Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2011J1第4節 鹿島×仙台

2011-07-18 | 鹿島アントラーズ
今年のベストゲームで勝利。全く期待していなかっただけに嬉しい誤算とはまさにこの事。ようやく鹿島らしいサッカーが見れた上に3点差での勝利と理想的な結果を得られた。

田代が最前線に入ると収まり所が出来るし、夏場の運動量低下する時期に地上戦ではなく田代大作戦で機能するのは大きい。そして彼自身数字で結果を残している。それも大きい。

それからフェリペの復帰は効いている。名古屋戦でも思ったがフェリペが入ることで運動量が増加し中盤が活性化する。相変わらず決定的な仕事は期待できないが崩しの部分やタメを作ったりする部分では貢献している。あとは空中戦に競り勝ってくれる事で、ハイボールを田代だけに出さなくても勝てるメドが立つのが相手にとっても嫌な印象を与えられる。

仙台の試合内容は良くなかった。今年自分が見た中では最も悪かった。ディフェンスラインが意外と言っていいくらい不安定で序盤の躍進を支えてきたCBとWボランチのところが機能しなかった。勿論こちらが機能させなかったと言えるが。中盤で落ち着かないからFWまでボールが渡らずシュートが少なく。梁と関口の位置取りがこちらにとって全く怖くなかった。それでも後半盛り返してきて、サイド攻撃から3列目の角田が飛び込む形は危なかったが本気で肝を冷やす場面はなかった。

ようやく1試合は良い内容でゲームができた。大事なことはそれを継続する事。とにかくそれに尽きる。次節以降も難敵相手の対戦が続くが良い流れを継続させて勝ち点3を積み重ねていくべし。

モヤっと週末

2011-07-11 | Jリーグ
先週末はJ1第3節。本来であれば3月の三連休に行われるはずだった日程がここに来た。当初の日程から4カ月ズレたが予定通り、土曜:日立台/日曜:カシマと行ってきた。

チケットを買ったときにまさか日立台の試合がこんなに大事になるとは思わなかったわけで、それは完全に良い意味での想定外。試合内容とか結果は省くけど今年の仙台は勝っても負けても去年までのように悲観や叱咤の感情が湧いてこない。やはりここまである程度の勝ち点を取れている余裕と、それを成し遂げるための内容が良いからだろう。しっかりしたコンセプトを持って中身のあるゲームをやっている。だから劇的な負け方をしてもある種の充実感やある一定の満足感は得られる。変な話だけど本当にそう。

そして日曜。上位対決翌日に見る下位同士の試合はこんなにもヌルいものかなあと感じるほど退屈だった。この1試合の結果が勝ちだろうが負けだろうがそれが次にどう繋がって、何をもたらしてくれるのか。そういう光が見いだせなかった。下位チームらしくホームで先制したのにCBのミス連発で逆転負け。ショボい内容だったから同点に追い付かれた時点でドローが妥当な結果だと思っていたし、それで納得しようと思っていた。それが負け。しかしそれについて文句は言わない。弱いから最後に失点するだけの事。

ハッキリ言ってこれが現実であり自分も達観してしまった。もう仕方ないと。それでもって隣の芝生は青いと。それではいけないのだが。個人的には悔しさを失ったら終わりだと思っているのでそこだけは何とか繋ぎ止めて現場には通い続けたいと思う。とりあえず次、リニア鉄道館目当てで遠征してくる(笑)