新聞を読んでいると2011年度のオランダでの新生児の命名トップ10が出ていたのでそれを見てみると、伝統的な男の名前、 Jan(ヤン)や Willem(ヴィレム)はもう見られないものの、それでも自分の身内や知人にある名前が並んでいて新奇なものは殆んどなく、あまり聞いたことのないのは男では Jayden(イェイデン)、Stijn(ステイン)、女では Lieke(リーケ)ぐらいだろうか。
男と女を比べてみると女の方が上位3位ぐらいまではごく普通にどの世代に亘っても見かける名前で特にトレンディーな、ということはないように思う。
人種が様々なオランダであるから西欧各国またはキリスト教、ギリシャ神話などに由来する名前も多く、名前を自分で創りだすということが少ないからこうなるのだろうか。 それは日本の場合と比べてそうだといえることだろうと思う。
ネットで調べたら日本のトップ10は以下のようになっていた。
男 女
大翔 陽菜
蓮 結愛
颯太 結衣
樹 杏
大和 莉子
陽翔 美羽
陸斗 結菜
太一 心愛
海翔 愛菜
蒼空 美咲
翼
自分の年代では00夫、xx雄、xx男、00子などが普通だったのが男ではこれらはもう全く見られず、女でも少数派になっている。 莉子が5位に入っているけれどこれも偶々で、あと90位ぐらいまではxx子は全く見られないからxx子というのもほぼ消えていると言っても過言ではないだろう。 それに、xx代というのも見受けられない。 今では男では「翔」、女では「結」が一応のトレンディー・ワードだろうか。嘗てのようなxx吉、xx衛門、xx助ももう時代劇のなかでしか聞かれない。
今日、家人と娘は年末に生まれた姪の娘を見にでかけたのだがその女の子の名前は Tess(テス)で、よく見かける名前だがベスト10には入っていない。