朝礼の話題

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東芝の将来

2017-03-18 01:37:18 | 21世紀
東芝の将来?
2017/03/18
 東芝はどうなるのだろう? 株式市場は2部に落とされて2流になってしまいました。日本の代表的大企業が数年前からの、医療機器部門の切り売り・社内の粉飾決算問題でヨタヨタしているところで、アメリカ子会社・ウェスティングハウスの原子力部門の大赤字で、債務超過となったのです。社内の利益部門・フラシュメモリーを分社化し売却すれば一時的に資金調達できるのでしょうが、将来の収益は望めません。しかし、それしか方法はないのでしょう?
 日本航空のように、倒産させ、再出発というのが予想されます。
 グーグルにもいろいろ記事が出ています。倒産・再建の意見も出ています。
 『いま銀行さまがお手上げ状態です。東芝の米国子会社に闇がありすぎて、支援することで銀行さま自体に大きなリスクを伴うからです。そのため、お国と銀行さまと弁護士の意見を持って、恐らく今年3月決済にて倒産させるような気がします。
しかし完全に消滅させることはしないし出来ません。そんなことをすれば、お国自体が半壊滅危機に陥ります。
よって民事再生法もしくは日本航空や武富士と同じく会社更生法を利用し再建させなければなりません。
そこでようやくお国や銀行さまから支援を頂けるような気がします。
現在、東芝は世界屈指の半導体事業と原子力事業を持っており、これらを手放すわけにはいかない事情があります。
半導体部門ではBiCS専用の新たな建物を四日市に建設中です。そこには莫大な投資をしております。
原子力部門では原発を想像しがちですが、原子力の世界最先端技術を駆使した粒子線がん治療装置があります。
それらは間も無くの実現に向けての主力事業です。当たることは目に見えているので、何があっても手放すことが出来ないのです。
万が一、売却を迫られた場合は、半導体事業の一部の工場もしくは完全に手放すかも知れませんが…現社長が綱川さんである限り、命を削ってでも守り抜く気がします。』
 家電業界はサンヨーの中国企業への身売り、シャープの台湾企業への身売りで落ち着いたかと思っていましたけれど、まだまだ厳しいのですね。
ATMや自動切符販売機・ペットボトル自動販売機・レーダー・人工衛星など電子機械は好調と感じていましたが、東芝はその分野には参入していないようです。
 大企業といえども、生き残るのは、大変な時代なのですね。


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