朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

違いを作る違い

2017-03-18 23:23:32 | 21世紀
違いを作る違い
2017/03/19
ジェームス・スキナーに習った言葉です。
「皆と同じことをしていては、結果に変わりは出てこない。オリンピックのコーチが、選手にアドバイスします。君のここを変えれば、0,2秒タイムが向上する。それは、スタートの姿勢であったり、手の振り方だったりコーチの気付いた事項です。そこを変えた結果、タイムは0.2秒改善され、金メダルが取れました。
 コーチの指摘した違いは、わずかな違いですが、結果に違いをもたらす違いだったのです。
 私達も毎日同じようなことをしていて、進歩しない、上達しないと、悩みます。結果に違いを出そうと考えるなら、原因の部分に違いを加えなければ、なりません。
グーグルでDMDと検索すると、セミナー参加者は次のように言っています。
『人生を変える上で実際に役に立った ”違いをもたらす違い”(DMD:Difference that Makes the Difference)を全て書き出しました。
この違いをもたらす違いというのは、料理のレシピみたいなものです。そのレシピさえあれば、素人でさえもプロ並みの料理を作れるように、 そのやり方さえ学べば、誰でも同じ結果を何度でも出す事ができるのです。
ただ、ジェームスが書き出したDMDは、料理のレシピには、一箇所だけ違いがありました。それは、料理ではなく、成功のレシピだったことです』
  うつ病に悩む人は、姿勢を変えなさい。うつむく姿勢を変え、上を見る姿勢でいると悩めなくなります。
 立って夫婦喧嘩している習慣に気付けば、座って喧嘩をしてみましょう。喧嘩が出来なくなります。
 身体の姿勢を変えることで、結果が変わるのです。
 雨が降って、どんよりした天気で気分が悪く、他人に当たっています。天気は、私を苦しめるため雨を降らしているのでは、ありません。天気で、私は、何かを連想し、気分を自分で悪くしているのです。考え方を変えることで、結果が変わります。
 言われたことに反応し、譴責に対し怒りで反応し、結果は喧嘩です。
 言われたことを受け入れると反省点に気付きます。そうすると行動も変わり結果も変わります。 変えることは、小さなことで、0.2秒の改善を積み重ね、世界新記録を達成するのです。
 お金持ちになるためのDMDを探しましょう。

東芝の将来

2017-03-18 01:37:18 | 21世紀
東芝の将来?
2017/03/18
 東芝はどうなるのだろう? 株式市場は2部に落とされて2流になってしまいました。日本の代表的大企業が数年前からの、医療機器部門の切り売り・社内の粉飾決算問題でヨタヨタしているところで、アメリカ子会社・ウェスティングハウスの原子力部門の大赤字で、債務超過となったのです。社内の利益部門・フラシュメモリーを分社化し売却すれば一時的に資金調達できるのでしょうが、将来の収益は望めません。しかし、それしか方法はないのでしょう?
 日本航空のように、倒産させ、再出発というのが予想されます。
 グーグルにもいろいろ記事が出ています。倒産・再建の意見も出ています。
 『いま銀行さまがお手上げ状態です。東芝の米国子会社に闇がありすぎて、支援することで銀行さま自体に大きなリスクを伴うからです。そのため、お国と銀行さまと弁護士の意見を持って、恐らく今年3月決済にて倒産させるような気がします。
しかし完全に消滅させることはしないし出来ません。そんなことをすれば、お国自体が半壊滅危機に陥ります。
よって民事再生法もしくは日本航空や武富士と同じく会社更生法を利用し再建させなければなりません。
そこでようやくお国や銀行さまから支援を頂けるような気がします。
現在、東芝は世界屈指の半導体事業と原子力事業を持っており、これらを手放すわけにはいかない事情があります。
半導体部門ではBiCS専用の新たな建物を四日市に建設中です。そこには莫大な投資をしております。
原子力部門では原発を想像しがちですが、原子力の世界最先端技術を駆使した粒子線がん治療装置があります。
それらは間も無くの実現に向けての主力事業です。当たることは目に見えているので、何があっても手放すことが出来ないのです。
万が一、売却を迫られた場合は、半導体事業の一部の工場もしくは完全に手放すかも知れませんが…現社長が綱川さんである限り、命を削ってでも守り抜く気がします。』
 家電業界はサンヨーの中国企業への身売り、シャープの台湾企業への身売りで落ち着いたかと思っていましたけれど、まだまだ厳しいのですね。
ATMや自動切符販売機・ペットボトル自動販売機・レーダー・人工衛星など電子機械は好調と感じていましたが、東芝はその分野には参入していないようです。
 大企業といえども、生き残るのは、大変な時代なのですね。