良い天気で小遠征には絶好のコンディション。
絶対的な力差は無かったが要所での微妙な違いが結果に反映した。その差が昇格争いできるかできないかを分ける。
札幌の失点の仕方が全部勿体無かった。崩されてはないがセットプレーとカウンター。身長差は埋めようがないが、それにしてもああやって容易く相手にヘディングシュートをされていてはどうしようもない。こういった勿体無い失点の積み重ねが順位に響いてくる。
それと前半はパスが繋がらなすぎて酷かった。しかし後半、先制点のきっかけを作った岡本を下げ砂川を投入すると流れが変わった。まずは早い段階で上里のミドルが決まり1点差。その後も押せ押せで中盤でルーズボールを拾ってはすぐ前へ前へと攻めていき前半とはまるで別のチームに生まれ変わった。
栃木で見たときよりも上里が入って後ろからボールを散らせるようになっていた。宮澤は前の方が生きるし動きは良かった。しかし全体で見れば個々の奮闘がチームとして上手く噛み合っていなかった。
甲府は基本的なやり方が去年と変わっていない。ハーフナー・パウリーニョを獲得してもベンチに追いやって金がスタメンで出る辺りに充実が感じられる。やり方が変わらないから養父が出ても全く違和感がない。
守備面ではダニエル・山本のCBが屈強で強固なブロックを形成している。札幌攻撃陣は幾度となくダニエルに潰された。甲府は序盤は躓いたが徐々に盛り返している。このまま上に登っていくだろう。
今回は往復ともに各駅停車。時間はかかるがあの程度は慣れた。一度は甲府に高速バスで行ってみたいのだが中央道の渋滞が怖くて結局毎回電車。実際一度小仏の大渋滞にハマったので結局は電車になるというオチ。