Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

1月以来のヤイコ

2011-06-30 | 音楽モノ
【6/26 矢井田瞳 LIVE TOUR 2011 VIVID MOMENTS@横浜BLITZ】

1月のAX復帰LIVE以来の参戦。週末の関東はここだけだったし、それがちょうどスタンディングで良かった。整理番号300番台だったけど楽々5列目あたりキープ出来て、しかも圧縮もモッシュも全くなしとある意味物足りないながらも(笑)快適に見られた。根本的にヤイコのファンはマナーがよくて落ち着いてるからそうなるのだろうが。しかし目の前でFireが髪を振り乱す姿が見れたのはレアだろう(笑)

前回は復帰一発目だったからかなり耳馴染みのある曲中心だったが、今回はアルバムリリース後なので当然それ中心。失敗リテークもアルバム曲だった。ああいうの見れるのはLIVEだからこそ。あのままサラッと受け流す人もいるけどやり直すのはそれはそれでアリ。お得感があるし。

後半は逆に昔の曲も織り交ぜてアツくアツく。「ママとテディ」はアガった。あれくらいライブハウスではやらないとね。あれだけでチケ代半分は元取った。どうやらホール公演ではやってないらしいので得したわ。

今回もキッチリ2時間公演。終演後にドリンク引換でビール貰って飲み干す。物販は特に買わなかったな。そのまま近くのサンクスに流れてアイスを買うのが横浜ブリッツのよくあるパターンなのだが、そこまで汗ダクでもなく外も涼しかったのでそれはせずにビール片手に横浜駅まで歩いて行った。日産本社から延びるアーケードブリッジが延伸していて遂にブリッツから横浜駅まで信号ゼロで来れるようになった。実に便利になった。

2011 J1第18節 鹿島×川崎

2011-06-26 | 鹿島アントラーズ
最低最悪の試合で不愉快なこと極まりない。大体年一で本気で腹の立つゲームがやってくるが、今年は間違いなくこれだ。

前半は良かった。連勝している良い流れを継続して復調していると感じられた。勝ちパターンにもっていける展開だった。

後半も途中までは言うことなし。薗田の軽率なファールによって一人多い状況を作り出した。あとはバランスを崩して前がかりになる相手をいなしながらカウンターで仕留めワンサイドにするだけのミッションだった。

ところがだ。一人少なくなった川崎の攻撃姿勢に対して逆にバタバタしたのはこちたらだった。ゲームが落ち着かない。相手が望むカウンターの応酬といういわゆる行ったり来たりの展開になった。ベンチはこれに手を打とうと2枚替えを行うが交代戦士は残念ながら期待したパフォーマンスは披露できなかった。

中盤の枚数は増えたが逆にそれまでの良い距離感に誤差が生じ始め歯車が狂い出した。また前線はトップが1枚なので前で収めることができず相手が自信を持って前に出る手助けをした。そして稲本・憲剛に狙い打ちにされ残念なパフォーマンスに終わった40番。申し訳ないが酷評せざるを得ない。

悪い流れを引き戻せず、相手の息の根も止められず今年よく見慣れたATの失点でジエンド。この結果が敗戦と同等であるのは今更言うまでもない。両軍の表情の違いもそれを物語っているな。

2011 J1第17節 神戸×鹿島

2011-06-24 | 鹿島アントラーズ
今季初の連勝を完封で飾った。蒸し暑い水曜のアウェーを勝てて大きい。個人的にも神戸参戦で初勝利。

攻守での意思統一が図られてきた。どこでプレスをかけるか、囲い込むか、奪い取るか。それがだんだん明確化してきた。それが出来るから自分達がペースを掴む事が出来る。それと攻撃面では田代という唯一無二の空中王者の存在がロングボールで押し込むことを可能にしている。ここだけは代えがたい存在。

興梠が1本決めていればもっと楽に勝てた試合。早々に追加点を奪っていれば相手を戦意喪失させて大量点も行けたはず。前半3分の抜け出しや田代にお膳立てしてもらった後半のチャンスを決めないと。逆に相手も散々決定機を外してくれたのでお互い様とも言えるが。

勝利の中でも心配なのは柴崎の怪我。完全に一戦力として溶け込んでいるだけに痛手だ。神戸も終了間際に都倉が負傷離脱とお互いに怪我人が出る展開。こういうのはどうもイヤな感じだ。

徐々に調子が上向きになってきて次の相手は川崎。ここが一つキーポイントになりそうだ。もちろん勝ち点3頂く。

2011 J1第16節 鹿島×磐田

2011-06-20 | 鹿島アントラーズ
今年これまでのベストゲーム。初めて内容に納得できる試合だった。ようやくこの日を迎える事が出来た。

点を取るべき人がとって守るべき人がしっかり守る。単純な事。でもそれができてなかった。ようやく出来た。立ち上がりの入り方が良すぎて奇跡とも思えたが、そこでのセットプレーをモノにしたのが大きい。磐田はCK時にゾーンで守るから人が空いて単純に競り合えば勝てる。そこで何本もコーナーが連続した。そういう場面で取れないとまたズルズル流れを渡してしまうがキッチリ先制した。ここからは安定感を保った試合運びだった。

理想的な形でカウンターから追加点。しかも決めたのはまたもFW。これほど上手く行った試合はない。守備陣も最後まで集中を切らさず今季2度目の完封勝利。攻守に渡って申し分のない試合だった。

初先発の柴崎は堂々たるプレーぶりでもはやルーキーの肩書きは取り払っていいようなもの。オランダで宮市が活躍したのならば柴崎もあれくらいできて当然だろうが流石だ。増田とのイケメンWボランチは前への推進力があって見応えがあった。

ようやく今年のスタートを切った格好となった。しかし1試合だけでは足りない。大事なのは良い流れを継続する事。勝ち点3を積み重ねていきたい。

2011 J1第14節 山形×鹿島

2011-06-13 | 鹿島アントラーズ

ようやくんだすたアウェー初勝利。過去2年の消化不良なドローからやっと解き放たれた。そしてチームとしては今シーズンリーグ戦で初零封。何があっても無失点でゲームを終えるのは気持ち良いもの。怪我から復帰した老獪なベテランが現役日本代表をベンチに押し退けてスタメンに返り咲いたら抜群の安定感が蘇るとはそれだけ選手層が厚い証拠か。

内容的にはセットプレー2発で決める展開自体は理想的。しかしやっぱり後半に3点目を取って相手を戦意喪失させ、遠征したこちらもスッキリ気持ちよくゴールを叩き込むシーンが見たいもの。得失点の負債を取り返す意味でも貪欲な得点への意欲を見せてもらいたい。

こちらが良かったというよりも山形の不出来に助けられた感は否めない。決して悪いパフォーマンスではないのかもしれない。古橋・長谷川とキーマンが次々負傷退場するアクシデントもあった。しかし全体的にチームとしてのボリューム不足で厚みを感じなかった。攻撃面に関しては福岡の方がまだ形を形成していたと思う。思えば今季山形は2試合目の観戦だったがこれで180分0点だ。あまり大きなことは言えないがあのままでは下が見えるのでは。船山はまずまずだったと思うが、辛口に言えばあの程度のデキ。そんな程度だから鹿島で出れず移籍したのだろう。あれではいつまでたっても紅白戦のBチーム要員。

たかだか一つ勝っただけだから満足はしない。しかしスコアにだけは概ね満足。そして次はいよいよホーム帰還。ここからマイナスを取り返すしかないだろう。

2011ナビスコ1回戦1st leg 柏×仙台

2011-06-08 | ベガルタ仙台
個人的には何かが起きる日立台のロスタイム。このスタジアムで観戦して終了間際にスコアが動いたのは記憶にあるだけでもこれで5回目。

代表で不在にしているのは関口だけとあって、リーグ戦で好調な両チームがほぼベストメンバーを揃えてきた。ナビスコとはいえ位置付けはリーグとあまり変わらない。そして試合内容もリーグ戦での好調がそのまま表れた。スタイルの違いはあれど、柏も仙台も自分達のサッカーを迷いなく展開している。それがどっかの不調チームと一番違うなと思いながら見ていた。

そして仙台。予想通り、アウェーらしい守備ベースのサッカー。我慢の時間が長く続き攻撃はカウンターで前に早く。サイドからはある程度やられたのか、やらせていたか分からないが中央を固めてブロックを構築した。そしてCBが跳ね返したボールはボランチが拾って波状攻撃を許さない。

今年の仙台はセカンドを良く拾えていて、それは気持ちの入り方が違うから相手よりも一歩の足が出てくると言った論評は良く目にするが、その部分について一番大きいのは角田の加入に違いない。彼が入った事によって安定感が生まれボール奪取率が高まった。それとビョングの加入で最後方に安定感が増した。この二人の存在が本当に大きい。

対する柏。去年のサッカーをベースに肉付けしてしっかり戦えている。ジョルジ・ワグネルのあの位置からFWに楔が入ってそれをFWがしっかりキープして落とせば、それは確かに攻撃の形が広がる。楔を仙台守備陣がかなりしっかり潰していて危険度を下げていたが、あれで北嶋が絶好調なら確かに勝ちまくれるのは納得。余談だが「お前がやらなきゃ、誰がやる」の北嶋チャントが頭の中をグルグル駆け回る(笑) 仙台側で見てたのに。。。

終盤戦。テグの交代の第1カードは予想どおり中島。やはり中島への信頼度は絶大だ。と同時に試合展開からいっておそらく柳沢の投入はないだろうと予測がついたのでちょっとガッカリ。しかしその中島は割と良い動きをしており今までとは違う。それでも押し込まれる展開に変わりはないのでスコアレスドローでOKと思っていたら最後にこちらがセットプレーのチャンスを迎えた。

ボールをセットする梁の外に一人ポツンと立つ松下。それをケアする様子もない柏。するとそこにパスが出る。キック精度の高い松下は悠々とフリーでクロスを上げる。それを合わせたのは中島。まさかまさかのサヨナラゴールに狂喜乱舞。貴重なアウェーゴールとともに1点のアドバンテージを得てホームでの2nd legを迎えることになった。

カシマにフットボールが戻ってきた日

2011-06-07 | 鹿島アントラーズ
チャリティーマッチ「SMILE AGAIN Football Stars Aid」
ANTLERS LEGENDS×WITH HOPE UNITED

開幕戦以来3カ月ぶりに訪れたホーム。ホーム帰還祝賀祭といった雰囲気のイベントだった。鹿島までの道中にはまだまだ震災の爪痕が見られ、鹿島神宮駅前などもかなりガタガタで信号機が斜めに傾いている場所など多々見られた。

これだけの豪華メンバーが集まった試合はそうそう見られない。秋田や本田の引退試合も豪華だったがこの試合にはジーコ御大まで来ている。しかもそこで先制点を決めるんだから流石。ゴールにパスをするとはまさにあの事だ。

セレーゾは監督時代は良く知っているがプレイヤーとしても流石に黄金の中盤の一角だけあってそれに相応しいプレーぶりだった。年老いても面影だけは残る。一流はやっぱり一流。

相手側もよく集めたなと言うメンバー。特に後半は元磐田が多く揃って昔を思い出した。あとはLIVE前のトークを繋ぐラモスの話術に笑った。次カシマ来た時はしっかりブーイングするからよろしく(笑)

今回は良い祝祭になった。これを契機に不振のチームが生まれ変われば、なんて事を自然と都合よく考えてしまうのだがそう甘くもない。もう1回やり直しだから。しかしホームスタジアムが使えるようになったのは喜ばしいことだ。

チャット@徳島

2011-06-01 | 音楽モノ
【5/28 チャットモンチー『全国ツアー ”YOU MORE 前線”』@徳島市立文化センター】

今ツアーは関東公演がオール平日のため断念。本当はライブハウスに行きたかったんだが日程が合わず。必死に日程調整した結果、たまたま行くのに都合の良い場所が徳島凱旋ライブだったという次第。偶然だけどこれはラッキー。

会場は徳島駅から徒歩10分弱とアクセス抜群。場内は歴史を感じるというか古めかしくて小さい典型的な昔ながらの地方のホール。地元に帰ってきたと言ってもこのホールであるところに地方を感じた。客層は地元組が半分とその他半分だろうか。行きの飛行機やリムジンバスの車中では遠征組の関東人もチラホラ見受けられたが。

YOU MORE自体がユル~い感じのアルバムだし今回はホールなので最初からじっくり見るつもりで臨み、実際そのスタンスで楽しんた。しかしそれなりに近い距離で冷静に見るえっちゃんはもはやこの世の者とは思えなくて、どこか別世界から来た音楽天使なんじゃないかと思わせる(笑)

とにかく熱く燃えるよりはじっくり楽しむ方を念頭に置いていたが、終盤のLLL→拳銃の繋ぎだけは格好良すぎてアガった。あれをスタンディングで味わいたい。

ライブの内容よりも何よりもこの公演が徳島だった事に意味がある。MCにしたって徳島を存分に意識した内容であり、全てが徳島であるから成立すると言った感じ。他の地域なら普通のツアーの中の一部で終わるところだろうが、ツアーの中の1日が特別な1日だった。今回のツアーはこの1回きりの参戦だが、その1回がそういう意味合いの公演だっただけでも徳島公演を選んで正解だった。LIVE後は特急に乗って高松まで移動したのだが、当然車内ではすだち酒でカンパ~イしたのだった。