自然とデザイン

自然と人との関係なくして生命なく、人と人との関係なくして幸福もない。この自然と人為の関係をデザインとして考えたい。

ラグビーとアメリカンフットボールとサッカー

2015-09-21 10:24:57 | 自然と人為
 私は野球とチャンバラで遊んだ世代なので、肉体をぶつけ合ってゴールを奪い合うラグビーには劣等感もありこれまで興味を持てなかった。しかし、「勝った!勝った!」と報じられると嬉しくなるもんだ。
ラグビーワールドカップ2015 Youtube

 オリンピックでもテニスでもゴルフでも、どんなスポーツでも日本が勝つと嬉しくなる。広島カープが3連敗してしまったが、それでも勝つまで応援する広島カープフアンと同じ気持ちだろう。

 最近はサッカーの人気が高いようだが、手を使わず足だけ使うのがサッカーだと思っていたらNHK-BSではフットボールという言葉を使いだした。このゲームの歴史は古く、日本で古くから伝わる蹴鞠もフットボールらしい。

 サッカーもアメリカンフットボールもラグビーもフットボールなんだそうだが、アメリカではヘルメットを着けて戦うアメフトの人気が一番で野球よりも高いらしい。アメフトのことを以前はアメラグと言っていたそうだが、ヘルメットを着けるとこまでヒートアップするのがアメリカらしい。

 スポーツはルールのもとに肉体を闘わせるものだが、これに銃を認めてしまうと戦争になってしまう。否、戦争は国同士の闘いで、チーム(組織)同士が銃を持ってにらみ合えばヤクザの世界だ。国同士にもヤクザの世界のようなにらみ合いがあり、変な話だが戦いの抑止力に軍備の充実と訓練が必用なのだそうだ。アメリカは肉体同士のぶつかり合いにヘルメットを着けることをスポーツのルールにしたが、市民同士の間で自分を守るために銃の保持を認めている野蛮な国だ。ライフル協会の政治力が強いのかもしれないが、アメリカの軍需産業の圧力もあるのかもしれない。

 身を守るためと言って武器の使用を認めることは、飛行機の製造さえ認められなかった日本に軍需産業を育てることになってしまう。そして武器を使用する人達(昔は軍人と言った!)と武器を製造する人達(昔は財閥と言った!)の発言力を強くしてしまう。

 ラグビーの勝利と日の丸賛歌は別物だが、後者を誘導するマスコミがあるようで、マスコミの立ち位置が、朝日、毎日系と読売、産経系に2分されてきたようだ。今の日本の政権は読売、産経系が支援しているが、報道が一色になってしまわないように、朝日、毎日系には頑張ってもらわないと国民の目が見えなくなってしまう。

 私は国会議員として山本太郎、芸人としてタモリが好きだが、それぞれの世界で個を見失わないで、その時代なりの個を主張した生き方をして頑張っているのは嬉しい。松本人志のニヤッとする表情には「美しい日本」が全然感じられないので嫌いだが、安保法案に対しても「僕も賛成っていうか、日本が自立するための法案なら賛成なんですよ。ただ、アメリカに言われて泣く泣くやってる法案なら反対」という分析の甘さが気になる。そして、これらの情報を知らせてくれるブログ「リテラ」は気に入った。永田町徒然草にも頑張って情報発信していただきたい。

初稿 2015.9.21

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