柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

雨宿り

2011年05月30日 06時58分07秒 | 日記
  
   1:00PM 宍喰大手海岸

  
   ヤマアジサイ
   風雨が強かったのは1時前からの30~40分ほどで、台風はあっという間に過ぎ去って、4時ごろには晴れ間が見えました。
   以前の天気予報は、台風の勢力(中心気圧による)だけでなく、大きさについても言ってくれていました。
   しかし、小型の弱い台風というと気象知識のない人に誤解を招くということで、
   最近は、大型と超大型台風のみ、大型のとか超大型のと言うようになりました。
   弱いとか並みの勢力のという言い方もしなくなったようです。強いと猛烈な台風だけは、言うようだ。
   今回の台風は、かなり四国に近いところを通ったにもかかわらず、暴風圏内に入っていた時間が短かったので、
   小型の台風だったのでしょう。
   我々の年代は、台風が接近するとアブドーラ・ザ・ブッチャーを思い出します。
   ブッチャーの入場時にかかる曲が、ピンク・フロイドの「吹けよ風呼べよ嵐」だったからです。
   ブッチャーも今年で70歳で、親日家である黒い呪術師の奥さんは、日系人なのだそうです。

  
   軒下の石垣の風裏になるところで、イトトンボが雨宿りをしていた

  
   モンシロチョウは、ハナモモの木の下で。とまっているのは、ヤマブキです

  
   綿屋純米吟醸黒澤米生原酒 
   被災地宮城の日本酒です。米も宮城県のトヨニシキです。
   よく、米どころの新潟だから酒が美味いと勘違いしている人がいるのですが、
   こしひかりで日本酒を造ることはほとんどありません。醸造には酒造好適米と呼ばれる品種のお米が使われます。
   有名なのは山田錦で、新潟の酒は播州山田錦を多く使っています。
   新潟の酒の60%は、兵庫県のお米でできています。新潟は日本一のコメ輸入県なのです。
   日本人の米どころだから酒が美味いという勘違いが、新潟に酒蔵を多く残しました。
   たいした経営努力もしないで生き残っている蔵も多いので、ハズレが多いのも新潟の酒です。
   新潟の酒がすべて不味いと言っているわけではありません。
   味もみないでお土産に買ったりすると、ハズレをひくことが多いと言っているのです。新潟にも美味しい酒はあります。

  
   蛸ぶつガスパチョ仕立
   正確にはガスパチョのようなものと言うべきなのでしょう。
   トマトと大葉と大蒜と加減酢と菜種油をジューサーにかけて、塩と柚子胡椒で加減してあります。
   柚子胡椒を使っているのは、油が入ると、山葵がきかないからです。箸でなく匙で食すお造りです。

  
   阿波尾鶏とトマトと胡瓜のグリーンカレー
   梅雨時の食欲のないときでも、いくらでも食べられます

  
   岡松バラ園に灯が燈っています。
   酔いがさめたころに、母川まで出かけたのですが、悪天候後の増水時は、蛍は飛ばないようでした