森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「キラーストレス」から身を守る

2016-07-29 | 環境・健康
ひとつ前の日記でもご紹介したヴィーガン。
娘から「豆乳嫌いのお母さんでも美味しく飲める豆乳があるよ」と教えてもらった日本
のヴィーガンたちにも評判の「九州産のふくゆたか」。 でもやはり私はダメだった。
ヴィーガンになるつもりはないけど、少しは健康に良いものをと牛乳代りに手に取って
はみたものの、しょっぱなからの挫折;

そして多くの挫折者が言い訳にする「好きなモノを食べてはダメというストレスの方が
身体に悪い」という思いが、やはり頭をよぎる(笑)
でも強ち、これは笑いごとではないらしい。小さなストレスを侮ってはいけない。

これでも私は環境や食に関しては結構気にする方だと思っている。
長女が幼い頃、アトピーのような症状や気管支炎を度々患い、滲出性体質と喘息様気管
支炎と診断され、粘膜の弱さからくる様々な症状を改善することを謳っていた幼稚園に
長女を入れることにした。園はそういう方針で人気があり、抽選に朝早くから並んだも
のの、ハズレてしまったけど、何があろうと入れたかった私は補欠で空きが出るのを待
ってようやく入れることができた。

上半身裸で乾布摩擦。加えてパンツ一丁でマラソン(笑)、自然農園で野菜作りや泥ん
こ遊び。そして連続逆上がり50回に、縄跳びの回数に応じて賞状を貰う等々。
化学物質や農薬の怖さを教える先生を招いての勉強会にも参加し、親しい仲間で無農
薬野菜などを共同購入し始めたのもこの頃。お陰で長女はメキメキ健康になっていった。

それからもずっとそういうことには関心を持っていたし、怖さも充分知っている。
一時期はスーパーで買うものが無いくらい、添加物の多さに恐れをなしていた。
生協にも入ったし、それが今でも続いている。

そういう意味では神経質だけど、今の二女ほどにストイックさはなく、割とユルく続けて
きた。でも二女は何事も「0か100」の性格だから、とことん突き詰めるので夫も心配
するくらいらしい。それでもよくもまぁ怒らないモノだと感心している。
娘は困難を続けることがストレス解消らしいので、きっと夫も止めないのだろう。

さて、そのストレスの話。
少し前、職場の仲良しさんから「キラーストレスって知ってる?」と訊かれ、NHKで特
集があったことを知った。お陰でその特集の「二回目」の放送は観ることが出来た。
        

「死」さえ招く恐ろしいストレスのメカニズムは・・

人が恐怖や不安を感じると、脳の扁桃体が活動を始める。すると脳から指令が出されて副
腎から様々な物質(ストレスホルモン)が分泌される。すると心臓の活動が速まり、血圧
が上がるなどのストレス反応が起きる。分泌されたコルチゾールは脳に辿り着くと吸収さ
れるが、一定の量を超えて増え続けると、脳を破壊し始める。海馬(記憶をつかさどり感
情にも関わる部分)を構成する神経細胞の突起が目立って減るという変化が起きることで
脳にダメージを与え鬱などの症状を引き起こすという。

 

 


そもそも、人は危機に直面すると心拍数を上げて、逃げたり動き易くしたりするためにス
トレスホルモンが分泌されるよう作られている。なので、危機が去ると元に戻る事が自然
な反応。

     

けれども現代では、絶え間ないストレスに身体が休みなく反応している。
ずっとストレスホルモンを出していなければならない。そういう社会で長時間労働が毎日
続き睡眠もとれないと、心が蝕まれ脳を破壊するという。

 

 

ストレスを直接誰かに与えられなくとも、ずっとストレス状態にあることもある。
実はそれこそが人間が人間たる所以。
例えば過去に強いストレスを受けたとして、それがまた起こるかもしれないと思うことで
更にストレスを感じる。あれこれ思いを巡らす「マインドワンダリング」という、心の迷走だ。
これは人が「考える」からこそ、作りだされるストレスだろう。

 

 

アメリカの機関の大規模な調査によると、人は多くの時間、目の前のことよりも心配事な
どに捉われていることが判ったという。そもそも人は、向上心があるほど将来に目を向け
る傾向にある。

 

その結果

 

 

ではどうすればよいのだろう。私自身の記録のために、次回にまた^^;


 



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