青梅。
手始めの一つに、すぐにいただけるシロップ漬けがあります。
傷がついてない梅を選んでよく洗い、2時間水に浸してなり口をとる。
密封袋に塩と入れてよく揉み、30分おきます。
ヘラなどを押し当て半分に割って氷砂糖になじませるだけで。
実はカリカリで、お茶請けにも最適ですよ。
甘露煮の作り方をご紹介します。
ホーローなどの鍋に竹串で穴を数カ所開けた梅を入れ、かぶるくらいの水を加えて5〜10分ほど煮ます。
この時、火加減は必ず極弱火で(強いと皮が弾けてしまう)。
水をかえて氷砂糖を加え、厚手のキッチンペーパーをかぶせ、弱火でさらに10〜15分ほど煮て冷まします。
梅を取り出して清潔な保存容器に入れ、煮汁を半量まで煮詰めて注ぐ。
甘酸っぱい香りがキッチンに広がって、梅仕事の幸福なひと時が今年もまた始まりました。
毎年もたらされる自然の恵みに感謝しながら過ごすひと時です。
薬膳では氷砂糖は肺を潤す効果が期待でき、梅は唾液の分泌を活発にしたり疲労回復を助ける働きがあります。
甘露煮のシロップは炭酸や冷水で割っていただくと汗がひき、心身が癒されます。
後少ししたら南高梅が色付きそうです。
こちらは黄色くなってから虫あみでそっと手繰り寄せて追熟させてから梅干しにします。
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