夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ツタンカーメン豆の収穫

2007-07-11 07:08:44 | つれづれなるままに
 昨日第1回目のツタンカーメン豆の収穫をした。まだまだ身の膨らみ続けている豆を除き、9個だけではあるが十分に身の詰まった豆を収穫した。外側の鞘は紫だが、豆はやはりえんどう豆であった。全部の豆が収穫されたらようやく、夢の赤飯が炊けるのである。どんな色あいなのか、またどんな香りと味がするのかを考えると、なんとも楽しくなる。あの伝説のエジプトのファラオ・ツタンカーメンも食べたかもしれない豆を、時空を超えて今眼のあたりにしている不思議さ。それはまた、驚きと感動でもある。来年の豆を保存して、また今度は農場にでも作付けしてみたいと思っている。
 
 ・夏空を楽しみ育つ紫のファラオ豆のロマン膨らむ

 ・気品ある赤紫の花つけて蔓はたくましフェンスを超えて

ピアノがやって来た

2007-07-11 06:51:42 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 岩木山麓しらとり農園は手づくり空間である。現在も二階建ての家はingという文字がついている建物である。つまり住人の手でまだ改装中ということで、完成していないことになる。
 あうんのメンバーが協力してきた居間兼食堂の床も、ようやく最後のフローリングが洗われて干され、仕上がり目前となった。以前は病院の床に貼られていたフローリングは、たわしで洗ったこともあって、一枚ごとに色合いが変わって、パッチワークのようで面白い図柄となってこの部屋にマッチし始めている。この部屋の壁から天井まで一面が杉の板であり、とても香りもよく素敵なリスニングルームになりつつある。
 昨日、念願であったピアノをオーナーの実家から運ぶことになり、リフトのついたトラックを知人から借りて、青森市まで男性4名で往復した。700kgまでリフティングできるという機能はさすがだった。250kgのピアノは4人の男性の手でスムーズに、トラックに納まりそして運搬された。夜6時30分、オーナーハウスの杉の板壁に寄り添うように納まって、黒光りするピアノがこの20畳の空間にその存在感を示していた。
 オーナーの話しでは、このところ夫人がピアノの夢を見続けてきたらしい。教室でピアノを弾こうと思って行くのだが、あるべきピアノが見当たらないので悲しくなる夢だという。この悲しい夢もきょうこそピアノを存分に弾きながら、あのシックな歌声とともに農場を流れることだろう。「今夜はピアノ祭りだ」とオーナーが楽しそうにつぶやいた。またまた農場が豊かさに包まれていくことを想像できる一言だと感じていた。