8年前に一人で雪の中巡っていた際に、
あるお寺で尼さんから
「(秩父34巡礼へ)来てくれる人は、みんな仏様だー」
というお言葉を頂戴しました。
そこから「やってみたい!」という声をいただき、色々と試行錯誤してこの秩父34巡礼ウルトラマラニックが誕生しました。
正直、1回か2回くらい開催できたらいいなと思っていましたが、協力してくれる方や、料理をサポートしてくれる方などが現れて助けてくださり、なんと第7回まで続けることができました。(天気も7年間計14日間恵まれました^_^)
初日は地図を頼りに1人または一緒になった方々と巡ります。
迷うこともあれば、
何でこんなことをやっているんだろうと悩むことも多々あります。
それらをひっくるめて、できる限り巡り前へ前へと進む初日。
初日の宿には、地元秩父在住で大人気のなないろごはんが巡礼中の人々が元気になるようにと真心のこもったご飯をケータリング!(2日目の朝には道の駅までこれまた美味しい朝食を持ってきてくれました^ ^)
ご飯を食べながら談笑する方々。
秩父34巡礼ウルトラマラニックに来られる方は、(いい意味で)「変態や変人が多い」と言われますが、私は自分に正直に生きている方だと思っています。もちろん社会の中で他者や規範に合わせることも大切ですが、そのうえで自分の心の赴くままにやりたいことをやっている(やろうとしている)方々なのだと感じています。
だからこそ様々な生き方や価値観の方と接しても、それぞれに尊重して親しくなれるのだと私は解釈しています。
2日目は、スタッフが代わる代わる先頭を入れ替わり、参加者が自身の限界付近まで歩きます。
日頃あまり運動をしていない方も、いざ歩いてみると40kmほど歩けてしまったということも!?
そんな経験は今後を生きる上で大きな自信になるようです。
ここで終わりと決めた方は、次に進む仲間に想いを託す2日目の巡礼路。
想いは脈々と紡がれていきます。
ヘッドランプの灯りを頼りに峠を越えるあたりは、不思議と何かに包まれているような感覚に。
何百年の前の先人達はどんな想いでここを通ったのだろう。
時代を超えて変わるものもあれば、変わらないものもあり、こうして歩いている2023年。
南無観世音菩薩。
参加してくださる方々、サポートしてくださる方々、秩父の観音様、自然さんのおかげ様で、
全員が無事の2日間になりました。
合掌🙏
今回2日間を通して圧巻の体力で全てを巡った海老澤 一哉選手(いつかアルプスの舞台をブラウン管から!!)
第1回から第7回まですべて参加してどのような状況になろうとも自分の使命を全うして、想いを次世代へ紡いでいるFumiko Kuroseさん、
結願、全参加おめでとうございます!!
また温かい心と笑顔で参加してくださった皆さんのおかげ様で、このイベントを開催することができました。
本当にありがとうございます!!
素敵な写真を撮影してサポートしてくれた小出 拓也さん、
温かい笑顔で美味しい料理で皆さんを元気づけてくれるYoshiko Imazatoさん丸山 紡生さん、
秩父を愛し、細かい気配りや心配りで参加者の安全と安心をサポートしてくださった本村 一暢先達、石崎悠文先達、野口 泉先達、
皆さんのお力添えで無事にできました!!
第7回秩父34巡礼ウルトラマラニック最終回 おしまい
PS 私は10番から29番(約30km)を残しているので、今年中には巡りたいと思います。そして無事に終わったので、ちょっと旅に出ます^ ^