そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#9.1742-9.1743

2011年02月21日 |  / 万葉集
2/21
「日が射せる 片足羽川カタシハガワの 朱に塗れる 大橋の上を 娘がいける()」
「紅の 赤い着物の 裾を引き 藍に染めたる 着物を着たり()」
「ただ独り 通れる娘は 若草の 旦那がいるか はたいないのか()」
「橿カシの実の 独りか寝ヌらむ 告白を したいあの娘の 家を知らない()」


「しな照る 片足羽川カタアスハガハの さ丹ニ塗りの 大橋の上よ 紅の 赤裳裾引き 山藍ヤマイもち
 摺スれる衣キヌ着て ただ独り い渡らす子は 若草の 夫ツマかあるらむ 橿カシの実の 独りか寝ヌらむ
 問はまくの 欲しき我妹が 家の知らなく
(河内カフチの大橋を独りゆく娘子を見てよめる歌一首、また、短歌 #9.1742)」

「大橋の頭ツメに家あらばま悲しく独りゆく子に宿貸さましを(反し歌 #9.1743)」
「大橋の たもとに家が あったなら 寂しげな娘に 宿を貸すのに()」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする