Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009J2第42節 仙台×熊本

2009-09-28 | ベガルタ仙台

内容より結果。この勝利で小瀬の引き分けが生きる。あと3点位取って欲しかったですが最低限これで良いでしょう。

約2年ぶりのユアスタ。前回は天皇杯なのでベガルタに限定すれば更に遡る。北村がブチ壊した徳島戦以来だろうか。3月に宮スタも行きましたが、やっぱりリアルホームはこっちだと改めて思った。

仙台は落ち着いて安定した試合運びをしていた。守備組織をしっかり構築して攻撃も慌てず攻める。1対1で負けることもあまりなく。平瀬のポストプレーがしっかりとした基点になっていた。ボランチの富田は最近成長が著しく攻守に渡って良い動きを見せていた。前に絡む働きもなかなか。

枠外に蹴った梁のシュートや関口の1対1での緩いシュートなど決めなくてはいけない場面は幾つもあった。1点で物足りなさを感じるのもまた事実。そういった面は改善してもらいたい。終わったら修正点を見つけてすぐ次。勝って課題が出るのは良い事。

中島はどうしたのだろうか。プレー選択がシュートよりもパスありきなのは京都の先輩とダブる部分があるが自信を失っているのか。途中から中島が持つとブーイングが聞こえたような気がしたのだが気のせいだろうか。空耳でないとしたらそういうのは止めるべき。


熊本は高いラインをキープしてコンパクトに整え、攻撃はトップにいながら神出鬼没に動く藤田を中心にサイドを使いながら繋いで崩す形が作れていた。その証拠にオフサイドをよく取れていた。あとは原田投入後の左を基点にした攻めと原田のプレイスキックは怖かった。あの左足の正確性はよく知っているから。

逆にフィニッシュの力不足でゴールを陥れるには至らなかった。またDFラインはライン統率の思いきりの良さはありましたが、守備ブロック自体はどことなく不安定。特にセットプレーで相手に競り負ける事が多かったのでチャンス有と見込んでいたら、案の定前半の終わりにそれで得点できた。

試合運びに安定感や自信が感じられるようになってきたので、今年の仙台はこのまま着実に道を突き進めるだろう。今年こそは期待していますよ。今のところ、終盤の天王山は参戦予定なのでその辺りがXデーになれば良いなと妄想中。細々と見守っています。

2009J1第27節 鹿島×名古屋

2009-09-27 | 鹿島アントラーズ

プロの試合は興業だから金取って客に見せるわけです。金払って見る見世物としてこれは最低でしょう。プロ失格。あまりに酷すぎて怒る気にもなれない。3点取られてからはさっさと試合が終わればいいと思った。時間を消費するだけ無駄だったから。

こんな酷い試合はそうそうお目にかかれない。ましてや一級品に位置しているはずのチームがこんな大失態を演じるとは稀だ。金返せ、では済まないですよ。

まず曽ケ端。猛省して出直してきてください。

次に篤人。あれで代表のレギュラー?? 笑わせんなよ。あれが日の丸着けるんなら中学生でも代表入りだわ。

小笠原はミスパス多すぎ。あれでキャプテンかよ。青木は数年前までのビビリ癖復活ですか。興梠は試合出てたのか。存在感ゼロですよ。マルキ持ちすぎ。野沢は最低限もっと走れ。岩政は安定感なさすぎ。

簡単な失点の仕方の数々。素人同然のミスにマークの受け渡しもできない連携ミス。ラインコントロールは中途半端で相手に好き放題やられる。守備崩壊どころか、守備陣大炎上大会を好評開催中。

荒療治をやってスタメンをもっと入れ替えて欲しい。そうしないといけないでしょうし、負の連鎖をブチ破るにはそれくらいやらないと。復帰した本山は病み上がりながらそれなりに動けていて希望の光が持てたが。

とにかく酷かったとしか言えない。プロとして「恥」でしかない醜態。ただそれだけ。

2009J2第41節 甲府×仙台

2009-09-24 | ベガルタ仙台

連休最終日は小瀬へ。時間次第で国立も検討しましたがハシゴは無理なので1試合のみ。2ヶ月前の借りを返すべく今年2度目の盆地。

結果としては痛み分け。勝ち点差を縮めたかったホームの甲府の方が痛いだろう。仙台は最後の方は引き分け狙いで無理しなかった。リスクを背負って逆襲を食らうくらいなら、引き分けて甲府との勝ち点差4をキープする方が賢明な判断。それを全体が意思統一出来たのが良かった。

もっと甲府が仕掛けてくるかと思いきや、意外にも守りから入ってきた。中盤のプレスは厳しかったですが最終ラインは3バックというよりは変則5バックのような形。アウェーの仙台もまずは相手の長所を消す作業から始めた。お互いに失点したくない気持ちの方が先行して潰し合いの展開に。

後半、互いに國吉・中原と勝負するためのカードを切った辺りから試合が動き始める。中原のシュートがバーを直撃したり國吉のミドルを林が好セーブで弾き出したり。徐々に甲府が前に出始めるもののミスパスでチャンスをフイにするなどフィニッシュまでは持ち込めない感じ。対する仙台もパス回しで組み立てる攻撃が出来始めて良い形を作り出す。

そこでカウンターから1点取ったのが仙台。ソアレスの芸術的で意外性のあるゴールは美しかった。このまま逃げ切りたかったですが、左サイドを中心に石原や藤田が試合中で一番高い位置まで上がって圧力をかける甲府の前に耐えきれず失点。

林のセービングが光っていた。失点は仕方ない。あの場面は広大にもっと体を寄せて欲しかった。ボールが入る前の駆け引きまでは目視確認していませんが、実際寄せが遅れてシュートを打たせたわけだからそれはCBには防御して欲しいところ。

仙台としては結果的に今年は甲府に未勝利で終わったがこの試合に限定すれば負けなくて良かった。あとは取りこぼしせずホームは全勝すれば問題ない。

前回同様によく客の入った小瀬。上位対決だからかもしれないけれどJ2でこれだけ入るのは感心する。それでもシャトルバスで甲府駅まで行って最終あずさに間に合うからありがたい。2ヶ月前は人身事故による大幅な遅れで悲惨な帰路だったが今回は無事新宿駅まで辿り着けたのでホッとした。次は日曜ユアスタに遠征します。

クオカード500円

2009-09-22 | 時事ネタ
ちょっと前に送られてきた、アミューズさんから。情報漏洩へのお詫びとして。

アスマートでの支払いをコンビニ払いにしている自分は漏れた情報がメールアドレスのみだった様子。情報化社会の現代において漏洩の一つや二つあっても仕方ないと思っているタチですから別にピクリともしませんけどね。過去には某プロバイダーの漏洩事件で500円の郵便為替が届いたこともあるし。

ただこうやって何かが起きると事を鎮めるために莫大な経費がかかるから痛手。ましてや今回は発生源がアミューズ本体ではなく、通販サイト「アスマート」の業務委託先であるテイパーズですから監督不行き届き的扱いで代表して尻拭いしなくてはならないのは大変。それを含めた上での業務委託契約ですが、委託先がやらかしても矢面に立つのは元請け側。

毎度お世話になっているアミューズさん、ましてやFCに二つも入会しているアミューズさんだからこれで企業への満足度は下がらないですし、むしろ頑張って欲しいですね。またPTA関連でアスマート利用するだろうし。クオカードはありがたく使わせて頂きます。いっそLIVE会場の物販でクオカード使用可能にしたら面白いような気がする。

2009J1第26節 横浜FM×鹿島

2009-09-20 | 鹿島アントラーズ

試合が重苦しい。見ていて選手が苦しそうに試合をしているように見える。上手くいかない時の悪循環なのか、負のスパイラルが渦巻いている。全然やられてはいないけれど、先に流れを持っていかれてそのまま相手に押し切られる。もはや今季恒例の負けパターン。我慢の時だけど非常に苦しいです。

またしても先手を取られた。すぐに追い付いたのにまたすぐ取り返されたのも先週と同じ。良い時には無かった一試合複数失点が、先週分を含めればこれで実質3戦連続になった。アンラッキーな面もありますが失点した時は微妙な一歩が遅れている。

後半の攻撃は悪くなかったがシュートが枠に飛ばなかったり、または打てるのにパスしたりして好機を逸した。田代は途中から出てきたんだから積極的にゴールを狙って欲しい。打てそうな所で打たない場面が2回位あった。これではただの高い人に成り下がってしまう。今は興梠のパフォーマンスが少し低下していてチャンスだと思うからここで精進してもらわないと困る。

小笠原の気迫はいつにも増して凄味があった。背中で引っ張るキャプテンの熱い姿が伝わってきた。勢いあまってイエローを貰ったが気合いの入り方が普段の2倍増だった。

もう見慣れた負けパターンなので多く言う事はない。ただアウェーで連敗続きはいい加減見飽きた。今年は九石・瑞穂を回避したから個人的には万博以来アウェーで勝ってない。アウェーで勝つ格別の気持ち良さが味わえない。しかし今はとにかく流れを劇的に変化させるしかありません。そのためにどうするのか。来週のホームゲームで答えを見たい。珍しく選手と一緒にゴール裏のブーイングを浴びに来たオリベイラ監督がまたやってくれると信じている。

つしまみれワンマン@LOFT

2009-09-19 | 音楽モノ
【9/11 つしまみれ「あっ、ワンマンだ。」@新宿LOFT】

ちょうど1週間前に参戦したLIVEの事。

これでつしまみれを見るのは3度目。最初がイベント形式で次が対バン。そして今回がワンマンと段階を踏んでようやくここまで辿り着いた印象。仕事終わりに駆け込んだので到着した時にちょうどコピバン大会が終了したところ。

歴史あるロフトですが来るのは初めて。客入りはギューギューでもスカスカでもなくて程よく身動きが取れる状態。一段高い場所や手摺で仕切ってあったりと工夫を凝らした造りなので、見やすい場所やじっくり見る場所、暴れる場所といった棲み分けが上手く出来ている構造。またフロア内禁煙なのがポイント高し。ライブハウスは喫煙OKの場所が当然の如く多いので禁煙者的にこれはありがたい。あとはビールも心なしか冷え冷えで旨かった。

ライブは最新アルバムからの楽曲中心だったので予習しておいて良かった。『険悪ショッピング』はバッグにまでなっていたとは。あの曲も面白いわ。内容的にも盛りだくさんでお腹一杯。時間的にも長すぎずキッチリ2時間の内容の濃さ。

一つやっちまったのが、序盤にモッシュピットに突っ込んだ時、アゴに人の頭がガツンと入ってしまって痛かった。暴れるのも程々にと実感した。それで暫く爆心地から離れた辺りで見てたんですが、やっぱり終盤はガンガンやりたくて再び前に突っ込んだ。やっぱり『脳みそショートケーキ』を大人しく見るのは無理(笑)

非常に満足度の高い良いLIVEだった。この感じはクセになる。また現場に行くべし。

逆に燃えてくる

2009-09-18 | 鹿島アントラーズ
残り10戦、小笠原「全部勝っていく」…鹿島(報知)

新聞記事をネタにする事はあまりないんですが、これは見過ごしておけんなというわけで。その前にこれについてはリスタートの運営経費は当然と言えば当然ですがJが負担するらしいし、諸条件含めた問題が次の試合までにキレイさっぱり片付いて良かった。

しかし酷い電話をしてくる者も世の中には居るものですね。こういうのをクレーマーと言うんだわ。我が軍の女性社員を泣かせた奴は許さん。不手際続きの事務局やジャスティスには腹が立つが、我が軍への不当な言いがかりにも同じように憤りを感じる。

この問題に関しては色々あったが最後に自分の態度として一つ明確にしておきたい。それは我々も裁定に従ったまでであって一切落ち度は無い事。よって謂れの無い批判を浴びる筋合いはないし堂々としていればよい。

また2年前同様、残り全部勝てば誰も文句は言えない。クレーマーも黙るだろう。新たなモチベーションの材料が出来てありがたい。また明日からやってやるわ。以上終わり。

それが一番納得いく結論

2009-09-15 | 鹿島アントラーズ
中止扱いになった鹿島×川崎の理事会裁定が下った。1-3の後半29分から試合再開という前例を見れば異例の決定。

丸く収めるためには一番無難な決断だったと思う。しかし川崎にとっては結局再試合をするので日程はキツクなる。また鹿島にとってもチケットの払い戻しや再試合の運営にかかるコストを考えるとおそらくこの試合は赤字になるからマイナス。しかし反撃するための時間を与えられた事は事実。どちらにとってもプラス・マイナス両方の要素があり、妥協点を見い出して双方納得にするには最も無難な選択肢。

こうなった以上はそれに従うしかないが、自分の意見として試合続行して当日に成立させるべきだった。あの時点での中止の判断は違うと思う。余談だが岡田氏がピッチ確認に出てくるたびに雨が強くなったのには、彼はどれだけ雨男なのかと思ったが・・・。

当日の状況。確かにピッチはぬかるんでいてボールは転がらなくなった。青木などはロングボールを蹴る時に一度リフトアップして浮かせてから蹴っていた。そういう状態だった。しかしあれ以上に酷いコンディションの中で試合をする事もあるわけで、中止にするほどでもなかったと思う。

今までも水溜まりの中でゲームをやったケースは幾つもある。PKのキックがライン手前でストップしたり、ピクシーがリフティングで前に進んだりしたこともあった。だから試合続行できた。

サッカーにならないのならラグビー戦法でひたすらロングキックを蹴って田代に競らせ、こぼれ球を増田に狙わせる戦略を自分としては期待していたし、おそらくオリベイラもそれを考えての交代を判断したはずだ。その戦法でロスタイムを含めた約20分を戦えば2・3点位入るのはサッカーの競技性やこれまでの歴史から見ても充分ありえる事。夜の鹿島は帰りの交通機関の心配もあるから早く再開して欲しかった。

中止になるとは夢にも思わなかったから、中止と裁定されたときは正直驚いた。周りは拍手喝采だったが、自分がすぐ考えたのは「川崎は当然怒るわ」という事。当たり前ですね、小学生でも分かります。このチームが古くは今村や家本・犬飼らによって理不尽な被害を受けてきた負の歴史の数々も良く知っているだけに、また『何か』様とは正直ありえないと思った。

またこの日は中止で終わらせてそれで良いとしても、代表召集やACLの日程を考慮すると再試合を行う日取りは必然的に限られるわけだから、今後の振替日程の事を考えると試合を成立させるべきだった。例えばプロ野球でも短期間に日程を詰め込む交流戦はかなりの雨でも無理矢理5回までやって強制的に試合を成立させる事もある。

決定した事はもう覆らないので後半29分からのリスタートに臨むしかない。しかし一度中止にした事が悪しき前例として後世に爪痕を残したのは事実。いずれにしてもモヤモヤ感が暫くは消えないだろう。何の因果もない試合ならまだしも、個人的には思うところがありすぎる対戦カードなだけにそれもまた傷になった。まずは残り時間を頑張る。その先にどんな結果が待ち受けていてもノーサイドの精神で終わりたい。勿論今は3点取って逆転する事しか考えていない。

高円宮杯予選リーグ第2節@習志野秋津

2009-09-14 | フットボール全般

秋津で2試合見てきました。先週の西ヶ丘同様、まだまだ残暑厳しい昼の試合。しかし暑くても天気に恵まれれば良いですよ。今はそれをモロに痛感しますから。

スタンドは地元の流経関係者が多いのは当然ですが、意外と言っては失礼かもしれませんが、広島観音関係の方々が多くて驚いた。ベンチ外のメンバーや父兄も多数集まっていた。逆にヴェルディはトップチームと時間が被ったからか、そんなにサポの数は多くなかった。息子がヴェルディユース所属の高木豊氏は発見しましたが。ごくごく普通に観戦しておられました。

東福岡×流経柏

下馬評では東福岡有利らしいとの事でしたが、前半は互角で東福岡は様子見なのかあまり出てこない。その間に流経が先制。しかしその後は東福岡があっさり追い付くとペースを握って前半で試合を決めた。

後半は東福岡が流したのと両チームともバテてグダグダ気味だったためにただ時間を消費しただけの45分だった。途中までは流経も良かったですが、試合を落ち着かせてからの東福岡の安定感が光る試合だった。



広島観音×ヴェルディユース

部活対クラブユースの典型のような試合。

ヴェルディは昔からの伝統なんだろうけど、足元が巧くて個人技とショートパスを絡めた組み立て。テクニックに関しては他チームに比べて抜きん出ていた。

広島観音はサイドを中心にした早い攻めと高いディフェンスラインが特徴。左ウイングの11番が印象に残った。後半途中からヴェルディは足が止まりましたが観音は最後まで走り切っていた。それが最後の同点ゴールに繋がった。第3者的には見ていて非常に面白い試合。

さすがに前日は夜中に帰宅して、その翌日に真っ昼間の2試合観戦は体力的に疲れた。余力があれば笠松まで強行ハシゴとも考えていたがとても無理だった。何をするでもなくそのまま帰路へ。

【中止】2009J1第25節 鹿島×川崎

2009-09-13 | 鹿島アントラーズ
主審とマッチコミッショナーが無理と判断したのなら試合続行しないのは仕方ない。しかし中断中にピッチを手入れしていたスタッフの姿など見ると続行して欲しい気にもなった。恵みの雨に救われた格好になったけれど心の底から素直に喜べるものでもない。それよりも試合内容に危機感を抱かなくてはならない。

確かに後半から凄い雨で次第にボールが転がらなくなった。時折強い風の吹く時間帯もあったが、それがホーム側からアウェー側に向かって吹くから、ゴール裏に立っていると背中だけがびしょ濡れになった。しかし雨風のレベルで言えば2年前の大分戦の方が数段猛烈だった。それでもあの時は大丈夫で今回はダメだったのは、今がカシマの芝の状態が1年で一番芳しくない時期だからなのも要素の一つだろう。

川崎が怒るのはそりゃ当然。結果的にホームのホスピタリティの悪さでこういう結末になったのは申し訳ない。しかも日程が詰まっているから代替試合は100%水曜開催だろうし、そうするとACLとナビスコでただでさえ過密日程なのが更に過密になる。

最後に川崎がスタッフ含め全員でゴール裏に挨拶に行ったのは良かった。ああいう姿勢は真似すべき。それなのに相手に向かってバイバイの仕草をして煽ったりした鹿島の一部バカサポには腹立つ。モラルの問題として恥ずかしくねえのかと。ああいうの大嫌いなんですよね。

代替日は現実的に見れば、10/7・10/14辺りの可能性が高いだろう。ACL次第で10/21or10/28も有り得るか。あとはスコアを3対1で始めるか、それともリセットにするのか。全ては15日の理事会待ち。どういう裁定が下っても間違いなく波紋は広がるだろうし、全ての人間が納得する結論は出ないでしょうね。

高円宮杯予選リーグ第1節 広島ユース×大分U-18

2009-09-08 | フットボール全般

高円宮杯開幕。今週2度目の西ヶ丘です。湿度がないとはいえ、まだまだ晴れた日の真っ昼間の試合は暑い。

終わってみれば広島が強さを見せた。立ち上がりこそ浮き足立ってトップと同じような、いわゆる食えない失点を含めた立て続けの連続失点で2点リードされるものの、すぐにPKで1点返した事で慌てず試合を進められた。あとは大分がどこまで我慢出来るかの勝負。前半は持ちこたえましたが後半は耐えきれず。

広島は一貫した育成組織が確立されている。高い技術力をベースにした攻撃サッカーを展開してトップに相通ずるサッカーをしてきた。違いは前線のターゲットが小柄な寿人タイプではなく上背のある23番だった点くらいか。プレースタイルにしてもどことなくトップの選手に似ていた。例えば11番は柏木っぽいとか、左足で決勝点のFKを決めた選手は森崎浩っぽいとか、そういう風に感じた。

広島の右サイドが高い位置取りをしていて諸刃の剣にもなる部分でしたがそこを担当する5番もなかなか面白い存在。但し大分もそこは狙って突いてきて大分側の左サイドを使ったカウンターが特に前半は効いていた。後半は大分の方が先にバテて足が止まった。

予選リーグの初戦らしい展開でなかなか面白い試合だった。ここを皮切りに大会はスタートしますが今年は日程的にほとんど観戦できない予定。来週くらいはどこか行こうか。

09-10トップリーグ開幕戦 三洋電機×東芝

2009-09-05 | ラグビー

秩父宮のバックスタンド相変わらず良い感じの雰囲気。暑くも無く、かといって涼しすぎずナイターに丁度良い気候。試合中に多少降った雨はご愛嬌。

毎年恒例とはいえ、開幕戦で強豪同士をぶつけるマッチメイクは勿体無いと思う。何気に関西では神戸製鋼×サントリーが組まれているし。終盤のチームが成熟してきた時に当たる方がクオリティは高まって試合内容は面白くなりますが、その辺は世間への注目度なども考慮すると仕方ないのだろう。

やはりこの両チームの対戦に相応しいロースコアの試合となった。受けたファールを確実にPGに繋げてコツコツ得点を稼いだ三洋の勝利。点を取れるときに取った事が大きかった。相手のミスを誘発する激しいディフェンスと正確無比なブラウンのキックによる陣取りは今年も健在のようです。

東芝は大事な場面でのノックオンが目立ち全体的にベストコンディションからはまだ遠い印象を受けた。精度が高まった時の東芝には隙が無いから。しかしこの試合では一瞬の隙を見せたりツメの甘さを感じさせる場面が幾つか見られた。それが逆転負けに繋がった。

一方で前半の終盤に連続得点を見せた集中力は流石。あれであとは後半もゲームをクローズして勝てると思ったのですが、三洋のような強豪相手ではそう簡単に一筋縄ではいかなかった。ただああいった集中力の持続が長くなれば勝ち始めるだろう。

2019年のW杯開催も決まったのでこれがラグビー界の起爆剤になればいいですね。そのためには企業努力も買うけれど、実質の有料入場者数を増やしていかないとお先は明るいとは言えない。そこから目を背けたら今後も変化せず現状維持のままだろう。

2009J2第37節 東京V×仙台

2009-09-03 | ベガルタ仙台

気持ち良い勝利。アウェーで一人少ない事など微塵も感じさせない見事な戦いぶりだった。最悪の三ッ沢以来の仙台戦。あれから何か変化があったのか注目していたが集中した試合運びが出来ていた。

守備ブロックが安定していた。相手の攻撃パターンからすれば船越とそこへの出所を潰せば威力を半減させられましたが、そのタスクをしっかり実行できた。それでも終盤は船越狙いのパワープレーでピンチも招いたが林が防いでくれた。

中盤はよく動けていて機能していた。数的不利になって前線が平瀬だけになっても中盤がバランスを崩さずに構築されたままだったからチームがガタガタにならなかった。ボランチのタテの関係性が特に良かった。あとは先制点に繋がった梁の個の力は見事。

ヴェルディは試合前から負けることが決まっていたのか、終わった瞬間にゴール裏から辛辣な段幕が多数広げられた。メッセージ内容は分からなくはないが予め仕込んであるというのは何とも言えぬ。それだけ毎試合通っている人にとって上積みが感じられないシーズンなのだろう。

確かにヴェルディの試合内容は酷すぎた。敵だから笑って見ていたけれど、自分のチームだったら激怒して途中で帰ったと思う。特にあのPK献上は酷い。明らかに中原にしか合わせてこないと分かるFKでその中原を引き倒すとはプロとして如何なものか。しかもやらかしたのが富澤では仙台側へネタ提供としか思えません(笑)

中原の活躍は良かった。ヘディングの競り合いと、あまり下がらずに前線で体を張ったプレーで自分の仕事をこなした。自分一人でファールを2回受けてPKゲットはなかなか見られない。最近は大事な局面で決めいるから終盤戦に向けて良い起爆剤になる。

涼しくなってきて本来の姿は徐々に取り戻してきているようだし、実際結果が伴っているのでこのまま突っ走って桜を捉えてほしい。久々に爽快な気分で帰れました。

直角二等辺三角形ツアーin仙台

2009-09-01 | 音楽モノ

【8/30 Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』@仙台サンプラザホール】

ホールはこれが最初で最後でしたがもっと行っておけば良かったと後悔する内容。密度の濃い素晴らしき3時間越え。

まず結論から言って今まで見た中でも最高ランクに値する公演。今回に関しては終演後に襲ってくる祭りのあと的な虚無感がいつにも増して強い。

プチ武道館と言われる会場の見易いこと。席は3F後方でしたが充分近い距離で見えるし傾斜がついている分、フォーメーションが俯瞰できて場ミリまで確認できた。さすがに番号までは見えなかったけど。

断片的にピックアップするとキリがないが、ひとまずedgeのMIXは生で聞くと迫力が違う。しかもフルバージョンで来るものだからこれ1曲で使う体力はハンパない。でも地蔵になるつもりは無いのでずっと体動かしてたけど。

Kiss and Musicの帽子を使ったダンスはカッコイイ。あれは見入ってしまう。

MCは絶好調でのっけから喋り出したら止まらない事。スヌーピー話をとにかく引っ張るあ~ちゃん。

アンコールのMCがこれまた長い。『一人一人の小さな努力で日本は良くなる』など、話の行き着く先はどこだと思わせるほど壮大に膨らんでいったけど、あのあ~ちゃんの演説に近いロングMCは感動した。

最後の挨拶はその前の号泣しながら話したかしゆかが印象的。そこで会場がジーンとしているのに、次に話ふられたのっちは、『えっ!?』と突拍子のない返事。あれはないわ、らしいっちゃらしいけど。

のっちはキレてるんだか、ボケてるんだかよく分からないけど色々炸裂してた。Liveはやるものから戦うものにまで進化したようだ。タイプが超攻撃的FWですね。
一人喋りになった時、童心に戻ろうと言って客に『おぎゃーっ』と言わせたり。くだらなくて笑えた。

最近は自分の中での思考回路がサッカーと同じで行く現場を取捨選択するのではなく、行ける限り極力通いたい方向性になってきた。そう思わせる何かがPerfumeのLIVEには絶対ある。だから何回も行く。また次の現場まで1ヶ月近く空くのがもどかしい。早く来い来い10月よ。