Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

0円提示

2005-11-30 | Jリーグ
今日11月30日は、Jリーグ全クラブが来期の契約を選手に通達する日。戦力外となる選手には「0円提示」が行われる日です。

各チームそれぞれに意向があるから、既にプレスリリースされたクラブもいくつかありますが、一方で一般向けには後日発表とするクラブもあります。
本日発表されたクラブの中で目を引いたのは神戸。随分と中堅の主力級を切ったなという印象。若手主体への転換の第一歩でしょうか。

誰がクビを切られても悲しいものです。リストラされて無職になるんですから。寿命の短いサッカー選手の現役ということを考えると、戦力外を言い渡された選手の辛さは、素人には想像できません。選手にとっては運命の日ですね。

ヴェルディ降格

2005-11-29 | Jリーグ
東京ヴェルディのJ2降格が決定しました。かつての名門が堕ちた一方で、数年前には残留争いの渦中に居た浦和と千葉が、最終節まで優勝争いに絡んでいるのは、隔世の感があります。

ヴェルディの戦力を見れば、個人能力の高い選手が集まっているので、普通にやればJ2降格などありえない。それ故に選手達も自信を持ってプレーしていた事でしょう。しかしそれがいつしか過信になっていたのではないだろうか。順位が下がってきても、現実から目を背け、「俺達は大丈夫。降格するわけない。」という考えが、いつまでも拭えなかったのではないかと感じます。

もう一度J1へ戻るのは容易ではない。J2は厳しいところ。現実を見つめて、「何とかなるさ」という慢心を、もし持っているのならば、それは即座に捨て去らないと、復帰は見えてこないでしょうね。具体的には、J2を知り尽くしたノブリンこと石崎コーチを監督に昇格させたらいいんじゃないかと、個人的には思います。

「男前」の潔い決断

2005-11-28 | Jリーグ
新潟の反町監督、今季で退任=「わたしの使命は終わり」(時事通信)

5年もの長期間、新潟の監督を務めた反町監督が退任。J1への昇格などを含めて、新潟最大の功労者といっても過言ではないでしょう。かねてから、長期政権を望んでいなかったようですし、2年間J1に留まり、それこそ「使命は終わった」のでしょうね。

最後まで反町監督らしい美しい引き際だと思います。お疲れ様です。

日本平の番外編

2005-11-27 | 鹿島アントラーズ
新幹線を使えば、東京から1時間足らずで行けるところを、節約のため小田急→御殿場線経由で清水に向かったものだから、行きは4時間近くかかって到着。そのお蔭で交通費はだいぶ節約できましたが、これに懲りて、帰りは東海道線一本で帰ってきました(苦笑)
清水からはシャトルバスへ、行きは順調に進み開門と同時くらいにスタ到着。ただ帰りは渋滞もあって、かなり時間がかかりました。確か以前に来た時も、帰りのバスは時間かかったような気が。

着いてまずマッチデー購入。これだけは、どこのスタジアムに行っても必ず買いますが、この日は何と言っても澤登のホームラスト。だから絶対購入を決めていました。清水名物(?)の採点表&エンピツも貰い、しばし熟読。しかし、1ページを開いて絶句。
「主審家本」
埼スタの悪行がまだ頭に残っているだけに萎えました。

そうこうしているうちに、ピッチ上ではパルちゃんショー開始。マツケンサンバ・長州小力・HGなどなど。ショーの前には、少年サッカーの傍らでワッキーの芝刈り機をやるし、芸達者だよパルちゃん。すっかり癒されました。とういうよりは力抜けました(笑)これから試合なのに、気合入らないよ。。。

試合自体に関しては、昨日書いたので割愛。ただ1つだけ。後半、杉山と交代で、澤登がベンチに下がる時、客席のスタンディングオベーションと、割れんばかりの拍手の嵐が凄かったです。敵ながら、ちょっと感動しました。

ホーム最終戦なので、試合後はセレモニーがあり、それも見ていきました。
まず社長・健太監督・森岡キャプテンが挨拶。森岡は涙で言葉が詰まるシーンも。
そして、ノボリ引退セレモニーが始まると、その一言一言に拍手と大歓声が上がる。涙を見せながらも、力強く語りました。家族からの花束贈呈は本当に感動しました。あれはヤラれましたね。
ゴール裏に残っていた鹿サポからも「澤登コール」がありました。もう敵も味方も関係ありません。これだけ偉大で素晴しい選手のラストなんですから。スタンドの四方八方に礼をしたノボリの姿は忘れません。まだ試合は残っていますが、本当にお疲れ様でした。見る者を楽しませてくれた華麗なプレーの数々に‘ありがとう’と言いたいです。

J1第33節 清水エスパルス×鹿島アントラーズ

2005-11-26 | 鹿島アントラーズ
結果が出なかった。鹿島は優勝を、清水は残留を賭けて、お互いが死力を尽くした壮絶な試合となり、内容的には悪くなかったですが、勝ち点1で終わった事が非常に痛い。
常に清水に先手を許す苦しい展開でした。それが要因なのか、チーム全体から焦りを強く感じました。前掛かりになりすぎて、裏を取られ逆襲を許す展開。安易なパスミス。中に合わないクロスの山。これらを見ていると、焦燥感が伝わってくるようでした。

しかし、選手達は勝ちへの気迫を前面に出して戦いました。強行出場とは思えない程の、獅子奮迅の活躍を見せた小笠原に引っ張られるように、最後まで前へ進みました。背番号8から鬼気迫るものを感じました。深井の同点ゴールは本当に綺麗な放物線を描いたゴールで、思い切りの良いシュートへの姿勢が、何とか最悪の結果から救ってくれました。

試合終了後、終戦したと思いましたが、首の皮一枚繋がった。順位は一つ下げたけど、まさか最終節まで可能性が残るとは。。全く持って信じられない。もう訳分りません(苦笑) 確率は低くてもチャンスは残ったから、それに賭ける。

残り2試合。明日は清水戦

2005-11-25 | 鹿島アントラーズ
さて明日は日本平へ今期最後の遠征に行きます。といっても鹿島行くのと、大して時間的には変わらないんですけど。

鹿島MF小笠原が静岡遠征に帯同(日刊)
こんなニュースも入ってるわけですが、本音を言えば、無理はして欲しく無いですね。でも今の状況を考えると、強行出場して欲しい。複雑な思いです。ただ、本人が出ると言っているのだから、ピッチでのパフォーマンスに期待しています。

明日は清水も沢登のホームラストを飾るべく、必死でぶつかってくるだろうから、厳しい試合になるでしょう。
もうここまで来たら、他所は関係ない。自分達が勝つだけ。明日の試合はどんなに泥臭くてもいい。貧相な内容でもいい。欲しいのは勝ち点3、それだけ。

戻るものあれば、去る者もあり

2005-11-24 | Jリーグ
アビスパ福岡の5年ぶりのJ1復帰が決まりました。去年の悔しい思いが報われ見事昇格、本当におめでとうございます。若くていい選手が揃った組織力の高いチームですから、来年のJ1での戦いも楽しみです。

さて昨日、清水エスパルスの沢登選手の引退が発表されました。ドーハ戦士であり、また先日の相馬に続き、J創生期を知る人物が、また一人スパイクを脱ぐのはとても寂しいです。初代Jリーグ新人王を獲得したのはこの人でした。FKの名手という印象が強いのですが、特にチャンピオンシップでのFKは大変印象に残っています。敵として本当に嫌な選手でした。次節が最後の日本平なんですね。でも花道は飾らせませんよ(笑)

J1、J2ともにいよいよ残り2節と大詰めを迎えました。
前節敗れたのに、鹿島がまだ優勝戦線に生き残れた事に、ちょっと驚いているんですが、まだ少しだけツキがあったのかもしれません。ガンバも敗れセレッソはドローですから。サッカーの神様の考えが、さっぱりわかりません。まさに「神のみぞ知る」混沌とした展開です(笑) いずれにしても、あと2試合は、自分達で勝ち点6を掴み取る事だけが求められます。
残留争いはほぼ柏とヴェルディに絞られたと思います。あとはどちらが入替戦に回るかという点が注目でしょうか。次節の直接対決は、今シーズンのJリーグの中でも一番重要なゲームかもしれませんね。

J2の焦点は3位争い。次節、「仙台○・甲府●」で仙台の3位が決まりますが、ロスタイムに3点取った甲府の勢いは、不気味なものを感じます。こちらもどうなるか分かりませんが、仙台の3位を期待しています。

ヴィッセル神戸、降格につき

2005-11-22 | Jリーグ
20日の大宮戦に敗戦し、ヴィッセル神戸の降格が決定しました。残留争いは、最後の最後まで諦めずに必死でもがきながら、壮絶な戦いになりますが、今年の神戸に関しては、きわめて普通に、それが当たり前であるかのように、J2降格を決めたように感じます。

降格する前の試合、12日の川崎戦は等々力で見ましたが、ヴィッセルは残留争いをしているとは到底思えない程、淡白な試合運びをしていました。そこには、どこかもう既に諦めてしまった雰囲気がありました。
楽天のチームになってからの2年間、イルハンを筆頭にした話題先行の選手補強。コロコロ監督を交代して、チームの基盤が一向に固まらない不安定な組織構造。固定できない外国人選手。迷走を繰り返した上でのJ2降格は、ある意味必然だったように思います。

さて来年、ヴィッセル神戸はJ2で戦います。勿論狙うは1年復帰だと思いますが、その道は決して平坦ではない、イバラの道です。同一カードが1年間で4試合あり、合計44試合。愛媛が昇格した場合は更に試合数が増加します。このリーグ戦を戦い抜くには、チームとしてのベースを確立する事。そしてもう一度J1に戻るという強い気持ちを持つこと。そのためにチーム全員のベクトルを、同じ方向に合わせる事が求められます。何よりも降格が決定した時の悔しい思いを忘れない事が重要です。

三木谷は今後もチームをサポートしていくようですが、今までのようではJ2の泥沼にはまってしまいますよ。大型補強‘だけ’では去年の川崎や、今年の京都のようになることはできません。育てる事・我慢する事をこの人が覚えない限りは、ヴィッセル神戸の行く末は、暗いものとなってしまうでしょう。

●当ブログご覧の皆様にお願い●

2005-11-22 | 鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズは「あやかちゃんを救う会」募金活動に協力

アントラーズ発足当時のサポーターリーダーとして、勝利の為にチームを熱く応援してくれた神達良司さんの長女で、現在、幼いながら「腸管神経節細胞未熟症」と戦っている神達彩花ちゃん(10ヶ月)の力となる為、鹿島アントラーズは『あやかちゃんを救う会』の募金活動に協力致します。

5,000人に1人という難病で、現在、彩花ちゃんは肝不全を併発し、余命宣告もされています。一刻も早くアメリカに渡り、多臓器移植が必要でありますが、日本の保険が適用されない為、膨大な費用がかかります。今回の募金活動への協力が、アントラーズファミリーの為に少しでも力になれればと思います。皆さんのご理解とご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

詳しくはこちらのホームページまで
http://save-ayaka.com/
※上記ホームページは彩花ちゃんのアメリカでの多臓器移植に関わる費用を、募金活動で行うことを目的に運営しています。

        ***********************
鹿島サポとして、それ以上にフットボールファンとして、このブログを通じて、少しでも多くの方たちに知って頂き、協力・賛同頂けたら幸いです。
個人の力は小さいかもしれないが、それが寄せ集まればきっと大きなパワーになるはず。

意外な掘り出し物

2005-11-21 | 日々のこと
昨日の夜中、寝る前にチャンネルを回していたら、「フットサルに情熱をかける!アイドルたち」という番組をやっていました。

ハロプロさんが北澤監督の下、フットサルをやっていた事くらいは知っていましたが、次第に裾野が広がり今年の12月から、スフィアリーグという長期のリーグ戦を開催する運びになったとの事。それに伴い、これまでの大会のダイジェストをドラマ仕立てで放送していたのでした。

最初は軽い気持ちで見ていましたが、だんだんと見入ってしまいました。
これ面白いな


ストーリーは、北澤監督率いるハロプロチーム『Gatas Brilhantes H.P』とサンズの野田社長率いる『CAREZZA』の2強のライバル関係が軸となりました。

今年3月の大会、それまで覇権を握っていたガッタスに対し、カレッツァが初優勝目指して挑むというもの。この大会はリーグ戦だったようで、最終節の直接対決を残し、勝ち点差2でカレッツァがリードの状況。2003年J1最終節の大分×仙台に酷似したシチュエーションです。運命の最終節はドローに終わり、王座が移動。
その次の大会では、トーナメントの決勝で対戦し、PK戦までもつれた末に、ガッタスがリベンジを果たすという結果。2強による熱いバトルです。まるでかつての鹿島と磐田を見ているようでした(笑)

見る前は、たかだかアイドルの茶番かと思っていましたが、それは誤解で皆さん真剣そのもの。特に前述したカレッツァなんて、ガッタスを倒すべく完全なガチンコモードで、殺気立った雰囲気がバチバチ伝わってきて、恐いくらいでした(苦笑) 完全アウェーの状況がまた闘争心に火を点けるんでしょうけど。

10月の前回大会でガッタスが優勝したところで、番組は「次回へ続く」流れで終了します。
この10月の大会で準優勝したミスマガジンチームの監督は、かつて浦和・仙台で活躍した福永泰。浦和の10番を背負って、福田とコンビを組んでいた頃が、懐かしく思い出されます。まさか意外なところで仕事しているとは・・・。

失礼な言い方ですが、サッカーのレベルで言ったら彼女達は底辺でしょう。しかし、ひたむきで一生懸命プレーする姿は応援したくなります。負けても拍手です。ブーイングする気にはなれません。実はアイドルのフットサルから、学ぶ事もあるんだなと、感じました。

『スフィアリーグオフィシャルサイト』
http://www.sphereleague.com/

何も変わっていない

2005-11-20 | 鹿島アントラーズ
大分には行けないので、どこか関東の試合に行こうと考え、日立台を選んだものの、時すでに遅くチケット完売!他に行きたい所も無かったので、家でBSと総合を見ることに。もちろんBS中心で時折総合をチェック。

怪我の小笠原の代役には増田が入る今日の布陣。前半から積極的に仕掛けるも点は奪えず、後半にやっと先制したと思ったら、直後に同点。そのままスコア動かず。
一体今日のようなゲームを、今まで何回やってきたのか。まるで過去の試合のデジャブを見ているようでした。

・前半攻勢に出るも、得点奪えず
・ようやく先制するもホッとしたのか守りに入る悪い癖
・運動量が低下し、相手の勢いを抑える事が出来ず、追いつかれる
・出足が遅れ始め、ルーズボールを拾われ相手の攻勢を許す
・あわや逆転かという場面を作られる
・攻撃に打開策見られず、2点目を奪えず。また逆転できる雰囲気もなく終了
・相変わらずシュートが少ない

勝てる気がしませんでした。ドローも止む無し。せっかくのガンバ敗戦も自分達で無にしてしまいました。
さらにセレッソが勝った為3位転落。セレッソは2-0で完封したんですね。試合を観ていないだけに何とも言えませんが、やっぱり川崎の攻撃におけるマルクスの存在感の大きさを痛感します。確か完封されたのは7月の千葉戦以来だと記憶しています。

泣いても笑っても残りは3試合しかないのだから、勝ち点9取って、もう一度一番上に立つ。それだけです。鹿島よ奮起セヨ!

J2第41節 湘南ベルマーレ×ベガルタ仙台

2005-11-19 | ベガルタ仙台
おそらく今期最後になると思われるJ2の試合へ。
普段他所の試合に行く時は、比較的ゆっくり出て行くものですが、今日は6ゲートのバックスタンドアウェー側で観るつもりだったので、気持ち早めに出発。というのも、平塚のバックスタンドは電光掲示板を境にホームとアウェーを分断しているので、それぞれの座席の割り当てが広くはない。去年、昇格間近の川崎の試合の時、満席になった経験があったので、今の仙台の勢いとサポの熱気からいって、間違いなく満員になると予想したのでした。

開門の列が捌けた後くらいに到着すると、まだ空席がありホッと一息。しかし、キックオフ1時間前を切ると、黄色い人波がどんどん押し寄せ、最終的には予想通り満員。そこまでは想定内でしたが、選手入場時のカントリーロードで6ゲート中のタオマフが振り回される光景にはただただ凄いなと感心するばかり。

試合は前半に湘南、佐藤のFKがオウンゴールを誘い湘南が先制するも、その直後にシュウェンクの直接FKで仙台が同点。その後は両チーム共に決め手を欠き、ドローのまま終了。
内容的には、両チーム共にミスが多く攻撃が遅い。典型的なJ2の試合でした。昇格を狙う仙台は、運動量が少なくサイドから攻め込まれるシーンが目立ちました。それでも、フィニッシュを許さなかったのは、仙台の守備が安定している事と、湘南のツメの甘さが合わさった結果でしょう。しかし一方で攻撃陣は、基点のバロンがバリシッチに潰される場面が目立ち、いい形でシュートまで持っていく場面が少なかったです。ベンチに関口でもいれば、局面打開するチャンスもあったかもしれませんが、控えにFWがいないのでは、どうしようもない。
この日の内容なら、両チームにとって拾った勝ち点1という気がします。

この結果、福岡のJ1昇格が濃厚となり、3位争いは依然として予断を許さない状況が続いていく事になりそうです。

どっちが本当?

2005-11-18 | 鹿島アントラーズ
鹿島、川崎F関塚監督に来期監督オファー(日刊)
来期の監督に関塚氏を正式招聘していたとの事。これを受けて、川崎の福家GMは慰留に勤める構えとの事です。

一方で報知
鹿島次期監督もブラジル人(報知)
こちらによれば、95%の確率でブラジル人を招聘するとの事。

冷静に考えて、報知の記事の信憑性が高いと思われるのですが、スポーツ新聞は飛ばしが多いわけで、どちらが本当かなんて、よくわかりません。ブラジル人路線継続は当然だと思いますが。もちろん正式に監督が決まるまでは、何ともいえませんので、シーズンオフの正式発表までは、ひとまず静観したいと思います。


*追記 続報です。
関塚監督契約延長のお知らせ(川崎オフィシャル)

想定の範囲内とでも言いましょうか。ひとまず明確になりよかった。
それはともかく日刊よ、おたくの記事は何を訴えたいんだい!?今朝の記事は一体何だったんよ。そこまでして、鹿島に関塚監督という意思を伝えたかったのかな。ともかく、次の監督なんて今はまだどうでもいいから、まずは目の前の大分戦に集中!

ピッチより熱かった放送席

2005-11-17 | フットボール全般
昨日行われたアンゴラ戦。もともと親善試合自体は大して興味ないですが、今回は試合はともかく生中継の解説が面白すぎて楽しかったです(笑)

何と言っても、解説席を熱くしたのは水沼
とにかくこの人、開始から機嫌が悪い(笑)
家庭で何か揉め事でもあったのか!?と勘ぐりたくなる程キレまくる。
確かに開始から何度も決定機を作りながら、外しまくったFW陣にイラだつ気持ちは分る。でも、日本のFWって、いつもあんな感じだと思うんですが(爆)
とにかく、セルジオ越後もビックリな位の水沼の勢い。
そして、そんな水沼が周りにも影響を及ぼし、普段は選手を誉めつつ、ちょいちょい辛口コメントを挟んでいく金田が、辛い事をあまり言わず。時折辛口も混ぜながら、基本はプラスイメージな解説中心に。凄いぞ水沼!日産の先輩を完全にフォロー役に回らせるとは(爆)

ピッチ解説の高木に至っては、もう辛口なんてご法度といった感じで、とにかく選手を誉めまくる。シュートを外したFWには必死のフォロー(笑) アジアの大砲が何とか場の空気をよくしようと奮闘しています

もう水沼ワールドが面白すぎて、試合どころではありません。ハーフタイム中に番組スタッフから「水沼さん、少し抑えてくださいよ」とでも言われたかどうかは知らないが、後半は少し丸くなった感じの解説を展開する水沼。でも決定的なところでは地が出てしまう(笑)
終了後は基本的に勝った事を誉めていましたが、おそらく番組スタッフから「勝ったんだから、批判無しで誉めてください」なんて感じの事を強く言われたのだろう(笑)
次は、怒りキャラ水沼の隣に松木を置く布陣での、実況なんて、いかがでしょうか(笑)

『ALWAYS 三丁目の夕日』を見てきた

2005-11-16 | 日々のこと
心暖まる作品でした。
舞台は東京タワー完成間近の東京。時は昭和33年。私が生まれる遥か前の時代です(笑) でも見てると、この街の暮らしいいなって思うんです。
鈴木オートにテレビが来た日、近所の住人たちが集まって力道山の試合に熱中する。そんな元気で一体となった光景が今の日本にはあるだろうか。

人間的にはどうしようもない売れない作家の茶川と、そこにひょんなことから転がり込んだ淳之介。この二人の関係が強まっていく過程が良い。
自動車修理の鈴木オートに集団就職でやってきた田舎丸出しりんごほっぺの六ちゃん。堀北真希はいいですねー。この子が電車男の今風女子高生役と同一人物とは思えません。
どこか少しだけ大人びた鈴木家の息子一平。
新しい物好きのタバコ屋の婆さん。
辛い過去を背負った宅間医師。などなど
個性豊かで人情味あふれる人達が、活気に満ち溢れ生き生きと暮らしています。
みんないつも笑顔で幸せそうに生活しています。

ストーリーは当時の生活をリアルに再現したもので、特別なものはありませんが、CGによって、違和感なく昭和が再現されていて、「当時」に入り込むことが出来ました。また、笑える場面が多く、リラックスして楽しめます。そんな中にも心動かされるシーンがあって、作品にメリハリがついていました。

いい映画です。見終わった後、もっと頑張ろうという気になりました。