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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

ダヴィンチ・コード

2006年05月20日 | 字余り

 今日、2006.5.20世界いっせいに「ダ・ヴィンチ・コード」が上映される。名匠ロン・ハワードとトム・ハンクス主演で、いろいろな催しものをしながら、大々的に幕が落とされるといったかんじである。上映に際し、一部の国では映画の看板を撤去させたり、上映禁止になったりと問題作であるらしい。映画界もお祭り騒ぎだが、出版界では映画に先立って、世界中で5000万部以上を売り上げるという、大ベストセラーとなっている。
 この現象は、単に出版、映画の問題でなく、かのレオナルド・ダ・ヴィンチが絵の中にコード(暗号)を潜ませて、絵を描いたという、まさにその問題がスポット・ライトを浴びているのだ。世界の放送局はいろいろな特集番組を組んでコードの内容を解き明かそうとしている。ということで、中身については、それらのTV番組を見ていけばいいのであるが、天才が秘めたコードというのは、やっぱり根源的な問題であったということか。
 つまり、イエスキリストは、嫁さんがいてマグダリアのマリアであった。当時の宗教界は、嫁さんの存在は邪魔だったので、「娼婦」という烙印を押して、追放した。12人の使徒の中で、ユダは裏切り者だったが、ペテロもナイフを持って、マリアを脅している、マリアとキリストの位置を変えると二人が寄り添っているように見える、それを見た使徒等は、驚きの表情を見せる、などと結構複雑である。世界の宗教であるキリスト教の根源的な問題がコードとして、有名な「最後の晩餐」「モナリザ」等にこめられたということである。
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