Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

第89回全国高校サッカー1回戦@等々力

2010-12-31 | フットボール全般

10年の観戦締めは等々力。

鹿島学園vs大分鶴崎

前半は大分ペースだったがそこを凌いだ鹿島がセットプレーを得点につなげて1回戦を突破した。大分鶴崎は大分のチームらしくトリニータの応援を盛り込んだり。対する鹿島学園は聖者の行進をやってたな。

静岡学園vs米子北

注目は当然鹿島内定の昌子。なので自然と米子北寄りで見ていたが流石にJリーグ内定者2人を擁してもチーム力の絶対的な差は埋められなかった。

静学はやはり例年通り技術レベルが高く一人一人が巧いし1対1で負けない。ワンランク上のサッカーをしていた。これで大島が出停だったのだからそのレベルの高さに驚かされる。対する米子北は縦ポン中心で川崎内定の谷尾頼みでサポートが少なければあの相手には厳しい。


昌子は足元のボール捌きが安定しておりフィードが左右両足共に正確だった。その辺はジョンスに似ている感じ。入団後にどこまで成長するか楽しみ。

これにて2010年終了。本年の観戦記録はまた来年にでも。今年も一年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。もとい明日もまた宜しくお願いします(笑)

第90回天皇杯準決勝 鹿島×FC東京

2010-12-30 | 鹿島アントラーズ

苦しい試合展開の中、背番号10がピッチに入る。すると試合は劇的に変化した。スイッチが入ったチームは生き返った。

前半から苦しい展開。何故J2降格したか分からない程の東京の攻勢の前に攻め込まれる。前でボールが収まらずすぐに奪われては反撃を食らう展開。そして最前線で良い動きをしていた平山がこれまた完璧な動きで一旦降りてきて叩くと、すぐゴール前に入りクロスをアクロバティックなシュートで決めて見せた。

後半開始から青木投入。何でも良いから決めてくれとゴール裏も必死だった。そして本山が入ると流れが来た。そして同点。90分で決着しなかったが延長前半には東京・米本退場。これで攻勢を強めるがゴールは奪えない。

このままPK戦突入かと思われた最後の最後、またも10番が仕事をした。フワリと浮かせたスルーパスを大迫に通すとそれを興梠に折り返し。当たり損ねのシュートだったがネットを揺らしその瞬間タイムアップ。劇的なサヨナラゴールに皆狂喜乱舞だった。ピッチもスタンドもそこかしこで歓喜の輪が自然とできていた。

90分で決まらなかったのは結局今年の課題の継続。鹿島も東京も今年は同じ引分け数だったが互いにとっての、決めきれない・逃げ切れない課題が最後まで出た。1対1のスコアが象徴的だ。3回対戦して全て同じスコアは決して偶然ではない。

とにもかくにも勝つには勝った。元日国立に行ける。大岩と共に優勝したいのは当たり前。それよりもタイトルが欲しい、そして絶対ACLに出る。ガンバの敗戦はアジア行きは自力で決めろというシーズン最後の試練だと受け取った。絶対にやるんだ。

第32回全日本女子サッカー選手権 常盤木学園×INAC神戸

2010-12-28 | フットボール全般

ベレーザに勝った常盤木を見るため西ヶ丘へ。それにしても今年は本当に数多く西ヶ丘に通った。しかもその全て無料入場。JFA後援会の恩恵を近場のスタジアムで受けまくっております。

高校生とプロではさすがに差があった。前半からハーフコートゲームだったが神戸のフィニッシュ精度が悪く常盤木も粘り強く守っていた。また神戸はバックラインでのパス回しに緩慢さが見られたのでそこを狙えば常盤木にもチャンスがあるように見えた。ただ攻撃はタテ急ぎ過ぎで手数少ないでは得点を取るのは厳しい。

どうにか前半は常盤木が凌いで後半立ち上がりから9番のFWを投入する。ところが開始早々に神戸が先制。これで神戸側は楽になった。2点目が入ると試合の大勢が決した。そこからは神戸が立て続けにゴールを重ね最終的に5対0。

常盤木は精一杯やっただろうし高校生がベスト4まで来た事自体が快挙。この中から未来のなでしこ戦士が生まれる可能性もあるわけだしこの経験が糧になると良い。9番・11番辺りが印象に残った。

もともとこの試合だけで退散予定だったので第2試合には脇目も振らずスタジアムを後にした。ここからやる気があれば中山に行ったのだが西ヶ丘の寒さで体を冷やしたので新橋WINSで有馬を購入。そのままそこでレースを見た。久々に人の多い所でG1を見たが最後の直線での悲喜こもごもの賑やかさが楽しかった。一応馬連だけ的中したけど3連単はヒモを間違えて外す。それでも最後に馬券取れたし今年は割とG1の成績が良かったので気持ちよく終われた。

第90回天皇杯準々決勝 鹿島×名古屋

2010-12-26 | 鹿島アントラーズ

残り3試合のうちの1試合目をまず勝利で終えた。

序盤からハイペースで飛ばした。良い試合の入りが出来たので、こう言っては何だが互いのやる気の違いが内容に表れていた感じ。そりゃあ外人全員不在の名古屋相手に負けたくない気持ちは強い。ファーストシュートから立て続けに攻撃を仕掛け10分以内で先制した。その後もペースを握るものの突き離せず、途中アクシデントで岩政が交代しながらも前半は危なげなく折り返した。

そして問題は後半戦。やはりリーグ戦同様ペースが落ちた。名古屋が巻を投入して単純に外からのクロスを多用してきて、また巻が前で起点になるからラインを下げさせられた。次第にセカンドが拾えなくなり中盤の運動量は低下する。それでも最後は食い止めていたが止めるだけで奪ったボールをキープして攻撃につなげる事が出来ない。早く青木を入れろと思っていた矢先に追い付かれた。しかも最も危惧していた形で。

ここで落ちるのが常だったが今回はそうならなかった。この試合では割と中央に張って巧く体を使いながら自分を生かそうとしていた大迫。それでもいつものようにガムシャラなシュート姿勢が欠けていた大迫。その大迫がPA内で相手をかわすと迷わずシュートした。彼に一番やってほしかった仕事だ。その結果逆転ゴールが生まれた。

そのままどうにか逃げ切って準決勝進出。飛車角落ちの名古屋にヒヤヒヤな展開は満足できないしリーグ戦と同じウィークポイントを抱えたままの勝利には納得もいかない。それでも日本人FWが結果を残した事は価値がある。

大岩の引退セレモニーは大変感動的だった。相手の名古屋にも配慮と敬意を払う内容だった。トーレスのVTRを持ってくるあたりはサプライズ。花束を渡す時、一人だけコートを着なかった新井場の姿が印象的だった。あの魂を背負って戦う最近の新井場は本当に凄い。そして大岩自身が言っていた事、まだ戦いは終わっていません。残り2試合勝つのみだ。

チャット~、モンチ~

2010-12-23 | 音楽モノ
【12/18 チャットモンチー「サンタが中野にキスをした」@中野サンプラザ】

モンバス以来でかなり久々のチャット。個人的には『Awa come』がかなり気に入っているので楽しみにしていった。全曲セトリに入れてくるかと思ったけど半分程度だった。一番聞きたかったのはセカンドプレゼントだったのでそれが無いのは残念だった。DVDに収録されているアイドル風えっちゃんを生で見たかった。

セトリのシングル率が低くてライトファンにはキツいかなあとも思ったがこちらはあれくらいディープに攻めてくれる方がありがたい。レア曲なんかもやってくれて色々聞けてよかった。夕日哀愁列車よかったな。ワンナイトのイベントであれだけマイペースでやるんだからチャットはブレないな。顔to顔ツアーの延長戦みたいなセトリかな。

OKAMOTOSもOPで良い味を出したばかりでなく本編にもしっかり乱入してきて盛り上げた。偽シャングリラからちゃっかり告知、しっかり台本練ってたな。しかしあれで19歳は老け過ぎだろう(笑)

客層はロックフェス流れで来ている人もいれば一般人も増えてるのかなあと感じた。それで座席指定だからあまりアツく汗ダラダラというわけにはいかない。飛ばないし腕上げる程度だもんな。そこら辺のサジ加減が微妙なところ。やっぱりスタンディングでガンガンやりたいっつう気持ちもあるから。だから来年のツアーは数少ないライブハウスを狙ってもいいかと。Zepp Tokyoが無いのが痛い。

ほっこり気分で帰れるライブだったな。ひとまず参戦しておいてよかった。次はアルバム・ツア、楽しみ~。

2010-11 トップリーグ第10節

2010-12-16 | ラグビー

トップリーグのスタンプラリーようやく2個目。サッカーシーズンが一段落したのでラグビーにやっと行ける。その初回にして好カード2試合は有り難し。


東芝×神戸製鋼

開幕以来の東芝だったが未だに内容はまだまだのようだ。何よりも淡白なトライの奪われ方が気になった。後半の選手交替で豊田・松田を入れた辺りから徐々に流れが良くなり、また神戸のペースが落ちてきた事もあって逆転はしたが更に突き放して息の根を止めるまでは至らなかった。

三洋があと一敗しない限りは2位止まりだがリーグ戦はそこで終わりかな。最終的にプレーオフで帳尻合わせてくるだろうけど。

試合前に募金活動に参加する富岡を見掛けたが最近はあまり出てないのかな。見てないから分からないけど。ちょっと時代の変化を感じた。富岡キャプテンで王者に君臨していた時代を見ているだけに。

神鋼の大畑はひょっとするとこれが関東ラストマッチ。だからだろうか、第一試合の方が観客数が多かったし、普段なら東芝ファンが多いはずのエリアが非常にニュートラルな雰囲気だった。日本ラグビー界の功労者だからあれだけ多くの人に見送られるのは当然だろう。


三洋電機×サントリー

前後半で両極端な試合だった。前半は三洋の強さが光った。分かってはいるが強い。

後半は一転してサントリーのペースに。清宮時代の効率性を重視したラグビーから繋いで攻める地上戦へと変化したがその形は後半に入ると出せるようになってきた。風上に立って有効なキックを使い始めた事もあるが。2連続トライで点差は一点。

それでも三洋の守備の粘りが素晴らしく逆転トライは与えない。すると終了間際にペナルティを受けたサントリーが選択したのはPG。これが決まって逆転勝利を演じた。結果的に三洋が前半から負傷者を続出させた事と、キックが決まらず得点を加えられなかった点が最後に響いた。

最終節が隣と被ってるので次の秩父宮はプレーオフ辺りだろうか。今年は3ポイントたまらなかったな。

電話ズ~~

2010-12-14 | 音楽モノ
【12/10 the telephones「SUPER DISCO Hits 4!!!」@ディファ有明】

ちょうど1年前のディファ以来のワンマン。この場所に来るのも電話ズのワンマンも1年振りというわけだ。

さて今年も指定席で見たのだが後ろから見るフロアの様子は面白くラストの皆がカラフルな風船を手にした光景はキレイだった。スタンディングと同価格でクローク代もかからないからオイシイ。その気になればフロアに突っ込む事も出来たがマッタリ酒飲んでたらその気も失せて後ろでのんびりと。

昨年に比べるとMC少なめでグダグダ感がなくなりテンポがよかった。ダンスフロアを重点的に意識した内容だった。こっちの方が彼らのLIVEにおいては良いと思う。脱〇のモノマネとか一切なかったけど無くても全く問題ないし。

あまりアツくならず割と冷静に見ていたが終盤だけはちょっと汗かいたな。urban discoやハバネロはやっぱり鉄板ネタだ。ここで体動かさなかったら来た意味ないわ。

今年はそんなこんなでサクッと終了した。すぐ表に出て会場目の前のバス停から都バスと東京メトロを使って上野まで出た。人身事故対策だったのだが最後の最後に京浜が全く動かなくなって結局帰りが1時間くらい遅くなった。金曜の夜でよかったなと思うと同時にライブの記憶が彼方に消え去る程大変だった(笑)

第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会 三洋電気洲本×讃岐

2010-12-06 | フットボール全般

ウィークエンドパスを生かすべく数年ぶりに臨海に行ってきた。久々の臨海だったが駅から遠くアクセス最悪だし海沿いの何もない工場のど真ん中と相変わらずの劣悪環境だった。行ってみて分かるフクアリとの雲泥の差。今なら言えるわ、山形遠すぎ&臨海遠すぎと(笑)

カマタマは天皇杯大宮戦(前半のみ観戦)以来2度目。あの時とはカテゴリーが違う。90分負け以外の結果ならJFL昇格が決まる讃岐と逆に90分勝ち以外では自動昇格できない洲本。

そうなると必然的に洲本が積極果敢に攻める。前半は洲本のペースだった。韓国クラブを思わせるようなロングボールとアーリークロスを中心に押し込んでいく。それを食い止める洲本のCBは元川崎の神崎。彼を中心に讃岐は耐えた。それでもバー直撃のミドルなど洲本が惜しい場面を作るも無得点で折り返す。

すると後半は讃岐がペースを握り徐々に相手ゴール前に迫る。いよいよ得点の匂いがしてきた時間帯にセットプレーからきっちり先制。こうなるとあとはガッチリ守るだけ。焦りから洲本の攻撃は単調になりまた終盤には足も止まった。カウンターで追加点こそ取れなかったものの、1点を最後まで守りきって地域決勝を優勝するとともに来季のJFL昇格を決めた。

カマタマといえば吉澤だが10番を背負っておりテクニックはさすが。下のリーグが長いだけに泥臭さも磨かれてる。元所属選手が現所属選手の持ってないものを持っているのはどうかと思うが我が軍の若手に見習わせたいな。JFLなら関東でも試合があるからカマタマの試合もより見に行き易くなるのはありがたい。

試合終わって総武線で帰って都内に戻るとすっかり日も暮れて夕方。臨海は面倒くさいわ。ジェフがホーム変更して観客増員したのがよくわかる。そんなんで通算3度目のウィークエンドパスはこれで終了。

2010J1第34節 山形×鹿島

2010-12-05 | 鹿島アントラーズ

史上最大に過酷な遠征だった。強風による新幹線のダイヤ乱れがモロに直撃した。

朝起きていつも通りツイッターでTLをロムってると早くから行ってる人達の山形新幹線運休・仙台に強制迂回の情報が。これで慌てて大宮へ行くと新幹線の発着表に山形や新庄の文字はなかった。

大宮駅のみどりの窓口で持っていた天童までの特急券を払い戻して仙台まで買い直し、本来なら新庄行きだったはずのやまびこで仙台へ。仙台にも少し遅れて到着。当然ながら鹿島・川崎に仙台のサポが混在する駅前(笑) もういっそこのまま直樹の引退を見届けに行きたいくらいの気分だった(苦笑)

ここから仙山線で向かいたかったがこちらも強風で運休のためバスを使用。仙台~山形のバスは本数が多いのは知っていたが同じルートを選択する人が多数のため東京駅の鹿島号並みに並んで乗車。バスは順調に進み山形駅へ。そこから普通列車で高擶へ行き徒歩でスタジアム着はKO20分前位。どうにか間に合った。

帰りも何だかんだで新幹線は1時間近く遅れた。福島で先に到着して連結するやまびこがまだ来てないとかで足止め食らったし。車内販売で弁当買おうにも自由席に回ってきた時には品切れでお菓子しかなかった。もっと計算して発注しろっていう話だわ。JR東もNRCも話にならん。

あっ!試合の話していなかった。まあいいだろう。今年何度も見た試合の再生映像を最後も見せられた。途中出場してゴール前に入らないFWって一体何よ。毎回同じ内容なのにいちいちレポするのも飽きた。実質14敗もしたら4位が妥当だ。