備はよく粘って耐えていました。後半はミスが重なった所に加えて我慢していたのが堪えきれ無くなってきてトライを許しましたが、良い守備をやっていました。特に魂のこもった気迫のタックルは素晴らしい。

攻撃では肝心なところでノックオンなど痛いミスを連発してチャンスをフイにしました。雨だからノックオンが増えるのは仕方ないと言えるけれど。ただ攻撃に関してはもっと接点を作ってそこからワイドに展開して欲しかった。あまりウイングが疾走する場面が少なかったので、そこを使う展開が無いのが残念でした。

フィジーはスクラムからSHにボールが入った時、そこにしつこくプレッシャーをかけてきて、それがパス出しの精度と速度を低下させたので厄介でした。あとはフィジーも割りとミスの数は多かったけれど、要所ではこちらのミスをモノにするしたたかさがありました。

スコア的には途中までリードしていて面白かったのです。雨で蹴り合いになってトライが少なくなる時には、アレジの正確なキックが効いて来ます。このアレジでどこまでゲームを作れるかが攻撃の核になるのでしょう。

雨で観戦は大変でしたが辛くは無かったです。ギリギリに着いたので当然屋根アリの場所には行けませんでしたが、今日のような日に広い国立でバクスタ2階まで開放してくれると、人の少ないゾーンが出来て助かります。そんな感じで個人的に国立で一番好きなバクスタ2階で傘差し立見観戦していました。立見は慣れたものですし、ましてや今日は飛び跳ねるわけではないので(笑)2時間弱の立見は負担ではありません。それとゴール裏自由席限定ですが千駄ヶ谷門からの入場に限りSuicaをチケット代わりに入場可能にしていました。今の時代にこういう取り組みが行われるのは必然の流れかと思いますが、もっと浸透していけば利便性が高まるので、これがもっと拡がっていくと良いですね。

フットボールへの渇望

2008-06-21 | 日々のこと
敷島か笠松に行く気満々だったんですが、大雨の予報にたじろいで回避してしまいました。

でも何だかんだで日中は雨が降らなかったので、嗚呼行けばよかったと後悔。結局J1中断中にJ2に一度も行けなかった。敷島は来月仙台戦で行く予定だけど、笠松は今年は行けるだろうか。笠松・敷島・小瀬は絶対に年イチでもいいから行きたい場所なので何とかしたい。バーレーン戦と水曜の大分戦は最初から回避決定なので次に試合が観られるのは来週土曜の瑞穂。ここは鹿島への飢えとフットボールへの飢えが重なり合って巡り巡るんだろう(笑) と自分自身を予想。EUROは確かに面白いけど、やっぱり現場観戦には勝てませんから。

そんな感じで昼間は引き篭って夜はZepp Tokyoで対バンLIVEに行ってきました。詳しくはまた別項で。中田浩二よりPerfumeかって言ったら決してそういう理由ではないけど、もともとチケット取っていたので。終演後はしばらく肩で息をする状態だったけど楽しかったです。今日は一日天気に左右されたけど最後は雨も気持ち良く感じられました。明日も何とか持ち堪えてくれよ、でも梅雨だからそれは期待できないか。

05年1月31日・契約期限切れにつき・・・

2008-06-19 | 鹿島アントラーズ
先日チラッと述べた“彼” 中田浩二の事。賛否両論あるわけですが、思うところはあるので自分の意見だけは言っておきます。

単刀直入に言って自分は彼をまだ受け入れる気はありません。あの移籍の経緯、盲点をつかれたクラブ側が悪いなんて論調もあったけれど、あんな裏技的なやり方はとても賛同できませんでした。そしてそれは今も続いている。日本には『たつ鳥跡を濁さず』という美しい諺がありますが、彼の行動はまさに真逆。

当事者間ではもう相互理解しあっているのが現状のようです。クラブ・フロント・スタッフ・選手。だから現場レベルでは当然わだかまりは無いでしょう。

しかしここで声を大にして言いたいのは、この件においては当事者間は納得しあっていても、サポーターが完全に置いてきぼりを食らっている点。我々にはまだ何のアクションも無いわけです。一応、雑誌やネット上では思いの丈を語ってはいましたし、それをその額面どおりに受け取れば理解できるものではあったけれど、文字になっているものはそれはそれ。やはり求めたいのは彼自身の口から言霊を発し、態度・プレーで我々を納得させてもらいたいという事。とにかく7月以降はプレーでその姿勢を見せてもらいたい。判断材料はそれだけ。何のために帰国したのか、それをプレーで示すのみ。結婚の為? 代表復帰の為? それ以上に君にはやるべき事があるはずだ。

練習試合があるようだ

2008-06-17 | 鹿島アントラーズ
中田浩二選手の公開記者会見について(公式)

こういうイベントが催されるわけですか。一般公開とは考えた趣向だと思うけど、彼の復帰はどうなんでしょうね。そういえばまだこのBlogでは“彼”に対する考えを記していませんでしたね。これは中断明けの前までに述べます。色々思うところはあるので。

自分自身は土曜は行けないのでこの会見については何も述べられない。こんなに急に発表されても、そう簡単にカシマまで行けません。夕方から既に予定も立てているので。その日は昼間だけは予定が空いているので、鳥めしor笠松グルメを堪能しに行く予定。笠松は寿人が見れない、一方で正田は好調・草津に惹かれるけど、どっちにしようか。どっちのスタも年に1回くらいは通っておきたい所なので非常に迷いどころなのですが。

JFL前期第16節 横河武蔵野FC ×ニューウェーブ北九州

2008-06-15 | フットボール全般

武蔵野は約3年ぶり位です。ここは三鷹駅からのバスの本数が多くて比較的交通の便が良い。駅からそんなに遠くないので行きはバス、帰りは徒歩で行きました。

試合は内容が濃くてなかなか見応えがありました。水原の負傷でロスタイム6分というボーナスまでありましたから。全体的に綺麗なサッカーの横河と、要領の良いサッカーをする北九州のぶつかり合いでした。

横河は4-4-2のBOX型でOHがサイドの高い位置を取って攻めていき、FWも労を惜しまぬハードワークでチームを助ける戦い方。サイドバックの攻撃参加の回数も多くて何となく鹿島っぽいなと思った。FWの頑張りに思わずマルキを重ね合わせたところ。


北九州は元Jリーガーが多数在籍。監督はそんな選手達よりも有名な与那城ジョージ。さすがにJでプレーしていた選手は経験値が違います。横河にボールを持たせてもシュートはなかなか打たせませんでした。後半は結構攻められましたけど、危険な場面は数少なかった。そしてワンチャンスをモノにして勝つのは理想的。後ろに冨士・岩倉の元J組とGKがベテラン水原ですから、ここの壁がJFLレベルだと難易度の高いもの。

たいていこういう試合内容になると北九州が競り勝って横河がグッドルーザーで終わるもの。それがフットボールのスコアという結果。しかし勝敗は抜きにして横河が標榜しようとするサッカーの形は結構好きです。また時間があればここに来てみようと思います。

中断期間土曜の蹴球

2008-06-14 | 日々のこと
本日は全く何も無く、今後の予定の段取りを立てたりという日。ひとまず今月末の瑞穂と来月の西京極の遠征の見込みは立ったかなというところ。思えば中断中と言いながら毎週毎週せわしなく動いていたので、良く言えば英気を養う週末。

岩手・宮城の大地震には朝から驚きました。この影響でKスタの交流戦は中止。交通機関もマヒするなど混乱をきたしました。改めて地震国家日本の威力を思い知らされました。被害に遭われた方々や大変な思いをされている方々のお見舞いを申し上げます。

本当は今週は土日きっぷを手にし、あわよくば今日は楽天×巨人でも観に行こうかと思っていたのですが、このプランは金銭的な事情で事前に却下していました。しかしもし今週遠征予定を組んでいたと思うと、とても人事とは思えません。前にも新潟のアウェーに遠征した翌週に地震があったときには、もしこれが1週間前だったと思うと本当にゾッとしましたし。

とにもかくにもこれで今年はみちのくダービーに1度も行けなくなってしまったので残念です。
(8月のユアスタはカシマと重なっているので行けぬ)

夜はタイ対日本をTV観戦。俊輔が右足首を痛めているのが良く分かった。実況アナ氏、そればっかり連呼しすぎだよ。という冗談はさておき、勝ってよかったんじゃないですかね。それよりも個人的にはようやく憲剛に出番が回ってきて、且つゴールまで決めてくれたんで、それだけで大満足ですね。香川がイマイチ個性を発揮しきれていなくて、ちょっともどかしい思いをしていたので最後の憲剛でスッキリです。

さて明日は何をしようか思案中。たまにはJFLにでも出向いてみようか。

U-23 日本×カメルーン(内容薄っぺら)

2008-06-13 | フットボール全般

試合に臨むにあたっては、それがどんな試合であってもその試合に対し目的と成果を持つはずです。そしてそれがTPOに即しているのか。結論から言うと自分にはこの試合から監督の意図するコンセプトは感じられませんでした。中身はないし得点の予感もしない。谷口が出てくれたから試合を観るモチベーションは辛うじて保てましたがそれだけでしたね。興梠が出ないので谷口がoutになった後は、半ば観る気を失ったのが正直なところ。肌寒かったですから早く国立から退散したかったです。

反町監督のこの試合の位置付けは新戦力のテストとメンバー選考のふるい落としでしょうか。自分にはそう映りましたが、果たして今はそういう意味合いを持って強化試合を行う時期だろうかと言えば答えはノー。本番が近づきテストマッチも残り少なくなった今の段階で、もう既にチームは完成期に近づいていなければならないのに、こんな骨格の出来上がっていない状態で良いわけがない。こういう試合は1年半前のアジア3次予選の前にやるべき。

課題は決定力不足以前の問題。連携が熟成されていないからパスは繋がりにくい。たまに梶山が絡むと面白い展開にはなりましたが。森本が外したというけれど、あれはGKを谷口が競ってスペースに落とし、それを梅崎が走り込んでクロスを入れた展開。これは一つの形でしたが、得点パターンの数が少ないのでなかなかゴールまでいかない。前回のアテネ世代に比べて、現時点で自クラブでレギュラーを獲得している選手が多く、粒揃いではあると思いますが点の取り方で言えばアテネの方が上。大久保・田中達が突っ掛けてファールを貰い、阿部がセットプレーを狙うと明解でした。

しかしそれは選手よりもむしろ監督に問題がある。持ち駒の多さが逆にマイナスになっていて、監督があれもこれもやりたい、あの選手もこの選手も使いたいと手を広げすぎて、まとまりがなくなり適材適所の配置がされていない。結果として才能が埋没し宝の持ち腐れになっている。

このゲームでわかったのは西川・本田圭・李・水本あたりは五輪本大会のメンバー入り当確だろうという事。しかし彼らは予選時から主力だったわけで今更そんな事は確認事項でもない。だから事実確認ではあるけれど収穫とは言えない。

北京でどう戦うのか、その方向性が見えないうちは相当厳しい結果が待ち受けているでしょう。そこへ急にOAを調整期間のほとんどないまま合流させて果たしてチームは上手くまとまるのか。あまり期待はできませんが、それが特効薬になるのを願うしかなさそうです。

これぞウォッカ

2008-06-09 | スポーツ
やや沈んだ日曜の夕刻にささやかな喜びを与えてくれた安田記念。フクアリの帰りに携帯版JRAオフィシャルで結果を確認した段階でまず喜び。購入した馬券の単勝と枠連が的中した嬉しさはもとより、ウォッカの1年ぶりの勝利に対しての喜び。帰宅してレース動画を見て更に興奮しました。並いる牡馬を全く寄せ付けない完勝劇。こういうレースをするウォッカが見たかったんです。

この馬なりの走りさえすれば牡馬も香港馬も関係なしというところを証明。そういう規格外の強さが見られ、歴史を塗り替えた昨年の東京優駿を彷彿とさせるレースぶりでした。先団に位置して上がり3ハロンであれだけの脚を使われたら後ろの馬は届くまい。

もうこの馬の底力はヒシアマゾン・エアグルーヴ級と言っていいでしょう。現代の女傑ですね。ライバルのスカーレットもまたその部類に入ると思うけど、どうも堅実に強すぎて個人的にはロマンの要素が欠ける。サッカーで例えるなら、ダイワはどんなに相手が強かろうとも弱かろうとも毎回1-0で確実に勝つタイプだけど、ウォッカは5-0で勝つことがあればコロッと大敗する事もあるというそんなイメージ。秋もまた夢が見られるような走りが見たい。天皇賞が楽しみですね。

横浜×東北楽天

2008-06-07 | 野球

気持ち良く晴れ渡った土曜日に横浜スタジアムへ。前にミスチルのLIVEで一度だけ訪れたことはありますが、実は野球では初の浜スタです。レフトの当日券で立見観戦でした。しかしスタンドの傾斜がキツいので、見下ろす感じの視点で最上段は見やすかったです。外野そのものの席数は少なく、真ん中が指定だから混み合います。内野自由も招待券の影響かギッシリ。ただ値段の高い席は比較的空いてます。キャパの狭さはどうしようもないけど、その使いようと席割りをもうちょっと工夫すれば、まんべんなく埋まってバランスが保てると思うのですが。素人目に見て客の入れ方を改善したら良いのに、とは思いました。

イーグルスは地力をつけてますね。去年見た時よりも明らかに強いですし、均衡や劣性の状況でも何となく勝てそうな雰囲気がある。それは先発が勝ち頭の岩隈で相手がセのダントツ最下位・横浜だったからかもしれませんが、それだけではないでしょう。打線につながりがあります。山崎・ホセの打席でチャンステーマが多かったのはその前がしっかり繋いでいるから。そして試合を決めた憲史の代打逆転3ランは最高でした。野村采配ピタリ的中。自分はあそこで草野を起用するのかと思ったのですが、憲史が見事な大仕事をやってのけました。

岩隈は打たせて取る丁寧なピッチングで悪いなりに安定していました。野村監督が『入場料払わないかん』というのが良く分かる。アウトに内野ゴロが多かった。エースできっちり勝ててるのは大きい。

パの白星配給係だったチームが、こうやって着実に階段を昇っているのを見るイーグルスファンはさぞ成長に目を細めている事でしょう。全然話は変わりますが、昨日深夜の番組・『HAPPY』は良くまとまっていた。サッカーはアレだけど日テレ誉めてやる(笑) にしおかすみこなんて軽くマジ泣きしてましたね。そんな事はさておき、Perfumeは10代の苦しい時間を経て今を迎えられて良かったですね。他人が口で言うのは簡単だけど並大抵の苦労ではなかったはず。自分はポリ以後くらいしかリアルタイムで追っていないし、過去の事はネットや雑誌など、様々な情報媒体で後から見たわけだけど、改めて地道な苦労が報われて良かったと嬉しくなりました。上述の二つに共通するのが底辺から上へと上がり、そのプロセスに苦難の道があった事。同じように自分が底辺から上昇の過程を見つめてきたのがフロンターレ。そのチームが去年一つの勲章を手にする寸前で阻まれた。もう一度同じ舞台に立って今度は表彰台に上る為には明日勝つしかない。そんなわけで無理矢理(?)明日に話を繋げて、今日はこれで終わります。