じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

10/25  映画「八犬伝」公開
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

レ・ミゼラブル 7回目

2007-08-01 23:30:58 | 観劇記
今日も定時上がりで帝劇ダッシュ 最前列上手で観劇してきました~~ 今回のメンバー、正直に言いますと席が良くなかったら絶対に無理してまで行かないキャストばかりだったんですよ でも、結果は皮肉なことに 予想外の人が進化してて、期待してた人はそれを裏切らない素晴らしい出来 意外だったのは今まで だった人が地雷になってたことかな あ、それとすんごい毒を吐きたい人が一人。そういうわけで、かなりいいたい放題しちゃいますので、主役&エポの中の人のファンは引き返すことを激しくお薦めいたしますぅ

8月に入ってパンフも舞台写真入りで2000円になり、指揮者も変わり、アンサンブルも随分こなれてきて、ラストに向けて益々盛り上がってる感じです 指揮者、最後は井村っちがやるのかと思ったら若林さんって人で……じいはあまり存じ上げないんですけど、ジャベールをやったら良さそうなゴツイ人でした 音楽も重厚に……でも舞台上で歌う役者さんのテンポにしっかり合ってて文句なしGJ でした。今日はキャストの皆様、好き勝手に…失礼しました 個性的な間の取り方をする人ばかりだったので、よくぞピッタリいったものだと感心しちゃいました

公演の方は……じいの心をガッチリ捉えてしまった二人は後ほど。まずは意外に良かった方々について

渚ファンテ、前回は「演技をしよう」という方が前面に出て歌とかみ合ってなくて見ていて辛いものがあったんですけど、今回はファンテらしい良い雰囲気が出ていたと思います。歌はやっぱり…… なんですけどね~~ブレス音が聞こえすぎるし伸ばす部分とか結構苦しそうだったので、もう少し頑張ってほしいんですが……コゼットを思う気持ちやエピローグでバルジャンを見つめる慈愛に満ちた佇まいには泣けましたわ 富田コゼも“それなりに”見られるようにはなったような 相変わらず歌はダメダメなんですけど マリウスに対する初々しい仕草とか、バルジャンを慕うところは良かったと思います。ま、雰囲気は嫌いじゃないので救いはある……か いんや、でもね~~地雷抜け出しにはハードルが高いですわ あと一人、松村グランも邪魔な存在 ではなくなってきました。前は「恵みの雨」のシーンで突っ立ってるのは何なのよっ とじいの逆鱗に触れちゃったんですけど、今日はちゃんとマリ&エポをグランとして見ていたと思います。東山アンジョが最後にバリケードを上っていく前に目を合わせて言葉にならない思いを伝え合うって芝居も良かった~~あれは泣けました

お次は……スミマセン かなりキツイ毒を吐かせていただきます。今期のレミゼ、地雷が多すぎて少々のことは我慢できるようになった(これでいいのか~)んですけど、二度と見たくないと思わせたのが小西マリと彼女 知念エポでございます。エポはじいの中で絶対に外せないキャラなので、地雷なのはすんごいストレスなんですよ 歌は外さないけど可愛すぎる 声がアウトエポの雰囲気じゃなくて知念里奈のオーラが強いのもダメ もう、出てくるな って感じでした。「オン・マイ・オウン」も大好きな歌なのに、素敵なナンバーなのに考えることは一つ「今日さえ我慢すれば知念エポを観なくて済む」だったんですから。あのね、アイドルが芸能活動の一環でミュージカルをやります!とか、歌手がコンサートの延長で舞台をやります!っていうものなら通用すると思うんですよ。例えばモー娘がミュージカルをやって「上手にできたね~~」「凄いね~~」って感じ。でもレミゼはアイドルが中途半端に舞台に立つ作品とは違うんです 演じる役同様に命を削るように演じることが求められる舞台だと思うんですよ。本格的な舞台には出ないでって感じです。。。

思いがけず地雷だったのが主役 これは計算外でした。じい、今井バルは嫌いじゃなかったんですよ。去年の日生、一昨年の梅芸ではさんざん泣かせていただきましたから。悪くはなかったんですけど、何だか物足りなくて……歌の調子もイマイチだったんですけど、まぁ安心して聞けるんですよね。演技もできないわけじゃないし……(大きい人と比べると…ね)なのにどうして???多分……多分なんですけど、今井バルがどーのこーのっていうんじゃなくて、じいの方が変わったんだと思うんですよ 元々演劇的なミューが好みなので、歌は及第点以上で満足、それ以上に役を演じられることを重視していて、そういう意味で別所バルは求めていた存在で、今期は更に新鮮な演じ方のさとしバルまで登場してしまったので、二人の強烈な印象に慣らされてしまった身には今井バルの安定したイメージは合わなくなってきたのかな…と どうしても段取り的に見えてしまう場面があって、もう一歩 こうしてほしいな~と思うところが結構あったんですよ。ま、素敵なところはあったんですけどね コゼットloveは健在(今期はちょいと厳しい父像あり)「乞食たち」の場面でマリウスとコゼットが初めて出会うところ、最初からマリウスに敵意剥き出し こんな奴に娘をやるかって今にも襲いかかりそうで あと、マリウスに自分の過去を告白してコゼットを託すところも辛かったですね~~コゼットへの愛情がビシバシ伝わってきたので。

どんどん行きまっす テナ夫妻、良かったですね~~やっぱり駒田テナは最高 すっごく悪いし姑息だし救いようもないんだけど、一生懸命、どん底なりに楽しく生きようとしているのが伝わってきました。やっぱりテナはこうじゃなくっちゃ 阿知波テナ夫人もいいですね~~一番テナを愛してる夫人 テナがどんなにおバカなことをしていても「しょうがないわね~」って受け止めてて、どうしようもない奴だけど好きなんだなぁ~って仕草が随所に感じられて微笑ましかった~ 東山アンジョ、相変わらず素敵 先日のトークショーのイメージは全く感じさせない頼もしいリーダーシップを発揮していました。グランとの火花バチバチ も絶好調 すっごく嫌悪感があるのが分かるんですよね。だからこそ、最後、マリウスが撃たれて取り乱すアンジョに涙、振り返ってグランに目で何かを伝える表情に涙涙、そしてカフェソングでグランと肩を組み合ってマリウスを見つめる姿に涙腺決壊でした

さ、最後はじいを唸らせた二人 まずは禅ジャベ

前回会った時はポワポワなマリウス……思わず恋をしてしまったじいですけど、今日は怖いジャベに戻っていらっしゃいました。禅さん、素敵な役者さんですね~~変身できる人、じいは大好きです。冒頭から張り詰めた空気にしてしまう登場 禅ジャベは冷徹というよりもジャベの持つ信念の熱さが持つ緊張感が滲み出てると感じます。ジャベが出てくるだけで温度が2度は上がりそうな感じバルジャンに対する敵意 「罪を犯した奴だから絶対に良い人生を送れるはずがない」という強い信念がヒシヒシと感じられるんですわ。なので、「対決」シーンは、追い詰めて追い詰めて、絶対に逃がさないというジットリとした執念を感じました。そして、そこには自分に対する嫌悪感みたいなものもある。。。「牢獄で生まれた」という歌詞が説得力を持って聞こえてきました。

バリケードでのバルジャンとのやり取りも 「俺を殺せ」と言ってバルジャンの持っていたナイフを自分の首に引きつける場面、「お前みたいなクズなら俺を殺せる」「ここで死ねば殉死になるから本望だ」と思っているのでは?と、じいは受け取りました だからバルジャンに逃がしてもらうことになって悔しさあり、戸惑いあり……一度も振り返らずに去っていくジャベの後ろ姿、いろ~~んなものを感じさせる背中でした。あと、バルジャンを見逃す時に「よし、バルジャン。すぐ行くのだ」と歌うところがいいんですよね~~他のジャベだとちょいとわざとらしく感じるところがあるんですけど、禅ジャベはすっごく自然な流れ。自分でも分からないけど言ってしまった、だからこそ自殺に至るまでの混乱ぶりが納得できるんですわ。「星よ」や「ジャベールの自殺」等の見どころはもちろんのこと、普段なら見過ごしてしまう場面にも味わいがあるところが禅ジャベの魅力 いいなぁ~~禅さん

トリはいずみんクンあなたです。今日の涙の大半はあなたのせいです。今期で一番ダダ泣きだったんじゃないか?っていうくらい、涙が溢れてグショグショでした 泉見マリを見てると、最初はダメダメ……っていうか、若さにまかせて あっちにフラフラ、こっちにフラフラ頼りなかった青年がいろんな経験をして成長して、みんなの希望 の存在になる。。。その流れがすんごく良く分かるんですよね。ABCカフェに現れた時のボヘ~~とのぼせ上がった姿、コゼットに会いたいって「もう狂いそうさ~~」とスキップ気味で走っていく姿、思わず頭を抱えてヲイヲイ トホホ~ と呆れかえってしまいました エポに対しては妹みたいな存在って思ってる感じでしたね~~そういうのが一番罪なんですけど ま、今回はエポが地雷だったのでマリウスに対しては“全く”腹が立ちませんでした(笑)

第2幕は涙涙……直接絡むキャストが地雷でも泉見マリから感じ取れる気持ちだけで泣けてしまいました。「恵みの雨」では幻を追うエポを首を振りながら抱きしめようとする姿に涙 エポが息を引き取った後の「花咲か~~せよ~~う」のソロで震える手を見て更に涙 で、カフェソングからは涙止まらず。。。最初の方は、ついつい先日のトークショーを思い出して「空(「から」ですよ)の椅子とテーブル」で吹き出しそうになりましたけど(さとしさん、あなたのせいですよ~)マリウスの虚しさ、寂しさ、後悔等々の気持ちが伝わってくるし、後ろには学生たちが立ってて更に涙を誘うし……いや~~聞かせてもらいましたね~~ で、このままエピローグまで泣きまくりました。バルジャンの告白では大事なコゼットを託されようとするマリウスを通してバルジャンの気持ちが伝わってきて(バル本人から伝わってこないのが なんですけど)切なくてねぇ~~で、エピローグでバル&コゼが抱き合う姿を後ろで見つめる泉見マリを見てるとこれまた泣けてきちゃって……しかも、バルジャンが天国に旅立った後に倒れそうになるコゼットをしっかり受け止めて「大丈夫だから」って。。。もうマリウスを見てるだけでその中にあるバルジャンの愛情までもが伝わってくるんですよ。それがツボに入った瞬間、、、ダメでしたね~~後から後から涙が頬を流れて大変なことに ちょっとぉぉ~~~どうしてくれよう、マリウス 嫌いなキャラだったはずなのに、こんなに泣かせることになるとは

カテコはわりとあっさり お花ゲットもならず やっぱり3~5列目付近が一番飛んできやすいみたいですね~~でも、泉見クンの立ち位置がじいの目の前だったんですよ~~あの笑顔にやられた 本気で彼の投げる花が欲しかった。。。芳雄フェルセン以来 久々に浮気……かも。

怒涛の観劇ラッシュ、明後日で今週分は(爆)終了~~明後日は歌イベント付き ビリーで腹筋鍛えて歌の練習をしておかなくちゃ キャスト的にもハズレはないかと 別所バル 禅ジャベの演技対決が楽しみ~~エピローグは別所バル&泉見マリ ヤバイです~~ダブルで泣かせるキャストとはっ 無事に帰宅できますよ~に

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浮気の代償 帰宅後、今日の「おしゃれ工房」に信玄公祭りの映像が流れたそうです じいは行けなかったので(まだ言うか)行かれた方のブログ等々で拝見したんですけど、紋付袴の内野さん、素敵だったんですよね~~ 再放送があるようなので予約しておかないとっ
コメント
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