新しい人

　先週から、うちの課に新しい人が来ています。　派遣会社からきてもらっている人で、私とは別の仕事のために来たのに、パソコンの手配が遅れていて「なにかすることがあったらお願いして」と主任や部長に言われ、パソコンを使わないでできる仕事を考えながらの一日でした。

 

　セミナーの旅費の計算や、それに添付する書類を書いてもらったり、来月の初めに提出することになっている９月までの概算払いの計算をやってもらいました。

 

　確かになんにもすることがないと、時間の経つのも遅いし、周りに気を遣うし、しんどいものです。　同じ課の若人２名にも声をかけて、「なにかあったら手伝ってもらってね」といって、すぐにできる仕事をまわしてもらいました。

 

　　初めだから、お昼もいっしょにいてあげたほうがいいのかな、と思ったりしましたが、私もいろいろお昼休みにやらないといけないし、たぶん、派遣社員の人はそういうのにも慣れているので（私もそうだったから）、大丈夫かなと思っていたら、近くのお店に行ったりしておられたようでした。

 

　お昼休みに銀行へいって、郵便局へいって、コンビニへいって。

 

　会社へ戻ると、ロビーのところでばったり、新都ホテルのIさんにお会いしました。　今年の塔の全国大会でお世話になった方です。

 

　お得意先が同じビルにあるそうで。　「きょうはなにか御用で？」と反対に訊かれて、「いえ、私は職場がこのビルにあるので」というと「それは偶然ですねぇ」と驚いておられました。　定年後の予定の話までしてくださって、なんだか不思議なお昼休みでした。

 

　あしたは新しい人のパソコンが来る予定。　もう私たちの仕事は手伝ってもらえないんだろうなぁ。