いよいよ来ましたね~~勘助サマと由布姫の出会い
今回の風林火山は息をするのも忘れるくらいの集中力で見ちゃいました
いや~~ホント、凄かったです。じいの心も頭もいっぱいいっぱい。。。どうしたらいいのか分からなくて困ってますが、頑張って感想、行きまっす
冒頭からダークな勘助サマ炸裂
諏訪頼重を見つめる勘助サマの目、すんごく怖くて鋭かったです。甲斐に向かう頼重さんを迎えに来た時の表情……既に亡き者にする決意を固めたんですよね~~「もうここには帰れないんだぞ」と言わんばかりの視線。そして、晴信さんと二人で話している時に隣の部屋で聞き耳を立てている時の、何かあれば自分が出ていって斬るんだろうなと思わせる雰囲気。じい、ゾクゾクしてしまいましたわ。←恐怖じゃなくて惚れてるほうの……です
頼重さんも頭が悪いわけではないし、悪い人ではないんですよね。妻子を思う愛情や領主としての自分の生き方がちゃんとあったわけで……歴史に「もしも」はないけれど、運命や時代がちょっと違えばなぁ~と考えてしまいました
勘助サマに寅王丸のことを託すところ、「自分は小賢しい領主になれとは言えない。そのことはおぬしが教えてやってほしい」というセリフがありましたけど、諏訪攻めの真相や勘助サマの役割を全て悟った上で言っているようにも感じましたけど、その点はどうなんでしょう???でも、腹を切って諏訪への思いや武田に敗れた悔しさを吐露する場面は、無念さがすんごく伝わってきて圧倒されてしまいました
そして思ったんですよね~~誰が悪いわけじゃなくて皆が乱世の中を懸命に生きている。そのエネルギーが伝わる作品だなぁ~と改めて感じました。
で、何だか一人で黒い部分を引き受けてるように見える(と、勘助サマ
なじいは感じてしまうんですけど
)勘助サマですが、単なる冷血漢じゃなくて、敢えて自らを冷酷さで武装している部分と、心の底にあるマグマのように煮えたぎる熱い部分&「勘助サマの花」の間で揺れ動いているようなものを感じました
寅王丸を頼むと頼重が勘助サマの手を取った時も、雷雨の中で立ち尽くしている時も、あからさまに表情を変えたりしてないんですよね。でも、厳しい視線の中に何とも言えない切ない思いが目の奥から感じられてしまって、すんごく重いモノが伝わってきたんですよね。で、胸が詰まるというか、涙なんて流せないほどズッシリきちゃいまして

これ、めちゃめちゃ危険なんですよね。翌日からの後遺症確実ですから~~これぞ内野さんの役者力の真骨頂
そしてそして
最大の山場、桑原城での姫との出会い……とその前に、緊迫するシーンが続く中でのオアシスもお忘れなく
勘助サマの過去を語る武田軍団……鬼美濃さんと教来石さんは“それなりに”勘助サマを理解してくれてるようですね~~二人とも直接対決で危ない目に遭わされて勘助サマの魅力を体感しちゃった……か
ってことは、甘利さんも一度そういう目に遭ってみたら?
なんて不届きなことを思ってしまいました。甘利さんだとスッキリわだかまりが抜け落ちるってよりも後々まで恨まれそう……か
あとは、久々の葛笠村三人衆
久々の勢揃いでしたね~~平蔵は真剣に(本人的には
)勘助サマに立ち向かって行ってるのに太吉が「平蔵だ~~」ってお茶目に
抱きついちゃって……一気に「土の香り」がするほのぼの空気になってました
で、お待たせですぅ~~運命の出会い
めちゃめちゃ期待してたんですけど……スミマセン
実際に見てみたところ、期待の70%でしょうか
由布姫、悪くはなかったんですよ~~でも、喋り方が現代っぽいっていうか、それまでの気の強そうな、男まさりの低い坦々とした口調が続いてたのはどうかな~~と思いました。派手でヒステリックなわざとらしさは必要ない、というか、それはやめてほしいですけど、勘助サマに「生きたい」と訴えるところはドキッとするくらいの激しい声でも良かったのかな~~と。。。ただ、発せられる言葉の一つ一つには魂を感じました
姫の気持ちは十分に伝わってきたので良かったのではないかと……運命の出会いだけを突出させるんじゃなくて、前後の流れで姫の人生の一点として捉えてるって意味では無理なくていいのかな~と思ったり。。。ま、とにかく心に伝わる言葉を出せる方だというところは安心かな。今後、どんな風に姫の人生を生きてくれるのか楽しみです
姫を見つめる勘助サマ……もう、目が、表情が、醸し出す雰囲気が、全てイイ
良すぎますぅ~~
憎しみの目じゃないんですよね~~自分の心の奥に押し込めた「熱いもの」が溢れ出てきそうな感じで姫を見つめてるんですよ
「なればこそ、生きてこの世界を見てみたい」という姫の言葉に勘助サマの「生きる」エネルギーが共鳴したんじゃないかな~~ってじいは思いました。更には、ミツの「生きたい」という言葉が浮かんでくる……その瞬間にふっと昔の勘助サマに戻ったかのような表情に、じいはホッとすると共に何とも言えない勘助サマの哀しさみたいなものを感じてしまいました

でも、この表情を見て思いましたね~~姫を生かそうと決めたのは、姫の気高さや美しさに惹かれたんじゃなくて、生きるエネルギーを感じた「衝動」だったんだって……嫌がる姫の手を引いて城を出る勘助サマ(←じい、同じ風にやってほしいなぁ~とヘタレなことを考えてしまいましたが…
)、何だか自分でも何をしているのか分からない、戸惑っている気持ちがチラリと見えたような???殺すって決めてた人物を生かすんですからね~~信念が崩れた→自分を見失う→橋の上から飛び降りる……は違いますね
失礼しました
それにしても……勘助サマを残してその場を去っていく板垣さん、「武田が斬ったとなれば…」と姫を斬ることに乗り気ではなかったんですけど、いざという時は勘助サマがやると思ったんでしょうか
ちょいと気になる板垣さんの表情。。。
来週も目が離せないですね~~姫が本格的に武田に絡んでくると、ますます勘助サマの二面性が胸に突き刺さってくるような
このズッシリ感に耐える力を養わなくては
頑張れ、自分



冒頭からダークな勘助サマ炸裂


頼重さんも頭が悪いわけではないし、悪い人ではないんですよね。妻子を思う愛情や領主としての自分の生き方がちゃんとあったわけで……歴史に「もしも」はないけれど、運命や時代がちょっと違えばなぁ~と考えてしまいました


で、何だか一人で黒い部分を引き受けてるように見える(と、勘助サマ







そしてそして









で、お待たせですぅ~~運命の出会い





姫を見つめる勘助サマ……もう、目が、表情が、醸し出す雰囲気が、全てイイ










来週も目が離せないですね~~姫が本格的に武田に絡んでくると、ますます勘助サマの二面性が胸に突き刺さってくるような


