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いつでも君のこと好きだったよ

ピアノと本

2018-11-10 23:28:26 | 日記

 久しぶりに昼間に外へでたら、秋の光であふれていた。あまねく、という感じ。葉っぱのすみずみまで秋の光がとどいていることに、ありがたいような、なにかが終わるときのような不思議な気持になる。

 

 ところで。息子が別に住むようになって、うちのピアノ(アップライト)は私の本の置き場になっている。

 

 ピアノとパソコンデスクがL字型に配置されているので、いま読んでいる本、書くために読む本、読み終えた本、急がないけど読み始めている本、未読の本というふうに、ピアノの鍵盤の蓋の部分の右からずらりと並べているのだ。一番右端に積まれた本はパソコンに向かいながらもすぐに手が届く。

 

 すごく便利に使っているのだけど。

 

 息子が帰って来ると必ずピアノを弾く。気分転換というのか、ご飯ができるまでとか、お風呂が沸くまでとか、そんな細い時間を使って弾いている。そして、そのたびに並べた本をどさっと床に積むので、彼が帰ったあとは読みたい本がすぐにない、ということになる。いまないと困るわけではないけど、「あーあそこにあるな」と把握しておかないと書きたいときにないと焦る。

 

 でも、ピアノは本棚ではないから、文句が言えない。息子は「なんでここに並べるの」というし、このあいだ会ったナオミさんにそのことを話したら、

 

 「そらあかんわ、本棚買い」と言われた。 ナオミさんはピアノの先生だからそりゃそうおもうだろうな。

 

 でもちょうどいいんだよなぁ、と思いながらまた順番どおりに並べている。

 

 

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