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じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

今週も盛りだくさん!

2009-06-17 23:43:34 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
2週間ぶりの「臨場」 感想は明日改めてじっくりと……同窓会状態にほんわかしたり、今まで突っ込みまくったカレーの真実を知ってホロリと来たり そうそう、同窓会といえば!チャンネルは違うのですが、今日が最終回で思わず見てしまった日テレの「アイシテル」に岸さん、もとい菅原さんが出演されてました。ほんの1シーンだけだったんですが

倉石さんタイムの前のサッカー中継では限定の番宣あり バッチリ捕獲できました。ほとんどは公式HPにも公開されていた動画と同じものでしたが、最後だけは「俺のとは違うな~~チャンネルはそのままで」と倉石さん コレって日本が負けた時バージョン もしかして幻の(笑)勝ちバージョンってのがあるのでしょうか???それと、、、放送開始直前にも違うバージョンが流れたらしいという???じい、番組表予約で19時からのサッカー中継しか設定していなかったので捕獲できなかったんですよね~~甘かった やっぱり5分前から網を仕掛けとくべきでした

そして放送後。。。最終回に向けてHP更新がこれでもか というほど凄いことになってますね~~携帯の待ち受け、じいは来月までお預けです 再ダウンロードとかしてたらポイントが足りなくなってしまいました……+αでポイント購入も考えたんですが、急ぐことではないので唇を噛みしめて耐え忍びますわ~~←健気なのかおバカなのか PC向けサイトの方は、キャストの方々のクランクアップコメントと写真が追加されています。大クンに花束を渡す内野さんの後姿、何か凄く心惹かれるんです。内野さんのお人柄が感じられるのよね~~ 高嶋弟との写真は17年前のシーンっぽい 髪型も違うし…… で、その内野さんの挨拶。作品作りに対する真摯で熱い思い、周りの人たちを巻き込んでの仕事っぷり(もちろん良い意味で)に溢れた言葉だな~と思いました こういう言葉に触れる度に愛が深まるというか、確証を得るというか。。。

来週が最終回、予告を見る限りかな~り濃厚なのを期待できそうですが、高嶋弟の挨拶にちょいと引っ掛かり……やっぱり続編の可能性あり 評判 なのは嬉しいことだし、テレビの世界やドラマ好きの人たちには当たり前のことなのかもしれないけど、今見てるものが素晴らしいからといって安易に続編希望って言ってほしくないんですよね。同じような役を、安心して見たい、、、そういうのを求めるなら相手を間違ってる気がする……興味を持ってくれたなら、他の作品に手足を延ばす、そういうことをやってほしいんだけどな

臨場サイトが続々と更新

2009-06-05 07:46:51 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
本日も朝から……おはようございますぅ~~ 最近は生活のサイクルが病院(開業医のね)勤務の人みたいな感じになってて 8時台に仕事が始まって、昼過ぎからご飯食べてお昼寝する分=休憩3時間、夕方からまた仕事、みたいな 結局やるべきことが捗ってるんだか微妙なところもあるので何とかしたいんですけどね~~全ては激混みのハロワ次第

そんなこんなで落ち着いて感想は書けないし、放送終了直後に更新されるPCと携帯の公式サイトもなかなかチェックできず。。。PCの方の公式サイトでは内野さんと佐藤涼一プロデューサーの対談・前編が掲載 今までじいの頭の中でグルグル回ってた「?」が分かったような、やっぱり納得いかないような……でも、じっくりと語っていらっしゃる内野さんの言葉を根こそぎ拾うぞ と無駄に熱い意気込みで読みました。

目指すところはやっぱり人間ドラマ 「現場で踏みつけられている検視官の強さを大事にしながら、そこで繰り広げられる、死体にまつわる人間たちの色んな面、美しさも汚さも凄まじさも、全て含めた人間たちの「業の深さ」を出せたらいいなと最初は思ってました」とおっしゃっていますが、単なる喜怒哀楽じゃなくて、どうしようもないやるせなさや切なさがあって、でもそこに倉石さんの強さが照らし出す優しさがあって。。。ま、この後に内野さんが実際はかなりハードルが高くて大変だったとおっしゃっていて、実際に放送されたのを見ると、音楽に頼りすぎの演出とか、1時間完結ゆえに丁寧に描けない部分があるとか、最初の狙いや目標がどこまで実現できているのか微妙なところも感じるんだけど……原作云々は別にして作品や登場人物の醸し出す空気感は出ているんじゃないかなぁ~と思いますわ

あと、これを聞きたかったのよね~~倉石という人物の役作り 佐藤P「撮っていく中で、この倉石ならこんなことが出来るよね、こんなセリフが言えるよね、ということがどんどん出てきた」って きっと内野さんもいろんなアイデアを出されたと思うんですが、こんな風に感じ取ってもらえると嬉しいなぁ~~内野さんの役者力を理解してくれてるじゃん と勝手に偉そげになってしまいました 内野さんは、「頑強な一徹な職人気質は確実にあるんだけれど、どこか人間的な魅力は出さないとだめだな」と思っていらっしゃったようで、例の魔女的には萌えツボ直撃シーンの数々 を撮る中で「この男ってこんな呼吸の仕方してるんだなっていうのが段々自分の中で掴めて」きたそうで……う~~ん、どうだろう じい的には、制作スタッフ側が短絡的に考えるような対比シーンがなくても、内野さんが演じる倉石義男ならほんの一瞬垣間見せる言動で人間的な魅力は感じ取れると思うんだけど、、、でも、そういう部分も、萌えシーンでやってる具体的な行動云々よりも、その瞬間を倉石として生きていらっしゃる内野さん自身が感じていらっしゃる(であろう)「呼吸」があるからこそ、、、と思いました。「こういう狙いがあります」とかくどくどしていない(自覚がないのかも)サラリとした語らいが素敵だな~~と

じいが毎回(笑)不満タラタラだったラストのシーンについてもお話あり。「台本だけを見ていても、なかなかいい案が浮かばないんですよ。だからなるべく最後に撮って頂きました」と内野さん。なるほど~~こういう姿勢の内野さんだからこそ惚れてしまうわけで 単に“演じる”じゃないから。いや、ね~~悪くはないんですよ この時の倉石さんの表情なんてたまんない~~ って感じだし。もう少しドラマの「作り」をね~~何とかしてほしいものですわ、佐藤Pさんよぉ

それと、携帯サイトの方はいつものように待受画像。それと着ボイスも追加 実はね~~使い勝手や故障一歩手前な状態を考えて本体を取り替えることになるかもしれないんです なので、それまでDLするのは控えようと思ってて(著作権ガードがかかるからデータ移行できないので)……もう少しの我慢

で、ふと思ったんですよ。今日お昼のワイドショーで石原裕次郎23回忌法要の話題が出てて、10万円のグッズセットが販売されるとか その中に裕次郎の声を古い映画?ドラマ??から起こして目覚まし時計にしたのがあったんです。そうだ 自分でも作れるじゃないの~~確か目覚ましにピッタリのセリフ@ガーデニングシーンがあったはず ただし、問題が1つ……って、結構致命的なんですけど今までのは全て地デジで録画してるのでデータ加工できないんだったわ ちょっと模索してみよ~~っと

着ボイス

2009-06-01 23:27:40 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
世界一の(いちおう…ね)自動車会社GM“正式に”破綻ですか…… さすがに影響が計り知れないってことであちこちに根回ししてからの破綻ですが、まぁ競争に負けても自己を省みず自分に都合のいいように関税とか捻じ曲げてきたんだし仕方ないかな~って 車もねぇ……あまり趣味がいいとはいえない でも、ニュースのナレーションでも出てきましたが、キャデラックみたいな大型車=アメリカの繁栄の象徴とか 思い出しちゃった~~サイゴンのアメドリ。確かにそういうところはありますわなぁ

そうそう、「臨場」の携帯サイトで倉石さんの着ボイスがダウンロードできるようになりました おなじみの あのセリフ「俺のとは違うな~」 内野さんの声でこういうのは久しぶりですわ。前は確か宗方コーチだったような。。。実用面を考えたら コーチのセリフの方が向いている気がするんですが……どうしよう、、、設定すべきかどうか あと、主題歌の着メロも、こっちの方はちょっと前から公開されてて……着うた仕様のファイルじゃなくて着メロ仕様のファイルになってました もう少し音質 で自作着うたで作ろうかな~と思ったりしているのですが……実はね~~ちょっとじいの内野携帯に諸問題が発覚しまして 別に壊れたとかそういうのじゃないんですが、もしかしたら機種変せざるを得ない状況になるかも そうなると新たなデータをあまり入れたくないんですよね~~無職に戻った身には結構イタイ事態でございますぅ……トホホ

臨場 第7話

2009-05-28 23:59:54 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
今回のお話はズシ~~~ッと心に重くのしかかる内容でした 最後に倉石さんが事件の真相を話すシーンは思わず涙が 立場や状況は違うけど、自分に繋がる部分があったので……

まずは先に萌え?ツッコミ??なポイントを やっぱりタンクトップに精悍な肉体でしょうか 検視の時のカメラアングル、、、死体側から見た検視官・倉石義男って感じでしたが結構ドキッと あと、コレも外せない 司法解剖に立ち会った時のマスク越しの目 思わず医者役もいつか なんて期待は……しないかな スーツマジックと同じで白衣マジックというのもあるし、そういうベタなかっこよさにはあまり興味がないので それと科捜研のシーンも面白かったですね~~「割り込め!」って平気で言うのもヲイヲイ だけど、科捜研の人を急かす姿も無茶苦茶な倉石さんっぽくて そうそう、何げにツボだったのが検視後に自殺方法について話しているシーン。縁側で正座してお茶 ですか 思わず「ゴンゾウ」の時の戒名を書くシーンを思い出しちゃった(笑) くつろいでる 場合じゃないよぉ~って

事件そのものはねぇ……言葉は適切じゃないかもしれないけれど、ありがちなこと、定番の流れだったと思います。事件の鍵 松脂も弦楽器に何らかの関わりがある人ならすぐにピンときたのではないかと 編集的にも立原管理官が一クンに「他に松脂の使い道は?」と聞いた時に弦楽器の弓に使うというのを答えさせなかったところからもコレが怪しいです!と言ってるようなものだったので(笑) そんなわけで、見ていてもどかしかったですね~~ドラマの世界に没入してるんだけど、「早く気づいて、倉石さん!」と“日常”に取り残されたもう一人の自分が突っ込んでて ま、松脂→楽器しかイメージできなかったじいも……普通じゃない…か???

被害者の娘、というか真犯人だったわけですが、祥子を演じた藤真利子さん。役柄のせい 儚げなのにどこか妖艶で芯がある昔のイメージがあったので、その老けっぷり(失礼)にビックリしてしまいました。一瞬「誰?」みたいな感じで 髪型もどこかとってつけたような不自然さがあったんですが……でも、一番心に寄せる役柄だったかも。共感してるわけじゃなくて、でも批判もできなくて、上手く言えないんだけどある意味最も自分の中に同じものを見出せるキャラクターだったのかもしれません。身内を看取ることは決して綺麗事だけでは済ませられないことがある。自分が手にかけるとか殺意を抱くとか、そういうことではなくて、介護や看病をしている中では死と隣り合わせの状況に置かれるし、その人がいなくなった時のことを考えないといけない時も来る。それを思う自分の心、自分が逆の立場だったらどうなのか、周りの家族はどうなのか……いろんな思いが浮かびましたね~~

あと、祥子が言った「お父さんの死体しか見ていないあなたたちに分かるはずがない」というセリフ。凄い視点だと思いました。介護する者とされる者、当事者にしか分からないことってあるから。もう少し広げて、介護現場の輪の中に入っている人たちとそうではない人たちということでもいいと思うのですが、いくら自分の周りにそういう人たちがいても自分がその「輪」に入っていなければ他人事と同じ。身内に介護が必要な人がいても他の身内がお世話してして自分は訪ねた時しか触れ合わない人、何らかの形での数週間の介護体験、ボランティア、、、それっぽっちのことでこういうドラマなりドキュメンタリーなりを見て理解した、実感した、あるいは社会の縮図を見たとか……そういう人たちがいますが、軽々しくいってほしくない。それは驕りとしか思えないから。

本当はここで倉石さんに優しい言葉をかけてもらえば心が軽くなったのかもしれない。でも、それをしなかったところがこれまた凄いな~~と思いました。前回も感じたことだけど、倉石さんはあくまで死体の側に立って行動したり話したりする人なんですよね~~「人間生きているうちは俺の出番はない」「死体が語りかけてくるんだよ、死にきれねぇってな」……何かねぇ~~何も悪いことをしてるわけじゃないのに倉石さんの行動がちょっと嫌だな~って。でも 最後にやられましたわ。。。「死んだ人間のことはちったあ分かる。あんたが父親の首を絞めてる時、ウェハースがのったアイスを食べさせている時を思い出して嬉しかっただろうよ。でもあんたのやったことは絶対に許せることじゃない」ああいう涙目の表情は反則なんですけどね~~内野さんという役者にやらせちゃうと あの目に優しさと厳しさの両方が存在してる……厳しい部分が道徳的で鼻につく言い分には聞こえないんですよね。人間そのものを見ている倉石さんだからこそ説得力のあるんだなぁ~とズッシリ受け止めました。

最後のシーン、車内の立原との会話。いいんだけどね~~脚本は。もう少しちゃんと感情を込めてくれないかしら……弟クン

今回のサブタイトル=ユズリハの家で、話の中にもゆずりはが出てきてたんですが……ずっとじいの頭をぐるぐる回っていた詩=河井酔茗さんの「ゆずり葉」 確か小学校の教科書にも載っていると思ったのですが……介護される側だった義太郎さんの思いが感じられるような

臨場 第5話&第6話

2009-05-21 23:39:42 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
やっとこさ昨日辺りから沸々苛々していた気持ちがクールダウン 仕事関係の方の用事は、時間に追われつつ“ギリギリ病”と闘いつつ片付けてるって感じなのですが、何とか落ち着いて倉石さんと思いのやり取りができる心模様になったので……今回は先週の放送分とまとめて、2回分の「臨場」感想いきまっす

まずは第5話「Mの殺人」……何かイギリスのミステリー小説みたいなタイトル オープニングは軽やかに いきなり“変人・倉石さん”のシーンになるのかと思っちゃった ま、これは被害者が見ていたテレビの音だったんですけど でも、後でちゃ~んと 食べてほしいのど~れだ? 手を挙げそうになった……か でもね~~とりたて新鮮 とはいってもやっぱり洗った方がいいと思います、、、キュウリ それと……じいは味噌が良かった(笑) あとね~~十条かおりのブラウスで文さんを誘い出すところ。ほれほれ~というのが可愛かった。じいなら袋にしがみついちゃうかも あと、他でツッコミどころ満載のシーンが結構ありましたね~~カレー大好き刑事部長の小松崎さん。今回もカレーを食されてました しかも笑ったのが右手前に秘かに映りこんでたカレーの標識?が書かれたプレート。警察の食堂にはカレー専門のコーナーがあるのぉ???

怒鳴るだけの立原クン 意外にもやり手の実力派だったんですね~~上層部にたてついても事件の真相に迫ろうとするところとか、何げに倉石さんに通じるものがあるじゃないの~~って。ただ組織の掟に従順になって出世したんじゃないということが分かりましたわ 最後は素直にありがとう、ごめんねが言えなくて倉石さんの飲み代も一緒に置いていくなんて……素直じゃないんだから 思わず、、、一人当たり2500円で貸し借りなしか~と俗物的な計算をしてしまったじいですが(笑) でも、亡くなった倉石さんの妻とは何かありそうですね~~今後少しずつ明かされていくのかな

倉石さんの方はもうさすが!というか、どうしてそこまで分かっちゃうの?とその検視能力の高さにビックリしちゃいました 事件に関係があるといえばある、ないといえばない……そういうことまで根こそぎ拾うところに倉石さんの仕事に対する、被害者に対する真摯さを感じました。だからこそ事件の担当検事とのバトルも凄くて……いや~~検事役の小木茂光さんはこういう嫌なキャラクターはお手のものといった感じでしたが、その時の倉石さんの迫力に思わず「よく言ってくれた~~」と拍手を送っちゃいました

最後の十数分で事件がポン!ポン!!ポン!!!と解決しちゃった感じで、あれこれやり取りがあった割にはこじつけた感じで強制的にまとめちゃったな~~と思ったんですが いきなり愛人が出てきたりとか。。。でも、母娘の無言の対面シーンはちょっとウルウル しちゃいました。お互いのことを大事に思っているのにすれ違う心。何か自分と重ね合わせて見てしまって、思わずじいママに優しく接してみたりなんかしちゃって そうそう、あとね~~前半に飛んじゃうんだけど、一クンへの「女心講座」 たとえ既に別れた男と言えど汚れたままの服で会うようなことはしない……そうなのよ~~今はそういう感情がなくても、、、ね(笑) それ以上は言いませんが、じいもよぉ~~く分かります。もっと勉強した方がいいみたいですね~~一クン

そして 第6話は「罪つくり」 倉石さんのセリフの中にもありましたけど、思わず……罪つくりなのは倉石さん、ん?内野さん、あなたのことですよ~~と突っ込んでしまいました 特にホテルの事件での検視で一クンを、、、ねぇ これ以上はさすがに恥ずかしいので止めときますが……魔女の皆様、思いは同じかと(笑)

いきなり失礼しました 今回は“男と女の関係”がテーマになってるような感じ それに付随したのかナンパな倉石さんの面が出てるシーンがあちこちに。でもね~~内野倉石のキャラクターだと唐突的な感があるんですよね~~原作だとお世話する女性には困らなかった~みたいな部分があるんですけど、ドラマだとそういう風じゃなかったし。そこのところがちょっと「ムムッ?ん??」と腑に落ちないところがありました。あと、ホテルの事件と心臓疾患で死亡した事実(っていうか、結果的に「事件」なんですが)を結びつけるところはかな~り無理がある展開なのではないかと……ま、ドラマだからいいんだけど でも、それを最初に疑って考える倉石さんの横顔と視線は素敵でした セリフはないのに伝わってくるんですよね~~倉石さんの頭の中にあると思われる“思考図”が

今回思ったのは、倉石さんはどんな時でも死体の立場にいるということです じいも充分おバカというか激しく世間並みの人間なので、ついつい表向きの姿に翻弄されてしまうんですよね~~この話で言うと、仲の良さそうだった夫婦であったり、その知り合いだった留美であったり……だから、極めて疑わしい状況になっても「そうせざるを得ない何か」があったんじゃないかというエクスキューズを求めてしまうという だから、捜査に首を突っ込んでアレコレかき回す倉石さんが時として酷いと思ってしまうこともあって……でもね~~それを見透かされて雷に打たれた ようになったのが桐岡邸の玄関での倉石さんと留美のやり取り。そこで「たとえ売りをやっていた人間でも殺されなきゃいけねぇって理由はねえ。仏の心を根こそぎ拾ってやるのが俺の仕事だ」って言うんですけど、すごく険しくて厳しい表情&雰囲気なんですよ それなのに寂しさというか温かさというか、そういうものが伝わってくる。そこに倉石さん自身の過去に対する思いがあるような気もして……ってコレはじいの勝手な想像 でも、あくまで死体の立場、つまり被害者やその周りの人にとっては犯人が捕まることが一番 そこに犯人の事情なんて介入することは許されないわけで、ふとそこで妻を殺した犯人が見つかっていない倉石さんの気持ちが浮かんできました。

ただね~~それだけじゃないんですよ。結局、心臓疾患で死んだ桐岡は実は殺されてて犯人は妻だったということになったんですが、そこにある愛憎の夫婦生活、継子への思いは十分に汲み取っていると思いました。それは最後にその継子に対して向けた何ともいえない複雑で温かいまなざしに表されているように思ったんですよね~~それで見る者に考える余地を残してくれる“余白の演技”に圧倒されちゃいましたけど。。。な~~んかやるせない気分になる事件でしたね~~それがホント切ない それに、何よりも……別物に思われた二つの事件を結びつけるきっかけだったのが口紅だったという点が何だかな~と突き刺さるものがいっぱい

CMも相変わらず 今回はスパイラルバージョンに変えてきましたね~~いろんな時間帯&チャンネルを張り込んで録画しなくて済むかも と思わせるところは心憎いサービス???でも、イジメですか?とひねくれてしまうんですよね~~自分

臨場 第4話

2009-05-07 15:55:45 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
今回は警察組織 報道という大きなテーマがあったような、なかったような……犯人はキャスティングされた役者さんの立ち居地から言って最初から何かあるな~と怪しいフラグが思いっきり立ってたような気がするんですが 予想通りでした……やっぱりね 正直、同情しちゃったけどね~~“お上”嫌いなじいとしては、勝手に恨まれて子供まで巻き込んで嫌なオンナだなぁ~って。もちろん殺されていいわけはないんですけど そういう立場の人と結婚したんだから仕方ないじゃんって。しかも官舎といっても随分イイお家に住んでて、あのくらいの「官舎」に住めるってことは組織の中でソコソコの権力を持った人ってことだし(下っ端は昭和に立てられた昔ながらの公団っぽい住宅しか住めない……らしいです

それにしても、、、アノ女性記者は煩い存在でしたわ。もうセリフの喋り方といい仕草といい、ホント見苦しいというか はっきり言って……邪魔 みたいな 原作イメージとの違い云々じゃないんですよね~~若いなら若いでも全然OK なんですが、見てて痛くない人を希望しますわ。最後に上司の赤塚が連行されて、倉石さんに詰め寄るシーンがあるんですが、上司が犯してしまった犯罪に対する思い、プロの記者としての視点、警察に対する感情……いろ~~んな思いがつまったやり取りになるはずなのに、まったくそれが感じられないところがとにかく物足りなくて…… 倉石さんの表情には圧倒されましたけどね~~もちろん愛ちゃんは事情を知らないから「警察官の奥さんが殺されたから・・・」と直球勝負でずいぶん残酷なことを言うわけだけど、それに反論するわけでもなく、傷ついた表情になるわけでもなく、別のシーンで立原が「(俺が昇進試験のために帳場を離れることを知って)俺を冷めた目で見ていた」と言ってる、その時の表情に繋がるような視線のように感じました。何だか倉石さんの17年間の生き様が垣間見られたような

今回の役得はやっぱりクワガタ 思わず「なりた~~い」と思ったことは否定しません(笑) 倉石さんの腕に乗せられてたし……いいなぁ~~←バカ ただ、ちょっと短絡的な描き方だった感じはしましたね~~飼育ケースの中に入れる木が大事、その木があるから不器用なクワガタも生きていけるとか。。。いじめられていた赤塚の息子に対するエールにもなったとは思うんだけど、別の見方をすれば倉石さんにたとえることもできるんですよね。分かりやすいとは思うんだけど……もう一ひねり欲しかったかな~と。あと、大信田刑事の奥さんが殺された事件の臨場要請 が入った時のシーン。あんな細かなカット割り&効果音はいらな~~~い 倉石さんの表情を見ているだけで充分に伝わってきますから……っていうか、それを存分に味わいたいのです。。。

う~~ん、今回は作り方に物申す って感じでした。素材はいいと思ったんですよね~~もう少し丁寧に、ちゃんと、事件を取り巻く背景や人間模様を描いてほしかった点が「もう少し頑張りましょう」といった感じで

臨場 第3話

2009-04-29 23:17:13 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
臨場第3話 事件の中身や解決の鍵は普通というか、特にワクワクドキドキすることはなかったです……というのは、話がつまんなかったわけじゃなくて ここのところDNAの塩基配列や血液の話に関する本やコラムをよむことが多かったのと(←全くの偶然 たまたま目に付いて読んだりとか…)、理系の研究をしている友人と話してる中で出てきたことがあって。。。ま、どちらかと言うとサスペンス性よりも人間ドラマが見所って感じの回でしたね~~親子や家族の関係であったり仕事一筋に生きてきた定年間際のオヤジさんの生き様であったり それを倉石さんの言動を通して感じられるところがたまりませんでしたね~~しかと受け止めましたわ これについては後で

それで、、、もちろん忘れていませんよ~~今回ゲストな役者さんたちも素晴らしくて……消臭プラグの殿様、じゃなくて今井さんともしっかりとガチンコ勝負 最初に顔のアップが出てきた時は思わず吹き出しちゃって(スミマセン)そのせいで倉石さんの可愛い 場面の最初の方に萌え萌えできなかった点は恨んじゃうけど(笑) いや~~CMのコミカルな姿だけじゃないのよね。いろんな面を表現できる役者さん 倉石さんとの対決も迫力あって……やっぱり対決はこうじゃないと 弟な管理官にも見習ってほしいものだわ

定年間際の刑事・佐倉さんを演じたのは小野武彦さん。現場でたたき上げてきたとハッキリ伝わる迫力がありました。「科捜研が出した結果にけちをつけるのか」というセリフは思わず笑っちゃいましたが あっちの番組では所長さんですからね~~ おそらく定年前の最後の仕事になるであろう事件をめぐる倉石さんとの関わり。分かりやすい優しさを見せるなら、刑事人生の幕引きに花を持たせるような流れにするのかもしれないけれど、倉石さんは違うんですよね~~一見厳しいように見えるけど、それが本物の優しさであり尊敬を示す行動なんだなぁって 最初は「何だ、こいつ」って思ってた佐倉さんも一目置くようになる……定年を前に何事もなく~という姿勢じゃなくて最後までエネルギーに満ち溢れている人だからこそ、倉石さんもああいう態度になったんじゃないかな~と思うんですよね~~自身は意識してないとおもうけど 「あんたの35年間の警察人生に興味はないんだよっ」と言い放ったところ、一見すると感じ悪い奴って気もするけど、倉石さんの仕事に対する&人の心に対するプロ意識のように感じました。あ、、、一つ思ったこと 1話完結50分の放送だと難しいと思うけど、もう少し佐倉さんと倉石さんのやり取りを深いところまで見せてほしかったなぁ。。。

そしてそして 倉石さん “変人シーン”は健在……いや、ツッコミ・妄想・笑い満載なので、どんなに危ない(笑)キャラクターでも愛してますから 臨場要請が入って酔い醒ましの水ぶっかけ はしゃぎながら?(そう見えて仕方ない)あんなに思いっきり浴びなくても…と思うのですが。洋服は濡れたまま現場に直行???義妹ちゃんも後片付けが大変だろうな~~ それに食べかけのトマト……一クン、露骨に嫌な顔してましたよね 当然ですよね~~そんなモノはいらん って思いますわ。じい的には倉石さんのだったらぜひ というのはウソ。普通に朝取りトマトが欲しいです

今回は内野愛を 改めて実感させてくれるような倉石さんに出会ったように思います。毎回、役を演じられている時はホントその役にしか見えないんですけど、すっかり倉石さんがしみ込んでいる感じでしたね~~もう、ね~~倉石さんの空気をまとっているのをひしひしと感じて 理屈じゃないんですよね~~目の前に「その人として存在している」から。もちろん原作のイメージとはかけ離れてますけど、やっぱり紛れもなく倉石さんなんですわ。犯人が捕まって凶器が発見されたシーン……佐倉さんが懇々と検視の見立てとは違ってたこと等々を喋ってるんだけど倉石さんはトマトを食べながら黙ってるだけ。でもね~~言葉は一切発していないのに醸し出す雰囲気で内面を語っているように感じたんですよね~~その後の捜査に首を突っ込むところとか。検視官は事件現場で浮いた存在ではなく沈んだ存在であるという原作者の言葉がありましたけど、ホントそんな存在感で……で、その中に鋭さだけじゃなくて面倒そうで一緒に仕事したら大変だろうな~って感じも漂わせてる ある意味二面性…か そういう複数眼的な部分を感じてゾクゾクしちゃいました

で、最高潮にゾクゾクしたのはやっぱりコレですよね~~留置場の容疑者に「お前は父親失格だ。とっとと消えろっ」って言った時の視線。じい、この時点で発せられた言葉じりだけを受け止めてはいけないと思ったんですよ。倉石さんのアノ目……具体的に言葉になったものだけで終わらせてはいけない、何か深いものを含んでいるって。予感的中 真犯人の息子を庇った父親の口から真実が語られる中で留美の口から倉石さんの思いが明らかになるんですけど、全く同じことがその前の倉石さんの言葉の中に感じたんです。じい、偉い~~と自画自賛してみたり(笑) それは冗談ですけど、殺人犯の子供を庇うことが親の愛情じゃないこと、自分の都合だけで家族に戻ろうとしたことを怒るんじゃなくて叱ったんだと思うんですよね~~倉石さん。それでいて冷たくなくて厳しいエールを送っているというか……いや~~そういう思いのやり取りをさせてくれる内野倉石、ホント凄いわ

ただし、、、正直 留美のセリフは要らなかったようにも思われ……よくドラマのノベライズで役者さんが相手に委ねるような余白の演技をした部分を断定的な文章にされることがあって、じいはそれが苦手なのでこの手の本は読まないことが多いんですけど、今回もそれに似たような感じというか、読書の醍醐味にも通じるものがあるんだけど見る者が心で感じ取りたいところを説明してくれるのがしつこく感じたんですよね。分かりやすい、丁寧、見る者に優しいつくりになっているといえば評価できるのかもしれないけど、じいの方が優しくないのかな あと、しつこいと言えば亡くなった奥さんの写真。1、2回出せば十分でしょ~~ 毎回出されるとお腹いっぱいになっちゃうぅぅ

次回は警察担当のプレスが絡んだ話…ってことは、、、はぁ あまり見たくない音羽さんな女性記者登場ですか できるだけ登場シーンは少ない方向で あと、倉石さんの過去もチラチラと???少し黒ちゃんと杏子に似た香りが漂ってるんですが

ところで、、、上の「内野さんメモ」にも追加しましたが、5月6日のスパモニに内野さんゲスト出演が決定 放送も始まってるし何だろう???「臨場」の番宣だとは思うけど……GWの締めくくりに楽しみができました あと、携帯の公式サイトの方も毎週更新 今までにflash待受が2つ公開されましたが、今日は普通の待受が2つ公開。夜桜にトマトを持った倉石さん、素敵ですぅ

臨場 第2話

2009-04-22 23:40:08 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
臨場第2話 今回は先週と違って本編のみに集中できたので じっくりと「思い」のやり取りができたんじゃないかな~~ 前回は微妙だの消化不良だの何げに文句タラタラ って感じでしたが、今回のは素直に……(笑) 面白かったです。横山作品の醍醐味 どうしてそうなるの?どうしてそこに足を踏み込んじゃうの??どうして、どうして、、、人間の営みの糸が絡み合う切なさを含んだ「?」が心に沸々と沸いてきました。

ツッコミどころもたくさん 小松崎刑事部長はカレーがお好きな模様 立原管理官のキャンディーはゴンゾウのパロディーなんでしょうか 「タバコは止めたんだ」「じゃあキャンディーでも舐めて待ってろ」……“元”黒ちゃんに言われてる管理官 しかもちゃんと部下が用意してるところがナイスでした 井の頭署の備品係から調達でしょうか???あと、ドアの押す&引く……ま、これが事件の鍵になるんですけど(留美さんがわざわざ検視の時にこのドア構造を指摘したセリフからしてネタばれしてました)、倉石さん可愛い~~わざわざ引いてるんだもん、、、って、家のドアだと当たり前なんだけど、ずぼらなじいは「引く」と書いてあっても必ず最初に押す奴なので

いきなりふざけちゃいました……以下は真面目に 今回は一クン成長記録って感じでしょうか。仕事が順調でノリノリだったのに予期せぬところで事件に巻き込まれ容疑者扱いまでされて……しかもそこで一クンの弱さを描いているところに、ただの出世欲だけじゃなくて、人間の弱い部分をさらけ出しているところにある種の共感を感じたんですよね 自分の名刺が挟んであるであろう手帳を隠そうとして未遂に終わるところとか、な~~んか一つ一つの行動が切ないというか……もちろん賛成はできないし間違っていることなんだけど、形は違えど大なり小なり人って似たような思いを抱いたり実際にやってしまったりすることってあるんじゃないかなと思って。。。でも、最後に殺された彼女の本当の思いを知る。じい、殺される前に二人で会って近況を話している時から彼女の本心は何となく「……そうじゃないかな」と思うところがあったんですけど←女の勘ってやつ? 「本当に一クンのことが好きだったんだよ」というセリフには思わずホロリと 手作りトランプと自殺した父親に対する愛情と同じくらいの“本物”の思いに溢れた言葉だったな~って。

でもね~~それをちゃんと受け止めてた倉石さん さすがでございますぅ~~ ちょっとだけ萌え話、いいですか?(笑) 事件現場に向かう時の車のシーンでフロントミラー越しに倉石さんの寝顔。思いっきりハートを射抜いちゃったよぉぉ~~ 罪ですっ あと、家の花たちとの語らい……素敵な声に萌え なため息 お花になりたい願望が急上昇 ま、実際にこんな人がいたら110番通報してる……っていうか、君子危きに近寄らずですっ ただね、ふと思ったんですよ。ただの変人(失礼!)って感じじゃないんですよね 誰かに話しかけてるというか、伝えられなかった思いを発しているというか。。。必ず奥さんの遺影が出てくるところからして、後で何かある、、、じいはそう睨んでおりまする

そんな倉石さんだけど、今回は無駄に多く優しい面が強調されることもなく、淡々と仕事をして一クンに対しても厳しいまなざしを向けてるんだけど、そこはかとな~~く優しさが漂っているのが分かるような作りになっていたのが良かったと思います。そうなのよぉ~~全身で内面を表現されるお人だから!内野さんというお人は 事件現場や一クンを見る目、マジに怖かったです。一クンが現実から逃げようとしている姿を見て「死体が泣いてるぜ」を職場で連発 一瞬オカルト映画かと あんな風に迫られたら怖すぎますわ~~この世で見えてはいけないものまで見えてきそうな感じ??? 一クンみたいにやましいことがなくてもビビリますわ でも、本当に本当にゾクゾクして怖い視線の中に、何もかも見透かしてるんじゃないかと思うような、ある種澄み切った瞳が心に伝わってきたんですわ。それさえも正直怖くてドキドキしてしまったんだけど、それは倉石さんの検視に対する姿勢を示しているようにも思えましたね~~もしかして「事件現場を仕切れ」と言った時点で全てを見透かしていた

概ね良かった感じの第2話でしたが、ちょっとだけ気になるところも。ウザイ(あ、言っちゃった)女性新聞記者があまり出てこなかったのは万々歳 立原管理官もやっぱりイマイチ感が抜けないのよね 倉石さんと対極の場にいる人なんだから、そこの対立点をしっかり表現してくれないと ただの嫌な奴ってだけじゃないわけだし……だって、一クンに容疑がかけられた時に犯人じゃなくて関係者だということを見抜いてると思わせる発言をしてるし。あと、倉石さんの決めゼリフ「俺のとは違うな~」の場面。このセリフと、その後の「帳場を立てろ。これは殺人事件だ」という言い方の繋がりに違和感があるんですよね~~もう少し間隔を置いてほしいというか……倉石さんの思いをかみ締める時間が欲しかったかな~と それともう一つ。事件解決後に一人現場に佇む倉石さん。。。内野倉石の最上の表情を堪能できるのは嬉しいんだけど、どうにも制作側のヒーローキャラを作りたい思惑が見え隠れするようで何だかな~と思わないでもないような……そんな露骨なことをしなくても充分に伝わってきますから。下手するとまさに「蛇足」になりかねないです…よ

さてさて……やっと倉石さんの世界に没入できてきた……か…な 来週が楽しみになってきました。予告によれば小野武彦さんが登場 ん?去年のベガーズにいらっしゃってましたが……って、これは村井パパとの親交絡みっぽいから関係ないか(笑)

臨場 第1話

2009-04-16 22:41:13 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
無事に初日の幕が開きました……と、これは舞台か テレビなので放送開始 ですね~~第1話、やっと倉石さんに会えました。いつもは1回目を見た後にまっさらな気持ちで感じたことを好き勝手に書いてるんですけど、今回はイマイチ「うーん」って感じだったんですよね~~悪くはなかったし、心にザラザラと残るものはあるんだけど何かググッとくるものがなくて……原作を読んだり予告を見たりしてて、かなりテンションが してたから消化不良だったのかも。。。でも、今日2回目をリピして何とか、、、頑張れそう!と気を取り直して……来週からもレッツラゴーってことで

第1話ということで、倉石さんの性質とかレギュラーな登場人物の紹介&関係が随所で しかも、そこに事件2つを持ってきちゃったからイマイチまとまりがなかったような印象でした。1つ目の心中事件は倉石さんの検視能力や方針を表すためのツール、2つ目が今回のメインということだと思うんですけど、2つ目の事件は容疑者や被害者の駆け引きが結構ややこしい気がしたんですよね~~事件に関わる人たちそれぞれにも“物語”があるわけだから、それも描かないといけないし、加えてレギュラーキャストの性格やら設定まで説明しようするから、何もかもが薄い感じがしたのよね~~こちらはそこに深いものを感じようとするから←見る方の勝手なんですけど 「え、その程度の理解でいいの」と思えちゃって 初回はもう少し濃密で深いんだけど絞り込んだ事件にしておけば良かったんじゃないかと思いました。

キャストの方々は概ね良かったんじゃないかな~~松下さんのサバサバして仕事一途なところも気持ち良かったし(ゴンゾウの理沙先生の微妙に恋愛モードを感じる設定と比べると…ね)、大クンも良かったですね~~可愛くもあり憎らしくもあり、一君のキャラがちゃんと入ってました 何げにリアルに身近に感じましたわ。ああいう出世意欲 の若くて青さがある考え方、自分にも心当たりがあるような あと、伊武さん演じる雪斎さん…じゃなくて、刑事部長の小松崎さんも怪しい魅力満載で いちおう倉石さんの味方をしてくれる人物なんですよね???(笑) そこはかとなく 清掃担当の文さんを通して内情を倉石さんに知らせてくれてたし。でも、最後に立原さんに「あいつは使いようだ」とカレーを食べながら言うシーンで、やっぱり何か腹の底に含みを持っていそうな、油断ならない人物のように感じちゃった 伊武さん、そういう人物を演じることが多いんだもん

ただ、じい的にどうにも物申したい方々も。高嶋弟演じる立原さん 悪くはないんだけど、やっぱり威圧感とか嫌な雰囲気とか、権力を持つ人間の黒い感じが出てないんですよね~~じいの中でどうしても高嶋弟のイメージ=良い人って構造が抜けなくて ある時はヘタレ弁護士だったり、ある時は人情味溢れる警察署長だったり、、、一番はやっぱり「姉さん、事件です」か とにかく、凄く険しい表情や軽蔑のまなざしも含むような感じで倉石さんと対決するんだけど、迫力がないのよね 対照的な人物だからこそ、対決するに値するような人物でいてほしいのに。。。あともう一人は音羽さん、じゃないや 金子さやかさん演じる愛ちゃん。音羽さん同様に無理やり出演枠にねじ込みましたか?みたいな存在でした 決して馴れ合いになってはいけない報道の人間。だけどそこに女性に対するルーズさを感じつつ緊張感もあるような関係が面白いと思うんですよ。そういう大人の男と女の関係が全く感じられない演じ方 もっと他に良い若手役者がいるだろうに…と、何やら地雷キャラになりそうな予感だわ

そしてそして、、、内野さん演じる倉石さん 設定が若くなっているので原作のことは忘れた方がいいかな~と思いました。そうしないと頭が混乱しちゃって 年齢を下げている分、熱血な部分が感じられるんですよね~~原作の設定だともっと静寂なハードボイルドの匂い だったので、それを内野さんに脳内変換しちゃうと大変なことになっちゃうから 冒頭の水やり場面や愛ちゃんとのやり取りはマクヒースが入っていた?第一発見者から事情聴取しているところに介入するシーンは黒ちゃんに似ていたような?でも、内野さん自身、しっかりと倉石さんのキャラクターが入っているから、やっぱり目の前にいるのは倉石さんそのもの 他のキャラクターとは感じる空気が違うんです。最初の方で一君に「どんなクソ人生でも・・・」と説教をするところ、死者に対する思いやりがセリフの端々に表現されたような言い方で心にグサッと響きましたね~~思わず息を呑んじゃった もう釘付けでしたね~~それに、最初に死体に向かって合掌するところや、最後そう、最後に事件現場になった地下室で胡坐をかいて死体のあった場所を見つめて目がウルウルとなってた時の表情 何か倉石さんって検視の時に「根こそぎ拾う」ことによって亡くなった人の人生を背負い続けて、それを積み重ねている人なんじゃないのかな~と思ったんですよね~~そこが優しくて温かくて、でも哀しくて痛々しいみたいな……義理の妹が言っていた17年前に通じる「何か」があるのかもしれないけれど、それを醸し出す演じ方をされる内野さんには圧倒されました

検視のシーンは、内野さんもおっしゃってましたけど「ディテールに細かくて」というのはひしひしと感じましたね~~専門家じゃないので詳細は分からないけど、多分凄く一つ一つの動作や衣装、道具にリアリティがあるんじゃないかと。ただね~~ストーリーの方の設定はちょっと、かなり、不満かな 倉石さんの部屋が妙に所帯じみてるのがちょっと。。。奥さんが死んでからそのままにしてるの?みたいなところがあるのかもしれないけど、もう少し粗暴さが感じられるような部屋がいいかな~と。あと、、、これを言っちゃうとドラマ自体おしまいになっちゃうかもしれないけど、義妹がやってるバーというのもちょっと テレ朝の刑事ドラマのお約束っぽい和みシーンというか定番化したようなシーンっぽくて何だかな~って。。。あと、演出のせい 倉石さんの隠された人間味を表に出しすぎる気がします。確かに荒々しくて厄介な人物だな~というのは分かるんだけど、あまりにも裏の優しい面が強調されてるからメリハリが感じられないんですよ たった1つでいいんですっ ホッとさせるような一輪の花のような少しの優しさで。例えば、最後に小坂さんにしわくちゃになった絆創膏を渡す行為みたいなちょっとした仕草。倉石さんを演じている人はそれができるお人なんだから 別にシリーズ化や定番化を目の敵にしているわけじゃないんですけど(それは望まないけど)、制作側の甘っちょろい一般ウケを狙った安直さや生ぬるさは勘弁してほしいな~と心の隅で ちょっと。

カウントダウンですっ

2009-04-13 23:18:59 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)


今日は久々にニュースを真面目に バンコクが大変なことになってます。ソンクラーン真っ最中 季節も一番暑い時期なんですよね~~日本で大騒ぎしているほど大袈裟なことにはなっていないと思うんですが……というのも、ずっと前に起きたクーデター真っ只中にうちの家族1名いまして、いつも通りに仕事して電話で喋ってましたから 必要以上に警戒することはないけど、自ら危険に飛び込むのは論外 こういう場面でこそ使うべき“自己責任”が前提ですから……よその国では

さ~~て、いよいよ「臨場」放送開始ウィークが始まりましたね 今更ながらという感じですが、朝日新聞の土曜版beに「臨場」の原作について掲載がありました。もうちょっとでスルーするところでした 最近のbeはつまんないので読まずにポイッすることが多いので。内容についてはこちらにアップされていましたので 「主人公は横山作品にしては珍しく、組織の論理などに頓着しないアウトロー型のヒーロー」とのこと。はみだし&荒くれ具合が楽しみになってきました

番組HPドガッチには先日の記者会見の模様が公開。ドガッチの方が詳しいかな~~内野さんの第1話の感想について、1回完結のドラマに対する「今までとは違う何か」が垣間見られるような気がして、実はちょっと「ん?」と思ったり……でも、「倉石義男が持つ諦めないパワー、あともう一歩頑張ればいい仕事できたなって思う瞬間が誰しもあると思うんですが、この男はそれを許さない。後もう一歩なら、もう一歩いかないとだめだ、というような頑固なところが素敵だなと思っていて、そこは原作の倉石のよさを確実に出したい」という力強い言葉……っていうか、コレ、内野さんに繋がるものもあるのかな~と思いましたね~~そういう部分を感じると嬉しくなっちゃうし、その度に「好きになってよかった」と思うから

明後日が待ち遠しい~~でも、他にもやることいっぱい 忘れてはいけない大事な用事はやっとこさ済ませてきました 迷いに迷って素直に……心の中にある に従いました どうか愛が通じますように