鬼笠子の炊いたん
鍋物にしようと思って買ってきたのですが
今日は暑かったので、煮ました
この辺りでは、オコゼとかオニガシラ、オニガガネとかいう名前で売られている
小さいものは、ガガネ(カサゴ)と区別されずに売られている
小さいころは、カサゴとあまり味に差がないのだと思う
2枚におろして、頭は梨割りにして塩をあてます
塩が浸透したら、熱湯で霜降りして冷水におとし
丁寧に残った鱗や血合い、ぬめりなどを処理する
酒:水:醤油:味醂:砂糖=6:1;1:0.2に生姜を入れて炊く
沸騰したら灰汁をひき、落とし蓋をして5分くらい煮て火を止める
落とし蓋を取って、ペーパータオルを被せて冷まして味を浸透させる
食べる前に温める
煮続けると、煮汁に旨味が出てしまい
魚が出汁がらになってしまいます
こちらは↑に書いたような名前で売られていますが
それも、1種類の魚ではないらしい
最近知った^^;
オニカサゴ、フサカサゴ、イズカサゴは、どこでもオニカサゴとして売られているようです
流通量は少ない
私は、30cmを越える大きいものが、格別に美味しいと思っていたのですが
どうやら、30cmオーバーになるのは、イズカサゴだけのようです
イズカサゴの鍋物は、とてつもなく美味いです
個人的には、河豚よりも好き
背鰭、尻鰭と頭やほっぺの棘に毒があるので
キッチンバサミなどで落としてから、鱗をひきます