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チャイコフスキー 白鳥の湖「情景」

2017-08-08 01:17:55 | 誰でも知ってるクラシック
チャイコフスキー 白鳥の湖「情景」


http://blog-imgs-114.fc2.com/t/o/s/toshiichi/20170808012533703.mp3

ドイツの童話を元に構成された、悪魔ロッドバルトに白鳥に変身させられたオデットと、ジークフリード王子の悲劇の恋の物語を、チャイコフスキーは序奏と4幕からなる音楽にまとめました。
それが、バレエ音楽で最も人気の高い名曲中の名曲「白鳥の湖」・・・・・

しかし、驚く事に初演の際には全く不評、演奏と振り付けに不備が多かったのが原因だったらしいのですが、この素晴らしい名曲が不評で迎えられる、というのは一体どういう上演だったのか、逆に想像がおおいに膨らむところです。

その後、作曲者の書斎に埋もれていましたが、プティパとその弟子イワノフによって改造がなされ、チャイコフスキーが亡くなった2年目に再演され好評を博したということです。


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カルメン 間奏曲(アラゴネーズ)

2017-06-23 04:00:36 | 誰でも知ってるクラシック
George Bizet: Carmen Suite #1 - Aragonaise




「アラゴネーズ(Aragonaise)」は、『カルメン組曲(Carmen Suite)』の一曲で、スペインのアラゴン地方の踊りの意味です。

アラゴン(Aragón)は、スペインの北東部に位置する自治州の一つ。州の北部にはピレネー山脈がそびえ、山脈沿いには美しい風景を保った多くの谷が残されているそうですよ。

歌劇「カルメン Carmen」 あらすじ・ストーリー

第1幕 Act I

セビリアの煙草工場でジプシーの女工カルメンは喧嘩騒ぎを起こし牢に送られることになった。

しかし護送を命じられた伍長ドン・ホセは、カルメンに誘惑されて彼女を逃がす。パスティアの酒場で落ち合おうといい残してカルメンは去る。

第2幕 Act II

カルメンの色香に迷ったドン・ホセは、婚約者ミカエラを振り切ってカルメンと会うが、上司との諍い(いさかい)のため、密輸をするジプシーの群れに身を投じる。しかし、そのときすでにカルメンの心は闘牛士エスカミーリョに移っていた。

第3幕 Act III

冒頭で、ジプシーの女たちがカードで占いをする。カルメンが占いをすると、不吉な占いが出て結末を暗示する。密輸の見張りをするドン・ホセを婚約者ミカエラが説得しに来る。

思い直すように勧めるミカエラを無視するドン・ホセに、ミカエラは切ない気持ちを一人独白する。カルメンの心を繋ぎとめようとするドン・ホセだが、カルメンの心は完全に離れていた。

第4幕 Act IV

闘牛場の前にエスカミーリョとその恋人になっているカルメンが現れる。エスカミーリョが闘牛場に入った後、1人でいるカルメンの前にドン・ホセが現れ、復縁を迫る。

復縁しなければ殺すと脅すドン・ホセに対して、カルメンはそれならば殺すがいいと言い放ち、逆上したドン・ホセがカルメンを刺し殺す。













































































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ショパン「幻想即興曲」

2017-06-16 03:46:41 | 誰でも知ってるクラシック
ショパン「幻想即興曲」 羽田健太郎





ポーランドの”ピアノの詩人”、ショパンの即興曲第4番、幻想即興曲です。

なぜかショパンが生前には出版を許可せず、題名も単なる”即興曲”であったのですが、死後に友人のユリアン・フォンタナが「幻想即興曲」として出版したとか。

この辺、果たしてショパンの意志として本意だったかどうか・・・。

そもそもなぜ出版を拒んだのかも未だに謎です。

曲の構造が明確で、緊張と緩和がうまく分けられている分親しみやすい曲です。

それがショパンとしては不満だったのかもしれませんが、この曲を埋もれさせたらもったいなかったでしょう。

三部形式、長い音から3連符の伴奏を左手で弾き始めると、右手で16分音符の素早い走句的なテーマが奏でられます。

このリズム的な緊張感がピアニストの見せ場、劇的に展開してテーマが戻ってくると、速度を緩めて中間部に入ります。

左手は3連符のアルペジョで右手で癒しの主題が始まります。

いかにもショパン的な詩的な展開をしてから、また主部が速度を上げて再現されます。

最後は興奮冷めやらぬ右手の動きの下で、中間部の主題が再現されて静かに嬰ハ長調の和音で曲を閉じます。




































































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チャルダッシュ

2017-05-27 06:08:33 | 誰でも知ってるクラシック
Paul Mauriat - Czardas (Monti)





チャルダッシュは、「酒場風」という意味のハンガリー音楽ジャンルのひとつですが、イタリアの作曲家ヴィットーリオ・モンティにより作曲されたこの曲は、特に「モンティのチャルダッシュ」として知られています。

19世紀にはウィーンをはじめヨーロッパ中で大流行を極め、ウィーン宮廷は一時チャルダッシュ禁止の法律を公布したともいわれ、多くのジプシー楽団がチャルダッシュをレパートリーにしていました。

ヴィットーリオ・モンティは生まれ故郷のナポリでヴァイオリンと作曲を学び、晩年は指揮者としてパリでバレエやオペレッタをいくつか作曲しましたが、チャルダッシュ以外の曲はあまり知られていません。





































































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月光

2017-03-19 03:55:55 | 誰でも知ってるクラシック
ベートーヴェン「月光」





ピアノソナタ「月光」は、ベートーヴェンによる1801年のピアノ曲で、第8番(悲愴)、第23番(熱情)と合わせてベートーヴェンの3大ピアノソナタと称されています。
「月光ソナタ」、「ムーンライト・ソナタ」などとも言われていますよね。

ベートーヴェンが31歳のときの作品で、弟子であり恋人でもあったイタリアの伯爵令嬢ジュリエッタ・グイチャルディに捧げられた曲だそうです。
ジュリエッタは当時17歳でベートーベンとは14歳も年の差がありましたが、それ以上にベートーヴェンが苦しめられたのは年齢差よりも身分の差であったとか。

なお、「月光」という標題はベートーベンが考えたものではなく、彼の死後1832年にルートヴィヒ・レルシュタープが第1楽章について「ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」とコメントしたことに由来しています。




























































































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南国のバラ

2017-03-16 05:19:10 | 誰でも知ってるクラシック
James Last - 南国のバラ



「南国のバラ」(Rosen aus dem Süden)は、1880年にヨハン・シュトラウス2世が作曲したメドレー形式のワルツです。

ハインリヒ・ボーアマン=リーゲンの小説を原作とする自作のオペレッタ《女王陛下のハンカチーフ》を素材としている作品。

1880年10月1日にアン・デア・ウィーン劇場で初演されたこのオペレッタをイタリア王ウンベルト1世が大変気に入ったと耳にしたシュトラウスが、即座に編曲して王に献上したのがこのワルツだそうです。




















































































































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Paul Mauriat - Elise

2017-03-09 03:52:49 | 誰でも知ってるクラシック
Paul Mauriat - Elise




「エリーゼのために」は、ベートーヴェン(ベートーベン)が1808年に作曲したピアノ曲です。
「情熱の花(ザ・ピーナッツ)」、「キッスは目にして(ザ・ビーナス)」などの日本のポップスの原曲としてもよく知られています。

ところで、エリーゼとは一体誰なのでしょう?

しかし、この点については、まだ客観的な証拠はありません。
ベートーヴェンが1810年に婚約を申し込んだとされる「テレーゼ・マルファッティ(Therese Malfatti von Rohrenbach zu Dezza/1792-1851)とする説が最も有力なようですが、確かとは言えないようです(このプロポーズは断られてしまった)。

他にも、エリーゼは知人の妹エリザベート?と言う説もあります。
エリザベートの兄はベートーヴェンのオペラ出演を通して親交があり、その妹のエリザベートとも親しかったからというものですが、これもどうも・・・。

まぁ、、エリーゼとは一体誰なか、・・・・・永遠の謎として語り継がれるのがいいのかもです。


















































































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G線上のアリア

2016-02-15 03:52:26 | 誰でも知ってるクラシック
G線上のアリア/ バッハ





穏やかで優雅で荘厳な美しさに溢れているメロディー。

「G線上のアリア」として親しまれているこの曲、バッハが生きていた時には評判にもなりませんでした。

亡くなって100年後に発掘され、曲を演奏されたことによってこの曲にスポットライトが当てられたそうですよ。























































































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