2016/01/28
「晩冬の今日この頃は春近く俳句の季語が目白押しなり()」
「候としていまだ大寒次候だが春は迫りぬすぐそこまでも()」
「日の出入り春近づける気配あり犬の散歩の夕間暮にも()」
「鉢植えの花を欲りしや春近し()」
「面倒と思いし季語のあれやこれも俳句を学ぶ楽しみと知る()」
「句帖もち吟行せんやこの春は()」
2016/01/28
「心とは火の崩れた字落ち葉焚く(坪内稔典)」
「語源では『心』と『火』とは異なるが見方によれば錯覚できる()」
「盆歌に鮎は瀬につき鳥は木に止まるとぞ人は情けの下に住むとふ
(盆躍りの文句を脚色)」
「寒波きて有田の駅で九時間も止まりし人ら差し入れを受く
(JR九州佐世保線の有田駅で昼から夜まで9時間の足止めをされる。
おにぎり、お茶、おでん、毛布の差し入れがあった。)」
2016/01/28
「追伸のうれしさに似てエンドウの新しい花今朝も咲きたり(鳥海明子)」
「ばあさんの畑で見たる豌豆の花白色に咲く記憶あり
(白の他赤紫にもなるらしい。花言葉:未来の喜び)」
「旧暦の正月頃に咲く花で別の名前は元日草とふ
(この欄の1月22日に紹介した)」
「時期くれば今か今かと待ちわびるぷっくりとした蕾を見ては()」
「朝に咲き夕方に閉ず福寿草黄の他に白・赤もあり()」