そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#15.3727-15.3730

2013年03月10日 |  / 万葉集

3/10

「塵泥チリヒヂの数にもあらぬ我ゆゑに思ひ侘ぶらむ妹が悲しさ(贈答歌六十三首 5/63 #15.3727)」
「塵や泥数にもならぬわれのため思い煩う妻が哀れだ()」

「青丹よし奈良の大道は行き良けどこの山道は行き悪しかりけり(贈答歌六十三首 6/63 #15.3728)」
「青丹よし奈良の幹道行き易いがこの山道は歩きにくけれ()」

「愛ウルハしと吾アが思モふ妹を思ひつつ行けばかもとな行き悪しかるらむ(贈答歌六十三首 7/63 #15.3729)」
「可愛いとわが思う妻を思ってか心もとなく行きにくいもの()」

「畏みと告ノらずありしを御越道ミコシヂの峠タムケに立ちて妹が名のりつ(贈答歌六十三首 8/63 #15.3730 右の四首は、中臣朝臣宅守が上道ミチダシしてよめる歌)」
「神畏れ名は告げなくて越後路の峠にたってついに叫んだ()」

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