Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2010JFL前期第13節 町田×高崎

2010-05-31 | フットボール全般

今年2回目の野津田。さすがにGWの前回に比べると空いていた。無料シャトルバスもすぐ乗れた。それでも2500は入るんだからよく健闘しているだろう。

町田は出足が鈍く運動量が少なかった。夏のような暑さだった琉球戦より動けていなかった印象。蓄積疲労か、或いは相手を舐めていたか定かではないが後手を踏んで優位を保てなかったのは確かだ。どこかダラッとしていて相手を圧倒する気概が感じられなかった。

それでも前半のうちに追い付いたからこれで復活すると思いきや、前半終了間際につまらない失点を献上して折り返す。更には一瞬の隙をつかれて3失点目。高崎の無駄の無い速攻が面白いようにハマった。

2点差つけられてから目が覚めたように反撃に出た町田。しかし得点は結局セットプレーのみで1点届かず。途中から木島を左の中盤に下げてチャンスメイクさせるようになってからはだいぶ良くなったが前半で負ったマイナスは取り戻せなかった。

審判のレベルはJFLならあの程度。前日の武蔵野同様の低次元だった。しかし上を目指すならそれさえも跳ね返さないといけない。その辺のメンタルやパワーは監督が一番熟知している。それが相馬が現役バリバリだった頃の鹿島黄金時代だったから。

これで町田は連敗となったが反省から改善へ立て直しを見せてもらいたい。こういう負けをホームで演じてはならない。

2010JFL前期第13節 横河武蔵野×Honda FC

2010-05-30 | フットボール全般

今年初の武蔵野。

試合は1対1のドロー。痛み分けとも言えるしどちらも勝てたとも言える。特に武蔵野は1点リードのラストに微妙な判定でファールを取られてFKを決められて即終了だから浮かばれない。終了後に武蔵野が抗議するのも分からなくない。しかしあの最後のプレーでファールを取らなければ逆にHondaが怒った気がする。要は審判のレベルは低すぎた。

武蔵野は3TOP気味にして前線で小気味よくパスをつなぎながら崩しに行く。前半からチャンスを作っていたからもっと早めに複数のゴールがほしかった。ダメ押ししていれば勝てた内容。

対するHondaは前半は守備中心。後半は攻撃に打って出てきた。先制された後は怒涛の反撃で武蔵野ゴールに迫った。実際ロスタイムになる前の段階で何度も決定機はあったが、武蔵野もゴール前でよく粘っていた。展開としては1対0の一番面白い時の内容だから見応えはあった。

互いに意図のあるサッカーを展開し中身の濃い試合だった。審判は微妙だったが見ていて面白かった。

サカナクションの世界

2010-05-29 | 音楽モノ
【5/28 サカナクション SAKANAQUARIUM 2010 kiUUiki@Zepp Tokyo】

やっと参戦出来た。

到着は1850位で結構ギリギリだったが割りとスペースが空いてたから前に行けた。しかも機材トラブルで30分押しだからかえって遅く着いてありがたかった。

焦らされた分スタートからアッパーチューンな曲の連続でガンガン縦ノリ。もっと横揺れが多いかと思ったが想像以上にタテで踊りまくれる。一瞬で楽しくなった。あとは踊るだけ

ミディアムな曲でも体を揺らす程度は出来る音の面白さ。ここが好きなポイント。山口はツイッターを見ている限りでは一人称をボクと言うのはちょっと意外。歌詞の一人称は確かにボクが多いが。

『アルクアラウンド』で本編のピークを迎え、アンコールではまるでそこから改めて公演開始かのようなノリ。そして発表された武道館。これも是非行きたい。疾風のごとく駆け抜けた2時間だった。

終演してすぐ物販に駆け寄りタオルを購入。開封してすぐ使おうかと思ったが袋を開けるのが勿体無くてそのまま持ち帰った。帰りのゆりかもめでツイッター見たら早速山口撮影の画像がUPされていた。仕事早いわ。

2010ナビスコカップ予選リーグ第4節 浦和×山形

2010-05-27 | Jリーグ

山形の組織的なサッカーがうまく機能した。内容的に見てパーフェクトに近い試合だった。まず守備面に関しては粘り強い守りと前線から中盤にかけての連動したプレスで相手に自由を与えず、チャンスらしいチャンスすら作らせなかった。

攻撃では1TOPの田代を起点に中盤の4人がサポートして押し上げる。個々のストロングポイントを生かしながら組織を作る。田代の使い方を山形は既に把握したようだ。だからあんなに点が取れるのだろう。また途中から入った下村が攻守で効いていた。

対する浦和。どこかの代表と一緒でブロックの前でパスを回すから怖さがない。ミドルを打たない。周りはホームの客ばかりだったがこの辺に相当イライラしていた客が多くヤジも飛んでいた。リードされると前の人数を増やすからかえって手狭になるのは開幕戦でも見た光景。こうなると結果は見えている。

最前線の田代は大活躍。まず守備ではサボらずチェックをかけ続けた。そして攻撃の起点として貢献するだけに留まらず得意の頭で2ゴールを決めた。しかもアシストは石川・増田と元鹿島ばかり。こんな展開は狙って出来るものではないから観に行ってよかった。

その増田もフル出場し体を張った攻守に渡る奮闘で勝利に貢献。もともと巧いがフィジカル面でもチームを助けていた。頑張りを見られたのでよかった。大満足の水曜夜のナビスコだった。

日本×韓国

2010-05-25 | フットボール全般

所詮あの程度の実力と分かっているから韓国に負けても何の感情も沸き上がってこない。監督好みの選手を取り揃えたチーム岡田という疑惑の日本代表が、海外組がピークを迎え今が最強とも言える韓国に完敗するのは不自然ではない。至極当然の事だ。あれならJ2上位の方が強いんじゃないか。

韓国のサッカーは見事だった。チームとしての連動した動き、走りきる姿勢。一言で言えば日本がやりたいことを全部やっていた。キムジョンウが人を潰しに行ってキソンヨンが捌くWボランチのバランスが素晴らしい。イグノは相変わらず巧い。

ジョンスを見ても危なっかしさがなかった。普段は毎週ヒヤヒヤさせられるのに。それだけ日本が韓国ディフェンスに脅威を与えられなかったという事。日本を自由にさせなかった韓国は上手だったが。とりわけ本田の左足に対するケアは研究しきったように完璧だった。相手に最大の脅威を与える可能性のある本田が封じられては攻め手はない。

いつもと変わらずミドルゾーンでの安全なパス回しに終始する偽物ポゼッションサッカー。コンディション不良で軽々相手に吹っ飛ばされる10番。終盤のセットプレーでタラタラ上がって長谷部に早く上がれと促されるベテラン。戦う姿勢・気持ちが物足りない。中心の10番がヒョロッとして淡々としているから仕方ないか。でも敢えて言わせてもらえばどうしてどっかのチームの背番号40の人がいないのか、それが物足りない。

SBもCBも本職ではない人を使うから生きない。今野は使われ方が可哀想だった。長友は走りまくって1対1で果敢に勝負していたが最大限生きるのはやっぱり左。こうしたのは監督の責任。壮行試合後の挨拶を選手に任せて今更進退伺いとは聞いて呆れる。しかも翌日になってジョークだったとは全く笑えない。もっと言えばそういう監督を放置しっぱなしの犬飼の責任。

韓国がアジアの代表として南アでやってくれそうな期待が持てた。それが確認できたのが収穫。対戦相手の青いユニフォームのチームはおそらく3次予選辺りで敗退したスパーリングパートナーだったのだろう。

2010J2第14節 横浜×鳥栖

2010-05-24 | Jリーグ

多分今年のJ2である意味最も注目されるだろうカード。特に鳥栖側は当然だが気合いが入っていてアウェー席はよく埋まっていた。

立ち上がりに流れをつかんだ横浜がそのまま押し切った。甲府戦の大逆転負けの反省もここで生きたのだろうか。

横浜の注目は岸野チルドレンとでも呼べばいいのか、要は元鳥栖勢だが岸野監督は惜しげもなく皆使ってきた。そして結果的には高地が全得点に絡む活躍を見せた。大黒の技術の高さはさすが。鳥栖は大黒を掴まえきれなかった。

こう見ると得点に絡んだ人が目立つが横浜を支えたのは新加入のホベルト。この人が中盤で効いていてチームをコントロールした。タメが作れて落ち着きを与えられてチームの潤滑油として機能していた。ホベルトという支柱がいるから周りも生き生きプレーしていて、不思議と横浜の選手が輝いて見えた。多分1.5倍増し位の良さに見えたような気がする。逆に鳥栖はそのホベルトに振り回されて中盤が機能しなかった。

また鳥栖はパスやトラップなどで初歩的なミスが多く守備面では単純に数的不利な場面を作られたり人についていけなかったりした。確かに大黒は巧いがあんなに簡単にラインを破られていてはどうしようもない。

また審判が下手だったことを差し引いても無駄なファールが多かった。相手への因縁が憎悪に変化したような感じだった。但し高地が引っ掛けられてPKを獲得したシーンは、確かに足はかかっているがあの程度で笛を吹くか、という感想。

それでも後半、9対11になった後は横浜が主力をひっこめて少しグダグダになり、鳥栖も頑張って守ったためスコアが動かなかった。人数と展開が比例しない後半だった。

鳥栖にとっては長いシーズンでたまにぶつかる事故のような負け。横浜にとってはまだまだ浮かれられない。互いにとって確実に「次に」繋がる試合だったように思う。

HSBCアジア5カ国対抗2010 日本×香港

2010-05-23 | ラグビー

力差がありすぎて勝負にならなかった。全体的な圧力のパワーが全然違った。一応W杯が決まる試合ではあったがレベル的には練習試合程度。これがアジアの現状。近隣諸国は五輪種目に選ばれた7人制強化に力を傾けるらしいし、W杯開催が決定している日本としてはジレンマだろう。

内容はあまりピリッとせず首をかしげたくなるような試合。前後半共に終盤にミスで相手の攻撃を許して流れを渡した。もっと隙のない完璧な試合をしてほしかった。特に後半ホーンが鳴ってからの締まりの無い感じは頂けない。あんなに隙を見せていてはレベルの上がった相手には太刀打ちできない。

攻撃はよくボールを動かしてバックスにトライさせる形が出せていた。そこは良い面。繋いで繋いで最後はウイングが悠々トライというシーンが何度もあってよかった。相手との力差があっても個人技任せではなくチームとして組織で相手ゴールを陥れる姿勢が見られた。

最後はピリッとしない中でボールを奪うと立川がカウンターからトライ。なんだかなあと思っていたところでオイシイ部分はしっかり頂いていくのがこの人だわ、と思っていたらアフタータックルに来た香港選手に怒って報復行為。これも立川らしくていいかと半ば笑いながら見ていたが結果的にこの行為によって退場。最後に後味悪くスッキリしなかった。JKと大野のインタビューだけ見て写真撮影は見ずに退散した。

2010J1第12節 名古屋×鹿島

2010-05-17 | 鹿島アントラーズ

水曜の敗戦から中3日。しっかり立て直して勝利で中断に入ることが出来た。まだ先は長いがここを落とすと上位から一歩後退だったがしっかり勝ちきった。

前半は互いに様子見だったがその中で先手を奪えた。中田・フェリペの状況判断の良さがゴールを生んだ。様子見でも仕掛けて前に行くべき場面では出ていくチームの組織力の高さが見られた。

後半については特に言うことはない。組織の有効性を示し我々のストロングポイントを全面に押し出した。一人は南アに行くとは思えない子供のような立ち振舞いで取り乱して自滅し、もう一人はフィジカルもスピードも相手FWに負けっぱなしと、不安定な名古屋CBコンビ相手にウラをとってはチャンスを多く作り出した。それを差し引いても2TOPは水曜の閉塞感が嘘のように躍動した。

新しい力の台頭があっても本山の存在感は欠かせないと証明された。復帰戦とは思えない素晴らしいデキだった。攻守に渡って効いていて中盤の潤滑油となった。フェリペも良いが長年プレーしている本山の戦術理解度は高く、いきなり入ってもすぐ回りと合わせられる。最後は本山らしいコントロールショットで自ら祝砲を打ち上げ快勝の宴を締め括った。

1失点だけは余計。ああいったリスタートでやられる事が最近多い。久しく完封していないのでここら辺は7月以降修正して欲しい。特にジョンス・ジウトンの間の連携で不安定な部分も見られたのでここは今後に向けた課題。多分この4人が今後の基本のスタメンになるだろうから。

名古屋については論評が難しい。バッサリ言えば豪華メンバーの割に見かけ倒しだったと言えなくもないが、ピクシーの求める形を体現する最中とも言える。ピクシーが相当高い水準の質を求めているのは分かった。この人は本気で和製バルサを作ろうとしているのだと思う。だから今年大型補強をしたしパスで崩す美しいサッカーを目指す。

そのためか途中まではケネディへの放り込みをしてこなかった。しかし劣性になると最後はゴリ押しのパワープレー。何だかんだでこれが怖い。結局パワープレーが武器になっているところに理想と現実のギャップが窺える。ベンチで地団駄を踏むピクシーからは自らがプレーしたそうな雰囲気が伝わってきた。しかしあれだけのメンツを揃えて放り込みだけではつまらない。現役時代からのピクシーファンとしては美しいサッカーを確立してもらいたい。それと攻撃を支えるのは確かな守備からという点を忘れてはならない。

これにて2ヶ月の中断。7月からが本当の意味でリーグ戦のスタートだろうから一気にスパークしてもらいたい。そのためにまずは休んで、またW杯に出る人にはしっかりやってきて欲しい。

2010J1第12節 FC東京×清水

2010-05-16 | Jリーグ

つくづくフットボールとは分からないもの。手堅い戦いをして流れの中からチャンスは作れずともセットプレーを生かして前後半に1点ずつ取った清水。そのまま店仕舞モードに突入して零封でクローズさせる。それが既定路線だった。しかし残り5分で全て覆された。

東京が積極的に攻め込んだがチャンスを生かせず。しかし前に見た時よりも中盤に梶山が入って効果的なパス出しが行われていた。それでも先制できないでいると絵に描いたようにFK一発で先制される。

後半も東京の方が攻め込むものの、清水の守備に阻まれてゴールを割れない。対する清水は守りはするものの、攻撃に迫力はなく後半は流れの中でシュートを打っただろうかと疑問に思うほど。今季は好調だけど得点力に実は課題があるのではないだろうか。リード時にカウンターというジャブを打って相手に恐怖心を植え付ける作業はなかった。それでもゴール前の直接FKを藤本が鮮やかに決めて2点差。こうやって知らない間に点差が開くのは何だか解せないなあと思いつつも、これが好調清水を支える強さの秘訣だろうと悟る。

あとはこのまま清水が試合を終わらせるだけかと思うとちょっと退屈になってきたのが本音。ところが東京も粘り強く攻め続ける。特筆すべきは城福監督の大胆な采配。選手を入れ替えるたびに布陣を微妙に入れ替え、最終的には右から徳永・森重・キム・松下を最終ラインに並べ、サイドの高い位置に長友・リカルジーニョを配置する攻撃的布陣。これが当たって松下・リカルジーニョのコンビで左サイドから活路を見出すとチャンスの数が増えてきた。

すると残り5分でまずは長友がゴラッソなボレーで1点差。その2分後にゴール前の混戦から松下が押し込んで同点。ラストワンプレーのCKで3点目も取るかと思われたがシュートは枠を外れタイムアップ。しかし想定外の結果となった。

東京はかつて06年のガンバ戦に悲惨な内容で2点差負けていたのを数分で逆転して勝利した試合があったが、今回もそれに近いような試合展開だった。内容的にも清水に掌の上で転がされ敗色濃厚だったところから一気に流れを変えた。このチームにスイッチが入った時の確変モードはよくわからない。しかし観客的には面白い試合で満足した。これがフットボールの面白さ。

2010春 九州遠征記録其の二

2010-05-15 | 紀行

二日目も移動して観戦なのであまり時間は無かった。まずは一旦福岡空港に行き、土産物を買うと同時にそれと合わせて不要な荷物をロッカーに詰め込んだ。こんな芸当は空港が市街から近く、且つ地下鉄は一日乗車券で乗り放題の福岡だからこそ出来る術。前日気に入った武者がえしを一目散に探したのは言うまでもない。ちゃんと福岡空港にも置いてあってよかった。

博多に戻り快速で折尾まで。折尾駅と言えば立体交差にかしわめしが有名。電車を降りてからすぐ改札を出ずにしばらく駅構内をウロウロ。鉄ちゃん的行動だが駅自体に歴史があり複雑構造だから見ていて飽きない。ここだけで自分の中では観光施設になった。

ホームの立ちそばでかしわめしを買ってその場ですぐ食べる。値段も安いし味も美味しい。店のおばちゃんも何だか暖かい雰囲気。すっかり駅を満喫した。


駅周辺も歩いてみたが昭和の雰囲気があった。そうこうしているうちにバスで本城へ。バスの車窓からは新しいマンションなども見られ、古い町と新興住宅街が共存する町並みが面白かった。ここら辺は小倉へのベットタウンなんだろうか。

本城の競技場はローカル色が強くのんびりした雰囲気。普段から比べるとJリーグのホームグラウンドという感じはあまりしないな。低くて傾斜がないから見づらいし。それでも何だかイイ雰囲気で気に入った。

帰りもバスで折尾へ。帰りは特急で博多に出て天神で一杯飲んでから帰った。

九州は食べ物は旨いし見るべき場所もたくさんある。そのためまだまだ行きたくても行けていない場所は数多くある。例えば平戸・唐津などなど。ちなみに南九州は全て未開拓である。だからまた行きたい。J1にチームがあれば遠征の口実が出来るのでどこか昇格して欲しいな。

2010春 九州遠征記録其の一

2010-05-14 | 紀行

ACLによる日程変更で試合が飛ばされたので、ここを狙って九州に行ってきた。予定は水前寺と本城でのJ2観戦。それプラス観光やら。

5/8朝。熊本空港に降り立つと暑い。すぐリムジンバスに乗り込むとバスのアナウンスはスザンヌ。いい試みなんじゃないか。なかなか面白かった。

到着後、早速熊本ラーメンを食べて水前寺に即移動して試合。終了後は市内に戻る。

ここまでで移動と試合に時間を取られたため、まともな観光はあまりできなかったが熊本城には行ってきた。前回も行っているが新たに本丸御殿が出来たのでもう一回訪れた次第。

本丸はイメージ通りの長方形できらびやかだった。これだけでも充分見る価値がある。


熊本ではラーメンと太平燕を一杯ずつ食べた。太平燕は初めてだったけど上手い。ビーフンを塩味スープに入れた感じの味。具たくさんで食べ応えがあった。お菓子は武者がえしが旨い。あのサクサク感が絶妙。

試合・観光・グルメで満足した後、交通センターから高速バスで福岡へ移動した。夜に天神に到着し徒歩でホテルに向かい一泊し初日を終えた。

2010ACLラウンド16 鹿島×浦項

2010-05-13 | 鹿島アントラーズ

去年ほどの悔しさはない。あるのは苛立ちと腹立たしさ。なぜこの期に及んであの程度の戦いしかできないのか。低パフォーマンスで終戦なのか。情けない。

全部後手。前半、相手の前からの圧力に押し込まれる展開。それに加えてイージーミスを連発。競り合いこそ勝てるものの、セカンドボールをことごとく相手に拾われる。とてもホームで戦っているとは思えないチキンぶりだった。そして次第にリズムを掴み始めた浦項が先制したのは必然の流れだった。

後半は引いてカウンター狙いの浦項。去年も2試合このチームを現場で見たが、もともと高い守備力があるのでその気になれば守れる。そうなると攻め手を失う鹿島。交代選手もさしたる見せ場を作れず漫然と単調な攻撃を繰り返すだけ。もっとサイドに起点を作ればいいのにFWが普段ほど外に開かない。

パスは前に出ず後ろ向き。たまに前に行けば中途半端に奪われて逆襲を食らう。中田のカバーリングがなければ何本やられていたことか。終盤にパワープレーをやるのは良いのだが、皆が前に詰めすぎていて、一歩後ろでこぼれ球を拾おうとする姿勢がない。そんな事は基本のキなのに前に気持ちが行きすぎている。

逆に言えばそれだけのやる気はあった。プロなんだから勝ちたいのは当然だし、やる気がないわけがない。要は敗因はメンタル面には起因しない。相手の戦略の前に屈した。

浦項はまともに戦えば勝つ確率が低い事を謙虚に理解し、それなら勝つためにどうすべきなのかを考えてタスクを実行した。オリベイラのコメントにもあったが、そういうやり方次第でシチュエーションが変わるのがサッカーの面白さ。全北は手が合うタイプだったが浦項は一癖あるやりづらい相手だった。

これでリーグ4連覇を含めた国内三冠は至上命題だ。早々とアジア敗退しておいて国内で結果を残せなかったら許されない。まず名古屋に勝て。それで中断に入ろう。

2010J2第12節 北九州×札幌

2010-05-12 | Jリーグ

極端な話が開始3分だけでゲームが決まった。不思議なくらい北九州の右サイドが空いていてそこを数回狙った札幌は抜け出したキリノがゴールに流し込んで先制。このラッキーゾーンはそれと共に封鎖された。

これで畳み掛けられればいいのだが押し込まれる札幌。どうにも試合運びが拙い。3バックだから4バックの相手にサイドを使われるのは仕方ないがやられすぎ。GK高原の好セーブがチームを助けた。もう高原様様と言っていいだろう。

対する北九州。やっているサッカーの内容自体は悪くないがフィニッシュを決めきれない。新入生だからこんなものだろう。よく頑張っていると思う。選手もそれなりには揃っているし経験のあるベテランも居るから、これからの積み重ねだろう。

札幌は勝つには勝ったが内容は全く褒められない。GWの連戦で1週間に2度も九州遠征という日程面の不利は確かにあるが格の違いを見せるべき試合だったはずだ。しかし実際には悪い意味で近い順位同士の対戦に相応しい試合内容になってしまった。近藤はまだまだフィットしておらずプレー内容もポストはできずボールが収まらない、シュートは打てないと見ていてストレスがたまった。

本城も初来訪だったが水前寺以上のローカル色の強さだった。あとは取って付けたようなバックスタンドとゴール裏にかつての市原臨海を小さくしたようなイメージを持った。やっぱりスタジアムの空気感が都市圏と地方では違う。それをたまに味わうのはいいものだと思いながら帰ってきた。

2010J2第12節 熊本×愛媛

2010-05-11 | Jリーグ

両チームとも守備から入るタイプで、しかも熊本は前節6失点しているためか、慎重なゲームの入りでまずは相手の良さを消し合うところから始まった。

互いに自分達から仕掛けてチャンスを生み出すシーンは少なかった。こういう時は一発の決定力がモノを言うが、それを持つ愛媛の福田の惜しいシュートを南が2本止めた。

対する熊本は右から宇留野の放ったクロスを長身のファビオが合わせ先制。あとはこの1点を守りきった。ベテラン・藤田の働きや右サイドを走り続けた宇留野が光っていた。組織的に守る事が出来るのがチームの強みだろう。

愛媛はアライールを中心とした守備組織が構築されていて、ライン形成がしっかり出来ていた。あまり大崩れしない印象を持った。サイドを基点としたビルドアップからダイレクトプレーを駆使する展開はなかなか見ていて面白かった。

攻撃面では前線を牽引する福田の存在感が大きい。また中盤で相手を引っ掻き回す赤井が良い動きをしていた。終盤には形振り構わぬパワープレーで前線に人数を割いたが惜しくもゴールを割れなかった。しかしあそこまで前に手数をかけるチームはあまり見られないので良い意味で異質な感じがした。

初めて水前寺に行ったが想像以上に古びた建物で遺産でも見ているようだった。ここでかつてフリューゲルスのホームゲームが行われていた事に更なる驚き。場所的にはKKWINGよりも市街地から近くてそれは良かったが。のどかで小さな地方らしいスタジアムで見れた試合に満足度は高く市内に戻った。

代表メンバー発表

2010-05-10 | フットボール全般
何の驚きも興奮もない。いつもの店でA定食を頼んだらいつも通りのメニューが出てきたという感じか。決まりきっているわけ。唯一、田中逹が入らなかったのだけが個人的に意外だった。

満男が入るなんてこれっぽっちも思っていないから、去年のJリーグの得点王もMVPも新人王も選出されなくても驚かない。これは岡田日本選抜なのだ。支持率は鳩山内閣と同じくらいか。世界で大恥かいても爪痕の一つくらい残してくればいいんじゃないか。

とりあえず篤人・岩政はおめでとう。

それから一人だけ。誰にも知られていない新人時代、華奢だけど巧くてその頃から注目して見ていた、それからメキメキと頭角を表してきた。そういう選手がW杯まで登り詰めた事。その男、中村憲剛の選出だけは個人的に本当に感慨深い。