ベガーズ・オペラ ６回目

本日、６回目の観劇 今回は最近になってミュー好きと判明した学生時代の友人と一緒でした。その友人、どちらかというと歌重視で聞きたいタイプみたいで、海外ミューの来日公演や四季が好きらしく……じいの病気は感染しなかった模様 っていうか、むしろ引いてました やりたい放題のマクヒースには「最低の男ね」とのたまい、最後の踊り部分は？？だったみたいで……そんでもって「（じいは）ああいうのが好きなんだぁ」とバッサリ斬られちゃいました 閣下の妖艶さの方を見せてたら理解してもらえたのかなぁ～～

さてさて、前置きはこのくらいにして……今日の公演、所々で出演者のお疲れが垣間見られたようで……村井パパ、珍しく音をはずしたり、オケと合ってなかったりして「えぇ～」って驚いちゃいました。あと、笹本玲奈ちゃんも声の伸びがあまり良くなくて苦しそうな感じのところもありました。でも、第１幕のマクヒース登場の場面でスカートの裾をめくって足を出すところ、むりやり声を張り上げて歌ってたので地声が入ってたんですけど、それが妙にエロティックでしたわ

第1幕、内野マクヒースの出番は最後の方だし、最初はベガーの格好で床に座り込んでたり、途中で“5番のボックス席＠オペラ座の怪人”に出没したりなんですよね～～で、じいの後ろに座っていたオバチャンたちが「どこにいるの？」「あそこよ、あそこ」とかヒソヒソ話をするから でしたよ。気持ちは分かるけど舞台をちゃんと観なさいよっと思っちゃいました。こっちも集中できないんだぁぁ～～

1幕のピーチャム夫妻のやり取りも好きなんですけど、やっぱり2幕が好きなヘタレなじい。今日のマクヒースのお膝乗せ、手が胸の方にいって濃厚に迫っていたような……公演を重ねるごとにやりたい放題？！でも、マクヒース on the stage 大好き～～ じいのツボは「ミロのヴィ～ナス～～」って歌いながら腰を振るところと、ソファーに寝そべって花びらをまいてもらうところ おいおい と呆れ半分、母性本能くすぐられるのが半分

第2幕は好きなナンバー、歌ってみたいナンバーもいくつかあるんですよね アンボラの魔法の歌や女狐の歌はもちろんなんですけど、一番のお気に入りはポリーとルーシーがマクヒースをめぐって争うところ。ポリーがマクヒースに迫りながら「夫なら～～」と張り上げて歌う部分、ルーシーに罵声を歌うところ、好きなんですよぉぉ～～じいもやってみたいなぁ～～なんて

第3幕、絞首刑を待つマクヒースのセリフや歌を聞いてると彼の心の奥が見えてくるようで……自由に人生を謳歌してて怖いものなしに見えても死を目の前にして酒を飲まないと恐怖に押しつぶされてしまう、でも、「覚悟を決めろ」「吊るされるのは誰だ」と歌うことで強さや勇敢さを持っていることを表現する。ポリーやルーシーが面会にきた時は「後は好きにしろよ」と強がるのに弱さも垣間見せてて……“あと4人の女房たち”が会いにきた時も一人ひとり抱きしめるのに「愛の証」は見せない。マクヒースって本当は不器用な人じゃないのかなぁ～～だから正反対の人間を演じて生きてるのかなぁ～～いろんな意味で魅力的な男ですわ そんでもって、物語の流れに合わせて多彩なマクヒースを演じていらっしゃる内野さん、凄すぎるぅぅ～～～～

今日も挨拶は2回 最後は橋本さとしさんとセットの一番上に出てきてくれて、「雪が残ってるからすってんころりんしないようにね」って……そうそう、その前に橋本さんに「彼が1曲では足りないと言うので歌いま～～す」ってイタズラ 客席は大拍手だったんですけど、橋本さんは「1曲集中型でいきますから」と柔らかに拒否^^;

あ、そうだ 長い方の休憩時間、今日は通路側に座っていたのでベガーさんたちが通ってるのを間近に見てたんですけど、ジェミー・トゥイッチャーさんに手を差し出したら手の甲にキスされちゃいました

それにしてもヤバイです 完全にベガーズに嵌っちゃいました～～ 実は……縁あってさらにチケットが1枚

ベガーズ・オペラ ５回目

ベガーズ５回目、なんとなんと最前列のお席ですぅ～～ エリザの最前列の時は卒倒寸前、鼻血モノの萌え～～（失礼！）だったんですけど、ベガーズはステージサイド席もあって役者さんたちとの距離が近いのが当たり前になっているので（贅沢ですよね～～）アホな妄想は起きなかったんですけど、でも……やっぱり………ノックアウト

今回の舞台、中央がせり出してるんですけど、今日の席は下手サイドだったので最前列といっても横から観る感じ。しかも１幕のマクヒースとポリーのラブラブシーン、木箱の陰になって見えないよ～～って時も でもね、でもね、素敵なこともあったんですよぉぉ～～マクヒースが懸賞金をかけているお尋ね者を書いたピーチャムのノートを見るところ、舞台下手の端に立ってくれるので、めちゃめちゃ近くで表情が見れたんです 内野マクヒースの真剣な表情、可愛くて憎らしくてかっこよくて あと、ポリーとソファーの上でイチャイチャするところ、ポリーが手前に座ってくれるのでマクヒースの視線の延長線上にじいが……ポリーを見てるのは分かってるんですけど、こっちを向いてくれてるだけで私は幸せなのぉぉ～～～

第２幕のお膝乗せ、今回はカップルで来てたお客さんがターゲット 男性の方をどかせて女性にせまってましたわ 最前列だと内野さんのナマ声が聞こえるんですよね～～はぁ……溜息しか出てこない 娼館のシーン、マクヒースをピーチャムに売るのはジェニー・ダイバー＆スーキー・トードリーなんですけど、よく見てると二人がヒソヒソ話をしてたり、マクヒースに目隠しして今夜の相手を選ばせる時にさりげなくジェニーをあてがうように仕向けるのが分かるんですよね。ただ、マクヒースを密告したお金をもらった後、ジェニーが泣きそうな表情をしてるんですけど、これって同情？後悔？う～～ん……疑問(。。？)

ルーシーがマクヒースを逃がすところ、ウルウルしそうになりましたよ 女狐の願い～♪って曲、二度と会えなくても私のことを忘れても旅立っていって～～なんて内容の歌詞は切ないですよね～～ どうしようもない、でもカッコイイ男に惚れた女の弱み。惚れた方が負け……う～～ん、切なすぎるぅぅ～～

そうそう、今日は内野さんの手の動きにもノックアウト。幻想的な閣下の手の動きも素敵だったんですけど、マクヒースの熱くてセクシーな手の動きは別の意味で萌え～～ 女性を抱きしめる手はもちろんなんですけど、弁護士の歌や賄賂の歌でのお茶目な手の振り付けも可愛くて軽やかで素敵 私も一緒にできるように覚えたい

ラスト、オペラの結末を変えられて会場を出て行っちゃうトム。下手の扉から出て行くのでじいの目の前を走っていったんですよ～～分かってはいたんですけど、突然ダッシュされたのでビックリ で、その後を歌穂さんが「ちょっとごめなさいよ」って言いながら追っかけて……トムがいない間に舞台上はみんなでダンス。気がついたらトムが端っこですねてて……歌穂さん演じるルーシーことエリザベスはグズグズしてるトムをビンタ ピーチャムことジョン・ジョンソンにもなだめられてましたわ でも、そっちを見てたら内野さんのダンスを忘れてた～～

最後の挨拶、やっぱり雪ネタでした。内容はマチネとだいたい同じ。で、今回もやっぱり拍手は止まず なんとなんと２度目の挨拶 内野さん、「滑らないように帰ってね～」「これでおしまいにしましょう」って。もちろん、気をつけて帰りますよ。今日は最前列だったので頑張ってスカート＆ブーツにしたんですけど、帰りに滑って転んで足を折ったなんてことになったら、これからの観劇がすべてパ～～ですから。

ベガーズ・オペラ ４回目

ベガーズも４回目になりました。でも、客席でまともに観るのは２回目……ステージサイドの臨場感も楽しいけど、公演を堪能するにはやっぱり客席 ま、ステージサイドで観た時に聞こえてきたベガーたちの囁きや細かな動きが頭に入っていたので、今日舞台全体をきちんと観てストーリーや歌、各キャストの気持ちが理解できたような……

今日のマチネ、じいが観劇した中で客席が一番熱かった公演でした。皆さん、セリフも演技も歌も把握していらっしゃるみたいで、ピーチャム夫人の「夫婦というのはどっちが多く無駄遣いするかを競争する」「（夫を愛しているなんて）育て方を間違った」など一つ一つのセリフをちゃんと受け止めた笑いが起こってたし、マクヒースがポリーに「逃げて」って言われてすぐに立ち去ろうとするところは大笑いだったし……

出演者のみなさんも日毎に素晴らしくなってます モリクミさん、高嶋兄、村井パパ、島田歌穂さん辺りは最初から申し分なく安定してて、さすが なんですけど、笹本玲奈ちゃん、公演を重ねる度にポリーに近づいているような演技 セリフ→歌に移るところは音程がぶれないのは初めて観た時から凄いなぁ～と思ってたんですけどね 内野さん、もうお声が素敵すぎてメロメロ～ ですわ。正直、他のミュー出演者と比べると歌、特に小節の終わりとかは音が？？なこともあるし、１５日の時は（じいのＭＹ初日でメロディーが頭に入っていないせいもあったんですけど）悪くはないけどベガーズの音楽ってちょっと と思ったんですよね。後から掲示板やブログを見たところでは不調な日だったみたいですけどね^^; でも、その後は素敵な歌を聞かせていただいてます。最近のじい、「どうした～ポリー♪」の曲が頭を回ってます。

第１幕、今回は上手の席だったのでポリーの部屋がよく見えました。父親のピーチャムに連れていかれてマクヒースについて追求される様子をパパラッチ 奥の方に赤いコートっぽいものが見えたんですけど、これってマクヒースが隠れてることを表してる 後でポリーが「暗くなるまで私の部屋に隠れてるっていってる」と言ってたし。

休憩時間～２幕始まりのドタバタ、すっごい盛り上がりでした。モリクミさんへのお菓子提供はどんどんエスカレート 舞台上にあるテーブルに広げてみんなで食べてて……橋本トム、「何やってるの～～」「（モリクミさんがお菓子をもらってた場所を指して）あそこは動物園じゃないですかぁぁ」って 今日は大雪だったこともあってそのこともネタになってました。「皆さん、雪の中を来てくださってるんですから……芝居ですよ、芝居」って叫んでた

２幕のマクヒース なシーン、今日も上手側の通路を入っていって「雪の中をよく来たね～」って。で、舞台上では恒例のお膝乗せ。マダムなご婦人がメロメロしていらっしゃいました このシーンで歌われる３拍子の曲、じいはだ～～～いすき 内野さんの歌声を堪能できるし……懇願するようなかすれた声やとろけるようなあま～～い囁き声、罪すぎるぅぅ～～ しかも今日の内のマクヒース、歌も安定してて声も伸びてて、ますます萌え～～

ポリーがピーチャムにむりやり連れ戻されるところで「テリテリテリテリ～～」と歌うところ、マクヒースは切ない目をしてるんですよね。で、耳をふさいだりしてて……はっきりいって女にとっては最悪な男ですよ でも、憎めない可愛さはあるし、女性への優しさは全部ホンモノだと思う……だからポリーにもルーシーにも冷たくできない。ルーシーに「俺はお前を満足させたいんだ」と泣き叫ぶような声で言うところ、こういうところがずるいけどカワイイ あ～あ、じいも十分アホだ

３幕目、相変わらず牢獄のシーンは辛いです 「覚悟を決めろ」「吊るされるのは誰だ」、内野さんの演技や歌って心に直接響いてきて、気づいた時には心を持って行かれてたりわしづかみにされてたりするんですよね。さすがに４回目ともなると、うろ覚えながら一緒に口ずさめるようになってきてて何て歌っているか分かるから、とにかくズッシリ

カテコ（でいいのかな？）も盛り上がりました。内野さんの挨拶、今日は真面目な（？）感じにみんなで舞台を盛り上げていることへの感謝を述べていらっしゃってました。あと、雪だったので出演者の中に遅刻者が出なくて良かったって……で、いつもはこれで終わりなんですけど、さすがに土日公演 終演を告げるアナウンスが何度も放送されても拍手は鳴り止まず 橋本さんと内野さんが再登場 橋本さんが「雪だから早く帰った方がいいよ」、内野さんは「じゃぁ、これでおしまいね」いや～～楽しかった