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舟木一夫「只今授業中」

2023-02-14 23:23:30 | 青春歌謡
舟木一夫「只今授業中」




今日も学校の裏の道
通るあの子のリボンが赤い
ABCD)
どこの子 あの子
どっかのあの子
勉強もどっかへいっちゃって
ABカッコ Aカッコ
ぼくは只今授業中・・・




1963年6月デビューの舟木さん、デビュー後、僅か半年で4枚のシングルをリリース。

その全曲が大ヒット。

この曲は、「学園広場」のB面でしたが、シンプルで軽快、マスターの好きな曲です。







































































































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舟木一夫 あゝ青春の胸の血は

2023-02-14 14:31:54 | 青春歌謡
舟木一夫 「あゝ青春の胸の血は」


http://blog-imgs-76.fc2.com/t/o/s/toshiichi/20150424060709f28.mp3



あふれる若さ あればこそ
未来に向かい われら立つ
海の太陽 山の雲
輝け命の 歌声に 
あゝ 青春の胸の血は 
夢 ひとすじに燃えるもの

親しき友の 悲しみを
励ます言葉 尽きるとも
光れ銀河よ 友情の
涙を夜空に 散りばめて
あゝ 青春の胸の血は
夢 ひとすじに燃えるもの

瞼に淡き 花すみれ
ゆきずりの君 今いずこ
虹は消えても 若き日の
はかなき想い出 忘るまじ
あゝ 青春の胸の血は
夢 ひとすじに燃えるもの





舟木一夫さんの青春讃歌の最高峰がこの曲。

一番は「溢れる若さ」「未来に向い」「生命の歌声」「夢ひとすじに燃える」、・・・「讃歌」らしいフレーズを一気にたたみ込んでいます。

転じて二番は「親しき友のかなしみ」に触れます。

しかも「励ます言葉」は尽きてしまいます。

言葉だけでは「かなしみ」は癒しきれないのでしょう、でも、言葉の尽きた後になお残ったのが「涙」とともに確認する無言の「友情」の連帯感。

明るく充溢した一番の[明]から二番の[暗]へと転調することで世界に広がりと深みが出ました。

感情的な明暗だけでなく、具象的な[昼・光](海の太陽・山の雲)の光景から[夜・闇](銀河・夜空)への場面転換にもなっています。

二番で「友情」という青春歌謡に必須のテーマを挿入した詞は、三番でもう一つの必須テーマ「恋愛」を主題にします。

しかしそれは、現在の恋愛ではなく回想された「思い出」、しかも、「ゆきずりの」「あわき」感情です。

恋愛というよりも、声もかけられなかった異性へのほのかな憧れのようなものだったのかもしれません。

青春歌謡における「恋愛=純愛」、確かにそういう時期ありましたよねぇ。


さて今日は三浦清志さんのお話・・・

業務上横領罪で逮捕、おそらく!~2か月、時間の問題でしょう。

まぁ、10年近くの実刑は免れないでしょうから、7~8年は刑務所暮らし?。

清志さん本人は、もう覚悟はしていると思いますが、瑠麗さんには話していないようですね。

それが、愛情なのかどうか、違うような気もしますが・・・。(笑)

それより、瑠麗さんも共謀共同正犯で逮捕ということもありそうです。

普通に考えれば、横領した金で豪華クルーザーを買って、二人で楽しんだりしているわけですから、共謀と言われても仕方ないでしょう。

二人共、刑務所暮らし、充分考えられます。

そんなこと、何も心配してない瑠麗さん、可哀想な気さえします。

それにしても、二人の青春の胸の血は、どんな色だったのでしょうね。(笑)


 
















































































































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『太陽のあいつ』 ジャニーズ

2022-12-16 13:28:37 | 青春歌謡
太陽のあいつ 唄:ジャニーズ



海の向うから 青空かかえて
太陽のあいつ あいつは唄うよ
遠い街角へ 明るい歌を
手をにぎりしめて ごらんよ熱いぜ
太陽と握手してきたやつさ

空のさけ目から 虹をかついで
太陽のあいつ あいつは来たのさ
はみ出した町へ 働らきに来た
澄んだ瞳には祈りと ほほえみ
太陽に夢を 誓ったやつさ

夕焼けの雲を 真赤に焦がして
太陽のあいつ あいつは愛した
街の灯もうるむ 素晴しい恋
若い日の命 炎と燃やして
太陽に愛を もらったやつさ
 太陽に愛をもらったやつさ



この曲はTBSテレビ連続ドラマ「太陽のあいつ」の主題歌でしたよね。

昭和42年4月開始、毎週木曜日夜7時半から30分、東宝とTBSの共同製作で、提供は松下電器でした。
 
夏木陽介主演の「太陽野郎」は、この半年後、昭和42年11月から日テレで開始。

TBSと日テレとテレビ局はかわっても同じ東宝制作。

タイトルも「太陽のあいつ」は「太陽の(ような)あいつ」なので直喩的、その直喩表示の「の(ような)」を取って隠喩的に約めて「太陽野郎」。



コロナ後遺症「脱毛」進み「ママ頭つるつる」…第8波で増加 後遺症患者“後回し”も

感染者増加で医師も後遺症患者は“後回し”。

仕方ない事ですが・・・

もっとも、ここまでコロナ患者を放置してきたのは「厚労省の(ような)あいつ」。

今は、「の(ような)」をとって「厚労省野郎」。







































































































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安達明「春を待つ少女」

2021-01-11 10:10:04 | 青春歌謡
安達明「春を待つ少女」




安達明さんの4枚目のシングル、デビュー曲「潮風を待つ少女」と一対のタイトルです。

初夏に発売された海辺の少女の歌から一転して、これは山の尾根を仰ぎながら春の到来を待つ北国の早春の少女。

冒頭、「雪割草に口づけて/はるかな山を見る少女」と、三人称的視線で少女の姿を描出して始まりますが、たちまち、「ほら ほら」と二人称的な呼びかけに移行します。

冒頭もただの三人称というより、「はるかな山を見る少女よ」という呼びかけを含んでいたのだと思うべきでしょう。

実際、くりかえされる「ほら ほら」がこの歌の魅力の中心、遠藤実さんの曲もとても清純ですね。(笑)



「昼飲み」「バーゲン」自粛色なく 首都圏、宣言下も街混雑
 
緊急事態宣言下で迎えた3連休中日の10日、首都圏の商店街や商業施設は、多くの人でにぎわいを見せた。
外出自粛が叫ばれるものの、客からは「昼くらい外で飲ませて」「店は開いている」と本音が漏れた。
東京・上野のアメ横商店街(台東区)は、午後には人をよけないと歩けないほど混雑した。各所に消毒液が設置されたが、大半の人は素通り。「昼飲み」を楽しむ満員の客で盛り上がる店もあった。(時事通信)

信頼されない政治家のメッセージは届かない、のでしょうね。

今の日本、車に例えると「15年、30万㎞以上走ったポンコツ車」。

アクセル踏んでも走りは遅い、ブレーキ掛けてもなかなか止まらない。

やがて来るであろう新車の乗り換えられる春を待つしかないのでしょうね。(笑)





































































































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春を待つ少女

2020-10-20 06:45:42 | 青春歌謡
安達明





降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男
 
人口に膾炙したこの句、作者・中村草田男は明治34年(1901)生まれ。

この句を作ったのは昭和6年,大正の15年間をはさんで明治の少年時代を振り返る、その感慨が「明治は遠くなりにけり」。
 
このブログを書いているマスターも、読んで下さるあなたも、みんな昭和の少年・少女でした。

そんなわたし達も、平成31年間をはさんで昭和を振り返ることになりました。

「昭和は遠くなりにけり」です。

明治以来、日本人は元号と西暦の二重構造を生きています。

それは伝統(ナショナリズム)と近代(インターナショナリズム)の二重構造を生きている、ということです。

不便もありますが、当面、この二重構造は解消できないでしょう。

大事なのは両者のバランス。
 
1970年代から元号の比重が軽くなって西暦中心の時代になった、というのがマスターの実感。

だから尚更、「昭和は遠くなりにけり」・・・





















































































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友を送る歌 舟木一夫

2020-01-31 02:08:51 | 青春歌謡
友を送る歌 舟木一夫




きみは別れてゆく 風の中
きみは別れてゆく 遠い道
うしろすがたに ただ祈る
夢をそだてた 青春の日を
忘れてくれるな いつまでも

きみの愛した人 いまはなく
きみの愛した街 あかねいろ
うしろすがたに 思い出す
若い涙を 流したきみと
ふたりでささげた 白い花

きみは歩いてゆく 眉上げて
ぼくも歩いてゆく はるばると
うしろすがたの さびしさも
ひとり旅立つ 男の心
幸せ祈るよ いつまでも…





曲は男声コーラスとバンジョーの音が印象的な、舟木一夫さん初のフォーク調な曲です。

胸を張って歩く歩調のリズム、詞のテーマは友情、別れ、旅立ち。

「風の中」「遠い道」、・・・実景であるとともに「きみ」の旅路のメタファーでもあるでしょう。

二番は「ふたりでささげた白い花」によって「きみの愛したひと」の死を暗示します。

つらい悲劇の思い出を抱いての旅立ちのようです。

「あかねいろ」は朝焼けの色とも夕焼けの色ともとれますが、「きみの愛したひといまはなく」と対になっていることを重視すれば夕焼けでしょうか。

それでも昂然と「眉上げて」旅立つのが若者というもの。

「きみ」が旅立つとき、ただ見送るのでなく、「ぼく」もまたひとり旅立ちます。

ただし、「ぼく」もまた故郷を離れて実際に旅立つ、というより、「ぼく」の「歩いてゆく」はメタファー、あくまで、ひとり「はるばると」人生の旅路に出立する決意なのだと読むべきでしょうか。








































































































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舟木一夫「山のかなたに」

2020-01-24 11:35:00 | 青春歌謡
舟木一夫「山のかなたに」



 一 若さみなぎる 眉あげて
   仰ぐわれらの あさぼらけ
   山のかなたに きらめく虹に
   君もゆけゆけ 君もゆけゆけ
   ぼくもゆく
 二 ふるいこよみに さよならを
   告げて夜明けの 鐘が鳴る
   君の笑顔か 雪割草の
   花も谷間に 花も谷間に
   ゆれて咲く
 三 すぎた昨日を おもうより
   生きるよろこび 歌おうよ
   山のかなたに ふくらむ夢に
   風もはばたく 風もはばたく
   雲もゆく




かって、「巨人・大鵬・卵焼き」の時代がありました。

日本の高度経済成長期、西暦では1960年代、元号では昭和40年代の雰囲気を表現した流行語です。

1.プロ野球の巨人軍(読売ジャイアンツ)
2.大相撲の横綱・大鵬
3.料理の卵焼き

を並べたもので、「子ども(を含めた大衆)に人気のあるもの」の代名詞として使われたものです。

ちなみに、1970年代後半(昭和50年代前半)には、「嫌われるもの」の代名詞として『江川・ピーマン・北の湖』という呼び方が揶揄的になされました。

北の湖は大鵬とは逆に強さが仇となり、江川卓は江川事件による巨人への入団経緯への印象からでした。

平成最後の年は・・・「白鵬 しんぞう 池坊」、傲慢の代名詞?(笑)

そして、令和元年は・・・「あんり しんぞう IR(あいあーる)」疑惑の宝庫。(笑)
























































































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6番のロック / 美樹克彦

2020-01-12 12:14:49 | 青春歌謡
6番のロック / 美樹克彦



美樹克彦は昭和23年10月生まれ、昭和33年に本名・目方誠で映画子役デビューします。

大友柳太朗の「丹下左膳 濡れ燕一刀流」(s36-5)では松島トモ子の後を引き継いでのチョビ安役も。

その目方誠が高校二年生になって、芸名も美樹克彦と変えて、「俺の涙は俺がふく」(s40-3)で歌謡曲デビューします。

デビューからエレキ伴奏を使ったたぶん最初の青春歌謡歌手、そしてまた、ステージ上で身体パフォーマンスを取り入れた最初の青春歌謡歌手だったような。

エレキもパフォーマンスも不自然でなかったのは、目方誠時代のポップスからの流れがあったからでしょうか。

なぜ「6番」かといえば、「ロック」だから「6(ロク)」?、もしかすると、名曲「マンボNo.5」にあやかったのかもしれません。(笑)

実際、上に掲げたとおり、ソノシート・ブックのタイトルは「ロックNo.6」。


さて、年も明けて今日は2週目の日曜日です。

令和2年、皆様はどんな「夢」をお持ちでしょう。

「夢」?・・・

マスターの青春時代は良いこと、悪いこと、予想外なこと、それぞれ繰り返してはいましたが、全体としては未来は明るいという希望もありましたし、それなりの夢も持てました。

しかし、今は、不安は持てても夢はと言うと?・・・です。

一つは経済的な右肩上がりが続くというフェーズが終わりつつあるからかもしれません。

ただ、最大の要因は自分中心主義が蔓延し、社会・他者への関心が薄れていく現実ではないでしょうか。

政治も行政も企業も自己中心、いや事故中心?(笑)

必要なのは、理想の社会を議論するプラットフォームかもしれませんね。

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女学生 安達明

2019-03-07 03:17:05 | 青春歌謡
安達明/女学生




うすむらさきの 藤棚の
下で歌った アベ・マリア
澄んだひとみが 美しく
なぜか 心に残ってる
君はやさしい 君はやさしい
女学生

セーラー服に 朝霧が
流れていった 丘の道
赤いカバーの ラケットを
そっと小脇に かかえてた
君は明るい 君は明るい
女学生

はるかな夢と あこがれを
友とふたりで 語った日
胸いっぱいの しあわせが
その横顔に 光ってた
君はすてきな 君はすてきな
女学生



アベ・マリアを歌ったこの女学生、・・・やはりミッション系の学校でしょうか。

もっとも、キリスト教(というより、イメージとしてのキリスト教)は、青春歌謡の本質。

「アベ・マリア」は純潔のシンボルです。

なんといってもマリアは「処女」のまま懐胎、そしてマリアは「聖母」です。

この女学生は、慈愛に満ちたマリアのように「やさしい」のです。
 
二番の歌詞では、彼女、ひんやりと清潔な朝霧の中、セーラー服姿に「赤いカバーのラケット」を小脇にかかえて登校します。

バドミントン部ではありません。

これはテニス・ラケットです。

スポーツ好きの、明るく健康的な少女なのです。

おまけに知的でもあるのでしょう。

テニスは、皇太子と正田美智子さんの軽井沢での「テニスコートの恋」以来、若々しいエロティシズムを発散する白いスコート姿とも相まって、知的で清楚で健康的な「お嬢様」イメージと結びつきました。

同じくラケットをもち、白いスコートを着用しても、バドミントンではこうはいきません。(笑)

バドミントン愛好の方々には非礼をご容赦ですが。

































































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絶唱 舟木一夫

2018-05-18 04:03:10 | 青春歌謡
絶唱 舟木一夫


http://blog-imgs-84.fc2.com/t/o/s/toshiichi/20160320023413d48.mp3

1 愛(いと)おしい 山鳩は
  山こえて どこの空
  名さえはかない 淡雪の娘(こ)よ
  なぜ死んだ ああ 小雪

2 結ばれて 引き裂かれ
  七年(ななとせ)を 西 東
  いのち短く 待つ日は永く
  泣きぬれた ああ 小雪

3 山番の 山小舎に
  春が来る 花が咲く
  着せて空(むな)しい 花嫁衣装
  とこしえの ああ 小雪

  ムムムムムム……
  なぜ死んだ ああ 小雪




昭和41年(1966)公開の日活映画『絶唱』(西河克己監督)の主題歌。 
原作は鳥取県出身の作家・大江憲次の同名の小説。主演は舟木一夫と和泉雅子で、主題歌ともどもヒットしました。

粗筋は次のとおり。

山陰一の山林地主園田家の1人息子・順吉(舟木一夫)は、山番の娘・小雪(和泉雅子)と愛しあうようになる。

順吉の父・惣兵衛は、順吉を町の実業家の令嬢と結婚させるため、小雪を他国へ追いやってしまう。

順吉はそのあとを追い、宍道湖(しんじこ)のほとりに部屋を借りて所帯をもつ。

順吉が勘当されたため、2人は肉体労働で生活費を稼がなければならなかったが、幸せだった。

だが、それも束の間、順吉に赤紙(召集令状)が来たため、2人は別れなければならなくなった。

順吉の壮行会の日、2人は毎日決めた時間にそれぞれが木挽き唄を歌おうと約束した。

惣兵衛は、順吉の仲間の1人に因果を含めて、「自分が無事帰還したときには、小雪と別れるつもりだ」という手紙が来たと、小雪に嘘を伝えさせた。

その悲しみと毎日の過酷な労働のために、小雪は病魔に侵されて倒れてしまう。

小雪の両親は、雇い主に遠慮して、娘に会わないでいた。

しかし、惣兵衛が急死したため、急いで小雪のもとに駆けつけたが、そのときはすでに遅く、小雪は「あの人の足音が聞える……ああ、山へ帰りたい……」とつぶやいて死んでしまった。

順吉が復員してきたのは、ちょうどその日だった。

順吉は慟哭し、葬る前にせめて山に帰って結婚式をしてやりたいと、小雪を抱いて帰った。

村人たちは、2人を嫁入り唄で迎え、式が終わると、順吉は小雪を抱いたまま、木挽き唄を歌うのだった……。



  木挽き唄

ハー 吉野吉野と
たずねてくればヨ
吉野千本 花盛りヨ

ハー いつの頃から
木挽きを習いヨ
花の盛りを 山奥にヨ



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大都会の恋人たち

2017-11-06 04:18:19 | 青春歌謡
大都会の恋人たち




「たのしいかい」
「とっても」
「歩こうか」
「歩きたい」
 
ふたつならんで 寄り添って
ビルのかどゆく 影がある
愛しているよ 今はそれだけ
愛していてね 今はそれだけ
ふたつでひとつの 心なら
むすぶ瞳に ゆれてさく
淡いテラスの 窓灯り
愛のことばで 踊ろう

ペーブメントに 雨が降る
白くおしゃれな 雨が降る
寒くはないかい コートをあげる
寒くはないのよ あなたといれば
ふたりでひとつの コート着て
甘い小走り にわか雨
待てばすぐやむ 雨なのに
愛の時間が 惜しい

ひとり帰って みたとこで
ふたり一緒の 夢をみる
今夜はぼくに ついておいでよ
今夜は時計を 忘れてきたの
ふたりでひとつの 夜ならば
それと知っての まわり道
すでに夜更けの 街並木
愛の灯影が 歌う




酒井和歌子さんはこの時期、同じ東宝所属の清純派女優として、内藤洋子さんと人気を二分していましたが、これが歌手としてのデビュー曲。

19才でした。

酒井の方が内藤より1歳年長。

内藤の方はすでに前年、「白馬のルンナ/雨の日には」(s42-7)で歌手デビューしていました。

その内藤の後を追うように、同じコロムビアからデビューしたことになります。


































































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