きょうはこのあいだの健診でひっかかった胃の再検査の日。きのうからどんより。嫌なんだよなぁ、胃カメラ。
ふと、水槽をみると、メダカ3匹のうちの1匹、ナルの元気がない。きのうも元気がなかったけど、餌はぱくぱく食べていたからちょっと安心していたのだけど、朝は隅っこでじっとしていた。寝てるのかなぁ。それにしても動きが鈍い。
久しぶりの胃カメラは想像していたよりずっとつらかった。以前もやったとき、二度とこんなことはやりたくないと思っていたのに、またやることになって。途中、いまごろナルはどうしているだろうと思った。いまの私よりもしんどいだろうか、どこか痛いんだろうかと。ナルもがんばっているから私も耐えようと思うも、何度もカメラを操作している先生を突き飛ばしそうになる。もう検査なんていいです! 帰ります! たとえガンの発見が遅れようともういいんですという気持ちになる。でも大人だから我慢した。つらいなあ。人間って。歳を重ねると耐性が落ちるんだろうか。なんでこんなめに、、というような気持が湧いてくるのだ。
それから、ピロリ菌の検査のための採血をします、と告げられる。 採血・・・ これも苦手だけど、胃カメラに比べたら100分の1くらいの嫌さ加減だ。
それから診察までに長時間待つ。 結構男性が多くて、テレビではコンシーラの通販とかをやっているのをぼんやり見ている。なんか場にそぐわない気がする。私は持参してきた歌集を読む。
診察では内臓のCTの検査の予約をして、ピロリ菌の除菌の話もされた。はぁ。いろいろ大変だな、人が生きるって。
帰りは伊勢丹の上の見晴らしのいい店で炭火焼き鳥ランチを食べた。きのうの9時以降何も食べていなかったんだから。
帰宅して水槽を覗くと、ナルが前のほうにでてきていた。じっとしている。「ナルちゃん、ただいま。調子はどう?」と声をかけると、私を待っていたかのようにふわりと身を横にした。え、いま死んだの・・・・? 待っててくれたの? ナルちゃん・・・・・
メダカはいいな。死までの道がまっすぐで。回復とかはない。私、次生まれてくるならメダカがいいな。検査とか手術とか薬とかいろんなこと考えなくていいもんね。
夜は父に電話して、1時間ほど薬のセットの仕方をレクチャーするも、とりあえず先週飲み残した薬は「飲み残し袋」に入れられた。じゃあ、続きはあしたやろうね、と言って切る。 疲弊する。
お風呂に入って、妹に電話して少し話して、大豆田とわ子の録画を見た。
水槽には2匹になったヒカルとモリィがゆうらりと泳いでいる。 はじめは10匹だったから、ずいぶん広くなったね。 つぎの週末には水槽を洗おう。
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