今年も義母の入居している施設で、敬老の日を祝うお食事会がありました。
去年も参加しましたが、今年は家族の食事分は会費制となっていました。
ここにも不況の影響があるのでしょうか?施設の職員の入れ替わりも
頻繁なようで、折角慣れたのに・・と、残念に思うことが多くあります。
職員の資質がこのような会にも反映しているなぁ、と今回特に感じました。
隣りのユニットでは、何と職員の一人が三味線を弾き、入居者が一緒に
民謡を口ずさんでいるのに、こっちではアトラクションが一つもないんです。
この職種への人手不足をもろに感じました。
そういう私も、今年ヘルパー二級の講座を受け、6月下旬にやっと
施設での実習(順番待ちの状態でした)を終えて修了証書を手にしました。
実習先は、わが子と同年ぐらいの若い職員が多いのですが、
介護の他にレクリエーションも担当するし、「記録」を書くことに追われ、
仕事の質を高める余裕がないんじゃないか、と思ってしまいました。
二級を取ったものの、仕事には結びついていません。週に数回、
何かしら出来れば、と思っていますが、出来なくても講座を受けた事で
様々な点で勉強になりました。介護する側もされる側も、色々な人が
いるんですね。ただ、子供を扱うような接し方はどうかな、と思うんです。
レクでも、子供だましのようなことしか出来ないのは、職員の資質の
問題となりますが、人手不足ではそんな事言っていられないのかも。
義母と共に食事をし、時間かかっても一人でお箸を持って食事をとれる
姿を嬉しく思いました。一人で何時間でもお喋りしていた頃が、
(あのころは終りのないお喋りに疲れましたが)懐かしくなるほど
口数が減ったのは、ツーカーと話しが通じる相手がいないからでしょうか。
寂しい思いをさせている、と、とても後ろめたい気持ちになりました。
食事のあとの「家族会」はパス。私の母の所へも、毎日顔を出している
とは言え、一応「敬老の日」ですから。行かなくちゃ。
施設からの帰り道は、行きとは別の道を通ることにしました。
野菜や梨を売っている農家がぼちぼち連なって現れたので車を止め、
もぎ立ての枝豆やインゲンなどを買いました。
植木屋さんの横の庭で、大好きな赤い千日紅が群生していたので
「うゎ~可愛い!」と歓声を上げたら、「好きなだけ切って良いよ」ですって!
やったね~! ブプレリュームを付け、母へのプレゼントに仕立てましたよ。
本当はもっと沢山、切って来たかったのですけど・・・。
[敬老の日]用ギフトは、簡単に湯沸し出来るティファールの小型ポット。
翌日は墓地公園へお墓参りに行きました。
入口近くの駐車場の向い側に、よく見るとコスモスが咲き出していました。
ロープで仕切られていたので、入るのはまずいでしょう。
そのあと母宅に行ってお茶をしてから、
遠出を嫌がる母を乗せての市内ドライブ。
海側からやなぎ通り方向を見ると、まるで外国にいるような
錯覚になる、我が街の眺めですね!