Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

JPNツアー@さいたまスーパーアリーナ

2012-01-31 | 音楽モノ
【1/28.29 キリンチューハイ 氷結 Presents Perfume 3rd Tour 「JPN」@さいたまスーパーアリーナ】

※例によってネタバレ禁止令が出ているので神戸同様、詳細はネタばれは無し

地元埼玉県でのLIVEと言う事で2days参戦してきた。直角Tour初日@戸田に参戦できなかった自分にとっては、ようやく一つの目的が果たされた感じがした。

普通この会場はアリーナVerが通常のライブ仕様だが今回はスタジアムVer。久しくこの会場でのこの仕様を見ていなかったし、先月2回来訪しているがその時はアリーナVerだったわけで、改めてみるとSSAの最大集客仕様はデカい。

曲目に関する部分は触れないとして、演出面や照明は本当に素晴らしいと思う。あとMCに関しては前より上手くなった。話が脱線してまとまりがなかったのに今ではある程度の起承転結が出来てる。こうなってくるとカツ丼2杯の大阪城ホール4時間が懐かしく思える。もうああいう事態は起きないだろうと実感している。どの曲とは言わないが、その前のMCの内容から曲へと繋げる流れが本当に感動的で毎回グッとくる。それがどこなのかは、行った先で感じてください。

初日は400LV正面、二日目は200LV上手側での参戦。神戸がBOX席(要はスタンド下手側)だったので、たった3度の参戦でスタンドの全角度を体感する事を達成。だからこそわかるのは角度によって見方が全く違ってくる事。どの曲とは言えないが見る場所によって見え方も変われば、ステージを見る時の視点の持っていき方も全然違う。これは本当に面白い。たいていのアーティストのLIVEでは前が良席で後ろが外れだが、『Perfumeのライブに当たり外れの席なし』とはよく言ったもので上から見下ろすならそれなりの楽しみ方がある。こういう事を客同士が共有し合えるアーティストって本当に稀有な存在だ。

初日のラストに追加公演のサプライズが決まってしまい嬉しい半面財布が泣けてくる。フットボール関係の切り詰めは切実な問題かなと。武道館×4というのは08年が2日間だったからその倍という解釈でいいのだろうか。あの時は『驚き』の公演だったが、時が経って今度はどんな武道館になるのだろうか。そしてファイナルで沖縄。我が人生において唯一と言っていい未開の地。何としても辿り着きたい場所だ。

2010-11トップリーグ第11節 サントリー×東芝

2012-01-22 | ラグビー
やはりどんな状況であれ、サントリー戦は接戦の好ゲームになる。

今年の東芝の立場を尺度で測るためにはサントリーはうってつけの相手。今のチームがどれだけできるのかを見たかったのだがまずまず互角の戦い。局面の争いではサントリーの方が上回っている感じがしたが、それでも事実としてノートライに抑えた事に変わりはない。しかしサントリーの9番は良い選手だったな。

残り10分で11点差つけられた時はもはやこれまでかと思われたが、吉田朋が投入されてからスイッチが入ったかのように攻撃のスピードが上がった。まずモールから押し込んで4点差。そして残り1分を切ってからの逆転トライ→その後ホーン→コンバージョン決めて終了という素晴らしき幕切れ。

これで大体の立ち位置が見えてきたので次観戦予定の最終節・パナソニック戦も期待したい。何とか覇権が取り戻せると良いのだが。

JPN二日目@神戸

2012-01-16 | 音楽モノ
日帰りで遠征してきたんだが、ネタバレ禁止令が公式に出てしまってるのであまりレポが書けませぬ。詳しくは全部終了したらガッツリ書いていきたい所存。あれやこれやと言いたい事はあるんだけれども、吐き出せず心にとどめておく。

個人の感想程度ならば想像の斜め上行っていてずっとニヤニヤしっぱなしだった。あと会場がこじんまりとしたハコだったので見やすかった。さいたまSAはスタジアムモードでやるみたいだから、あの距離感で最初に見ておいたのは貴重だった。できれば参戦回数を増やしたいなあと思ってしまった。次まで2週間待ち遠しい。

第90回高校サッカー総括

2012-01-11 | フットボール全般
今回は各試合毎に記録を付けなかったのでまとめて振り返ってみる。まずは個人的な観戦記録から。

12/30 開幕戦(国学院久我山×東海第五)
1/2 2回戦@NACK5(矢板中央×高川学園・聖和学園×近大付)
1/3 3回戦@埼スタ(矢板中央×国学院久我山・大分×青森山田)
1/7 準決勝(大分×市立船橋・尚志×四中工)
1/9 決勝(市立船橋×四中工)

この中で最も印象に残ったのは聖和。ロングパスを排除したドリブル・ショートパス多様サッカーは異質で興味深いものだった。できればもっと上まで行ってそのスタイルを世に知らしめてほしかった。

全体的な感想として典型的な高体連のチームの割合が多く、またそういうスタイルのチームが勝ちあがる傾向が強かったように思う。それは逆に言えば、そういうスタイルではないチームがやられてきたという事だ。一発勝負のトーナメントだから仕方ない事と言えばそれまでかもしれない。

また現実問題としてプリンスリーグでプレミアに所属するチームが悉く地区予選で敗退し、また本大会出場高もあまり上位に来ていない現実はプリンスと選手権の乖離を感じた。だから唯一ベスト4に残った尚志に期待していたのは本音。

正月の風物詩・感動提供コンテンツ・貴重な地上波中継といった切っても切り離せない重要コンテンツとして定着した高校選手権。そう考えるとこの大会はある種神聖化した特別なものと割り切って楽しめばいいのかと思う。この選手権こそがサッカー人生の一大事という選手も数多くいるだろうから、育成という視点からは切り離して考えるべきものかもしれない。プリンスリーグの拡充によって色々見えてきただけに個人的には考える事が多い今大会だった。それでも自分自身がこの大会のファンである事は変わらない。

第90回全国高校サッカー決勝 市立船橋×四日市中央工業

2012-01-10 | フットボール全般
名門同士の一戦は下馬評有利と言われていた関東勢のチームがロスタイムに追いつき、延長で勝ち越して勝利するという実に感動的なゲーム。スポ根主義が未だ根強い高校サッカーのフィナーレに実に相応しいものだっただろう。客観的に見てそう思う。

どちらのチームも決勝まで勝ち進んできたチームらしく、やり方がブレたり慌てて崩れたりすることなく、実に落ち着いて互いが自分達のサッカーを貫いた。延長戦に関しては耐える努力を90分が過ぎてから断たれた四中工の方がやや余力が残っていなかった結果。

今年も決勝戦は例年通りの満員。メディアが作り出す幻想主義とそこに惹かれる群集の心理たるや凄いものだ(笑)
これは先月、埼スタでプリンスのチャンピオンシップを見たときに書いたが、本来ならU-18世代の頂点を決めるあの試合の10倍以上の観客で埋まる国立競技場の光景にはいささかの違和感を覚えた。そしてクオリティや目に見えない実の面などよりも、精神論・郷土への帰属精神などを強く売り出した方が客が集まり心動かす日本人らしさを存分に感じた。

この大会は正月の風物詩ともなっているから、それはそれとしてアリなんだろう。そういう事を考えた今大会だった。時間があれば大会を総括してみたい。

この決勝が終わると個人的には1年間終わった気分だ。J開幕までしばしの休息へ。

みんなで元気になろうぜ!

2012-01-04 | 音楽モノ
【12/31 マウントレーニアダブル presents 桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011~年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会~】

大晦日の日、07~08年の年越し以来となる桑田さんのカウントダウンライブに行った。

今回は応援団の抽選に外れたので参戦は99%諦めていたが、一般発売で奇跡的に確保できた。相も変わらぬ自分のアミューズ愛の深さと相性の良さを年末に実感したのだった(笑)

転売対策を厳重に練った結果、チケットは当日座席指定と引き換え、その際に身分証提示による本人確認と右腕にはリストバンド装着必須と主催者側の努力の結晶がうかがえる。入場までの段取りが面倒など賛否両論あるかもしれないが、まずは第一歩実施と言う形で踏み出した事に敬意を表したい。引き換えに手間取ることはなかったので良かった。

本来であれば2010年の夏か秋にアルバムをリリースし、その後はドームツアーを経て横アリでの年末ライブに向かう予定だった。しかし桑田さんの病気によってそれらはすべて中止となった。復帰後、昨年『MUSICMAN』がリリースされアルバムは無事に世に出回った。ただツアーはないのでその楽曲を披露する場がない。

前置きが長くなったが、そういった経緯の後に巡ってきたライブ。9月には宮城ライブがあったがこの年末の神戸・横浜はその流れの中でやってきた。だからだろう、とにかく『MUSICMAN』の楽曲を演奏し披露したいという意気込みが伝わるセットリストだった。それは実際に全曲組み込むという結果でも表れているし、途中に『ダーリン』をやる前まで、ほぼMC無しでアルバム曲を続けたということだろう(『そして神戸』は除く。)

そういうセトリではあったが、個人的には『シャ・ラ・ラ』が聴けたのは本当に嬉しかった。次いつ聴けるか分からないと思うとレア感満載だ。レアといえば世紀末カルテもこういうご時世じゃなければもう聴けないだろうな。

ラストはギター1本で『希望の轍』
前回のカウントダウンライブと同じフィナーレなので特に驚きもないのだが、しかし「みんなで元気になろうぜ」というテーマに沿って考えればこれほど最高の曲はない。よって素晴らしいラストだった。こうして元気に回復した桑田さんを実際見る事が出来て良かったし、2012年はどういう活動をするだろうか楽しみだ。チラッと言ってた通りになるといいな。