ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

しょぼんの日

2021-05-18 23:33:28 | 日記

 きょうはこのあいだの健診でひっかかった胃の再検査の日。きのうからどんより。嫌なんだよなぁ、胃カメラ。

 

 ふと、水槽をみると、メダカ3匹のうちの1匹、ナルの元気がない。きのうも元気がなかったけど、餌はぱくぱく食べていたからちょっと安心していたのだけど、朝は隅っこでじっとしていた。寝てるのかなぁ。それにしても動きが鈍い。

 

 久しぶりの胃カメラは想像していたよりずっとつらかった。以前もやったとき、二度とこんなことはやりたくないと思っていたのに、またやることになって。途中、いまごろナルはどうしているだろうと思った。いまの私よりもしんどいだろうか、どこか痛いんだろうかと。ナルもがんばっているから私も耐えようと思うも、何度もカメラを操作している先生を突き飛ばしそうになる。もう検査なんていいです! 帰ります! たとえガンの発見が遅れようともういいんですという気持ちになる。でも大人だから我慢した。つらいなあ。人間って。歳を重ねると耐性が落ちるんだろうか。なんでこんなめに、、というような気持が湧いてくるのだ。

 

 それから、ピロリ菌の検査のための採血をします、と告げられる。 採血・・・ これも苦手だけど、胃カメラに比べたら100分の1くらいの嫌さ加減だ。

 

 それから診察までに長時間待つ。 結構男性が多くて、テレビではコンシーラの通販とかをやっているのをぼんやり見ている。なんか場にそぐわない気がする。私は持参してきた歌集を読む。

 

 診察では内臓のCTの検査の予約をして、ピロリ菌の除菌の話もされた。はぁ。いろいろ大変だな、人が生きるって。

 

 帰りは伊勢丹の上の見晴らしのいい店で炭火焼き鳥ランチを食べた。きのうの9時以降何も食べていなかったんだから。

 

 帰宅して水槽を覗くと、ナルが前のほうにでてきていた。じっとしている。「ナルちゃん、ただいま。調子はどう?」と声をかけると、私を待っていたかのようにふわりと身を横にした。え、いま死んだの・・・・? 待っててくれたの? ナルちゃん・・・・・

 

 メダカはいいな。死までの道がまっすぐで。回復とかはない。私、次生まれてくるならメダカがいいな。検査とか手術とか薬とかいろんなこと考えなくていいもんね。

 

 夜は父に電話して、1時間ほど薬のセットの仕方をレクチャーするも、とりあえず先週飲み残した薬は「飲み残し袋」に入れられた。じゃあ、続きはあしたやろうね、と言って切る。 疲弊する。

 

 お風呂に入って、妹に電話して少し話して、大豆田とわ子の録画を見た。 

 

 水槽には2匹になったヒカルとモリィがゆうらりと泳いでいる。 はじめは10匹だったから、ずいぶん広くなったね。 つぎの週末には水槽を洗おう。

 

 

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梅雨入り

2021-05-16 22:41:40 | 日記

 近畿は梅雨入りしたらしい。例年と比べて2週間も早いそうだ。どうりで雨が多いはず。

 

 きょうは雨の合間を縫って、春の鉢植えを整理した。ビオラを2鉢。まだ咲いているのもあったから家に持って入って、飾った。大きめのペットボトルに入れるから花瓶がないということにはならない。

 

 それで、ガレージで待機していた紫陽花を表へ移動。もともとは友達から鉢植えでもらって、それを大きめの鉢に植え替えたらぐんぐん大きくなった。いまはもう腰くらいの高さになっている。

 

 野葡萄も毎週蔓を切っているのにすごい勢いで伸びている。もしかして、自分は木だと思っているんじゃないかと。そばのハナミズキの枝にまでからまっていたからかわいそうだけど切った。

 

 アサガオと綿の芽もでてきてかわいい。こちらはまだまだガレージで生育中。

 

 みんな、がんばってる。

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バランス

2021-05-15 23:17:22 | 日記

 京都は緊急事態宣言が延長になって、大型のショッピングセンターや百貨店が平日のみの営業になっている。(食料品はかろうじて買える)飲食店も20時に閉まるので、平日、仕事を終えて19時すぎに帰宅してからの外食ができなくなった。夕ご飯を作るのが面倒なときはそれからピザを買いに行ったり、なにかおかずを買って帰ったりしている。

 

 GWが終わろうとするころから、コロナの波がもう近くまで迫ってきて、毎日会社のパソコンを開くとコロナ情報が流れてくる。

 

 なんだか、職場でお弁当や買ってきたパンを食べるのも怖くなって、「孤食」活動を始めた。ひとりで食べる。職場から離れた店を選んで。働いている人は、どこかで昼食を取らないといけないから、気を遣う。

 

 数日間はパンケーキのお店でゆっくりしたり(私が通うお店はパンケーキを焼くのに20分はかかるから本が読める)、お蕎麦屋さんでささっとすませたあと書店で立ち読みしたり本を買ったりしていたのだけど、毎日ひとりで食べているとだんだん食欲もなくなってきた。

 

 きのう、「ふじたさん、まだ孤食キャンペーンやってるの?」ととなりの課のTさんに訊かれて、「そろそろ飽きてきた感じ」といったら、「じゃあ、いいお店見つけたから行こうよ」と誘ってもらった。「きのうも行ってよかったからまたあしたも来ますって言ってきてん」

 

 普段は夜しかやっていない、小さな路地を何度か曲がった場所にある料亭風のお店で、しっとりとした感じ。

 

 穴場で、私たちがいた40分間、私たち以外だれも来なかった。(大丈夫なんだろうか)

 

 ランチは4種類から選ぶ。 私は白身魚フライにした。たっぷりとした野菜がきれいに盛り付けられてでてきた。一口食べたとき、ここはいいお店だなと思った。というのは、口に入れたお箸の感じがとてもよかったのだ。思わずじいっとお箸を見つめてしまった。手ざわりも、細さもちょうどいい。デザートについてきたハートのスプーンもかわいかった。

 

 やっぱりたまには新しいお店で食べることもしないと、心がもたない。 おかげでリフレッシュできて昼からの仕事がはかどった。

 

 大事なのはバランスだなと思った。 

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理想的な休日

2021-05-13 22:58:39 | 日記

 きょうはお休み。GW中はずっと夫も家にいたから、ひとりで過ごす休日はほんとうに久しぶり。

 

 まずは植物の世話にでる。きのうの夜は嵐みたいだった。雨のかかっていない鉢植えに水を遣る。お気に入りのヒルザキツキミソウがきのうの風でばたばたと倒れていた。せっかく咲いたのに。そろそろビオラも終わりだ。ガレージの隅であおあおと出番を待っている紫陽花。次の週末には表舞台に移動してあげよう。

 

 8時になったので「おちょやん」を見る。いつもは録画して見てるけど、きょうはリアルタイムで見られた。1度も欠かしたことがなく、とうとうあしたが最終回。

 

 それからリビングに移動してメールを読んだりしながら、NHKラジオ第一を聴く。楽しみにしているらじるらぼ木曜日。錦見映理子さん。きょうは自宅からリモートの放送。吾妻アナウンサーとの息もぴったり。きょう紹介されたのは

 

 死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる  斎藤茂吉

 

 ちょうどいまの季節に合っていて、吾妻さんも言われていたけれど、母の日のあった週ということふまえていて、いいセレクトだなと思う。いままでは「死に近き母」といっても自分のこととして読んでいなかったし、遠くの田んぼの蛙かぁ、となんとなく背景も読みすごしていたのだけど、きょうの錦見さんの解説で、ちょうどいまの時期、5月16日に茂吉が母の危篤を知って山形へ向かったことを知ると、ぐんとこの歌が近く迫ってきた。

 

 こんなにすべてがいきいきとあおあおとする季節の中を、終わろうとする母の命を見届けるためにふるさとに向かった茂吉はどういう思いだったろう。自分の親の命がそう長くもないいまの年齢になってから読むと、まったく若い頃とはちがった感慨を覚えるのだった。

 

 それから9時台のゲストが脚本家の八津弘幸さん。おちょやんの脚本を書かれている。私が聞いてみたかったことを錦見さんがきいてくれて、(結構ひどい人がいっぱいでてくる。千代の父親の輝男とか)楽しかった。そんな全うな人ばかりじゃないですからね、という八津さんの答えも興味深かった。

 

 それから、のんびりお風呂に入り、ゆっくり朝ご飯。はちみつ紅茶がおいしかった。

 

 食器を片付けながら、ミネストローネを作る。冷蔵庫にいろんな野菜が中途半端に残っていたのを活用。キャベツがちょっと多めだったので2分ほどチンしてパプリカとあわせてサラダにする。ちょうど1つだけ残っていたもずくをドレッシングがわりにかけて、ごまもたくさんふりかけた。ナスの煮物とお味噌汁は前日の残り物(夫作)。 汁物多め、野菜中心のお昼ご飯になった。とてもヘルシー。

 

 昼からはひたすらのんびり。買い物にいくのも面倒だったので(というか、きょうは化粧をする気にならなかった)、夜もあるもので作る。昼間のサラダにレタスや卵、紫蘇を加えてアレンジ。冷凍しておいたほうれん草を解凍して、ベーコンとツナと玉ねぎを使ってクリームパスタにした。簡単でおいしい。

 

 冷蔵庫がすっきり。食材を活かしきるというのが私の幸せだ。ちょっとだけあった土ショウガも昼間の茄子の煮物に擦って載せたし、このあいだの海鮮丼に使った紫蘇の残りも使い切った。賞味期限きれかけの卵も使えたし、くたびれかけたキャベツもミネストローネとサラダに変った。なんか満たされる。これから寝るまではきょう届いた歌集を読む。 理想的な休日だった。

 

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仕事と短歌と

2021-05-12 21:06:37 | 日記

 きのう、新人研修があって、なんとか終わった。 いろいろばたばたしたけれど、研修の会場が、塔の全国大会の分歌会、忘年歌会、拡大編集会議で使ったことのあった部屋だったので、(そういえば、私の第一歌集『貿易風』の歌集批評会も階は違うけど同じビルだった)なんとなく緊張せずに済んだ。

 

 研修は10時から。9時40分くらいに会場へ行くと、1時間前に準備のために隣の課のスタッフがいたのに、段取りがうまくいっていなかった。準備していた資料もコピーされていないものがあったし、プロジェクターもパソコンもなく、Wifiさえ繋がらない状態だった。

 

 3人が順番に講師として話す予定で、一人めのY氏の顔面が蒼白になっていた。私はとりあえずコピーされていなかったY氏の資料の原本を借りて、階下へ降りて受付でコピーを頼んだ。歌会の詠草のコピーとか会議資料のコピーを頼んだことがあったので、すんなりいく。やはりいろんなスタッフは経験しておくものだなぁ。思わぬところで役に立つ。

 

 課長が「順番を変えて先にふじたさんからってわけにはいかないですか」とか聞いてくる。む、無理ですよ。私はY氏の補足として話す段取りにしているのに・・・3人目のHさんは持参してきたパソコンにデータを送ってもらう作業をしてくれていた。なんでこんなことに・・・(半泣き)Y氏はプロジェクターがないと話せないというし。

 

 でも、Hさんのおかげでなんとか10時3分には始められて、Y氏も何事もなかったかのようにスムーズに講義されていた。3人目のHさんはプロなので、さすがに話がうまい。時間もきっちり。まぁ、私はそのあいだの箸休め程度の説明だったけれど、終わったあとに課長が「いやぁ、きょうの講習会は実によかった!」とほめてくれたのでほっとした。

 

 前日まで予習というか資料を作ったり読み直したり、家でもやろうと思っていたのだけど、ちょうどいま、冬道さんの歌集販売の担当になっていて、毎日電話やメールや葉書がくる。でも押し寄せるというほどでもないので、ちょっと話したり、ちょっとお返事書いたりするのが結構楽しい。顔見知りのひともたくさんおられて、短い挨拶とか近況とかのやりとりをしているうちに懐かしくなる。ときにはほんとうにつぎに全国大会が開催されて会えたら、ハグして泣くわ、と思えるひともいる。

 

 みなさん、はやく心配のない暮らしに戻りたいという気持ちは同じで、それぞれがんばっておられるなと思うと励まされる。仕事の資料を読み直すより、がんばる気持ちが強くなってくるのがありがたかった。

 

 そうだ、私はひとりでこつこつっていうより、人との関わりのなかで短歌も仕事も続けてきたんだなと思う。 この春に受けたコーディネーターなんて仕事、荷が重いんじゃないか、こんなに知らないことだらけでやれるんだろうか、と思っていたけれど、知らないことは調べたりよく知っている人に訊いたりすればいいし、人の前で話すのも慣れてきたし、案外むいてるのかもと思えてきた。

 

 緊急事態宣言の延長で、予定されていた出張はすべて延期になってしまったけれど、やれることをやろう、と思う。

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