早稲田松竹で『カポーティ』『セレブの種』の2本立てを観てきた。
『カポーティ』は期待どおりの傑作。こう云うの大好き。トルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでの6年間を追ったストーリー。作家として一歩ひいた視点から、殺人事件を小説の材料として捉えるカポーティ。と同時に殺人犯に共鳴する自分を押さえきれない人間としてのカポーティ。両者の思いを一身に引きずりながら‘冷血’のモデルとなった事件の裁判は進み、それら数々の思いや現実の板ばさみに苦悩するカポーティ。
結局、殺人犯は死刑を執行され、カポーティはその後1つの小説をも完成させる事なく、アルコール中毒で死んだ。
その人の運命を大きく左右するほどの出来事に出会うことは幸福なのか、不幸なのか。
『セレブの種』スパイク・リー監督。予告編などからもけっこう期待していたが、思っていたほどでもなかった。スパイク・リーらしく社会的な問題提起や人種問題などもちりばめられてはいたが、全体的に話が散漫な感じであまりしっくりこなかった。
何よりの失敗は映画の途中で、どうしてもトイレに行きたくなってオシッコを我慢しながら何度も腕時計を覗き込んでいるオレ。最後までしっかり観きったけれど気が気じゃなかった・・・コレが何よりの失敗。でも、これほどオシッコを我慢したのって本当にいつ以来だろう?
昨日、今日とトレーニングを完全休養。また明日からフルモードで再開だ。
『カポーティ』は期待どおりの傑作。こう云うの大好き。トルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでの6年間を追ったストーリー。作家として一歩ひいた視点から、殺人事件を小説の材料として捉えるカポーティ。と同時に殺人犯に共鳴する自分を押さえきれない人間としてのカポーティ。両者の思いを一身に引きずりながら‘冷血’のモデルとなった事件の裁判は進み、それら数々の思いや現実の板ばさみに苦悩するカポーティ。
結局、殺人犯は死刑を執行され、カポーティはその後1つの小説をも完成させる事なく、アルコール中毒で死んだ。
その人の運命を大きく左右するほどの出来事に出会うことは幸福なのか、不幸なのか。
『セレブの種』スパイク・リー監督。予告編などからもけっこう期待していたが、思っていたほどでもなかった。スパイク・リーらしく社会的な問題提起や人種問題などもちりばめられてはいたが、全体的に話が散漫な感じであまりしっくりこなかった。
何よりの失敗は映画の途中で、どうしてもトイレに行きたくなってオシッコを我慢しながら何度も腕時計を覗き込んでいるオレ。最後までしっかり観きったけれど気が気じゃなかった・・・コレが何よりの失敗。でも、これほどオシッコを我慢したのって本当にいつ以来だろう?
昨日、今日とトレーニングを完全休養。また明日からフルモードで再開だ。