時には娼婦のように

2024-08-23 09:02:50 | Jポップス
八代亜紀 



時には娼婦のように淫らな女になりな
真赤な口紅つけて黒い靴下をはいて
大きく脚をひろげて片眼をつぶってみせな
人さし指で手まねき私を誘っておくれ
バカバカしい人生よりバカバカしいひとときが
うれしい OH-OH-OH-OH-
時には娼婦のようにたっぷり汗をながしな
愛する私のために悲しむ私のために

時には娼婦のように下品な女になりな
素的と叫んでおくれ大きな声を出しなよ
自分で乳房をつかみ私に与えておくれ
まるで乳呑み児のようにむさぼりついてあげよう
バカバカしい人生よりバカバカしいひとときが
うれしい OH-OH-OH-OH-
時には娼婦のように何度も求めておくれ
お前の愛する彼が疲れて眠りつくまで






この曲「時には娼婦のように」は、1978年2月10日に日本の俳優・歌手である黒沢年男 (現:黒沢年雄)と、作詞家・歌手であるなかにし礼の競作として発売されたシングルです。  


黒沢年男   

作詞・作曲はなかにし礼、黒沢の歌謡曲における代表作となっています。 

ちなみに、マスターの亡き妻は「娼婦」ではなく、「笑婦」でした。(笑)




















































































































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愛のくらし

2024-08-23 00:08:37 | マスターおすすめ曲
加藤登紀子


 テレサ・テン  


八代亜紀






この両手に 花をかかえて
あの日 あなたの部屋をたずねた
窓をあけた ひざしの中で
あなたは笑って迎えた
手をつなぎ ほほよせて
くり返す愛のくらし
花は枯れて 冬が来ても
すてきな日々はつづいていた
愛をかたる 言葉よりも
吹きすぎる 風の中で
求めあうぬくもりが
愛のかわらぬしるし

人はいくども 愛に出会い
終わりのない 愛を信じた
ある日気がつく 愛の終わりに
人はいくども泣いた
手をつなぎ ほほよせて
くり返す愛のくらし
花は咲いて 春が来ても
すてき日々は戻って来ない
愛をかたる 言葉よりも
風にこごえた この両手に
あなたの身体のぬくもりが
今も消えずに残る

 



コンチネンタルタンゴの巨匠アルフレッド・ハウゼが作曲したこの曲、加藤登紀子さんの代表曲となりました。

コンチネンタルタンゴではありませんが、哀愁を帯びた3連バラード。

・・・名曲です。

加藤登紀子さんのディレクターが作曲を依頼し、発注から1年経ってやっと届いた曲に加藤登紀子が詞をつけて出来た曲だったとか。



私は好きになりたいな、何でもかんでもみいんな。 誰でもかれでもみいんな。 (金子 みすゞ)

童謡詩人 金子みすゞさんの「みんなを好きに」の詩の一節にあることばです。

金子みすゞさんは、どんな相手にもやさしく寄り添い、相手の立場に立つことができる方、即ち、一切衆生すべての生き物の立場から物事を見ることができる方

でしたよね。

また、その慈愛に満ちた眼差しから人の優しさ、あたたかさ、かけがえのない尊いいのちの大切さを教える詩を数多く残してくださいました。

この詩は、「葱、トマト、おさかな」「お医者さん、烏」を例に挙げて、すべてを残らずみんな好きになりたいと詠まれています。

人は、苦手なものや嫌いなものが必ずあります。

それらをすべて好きになることはとても難しいことです。

叶わぬ願いかもしれません。

しかし、金子みすゞさんは、食卓に出された母親の作った料理を目の前にしたとき、ここにいたるまでに、母親をはじめとして多くの人の手によって作られた料理

であること、また、もとをたどればすべていのちがあったものであり、そのいのちをいただくことになったとき、「みんなを好きに」と思わずにはいられなかったの

ではないでしょうか。

それが、愛のくくらし・・・・・・









































































































































































































































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