森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

息子の服

2015-06-08 | DIY・ハンドメイド・クラフト
先日コメントを寄せてくださった「ごんおばちゃま」の新しい本のタイトルは
「あした死んでもいい 片づけ」。

タイトルに「死」という言葉が入るお気持ちは、同年代の私には今、はっきり
実感として「解る」ようになりました。
家のあちらこちらを「捨てられるもの」「捨てなければならないもの」はないか
意図して観るようにもなりました。

もう必要のないものの中には「息子の服」があります。
帰ってきたときのためにとっておいた「普段着」ばかりだけど、毎回一枚ずつ
くらいは捨てても、やはり少しは要るかもという思いで、残していました。

 
黒いTシャツを広げてみると、なんと可愛い猫のプリント(笑)
中には買った時のビニールに入ったままのトランクスや、スキーに行った時の
靴下や手袋などと一緒に、母が息子のために作ってくれたウールの半纏(涙)

 

でも、もう長い間息子は帰省することもありません。
引き出しを見ながら、そろそろ処分の時期かも・・と考えています。

電話も余程の用事でもない限り息子からはかかってきません。 
こちらからかけてもいつもそっけなく受け答えするのが何となく悲しくて、あ
まりかけることもしなくなりました。
でも娘たちにとってはたった一人のお兄ちゃん。
本当は色々頼りたい時もあるだろうけれど、ラインなどでも娘たちへの反応は
今一つだそうで、もう諦めているようです(笑)

「お母さんはお兄ちゃんが一番可愛いんだよね」と娘たちはちょっと僻むよう
な口調で言います。
そんなはずはないし子供は皆同じに可愛いのですが、遠くに離れてしまってか
ら、つい私が息子のことを気にかけてしまう時に娘たちはそう思うのでしょう。

息子には、何か大きな出来事があってもできるだけ心配をかけないように過ご
してきました。
息子の人生に「私はもう必要ない」のだと実感するのは淋しい限りですが、
心のどこかでは、そうでなければならないとも思っています。

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、私のワードローブも定期的にチェック。
因みに間仕切り代わりの洋服ラックは、私が娘のワードローブ整理を兼ねて
大昔に手作りしたもの。

 
実は、掛けているクロスを外すと、中はこんなにむさ苦しいのです^^;
白いものだったのを、気分を変えて夏らしくストライプにしました☆

 

今は家族も減り、娘が置いて行った服と私の「季節の服」が掛かっています。
置いて行った服も処分の対象ですが、今回は私の夏のチュニックをブラウスに
リメイクすることに。

 
綿と麻の混紡なのと、タックを畳んだ部分が好み。裾を10センチ以上カットして

 
縫い目はまあまあかな。 
 

 

私にしては上出来(笑)こうしてまたまた減らさずに持ち越してしまうことに;

      ・・・・・・・・・・
セリアで買ったこちら(〇のついたもの)を大工道具入れに貼ってみたら
ちょっとアメリカンな感じに☆麻ひもを外したその穴にネジを打ちました。
(他のは海外のビアマット)


(デジカメ内でお絵かきしたので、〇がガタガタですが;)
 
貼る位置を色々変えて、バランスを観ながら決めるのも楽しい☆


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4 コメント

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Unknown (Maria)
2015-06-09 08:47:17
wildrose さま
ご長男の記述…よーく分かりますし,共感します
それに対する娘の反応も分かります
“ダメな子程可愛い”なんて昔から言いますが
ダメな子と言うより 理解の範疇外の生物であり
可愛いと言うより心配で気がかりなのですよね

私の場合は比較的近くに居りますし もう所帯も持ちましたので
お嫁さんに深々と頭を下げてお願いするだけですが
私も姉妹だけの中で育ちましたから 男の子の面白さや
楽しさは味わわせてもらいましたが
理解の外にある 行動には本当に目眩のすることや
迷いが多かったと思います

けれどお嫁さんが出来た事で以前とは少し違った関わりも出来て来たのか
改めて観察分析すると とても主人に似ている事に気付きました
タイプは違うので似ていないとばかり思っていたのに…不思議ですね

私が母に対する理解に気付きがあったのも 本当に遅かったですし
自分の事を振り返ってみても 身近な家族に対する理解や受容も時間のかかる事なのでしょう

私も息子の残して行った洋服を「処分して良いよ!」と言われながら今でも躊躇しています
“死”に対する準備がなかなか進行しません
計画準備して行かなければならないステージに入ってきたのにね^^;

お仕事でお疲れでしょうに wildrose さんのDIY にはいつも感心!させられます
この分野は私は全くダメなので…
疲れていても 好きな事に集中した時間を送る事はリフレッシュになりますものね
又デッサンでも見せて下さいね♪
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有難うございます^^ (wildrose)
2015-06-10 10:53:25
>私も姉妹だけの中で育ちましたから 男の子の面白さや
楽しさは味わわせてもらいましたが

私も、息子に関しては今思い出しても吹き出しそうになることが沢山です^^;
「息子=宇宙人」説が今でも語り草ですが、
私の父や母も初めて迎え入れた「男の孫」を本当に喜んでくれました。

Mariaさんの息子さんがお家を離れたことは存じていましたが
パートナーの方とはご結婚なさっておられたのですね^^
遅ればせながら、「ご結婚おめでとうございます☆」

お相手はMariaさんの文章から受けた印象で、とてもしっかりした女性だと感じていました。
息子にも誠実な女性が見つかれば良いと願っています。
私たち家族に対する姿勢はともかく(笑)、少なくとも相手の女性に対しては
息子が「心に寄り添う」ことができますようにと、親としては願うばかりです・・・。

デッサン、観てくださる方がいて嬉しいです。
描くことが「生きる力」になるかもしれませんね。
いつも温かい声掛けを有難うございます☆




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すごい! (sake)
2015-06-10 12:34:57
先日はコメントをいただき、ありがとうございました。^^

ご自身でチュニックをブラウスに作り替えることができるんですね。@@
そう言う風にしてみたいです。

先日、バーゲンで買ったスカートがどうしてもゆるくて(もともとサイズ合ってませんでした)、仕立て屋さんで直していただいたら、2,800円でした。自分でミシンで直せたらなぁ~と思いました。
肌触りのいいものを少々高くても身に着けて、流行が変わったら仕立て直す・・理想的な暮らしですね。

いつか家にいる時間が増えたら、チャレンジしてみたいです。間仕切も手作りできるなんて、器用ですね。
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sakeさん ようこそ☆ (wildrose)
2015-06-12 11:15:10
sakeさんのブログ「きっと、いいことあるよね!」は、
gooの「あなたと共通するかも」という紹介欄で教えて頂きました。
これまで読者登録してくださった方々に登録し返すときも、
戸惑いと恥ずかしさ?からか、コメントさせていただくことまではしなかった私ですが
そちらには思わずコメントしてしまいました(笑)
突然で失礼しました^^;

私と同様に母子家庭であっても、取り立ててそれをアピールするわけでもなく
ネットでは何となく皆が避けてしまいがちな戦争の話まで
ご自身の目線から語られるsakeさんに、好感と親しみを感じています。

生活は質素であることを心がけていますが、
身体が喜ぶような「ほんの少しの贅沢」は、私も心がけるようにしています^^v
お忙しい中、コメントを有難うございました。
これからも宜しくお願いしますね☆


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