ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

村へ

2017-09-03 21:08:51 | 日記

 京都で村といえば、「南山城村」。

 

 年に1回くらい仕事で訪れる場所です。でも、行くときは寄り道できないので、もっとゆっくりいってみたいなぁと思っていました。

 

 JRの駅で言うと、大河原か月ケ瀬口。でも、やっぱり私は水辺が好きなのでとりあえずは笠置へ。城陽のあたりではもう蟬は鳴きやんでいるのに、笠置ではまだ鳴いていました。ここだけはまだ夏が終わっていないんだなぁ。川辺ではキャンプをしている人たちもたくさんいて、賑やかでした。

 

 それから、笠置寺の下見。今月、友達を案内する約束をしたけれど、いつもは連れて行ってもらうばかりで、自分で運転したことがなかったのです。でも、笠置寺への道を入ってすぐに後悔しました。道がとにかく狭い。上から車が下りて来たらどうやって私は回避するんだろうと思うと、冷や汗がでてきました。ハンドルをにぎる手も震えます。怖い・・・・

 

 なんだか足もがくがくしてきて、こんな運転していたら絶対事故になる、と思っていたら、お店が見えてきました。その前あたりだけが少し広くなっています。

 

 車をとめて、息を整えていたら、お店の人がでてきて、「どうかされましたか」と声をかけてくれました。

 

 私「あの、笠置寺へ行きたいんですけど、こういう道がずうっと続くんでしょうか」

 お店の人「そうですねぇ。まだ半分以上ありますよ」

 私「え、下りるときもこの道ですか?」

 お店の人「そうですよ」

 私「引き返すことにします。どうもありがとうございました」

 

 ということで、そそくさと今度は下から車があがってこないことを祈りながら急カーブを下りていきました。ああ、生きた心地がしなかった。すぐに友達に「笠置寺は私の運転技術では無理だった」ことを報告し、南山城村へ向かいました。

 

 途中、大河原の駅で休憩しました。2両のかわいいディーゼルが山の中からやってくるのを見届けて、1時間くらい本を読みました。

 

 それから、旧田山小学校へ。会社の人がランチするならおもしろい場所があるよ、と教えてくれたのでした。小学校をそのまま残しながら、いくつかのお店が入っていました。床に落ちた墨、チョークの入っている黒板の隅のちいさな木の引き出し。水道にぶら下げられた網の石鹸。小学校はそんなに好きではなかったけれど、なんだか毎日必死に生きていたなぁといろいろ思い出して、とてもよかったです。

 

 ランチもおいしかったし。

 

 そのあと、再び笠置へ戻り、わかさぎの湯に浸かって、しばらくのんびりして帰ってきました。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする