Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

ここで終わり

2010-06-30 | フットボール全般
最後は攻めないと勝てない事を教えられた。守備を固めれば負けはしないが勝ちにもならない。PK負けは教訓だろう。

パラグアイは試合巧者だった。日本の方がハードワークしただろうが最終的に勝利を手繰り寄せるのはああいうチーム。

戦前の予想を大きく覆して日本は大健闘した。本当によくやった。しかしそれで終わりでいいとも思わない。感動をありがとうで終了では先がない。長谷部のコメントを皆が肝に命じるべきだ。普段のJがあってその先に代表がある。その構図を履き違えてはいけない。4年後の前に7月が先だ。

2010JFL前期第17節 栃木U×鳥取

2010-06-28 | フットボール全般

今年の鳥取を一度は見ておきたかったので足利に行ってきた。

地域からの昇格組とJを狙うチームではさすがに格差があった。個人能力の差、止めて蹴る基本動作の差などがそのまま結果に出た。

鳥取は前線の梅田に楔のボールがしっかり入って2列目が絡みながらサイドが上がる展開。美尾はさすがに長年Jで慣らしていただけのテクがあるし、元鳥栖の小井手なども上手く前に絡んで攻撃を作った。そこにサイドバックがサボらず上がってくるから厚みのある攻撃が展開される。

そこにボランチの実信から良いパスが配給される。鳥取はピッチ状態が決して良好でないにも関わらず、ダイレクトでポンポンと長短のパスがつながった。確かな基礎とチーム全体の意思統一がしっかりしているのだろう。喜多と小針を中心にした堅実な守りも確かなもの。更には服部・岡野が控えているとは贅沢な3部リーグだ。これなら今年こそは上が見えた気がする。

ウーヴァは元栃木組が数名在籍しているので高安・稲葉といったJFL時代の選手が見れるのか期待していったが出ず、若林が途中出場したくらいだった。石舘あたりはさすがに上手かった。後半、鳥取が温存モードに入ってからは惜しいシーンも作らせてもらえたが鳥取の堅守に阻まれた。

たまには地方に行くのも良いかなと思って行った足利だったが、行ったら行ったで何となく都会の雑踏が恋しくなって、終了後は久喜まで東武で出てから湘南新宿ラインで渋谷へ。特にやることはなかったがサムライブルーパークなどをチラ見して帰った。

決勝トーナメントへ

2010-06-25 | フットボール全般
爽快な夜明け。この試合を褒めなければ何を絶賛すればよいのか。

ヒデのコメントにもあったが前への攻撃的姿勢を示したことが好結果に繋がった。攻撃をシュートで終わらせる場面も多々。FKだって大久保の前に仕掛ける積極果敢なプレーがあったからこそ。あんなに気合いを入れて走りまくり、自らの得点に飛び上がって喜ぶ遠藤をこれまで見たことがあっただろうか。

3点目は本田→岡崎だったが、数年前の選手権初戦の星稜×滝二@駒場で二人が対戦したのを思い出した。あの日打ち合いを演じた両チームの中心がこうして世界の舞台に立つとは当日の観客の一人として感慨深い。

事前期待値があまりに低かったとはいえ、自国以外の開催で勝ち点6獲得しての予選リーグ通過は大いなる成果と評価してよい。勝因はチーム再編だろう。具体的には定食メニューを打破して調子の良いメンバーをチョイスしたこと。それから10番を外したこと。これによってこのチームは本田・長谷部が中心になった。ここが分岐点だろう。

長谷部は戦う気持ちを全面に押し出すし誰よりも日の丸の重みを感じている。彼のチームになってから誇りの持てるアツい代表チームになってきた。長谷部のチームになるのなら、我が軍の主力達がメンバーから外れても納得できる。

韓国と共にベスト16に進出したから次回大会も同数のアジア枠が確保できるだろう。アフリカ勢の不振も追い風となるはずだ。こう言っては失礼だがここから先はボーナスステージみたいなものだから、日本がどうやって世界と戦うのか、その方向性を指し示す戦いを見せてもらいたい。

1点差の重み

2010-06-20 | フットボール全般
悪くない結果。勝ち点3で得失点±0は上出来。結果論だけど仮にドローで終わっても、デンマーク戦で負けなければよいシチュエーションに変わりはなかったから1点差負けで終わって良かった。

守備の組織は非常に良かった。被シュート数がボール保持率の割りに少なかったのは日本に守りのリズムが出来ていたから。しかし一発でやられた。ここが世界との差だろう。振り返ればフランスW杯のクロアチア戦もスーケルの一発に泣いた。あれから12年経っても未だに日本と世界の差は埋まらぬままなのだろうか。

攻撃面では大久保・松井の好調ぶりが目立つ。リズムを掴んで攻めに出る時間帯もあっただけに持てる力は出し切ったのだと思う。

選手交代は全て不発に終わり流れをブッた切った。敢えて誰とは言わないが走らない・キープできない・守れない・流れに乗れないのダラダラしたプレーの連続で魂を感じない交代選手は見ていてイライラする。一人を吊し上げるのは良いことではないし、それで辛い思いをしたのは4年前の自分らだったが、彼のプレースタイルがオランダ戦において日本が標榜した素早い展開とミスマッチだったのは確かだ。

最終戦は集大成。これまで何を積み上げてきたのか、その成果を見せてもらいたい。かと言って過去の定食メンバーに戻るのも困るが、現状出せるベストを出しきってもらいたい。

JFL前期第16節 横河武蔵野×町田

2010-06-19 | フットボール全般

打ち合いの面白い試合だった。自分が行った試合でようやく町田の勝ちが見れた。逆に武蔵野は今年2度目にして2回とも終了間際の失点。JFLにしてはそれなりになかなかの客入り。町田側の方が動員は多かった。W杯やってるけど中断でJサポは暇だから現場に飢えてるわけ。そういう想いの結集がこうやってJFLに集結するんだろうな。

町田は木島の個人技が生きた。攻撃で打開したのは全てそれだった。あとは柳崎・太田のボランチコンビ。ここでボール奪取できると早い攻撃に切り替えられる。逆にこのラインを抜かれるとヒヤヒヤ立った。右SBが相手左ウイングを見る格好で変則的な3バックのような4バックのラインを敷いていたから、武蔵野が前に手数をかけてくるとマークがズレて危なかった。

また武蔵野もそれを狙ってサイドチェンジで揺さぶるなど、ワイドな展開を見せてきた。3部リーグのカテゴリーにしては武蔵野はロングパスをしっかり通せるチームだ。1点目などは完全に揺さぶって崩した得点。どちらかといえば組織的な攻撃をするのは武蔵野の方。

それでも最後は町田。点を取ってはすぐに追い付かれるの繰り返しで試合運びの拙さには参ったがよく3点目を残り少ない時点で取った。最後は気持ちで押し込んだ感じ。勝又もよくニアの狭い所をブチ抜いた。

メインの町田側に陣取ったので相馬監督を目の前で堪能させてもらった。喜ぶ監督、選手を鼓舞する監督、冷静な監督と。ってどこ見てんだという感じだが。最も印象的だったのは試合後に水のボトルを全部回収して抱き抱えたままバックスタンドでの挨拶の輪に走って加わった事。その後それを自ら選手に渡す。何だか印象的だった。

内容云々よりも気持ちで久々の勝利を手繰り寄せた町田。攻撃のバリエーションが少ない点は今後に向けた課題になるが来季のJ昇格に向けて上位をキープしていきたい。この1勝は弾みがつくだろう。

これしかなかったカメルーン戦

2010-06-15 | フットボール全般
良い意味で期待を裏切られた。自分の戦前の予想は勝ち点0で得点1の予選リーグ敗退。それが1試合で崩れた。

勝因は現実路線に立ち返って弱者の戦い方を選択した点と相手のウィークポイントを研究してそこを上手く突けた点。戦術がハマった格好となった。内容自体は退屈で物足りないものだったが結果を出すためなら何でも良い。勝ち点取れなきゃ意味がない。

逆に言えば自分達が主体的にポゼッションして仕掛ける展開ではまだまだ世界に太刀打ちできないという事。それもまた現実である。内容に拘って玉砕するのではなく、結果を求めてリアリズムに徹する選択をした。

初戦を勝利したので最後まで楽しませてくれそうだ。勝っている時は動くなと言われるが中盤の消耗は相当激しいだろう。また次戦はより守備的な戦いを強いられるだろうから、そこら辺を含めてどうコントロールしてくるか。チームの出方を見てみたい。まずは一勝を素直に喜んでいいだろう。

2010J2第17節 柏×北九州

2010-06-14 | Jリーグ

今年初の日立台だったがあの雰囲気もホームの観客数もJ1時代と変わらず。唯一アウェーの客が少ない分観衆は減少したが。

去年までJ1の柏とJFLから上がったばかりの北九州ではどうしても埋められない差があった。それでも水原を中心とした粘りの守りで前半を0点に抑えただけでも北九州はよくやった。実際柏は前半だけで試合を決めるチャンスがあった。

ボランチの栗沢・大谷で止めて溜めて捌いての起点を作りサイドから攻め込む柏。特に左サイドの崩しが面白い。後ろも近藤・パクのCBコンビに右は小林と面子は揃っている。これでバックアップに村上・蔵川が控えている。

柏は去年のメンバーがそのまま引き継がれており、それに加えて生え抜きの若手が融合してきた。数年前に強かった頃のユース出身者が育ってきて戦力として成長している。フランサがいなくてもあまり違和感のないチームになってきた印象。

対する北九州。守備に追われる時間が長いからなかなかラインを押し上げて攻撃に出ていけなかった。宮川が前で孤立気味。中盤も守備中心で前に行けなかった。しかし柏の猛攻を前半から本当によく耐えた。後半に長谷川を入れてからは前線で彼がアクセントになってかき回し、ゴールに近付くプレーが増えた。全体を通してよく戦った。

柏は実に前半戦の3ヶ月を無敗のまま終えた。これはよほどの油断や慢心がない限りは来季のJ1復帰が濃厚と言っていいだろう。このチームがそのまま育ってきたときに5年後辺りに面白い存在になるかもしれない。

2010J2第17節 東京V×富山

2010-06-13 | Jリーグ

暑いから運動量が少なく変化の少ない試合だった。

ヴェルディの先制点は最後まで粘ってボールに食いついた得点者を褒めるべきではあるが、富山にしてもしっかり体を入れてDFとGKが連携を取れば防げない失点ではなかった。

先制したヴェルディは無理せず守備を固めたから富山は前が手詰まりで攻め手が少なかった。ボランチまでは自由にボールを持たせるけれどそれより先のスペースを消した。そのため前の上園・朝日になかなかボールが入らず形を作れなかった。中盤で繋いで攻めようと思えば攻める事が出来るヴェルディが現実的に勝ち点3を取る戦い方を選択すれば相手は苦しい。

それでも後半の決定機を外した辺りからヴェルディの足が止まり始め、またそれと同時に選手交代に活路を見い出した富山が終盤は良い形を作って押し込んだ。あとはフィニッシュだけだったがポストに当てたりしてチャンスを逃した。

富山の2TOPは黒部・苔口とJ2にしては豪華だがFWまでボールを運べないため二人を生かしきれない。しかし03年元日に躍動した元同僚のパクチソンが南アでゴールを決めた同日に黒部は日本の片隅で3000人のJ2にいる。その差は何だろう。

富山サポは段幕を出してヴェルディコールまでした。暖かいサポだ。ヴェルディは試合後に前半戦終了セレモニーをやっていたが、これが民間企業なら民事再生法適用前の最終戦ということになる。ヴェルディが行ってきた事のツケが今出ている格好なので、それをリーグが全面的に支える方向性に対して必ずしも賛同はできないが、ヴェルディというチームに無くなって欲しくない気持ちはある。難しい問題だ。

Music Lovers Live@横アリのあらかると

2010-06-11 | 音楽モノ

番組から派生した企画なのでTVで司会を努めるMC赤坂氏が進行する形。GUESTの神戸蘭子は必要か疑問だったが。しかし赤坂氏は喋りが巧い。センター・アリーナ・スタンドの横アリ複雑構造を理解していなかったのはご愛敬ってとこか。

・AI

トップバッターはAI。声量デカい。よく喋る。でもって曲を次に繋ぐMCが上手い。歌はさすがに素晴らしい。

・KREVA

2月に同じ場所のワンマンに来てるので知ったかぶりしなくても分かるっす。歌えるっす。最もポピュラーな定番曲ばかり並べてきた。そういやワンマンの時はDJブースに3人いたが今回は2人だった。

ショーの組み立てが巧み。サングラスも相変わらず勿体ぶって外す。あれはファンになる資格のある人がみんなファンになるはず。終了後の赤坂氏とのトークも面白い。

・スキマスイッチ

昔から好きで一旦活動休止する前からよく聞いていたけど現場は初。かなり熱いステージだった。新曲を宇宙初披露とアオって出だしでトチった大橋にはズッこけたが。

『奏』や『全力少年』は今聴いてもやっぱりイイわあと思う。トリにふさわしい演奏だった。

17時開演で21時半終演だったから休憩入れて約4時半の公演だったがあまり長さを感じなかった。個人的にメンツに恵まれた面もあったが全体的に見て良いイベントだった。

2010ナビスコカップ予選リーグ最終節 大宮×仙台

2010-06-10 | ベガルタ仙台

最高の試合だった。相手の内容を考慮しても文句のつけ所がない仙台の完勝。

チーム全体のバランスが良く上手く機能した。強力な相手FWのラファエルに対してはCBとボランチが挟み込んで孤立させ仕事をさせず、結果として大宮に攻撃の糸口すら作らせなかった。そういう守りが出来ているから良い形でボールを奪い速攻に繋げられる。

その起点となった前線。中島が良い動き出しで相手のウラをとりチャンスを演出した。大宮のセンターバックは背後のスペースに弱く、そこを狙うとたちまちチャンスが訪れた。フェルナンジーニョのキープ力も生きた。俊敏性のある2TOPを先発起用して相手CBに対抗する作戦がハマった。

中盤の勝負では圧倒していた。WボランチがJ2時代を思い出させる素晴らしい働きで攻守に渡って貢献した。二人でアプローチに行ってボール奪取する事ができた。強行出場の関口も良かった。大田はだいぶフィットしていた。梁不在でこれだけやれたのはベースアップの証拠。

大宮は全体的に噛み合っておらず内容が悪すぎた。バイタルエリアはスカスカで簡単にシュートを打たせてくれるし、DFは背後をとられすぎ。攻撃はラファエル一人に頼りきりでサポートなし。藤本や安がいないとここまでチーム力が落ちるものなのか。ゴール裏から鳴り響く『戦え大宮』のコールが最もこの試合の縮図を表現していた。

仙台はクラブ史上初の決勝トーナメント進出。現金な話だが200万円稼ぐためにも勝ち進むのは良い事。ここから先が楽しみでも不安でもあるが良い経験を積んでもらいたい。

Music Lovers Live@横アリ

2010-06-09 | 音楽モノ

【6/5 KDDI presents Music Lovers Live 2010@横浜アリーナ】

PTAで抑えたアリーナB。一角を抑えていると思われるので周りもPTA会員だらけ。隣のブロックはKREVA枠だった様子。

それにしてもPTA会員の多いこと多いこと。ロビーも会場前もトイレも桃T率高し。明らかにPerfume率が相当高い会場だった。

東京ドーム発表後初現場でメンバーも緊張していた様子だがあ~ちゃんは変なキノコでも食べたかと思うようなハイテンションだった。のっちは相変わらずの感じ。かしゆかは安定してるわ。やっぱり生でドーム決定告知が聴けたのは良かった。ちょっとグッときた。

今年はこれから全てをドームに向けてやっていくのだろう。今回はその第一段。次の3つは課題だったんじゃないかな。

・ポリ無しのセトリで一般客を満足させる
・パピラの上下上上を予習無しでやって一般客にもやらせる
・曲紹介フリ

しかしこちらはイベントでSeventh Heavenやると思ってないから一気にテンション上がった。一般客は口ポカーンだろうけどPTAブロックは熱狂と・・・

PTAコーナーはフルVerで普通にワンマンと変わりなし。サバイバルダンスに音が付くのも仕様。歯みがきもデフォルトになった。あれ歌うのは正直踏み絵を踏む気分だ(笑) ultra soulで4回ジャンプするのは何の抵抗もないが。しかしあの流れを予告無しでやられたら初見の人はなんのこっちゃ分からんだろうなww

それでラストはポリだろうとタカをくくっていたらパピラだから意表をつかれた。このセトリならフェス仕様よりはむしろワンマンに近い。内容的には大満足。3ヶ月現場がなくて飢えていたのもあるけれど行っておいて良かった。

長くなったので一旦切り。他は次で。

2010J2第16節 千葉×愛媛

2010-06-08 | Jリーグ

前半だけで試合が決まった。愛媛のデキが酷すぎた。千葉が良かったことを差し引いても愛媛の内容の悪さ、GKの不始末なプレーぶりが全てだろう。開始1分であんな失点の仕方は有り得ない。これまで何度か愛媛の試合を見てきて、その中には天皇杯のジャイアントキリングなどがあって割と相性の良いチームだったのだが、今回は今まで見た愛媛の中で最悪の試合だった。

千葉は前線からどんどんプレスをかけてDFやボランチに対して複数人で囲んでボールを奪いに行くプレーが見られた。プレスをかけるだけでなくボール狩りに行っている。攻撃では2列目に配置した3人が自由に動くから愛媛ディフェンスは彼らを捕まえられなかった。最前線の巻は相変わらずの泥臭さで必死にプレーしていた。最近はネットが先発で今回は出停だったようだから巻にとっても重要な一番だったのだろう。

更に言えば千葉はミリガンが豪州代表で離脱している。茶野や中後はベンチ外で谷澤に深井が途中出場とJ2にしては贅沢な選手層だ。これは1年での復帰が至上命題なのは間違いない。逆に今年上がれなかったら暫く苦労する。3位以内を争うのには相応しいチーム状態にはあると感じた。

一方の愛媛は前述のとおり前半の酷さが全て。後半はジョジマールが前線で起点となって攻撃を引っ張りチャンスを作れた。内容はまずまずだったが前半の負債は大きすぎてマイナスを取り戻すことすらできなかった。守備陣はマイボール時の千葉の高い位置からのハイプレスに慌てていた。

試合は見ていられなかったので楽しみはそれ以外で。まず今年のフクアリはKO前まではコンコースが封鎖されていないのでスタジアム1周ができた。J1復帰したらまた封鎖されるだろうからこれは今年限定か。また愛媛のマスコット大集合に一平くんまで。怪我して担架で運ばれて車椅子に乗せられる設定は笑った。試合以外の部分は愛媛のためにあったんだが肝心の本番があれではちょっと。

2010J2第16節 横浜×岐阜

2010-06-07 | Jリーグ

選手の技術面での質の差やFWの能力差がそのまま結果に反映した感じ。去年長良川で同じカードを見たが、あの時は技術で劣る岐阜が走り勝ったような試合。今回はそうならなかった。

横浜に大黒がいることはJ2レベルでは反則だと改めて実感。分かっていても相手は止められない。少々質の低いパスでもゴールするシュート精度の高さ。そこに引っ張られるから2点目の西田のような形でのゴールが生まれる。岐阜にはPA内で仕事の出来るFWが居なかった。

岐阜は西川・橋本からのパス出しを中心に組み立ててチャンスは作ったがラストパスが相手に引っ掛かったり、シュートをフカしたりしてチャンスを潰した。後半から2枚替えして反撃に転じた矢先に追加点を奪われて出鼻をくじかれたのも痛かった。少しずつ形が出始めた所での失点は勿体無い。

ホームチームにとっては内容の伴った結果を得て中断に入るのだから最良の結果を手にしたと言えるだろう。それにしても暑い1300KOだった。こういう状況下だと先制点がモノを言う。

Face to Face

2010-06-06 | 音楽モノ

【6/3 チャットモンチー 顔 to 顔 ツアー@新木場 STUDIO COAST】

B面Tourは斬新。今まで真剣にカップリングと向き合ってもいなかったから『表情』をしっかり聞き込んで予習して行ったら意外に良い曲が多くて楽しみだった。それで行ったらやっぱり良かった。大事なのは何を歌うかじゃなくて、そのアーティスト自身を見ることだと感じた。

面白かったのは即興でB級ご当地ソングを作るコーナー。何が面白いかと言えば曲作りの一部が垣間見えるから。チャットはこうやって曲を作っていくんだなあと、普段は見えない裏側を見た気がした。他の二人が客とやり取りしている間にえっちゃんは黙々と作業していて、そっちばっかり見てた。

アンコールはしっかり『Last Love Letter』と『シャングリラ』をやってくれて有りがたし。さすがに濃いメンツの集まりだとシャングリラのクラップを誰も間違えない。

チャットの音楽は聴いていて熱く暖かくなれる。それはどんな曲だろうと変わらないのが分かった。定番メニューがなくてもこれだけ楽しめるのは素晴らしい。

読売の本拠地だとか

2010-06-01 | 音楽モノ
Perfume 11・3東京ドーム単独公演(スポニチ)

東京ドームですか。来るべき所まで来た。信じられないのが一番の率直な感想。サザンやミスチルで東京ドームLIVEを見た時はそのクラスのハコでやるのが当然の大物だと思っていたから普通の事と捉えていたが、さすがに今回は驚きがありそこでライブが行われる想像がつかない。

あのビッグな舞台。LIVEを見るためにも何度か訪れた事はあるが間違いなく限られた人しか立てない大舞台。会場は大きすぎて距離感があるから今まではそこに参加することに意義があると思っていた。しかし今回ばかりはそうも言ってられないな。

ドームと言えば音響が悪いのが最大の懸念。ここはクリアしないと。あとは希望としてデフォルトでセンターステージにしてくれると距離感が近くなるから助かるわけだが。そこは上手くやってくれるだろうけどデカい会場を狭いフロアに変身させてもらいたいな。

ドームということを差し引いても久々のワンマンだから待ち遠しい。まずは土曜の横アリでドーム決定の生報告を聞いてこようか。