西島三重子 朝顔
ひと朝の花のいのちを
むらさきの衣につつんで
ひそやかに花咲き
散りゆくしののめ草
はかなきは少女のねがい
つたなきは雨の恋文
言の葉も乱れて
とどかぬ恋ごころ
あなたゆえにあなたゆえに
紅をさして髪を断ち
いつの日にかいつの日にか
むすばれる日を夢みる
花や植物には、例えば春にさきがけて咲く梅の別名を春告草と言うように色んな別名を持つものがありますよね。
それでは、しののめぐさ(東雲草)って何でしょう?
東雲(しののめ)とは、明け方の事なので明け方に咲く花、つまり朝顔(あさがお)の花の別名が正解です。
作詞というのは難しい作業、朝顔(あさがお)の花でも、しののめぐさ(東雲草)と表現。
まったく、大変です。(笑)