富士登山の一つの挑戦
「下駄で登れるか?」
ということだった。
以前、高尾山に下駄で登った時に壊れてしまった。
いきつけの下駄屋さんに修理を依頼して、直してもらいながら世間話をすると、
「お代はいらないから、この下駄で富士山にトライしている写真をくれればいいよ~」
とのこと。決心が固まった。せっかくなので、下駄に合う帽子も職人手作りの“気”の入ったものを購入を依頼した。
朝の新宿駅周辺での姿
富士山五合目の姿
下駄で登っていると、昔の人々の大変さがよく分かる。
そして、靴ってすごいと思う反面、便利さに頼り過ぎてしまっているのも実感。
素足がむき出しの状態で、岩場を登るのは集中力がいる。
雨で濡れているならなおさらだ。
足を踏み外そうものなら、怪我に直結する。
すれ違う登山者たちから
「危ないよ!!」など色々と忠告を受けるが、
「修行中です!!」と語ると、
「なるほど~」という顔で妙に納得されていた。
7合目付近から、天候が崩れて雨具を着ざるおえなかった。
冷たいはずの足が不思議と温かい。
この下駄は職人自慢の一品で作りが頑丈ではなわが他のものより3倍太い。
足が守られている感じがした。
私の集中力も高まり、岩場を登るたびにどこに足をつけば大丈夫なのか印が見えるようだった。
“ゾーン”に突入していた。
身体の疲れもないまま8合目に到着。
「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
下駄から声が聴こえてきて、
8合目で下駄のお役目は終わった。
下駄さんありがとう!!
翌日はザックで出番を待っていた登山靴と登山ウエアに選手交代して山頂行くはずだった。
しかし、地球からの試練は大きかった。
まだまだ“修行”を積んで挑みます!!
「下駄で登れるか?」
ということだった。
以前、高尾山に下駄で登った時に壊れてしまった。
いきつけの下駄屋さんに修理を依頼して、直してもらいながら世間話をすると、
「お代はいらないから、この下駄で富士山にトライしている写真をくれればいいよ~」
とのこと。決心が固まった。せっかくなので、下駄に合う帽子も職人手作りの“気”の入ったものを購入を依頼した。
朝の新宿駅周辺での姿
富士山五合目の姿
下駄で登っていると、昔の人々の大変さがよく分かる。
そして、靴ってすごいと思う反面、便利さに頼り過ぎてしまっているのも実感。
素足がむき出しの状態で、岩場を登るのは集中力がいる。
雨で濡れているならなおさらだ。
足を踏み外そうものなら、怪我に直結する。
すれ違う登山者たちから
「危ないよ!!」など色々と忠告を受けるが、
「修行中です!!」と語ると、
「なるほど~」という顔で妙に納得されていた。
7合目付近から、天候が崩れて雨具を着ざるおえなかった。
冷たいはずの足が不思議と温かい。
この下駄は職人自慢の一品で作りが頑丈ではなわが他のものより3倍太い。
足が守られている感じがした。
私の集中力も高まり、岩場を登るたびにどこに足をつけば大丈夫なのか印が見えるようだった。
“ゾーン”に突入していた。
身体の疲れもないまま8合目に到着。
「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
下駄から声が聴こえてきて、
8合目で下駄のお役目は終わった。
下駄さんありがとう!!
翌日はザックで出番を待っていた登山靴と登山ウエアに選手交代して山頂行くはずだった。
しかし、地球からの試練は大きかった。
まだまだ“修行”を積んで挑みます!!