Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

桑田さん

2010-07-29 | 音楽モノ
驚いた。あの桑田さんが初期症状とはいえ癌とは。

秋のアルバム発売も楽しみにしていたしソロツアーのチケットは応援団で確保済だったので、これらがなくなるのは残念ではあるがそんな事を言っている場合ではない。とにかく無事に完治して帰ってきてほしい。

本人が心配するなと言ってるので心配しないで待ちたい、なんて事は無理だ。心配するに決まってるっての。しっかり治して頂いてその後はまたお姿を拝見したい。それまでしばし待機。

2010JFL後期第4節 流通経済大学×町田

2010-07-27 | フットボール全般

力の差がそのまま結果になった。前半こそチャンスを生かせなかった町田だったが後半は自力の違いを見せつけた。

町田のメンバーは今までとほぼ同じだったがやり方が変わった。特に攻撃面では今までは勝又・木島への縦ポン中心の単調な形だったが、この試合では木島が中盤まで下がって顔を出し、酒井・星を絡めた前線の4人の流動的な動きで崩す形だった。こっちの方が見ていて面白いし前のタレントを生かすためにもより良い選択。

前半は点を取れなかったが後半にキッチリ3点。セットプレーからの雑賀の高さも武器の一つ。あとは速攻だが相手が上がった裏をうまく突く事が出来た。それと得点を奪うたびにベンチから後ろを振り返ってスタンドを煽る前半で交代した酒井は印象的だった。

流経は前半は速攻で相手ゴールを脅かした。基本的にどことやっても格下になるからだろうか、流経は手数をかけないカウンターはなかなか上手い。後半は運動量も落ちて選手交代を駆使しても劣性を打破できなかった。後半入った小島って確か数年前の流経柏2冠時のメンバーの一人ではなかっただろうか。あまり目立っていなかったが。

1400KOの試合中はとにかく暑かった。たつのこは陸上トラックがある割りにはピッチが近くて見やすいが屋根や日陰は皆無なので暑い。町田のタオマフ持っててこれ程ありがたい事はなかったかも。試合後は佐貫に出て電車で武蔵小杉に移動したのだった。そういえばこの日の夜の茨城の惨状たるや凄まじいものだったようだ。そう考えると昼間のうちに常磐線沿線から撤退できたのはある意味ラッキーだったかもしれぬ。

2010J1第14節 磐田×鹿島

2010-07-26 | 鹿島アントラーズ

鮮やかな逆転劇だが自分達のやるべき事をやって隙を見せなければしっかり勝ち切れるのを証明した試合。2点差をひっくり返せば普通はもっと興奮するがそれよりもキッチリ勝てた印象が強い。

前半から内容は悪くなかったがちょっとのミスとこちらの穴を突かれた。ジウトンのファールで与えたFKとジウトンのウラを狙い撃ちされたカウンターでの2失点。特に2点目は絵に描いたような速攻で伊野波が左に引きずり出された時点でやられたと思った。磐田の戦術は鹿島対策の教科書のようだった。ハーフタイムには軽く悟りを開いてウチが負ける時はこういう形だから仕方ないかと思っていたのも事実。

また磐田は小笠原・中田へよくプレスをかけて攻撃の芽を寸断し奪ったボールは前田に当てる形が徹底されていた。そこで多少サポートが遅くてもキープ力のある前田でタメを作れる。これだけポストプレーが出来る選手をW杯のあの戦術に当てはめて見てみたかった。

よく圧力をかける作業は前半から出来ていたが、前述したような磐田の戦術が上手くいっていた事もありロングボール中心の攻撃は簡単なボールロストも目立った。ジウトンはスローインで主審に狙われていた。1試合で3回もファールスロー取られるなんて見たことない。

それが後半に入るとフォーメーションをマイナーチェンジしショートパスを使い始めた。ジウトンを生かすため黒子に徹する中田の影の活躍が見逃せない。それに加えて早々の1点が効いた。これで磐田が受け身に回り前半のようなプレスもなくなった。また横から揺さぶると誰かしらがフリーになったのでセットプレーは絶好のチャンスだった。

ジウトンが自らの失点を帳消しにして同点に追い付けば最後はやっぱりCKから。慌てず騒がず任務を遂行した結果が後半の3ゴール。それ以外にも惜しい場面が何度かあった。まずまずよくやれたゲーム。暑い時期に勝ち切る試合を継続出来ているのは非常に大きい。色々課題も残るが良い流れは続けたい。

2010J2第18節 千葉×札幌

2010-07-19 | Jリーグ

見応えのある好ゲーム。これが見れて非常に満足。札幌寄りだったのもあるが気持ちの入った熱い試合。

開始早々の札幌の猛攻。これが決まっていきなり先制。最初に掴んだ流れを離さず得点した。その後も中盤でボール奪取しては素早い速攻で相手ゴールを脅かす。ノブリンらしいサッカー。

千葉はいきなりの奇襲に面食らいバタバタ慌てていた。DFラインは安定感を欠いた。ミリガンを初めて見たけどボスナーよりは圧力が弱い印象。アレックスの裏は藤田・古田に狙われた。

それでも前半途中からはポゼッションを高めて攻め込む。ネットに楔のパスが入るとそのままシュートまで持ち込む。しかし大体はその楔を札幌がボランチとCBでしっかり寸断し攻撃の形を作らせなかった。サイドからのクロスも先に触るのは常に札幌だった。キリノ以外は自陣に引いて全体的にラインは下がったがブロックは構築されていた。

だから押し込まれている割りにやられている感はそんなに無かったのではないか。すると耐えた先に光が差し込む。古田のファインゴールで勝負を決めると岡本の3点目のおまけ付き。しかもそのタイミングでゴン中山投入だからアウェー側の盛り上がりは最高潮。

アウェー側にいたが札幌の気合いの入り方や声の出方が違った。試合前から練習を終えて引き上げるゴンの気合い注入に始まって、後半プレーが切れた時に石川がゴール裏を煽る。これは勝つべくして勝つ雰囲気だった。相当良いモン見せてもらった。

2010J1第13節 鹿島×川崎

2010-07-18 | 鹿島アントラーズ

貴重な勝ち点3獲得。強豪相手の勝利が持つ意味は大きい。

中2日での再開2戦目は厳しい試合。巧く試合を運べていたが一本で失点したり左付近でミスが目立ったりと内容は完璧でなかった。

大迫は興梠とタイプが違うとはいえ物足りなかった。サイドに開かないで中央で張って勝負してほしい。実際そんなに当たり負けしないんだからもっと堂々と偉そうにセンターに立ってもらいたい。かえって竜太の方が戦術を理解して自分がやるべき事をしっかりこなしていた。かなり前線でアクセントになっていた。

一見数的有利を生かしていないように見えるが、あの戦術はオリベイラ流の揺さぶり方。いきなり大きなパンチを打つのではなくジャブを繰り返すことで相手を消耗させ最後に仕留める。ボクシングでいえば12RでのKO勝ちを計算してそこから逆算する戦術と言えよう。それでも残り15分を切るまで決勝点が奪えなかったのは相手が強かったから。稲本退場で内心ホッとしたがそこから逆に10人で開き直った川崎が速攻狙いを明確にしたから怖かった。

実際やられそうな場面がなかったわけではないのでヒヤヒヤした。最後を仕留めるジュニーニョ不在は大きかったがヘナ・黒津・VJ・田坂辺りにもかなり肝を冷やした。田坂は前に比べて随分成長した。前はあんなに厄介な敵ではなかった。逆に憲剛があまり前に出てこなかったのでそこは助かった。

ジョンスは決勝点を決めたけど黒津に抜かれて同点にされたからあれでプラスマイナスゼロ。右から中に切れ込んでの左足シュートは黒津の得意パターンだし、そもそもレフティがあの位置で右足を使わず左足でシュートするのは同じ左利きのジョンスならわかるだろう。何故それが右足キックフェイント一発で騙されるのか。しかも失点はやっぱりジョンス・ジウトンの間から。もう鹿島はあそこが穴だと見抜かれている。まだ半分以上リーグ戦があるんだからどうにか修正しないと。

別に今首位に立った事はどうでもいいんだが、今年は夏場に失速しないよう着実に勝ち点を積み重ねていきたい。ホームゲームが多い地の利は確実に生かして一つずつ勝ち切っていくだけ。

2010J1第11節 鹿島×湘南

2010-07-15 | 鹿島アントラーズ
再開初戦でまずは勝ち点3。その結果については満足。それからJ1におかえりベルマーレ。あの平塚から久方ぶりの再開だった。

しかし内容は貧相で1点では物足りない。もっとゴールを奪いたかった。ひたちなかの延長線上のような感じでまだまだ体を慣らしながら徐々に上げていっている段階。

しかしそれ以上に相手の湘南のやり方にやられた。ドン引きして攻めない、点を取りに来ない、リスクを負わないといった客観的に見てかなり退屈な試合だった。しかも80分近くはビハインドを背負っていたにもかかわらずだ。あれをやる選手や見るファンは楽しいのだろうか。だから先制した時点で勝利は確定したようなものだった。それにプラスして得失点差を稼がなくてはいけない展開。

それでもボールを動かしてサイドを使ってと普段通りの展開は普通にやることができた。そこは相手如何に関わらず熟成されているから問題ない。本山不在の穴もあまり感じさせなかった。遠藤がよく高い位置まで入っていった。2回惜しい場面もあったがあれにしてもしっかりFWを追い越す動きが出来ているからこそのプレー。

相手が相手だけにマイナス面は目立たなかったが左サイドの守備はヒヤヒヤした。ジウトン・ジョンス共に連動して守るスタイルが感じられない。1対1で負けないのは最低限大事だが、それプラスアルファが欲しい。誘い込むとか挟んで奪うとか。相手が右サイドに起点を作って手数をかけるようなスタイルで仕掛けてきたら結構危ういだろう。

この程度の試合でも逆に考えればここから右肩上がりになるとするならば都合の良い初戦だった。いきなりガチガチの相手とやるよりは少し落ちるところから始める。何せ次が主力離脱中とはいえ川崎だからその前のステップレースとしての叩き台にしては悪くなかった。

2010JFL後期第2節 流通経済大学FC×松本山雅

2010-07-11 | フットボール全般

山雅を見たことが無かったので見てみようと竜ヶ崎。狭いたつのこでは大応援団が駆け付ける松本のホーム状態。

前半から攻める山雅と守る流経の展開。チャンスらしいチャンスすらなかった流経だったがワンチャンスをモノにして先制。あとはしっかり組織で守る。

対する山雅は良い形で前にボールは運べるが今一つ物足りない。中途半端に奪われては上がったSBのウラを狙われる苦しい展開。FWがポストタイプとチャンスメイカーの組み合わせだったからフィニッシャーがいない。

そこを後半開始の選手交替で修正してきた。前線に張る柿本と前への推進力がある木島を投入して北村を一列下げると、前半とは見違えるほど攻撃が活性化して押せ押せに。その流れになれば同点→逆転となるのは必然だった。時折流経がチャンスを作ったがほとんど危ないシーンもなく終了。

結果的には選手交替が流れを変えた。展開的には見ていて非常に面白い試合だった。3部リーグの中位~下位でこの内容と結果なら十分満足。芝生の状態も良くてゲームを気持ちよく見ることができた。都心から電車で1時間弱とたつのこは決して遠くはないので野津田・蘇我辺りに行くのと同じような感覚。それでも一応茨城だけど。観戦環境としては悪くない。来週からはJ再開、JFL行脚もしばらくお休みかな。

サッカー人気への波及

2010-07-07 | Jリーグ
ワールドカップがもたらした熱狂はサッカー人気を押し上げるのか。それは間違いなくあると思う。

ではJの観客が増えるのかと言えばあまりそう思わない、何となくだけど。確か02年の大会後は増員した。98年も少し動員効果があったっけか。それで今回、目立ったのは海外組やこれから海外移籍するだろう面々。当然国内組も活躍したがビギナーズラックの取っ掛かりとしては代表戦士の有無は恐らく重要だろう。そうすると動員効果が期待できそうなのは横浜・清水あたりだろうか。

不況のJリーグだから当然W杯効果を狙っているだろうがただ指をくわえて待っているだけでは変化はない。特命大使やら応援マネージャーを置くくらいならもっと他にやることがあるんじゃないのか。ライト層の取り込みは大事だけど、大人の娯楽としてコアな人向けに確立された今のJリーグは嫌いじゃない。その辺りの微妙なバランスが難しい。

2010JFL後期第1節 横河武蔵野×ジェフリザーブズ

2010-07-06 | フットボール全般
どうしても暑い日の1300KOだから運動量が少なく後半には足が止まる展開。

前半は両チーム共に様子見しながら静かな展開。ジェフはFWに当てて落としたボールを中盤からサイドに展開して攻撃を仕掛ける。技術はしっかりしている。良い時間で勝ち越しに成功した。

対する武蔵野。やろうとするサッカーは運動量を求められるためか、暑いとパフォーマンスが落ちる。動きと変化が少なく特に前半は退屈な展開だった。それでもクリロナのような無回転FKで先制したまでは良かったが直後に失点。更に逆転される。

それでも後半は持ち直して運動量も増え、選手交代で高松・村山を入れたあたりからスイッチが入って波状攻撃を見せた。前半は見せ場のなかった右SB小山が積極果敢にオーバーラップして攻撃が活性化し、右サイドからの崩しで同点。そこからイケイケでチャンスを数多く作った。

武蔵野としたら後半はほとんど一方的に押し込んだだけに逆転したかった。またそれに相当するだけのチャンスも作れていただけに勿体無い。対するジェフは足が止まった後半をどうにか1失点で防いで勝ち点1を拾った。

ゴールの形は無回転FKにサイドからの崩しと合計4点ともキレイな展開だった。ここは第三者的にお得だった。暑くて行くのをためらったが行ってみると良い発見がある。行っておいてよかった。

PSM 鹿島×千葉

2010-07-05 | 鹿島アントラーズ

通常クラハでやるはずの練習試合を公開して有料試合にしたような感じ。雰囲気的にも仕上がり的にもそういう感覚だった。

内容的にはこんなものか。キャンプで体を作って疲労があるなかでのゲームだから当然動きは鈍い。現状の過程を確かめる試合だからそれで問題はないだろう。それでも良い形、チャンスは作れたからあとは決めるだけ。あれだけ外したら点は入らない。

そういう試合だから場内が沸く場面が少なかったので、見せ場と言えばジウトンのロングスローくらい。左のタッチを割る度に盛り上がるスタンド(笑)

多分中断明けも左SBの先発はジウトンだろうから期待したい。右に回る新井場は問題ないだろう。青木のCBというオプションも試せたのは良かった。中盤は本山が先発で途中から遠藤。何だかんだでそこのポジションは本山で落ち着く。しかしこれでは世代が逆戻りなのだから頑張れ遠藤。

フェスでは毎年来てるひたちなかも競技場は実は初来訪。FC割引で1000円の芝生自由席で見たがあの見づらさなら正規料金の1500円はちょっと出せないな。典型的なJFL仕様の市営競技場といった感じ。

特に負けても今後に何ら支障もないのであと一週間強で徐々に上げていってもらえたら良い。FWが決められなかったのは公式戦にとっておいたと思っておこう。