柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

日本の原風景

2011年05月19日 06時32分15秒 | 日記
  
   海陽町角坂にて
   宍喰まで来たついでに、ちょっと足を延ばしてみることに。アザミの蕾が目に入って、急停車! 

  
   峠を越えて、久尾へ到着
   久尾は旧宍喰町最奥の村で、野根川最奥の村でもあります。

  
   寒茶で有名な久尾ですが、初夏にもお茶を摘んでいるようです。
   寒茶は正月から春になるまでに摘むお茶で、タンニンやカフェインが少ないのだそうです。
   お茶は日照時間が長いほど、苦くなると聞いたことがあります。
   日照時間の短い冬に摘から、タンニンやカフェインが少ないのでしょう。
   お茶の栽培には、久尾のような寒暖差の大きい山間部の冷涼な河川の斜面がむいています。
   こういうところは霧が降りて、茶葉の嫌う霜が降りないのだそうです。
   有名な宇治なんかがいい例で、宇治川の斜面です。

  
   村では、アゲハ蝶やクロアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハなどがいっぱい飛んでいた

  
   たんぼへ下りる。

  
   たんぼを覗き込むと・・・

  
   おたまじゃくしがいっぱい

  
   アメンボもいた

  
   村から野根川沿いに少し遡ると、ガクウツギやウツギの仲間がいっぱい咲いていた

  
   ツツジはまだ、蕾が多かった