ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

高瀬一誌全歌集 新装版 

2016-03-13 22:13:46 | 日記

 塔3月号を読んでいて、田中濯さんが高瀬一誌全歌集 新装版について書いておられて、あ、この本買おうと思っていたんだった、と先ほど購入申込をしました。


 歌集探訪のコーナーがまたできてよかったなぁと思います。


 どうしても同じ結社のひとの歌集や歌に偏りがちなので、買いそびれていた本や知らなかった本の情報はありがたいです。


 高瀬一誌の4冊の歌集のうち、『レセプション』は読んでいなかったのでとても楽しみ。 


 『喝采』と『スミレ幼稚園』は短歌をはじめてすぐに読み、衝撃を受けました。短歌ってこんなに自由でいいのかぁ。ぷかりと浮かんでいる感じ。どのページをひらいても、ぷか~とした作品にであいます。 あははって思ったり、それでいて深く沁み込んできたり。 とても魅力的です。 みんなで読みあって学ぶ、という歌人ではなくて、一首一首、高瀬さんから「ほいっ」「ほいっ」とゆるく投げられてくるようです。


 ・ぎんなんの臭いを布団のなかに持ちこんでから両手をば嗅ぐ 

 ・バルチック艦隊の語感がいいからこうしてこの絵かけておく

 ・モロヘイヤ写真にとるまで繁茂させ何する人とまた言われたり

 ・西瓜はねむらしておくがいいこの詩は訳し方によってはこう読む

 ・鉛筆の倒れた方に歩き出す風習は貴国にあるかと三度ほどきく (以上『スミレ幼稚園』)


 『火だるま』はそれから何年か経ってから借りてノートに写し、それからまたずいぶん月日が流れました。


 あしたは雨のようです。


 仕事が休みなので、家にいて読み返してみようと思います。

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悲しみから遠く

2016-03-13 00:12:18 | 日記

 数日まえ、とても悲しい報せを受けました。

 

 しばらくぼうっとして、少しでもぼんやりする時間があると悲しくなってきます。

 

 今朝、義母にお買い物のお誘いの電話をしたら、「きょうはええわ」ということで、時間がぽっかりあきました。 花に水を遣り、また悲しくなってきたので、このあいだの火曜日に行けなかったヨガに行くことにしました。

 

 わざわざヨガのために、街中へでかけるのも、と思って15時くらいに終わりそうな映画を調べたら、キャロルが13時から15時までだったので、キャロルを観ることにしました。

 

 涙を拭きながらみるような映画でなかったので、よかったです。 50年代のアメリカのファッションや家具や街のようすを眺めていました。

 

 15時に終わって急いでバスに乗り、15時45分からの初心者コース、アロマヨガに行きました。 初心者コースでもいろいろあって、先生もさまざまなのですが、きょうの先生は初めてで、アロマヨガっていうからほとんど寝ているヨガなのかなと勝手に思っていたら、いままででいちばんハードでした。

 

 「自分のペースでどうぞ」と言われるのですが、「はい、そのまま」と言って「おろしてください」と言われるまでの時間が長くて、脚や手をあげてじいいっとしているうちにふらふらしました。

 

 「ふらつく人はお尻を太ももに力をいれて安定させてください」

 

 と言われて、やってみたけれどよけいにふらふらしました。 30人くらい参加されていましたが、みなさんこのハードさになれているようすで、平気そうでした。 ひとりぜいぜいやって、シャワールームも並ぶほど混んでいて、やっぱり平日のほうがいいなぁと思いました。

 

 ゆっくり髪を乾かしてゆっくり着替え、のんびり帰ってきたらいつもの帰宅時間くらいになってしまいました。

 

 帰ったら塔の3月号が届いていました。 

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