2007/04/06
「来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ
(#097藤原定家)」
「来ない人焦がれて待つ身夕なぎに藻塩焼くようにギトギト熱し()」
「焦がれ待ち待てど来ぬ人後鳥羽院鎌倉幕府は院を許さじ()」
2014/06/30
「来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ(#097藤原定家)」
◎-098 「風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける(#98-従二位家隆)」
「五衞門が釜茹でになり啖呵きる 焼くや藻塩の身もこがれつつ (付句遊戯-#97)」
「蛸フェリー船着き場なる岩屋港この辺りらし松帆の浦は()」
「アスファルト陽炎たてて見るデジャブ焼かれる藻塩に身をゆだねたる()」
「かるたでは凪からそよ風変わりたる だんだん嵐に発展するか(この行は風の情景)」
【参考】
「疑ひは一人芝居の舞台にて 焼くや藻塩の身もこがれつつ(安野光雅)」