徒然草（#128 雅房の話）

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「雅房は学・人柄も好ましく近衛の大将次期のポストに（）」
「そんなとき院の聞きたる風説で雅房卿は昇進をせず（）」
「鷹の餌に生きてる犬の足を切るそんな噂が流れたるかな」
「風説と知りて憎めり雅房を院のお心尊かりけり（）」
「世の中の生きとしいけるものを見て慈悲がなければ人ではあらじ（）」

雑

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「ぎこちない歩みを見ればヒール履き足に目をつく乙女がいたり（）」
「晴れの日に感謝をしたるわれがいて年のせいかとふと思いたり（）」