夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ブルーベリーが美味しい季節

2011-07-28 06:15:53 | ブルーベリー畑
7月28日(木)

 弘前は今朝から雨が降っていて、水不足気味だったことを考えればとっても良いお湿りです。ブルーベリーも水を欲しがる果実で、井戸を掘って毎日水やりを欠かせません。しかし今年の梅雨以来雨が殆ど降らなかったこともあってか、水飢饉という感じでした。そういう意味では大歓迎の今日の雨です。
 ブルーベリーは「ノースランド」と「ジャージー」の2種類しかありませんが、240本の木が今元気で育って、青い美味しい実ををつけています。

 今年でこのブルーベリーを植えて4年目ですが、木そのものは7年目になります。4月に開店した食パン専門店「co na]」では、洋菓子部門があって夏の暑い時期には「ブルーベリープリン」をはじめ、「抹茶プリン」「小豆プリン」を販売しています。



枝切り

2010-11-11 23:32:24 | ブルーベリー畑
11月11日(木)

 ブルーベリー畑で、ブルーベリーの枝切りを行いました。ブルーベリーは今葉が真っ赤に紅葉しています。きょうはとても気温が低くて、鼻水が出たりくしゃみが畑をこだまします。
 

 ガマズミの実も今、真っ赤に色づいています。(写真)岩木山は頂上部を雲の中に隠し、雪が降っているのかもしれません。240本のブルーベリーの枝切りを終え、これから雪囲いが始まります。来年まで雪の中で、ブルーベリーたちも深い眠りにつきます。
 

色づき始めました

2010-07-06 06:38:54 | ブルーベリー畑
 7月に入って雨がちの、蒸し暑い日が続きます。ブルーベリー畑の方は、早成種の方がようやく色づき始めました。昨年素人ながら、かなり枝を切り詰めました。どうなるものやら心配していましたが、結構元気に若い枝を出してくれています。
 摘果をしているので、実の方も大きめです。
 晩成種の方はまだまだ果実は青く、8月に入ってからの収穫でしょう。こちらの方は毎年のことですが、今コガネムシが交尾期に入ってブルーベリーの葉につき始めています。フェロモン入りの害虫駆除機を取り付けると、毎日のようにたくさんの虫が入っていて驚かされます。畑には害虫の、蓑虫や足長蜂が巣作りをしています。蓑虫も放っておくと、中から毛虫が出てきて葉を食べてしまいます。
 このほかこの畑にはラズベリーやスグリが、実を少しずつ赤紫から紫色に果実を染め始めています。
 収穫の楽しみな季節がようやくやってきました。

ブルーベリー祭り本番

2009-07-21 06:15:31 | ブルーベリー畑
 岩木山は雲が中腹から上半分を隠していた。空全体にはゴジラやガメラの出てくる映画のような黒くて重たい雲が流れていた。それでも時々日差しはあって、その時だけは蒸し暑さが空気全体を包んでいた。
 きょう7月20日は海の日で祝日になっているが、あうんやゆいまある利用者はブルーベリー祭りに参加するためにいつもと同じ。ブルーベリー畑はあうんから車で5分程度のところの平地にあり、比較的近い感覚がある。水田の稲穂はいま20センチくらいにまで成長し、緑が一層濃くなって美しい。
 会場には昨日からすでに主だった備品が据えられている。小一時間で受け入れ準備も終え、私はブルーベリーの様子を見回った。早成種のブルーベリーは120本で、ほぼ7割がたの仕上がりだった。何とか間にあったというところだろうか。
 10時を回った頃参加者の車が会場に詰め掛けた。そして試食会。結構美味しいと言って試食をしてくれおおむね好評である。それにブルーベリーは初めて食べると言う人も結構居た。しょうがいの程度の重たい子どもたちも車椅子やバギーでの参加。口に入れてもらって、おいしそうに食べてくれていた。
 次のプログラムはこの祭りのメインイベントと言ってよいのだろうか、「流しそうめん」の開始。みんなが集まってのそうめん流しは、お祭りの醍醐味が感じられる。井戸水を竹の一番上部から流しているが、これが勢いが良くてそうめんもスピードをつけて流れていく。結局一番下のところに設けられたザルにそうめんがたくさん集まり、そこに腰を落ち着けていただいている人もいた。興が乗ってブルーベリーも一緒に流していたりした。これがまた皆さんに受けていた。
 こうしている間にバーベキューコンロに火は熾きて、100人を超える焼肉がスタートしている。
 今回から少しでもごみを出さないよう配慮しようと、屋外行事用に準備したお皿が使用されている。今までは紙皿や紙コップ、割り箸が使用されていた。
 お皿には焼肉と野菜が盛り付けられ、そして石垣島から届いた横浜の画伯すずきさんからのプレゼントのパイナップルも添えられている。紹介すると皆一様に「美味しいです!」という感想が返ってくる。ちょうど食べごろだったこともあり、柔らかな果肉からジューシーな甘みが口の中に広がった。
 昼食もすみ腹ごなしに「パン食い競争」だが、使用のパンはもちろん「ゆいまある」のパンが棒に下がっている。結構これが皆さんに受けがよく、張り切って競争していた。
 行事の最後はあうんのミュージックパフォーマンスで、一人ひとりが楽器を持ち列を組んでお客様の周囲を回りながら演奏をした。そしてメロディフォンという棒状の楽器を静かに演奏する。それぞれがハンディキャップを持ちながらも、てらいもなく明るく楽しく演奏する姿は聴衆の感動を呼んでいた。最後にアンコールが沸き起こる。その声にこたえらるのが今のあうんの実力だろう。元気よく定番になっている「ジンギスカンダンス」が繰り広げられる。スタッフも利用者も入り乱れて楽しく踊る姿は、この施設の明るい雰囲気を象徴しているだろう。「厳しい稽古がなければこの力はつかない」などということはまったくなく、あうんの音楽練習は極めて和やかでみんなで作り出そうという意欲に満ちている。そういう雰囲気を私はとても気に入っている。
 こうして賑やか・美味しく・楽しくの3拍子そろった「第1回目のブルーベリー祭りが終了した。後で写真をパソコンでフラッシュすると、メンバーさんの表情の楽しさが見事に表れていた。準備の苦労がこうして報われていた。

流しそうめんの装置完成でーす!

2009-07-20 05:00:03 | ブルーベリー畑
 写真は青竹で作った流しそうめんの装置です。何しろ「ブルーベリー祭り」に100人を超える申込者があって、通常の規模では足りないくらいです。でもなんとか良い青竹が見つかって、昨日会場にセットしました。ブルーベリー畑の井戸水も快調で、とっても冷たく美味しい流しそうめんが味わえそうです。

ブルーベリー祭り

2009-07-20 04:37:51 | ブルーベリー畑
 きょう7月20日は国民の祝日「海の日」ですが、ブルーベリー祭りを開催予定です。昨日まで大雨が降り、強風にあおられたブルーベリーが心配されました。昨日日曜日の午後、男性スタッフ4人でブルーベリー祭りの会場を準備するために集まりました。いくらかブルーベリーの枝折れや過日が落下していましたが、大勢に影響はありませんでした。結構果実も大きく育ち、色づきも良くなってきました。これから晩成種も含めて、8月下旬くらいまで楽しめそうです。
このほか、ラズベリーが終わりかけていますが、ロシアンスグリが赤く色づいて甘く熟れています。
 きょうは流しそうめんや、バーベキューなどを食べながら100名を超える保護者やボランティアの皆さん、後援会の皆さん方との交流を深める予定です。

気温31℃

2009-07-08 06:16:12 | ブルーベリー畑
 雨も降れずに最高気温は31℃。朝から汗が噴出します。午前中はブルーベリー畑で水遣りとチップ播き、くい打ちです。ブルーベリーの葉っぱを注意深く観察して歩くと、なんと晩生種のノースランドの葉にコガネムシがたくさんやって来ていました。葉が食い荒らされ、スカスカになります。「あ~今年も来たか・・・!」早速コガネムシの誘引機をロッカーから引き出し、組み立てました。(写真)ホルモン剤が入っていて、コガネムシがこの匂いにつられて、箱の下部に落ち込んで出られなくなります。取り付ける途中からでも、コガネムシが集まってきました。あっという間に、その数は20匹以上に膨れ上がります。毎年7月はコガネムシの交尾の時期で、ブルーベリーの葉が狙われるのです。1週間ほど前から姿がちらほらしていたのですが、うっかりしていました。
 午後は原ヶ平農場へ行き、メンバーさんは「元気丸」のにんにくスプレーかけです。キュウリは一日で大きくなっています。私は刈払機での草刈りです。汗が服からにじんで、めがねの視界がたちまち不良になるほどです。
 午後4時には終了して、水分補給をたっぷり行いました。

文月の始まり

2009-07-01 06:14:46 | ブルーベリー畑
 文月(ふづき・ふみつき)由来を見ると、陰暦7月のこと。また、稲穂が膨らむ月で「穂見月」。七夕にちなむ短冊に文を書くので・・・。
 昨日は雨が降るという予報を期待しながらも、結局まとまった雨は降ることはなかった。さすがに26.6℃でも湿度が高く、少し動くとすぐに額から汗が流れ落ちた。
 パン工房ゆいまあるが最近人気があるのか、15名定員に対し今や18名に膨れ上がろうとしている。来年度は20名定員にする予定なので、いい出足かもしれない。就労継続支援B型の位置づけでその一つがパン工房ゆいまあるがあり、そして農耕班と今別れ始めている。15名定員の内2名が農耕班に所属している状況だったが、昨日パン工房から1名が農耕班入りをした。パン工房そのものの売り場面積や、工房内はスタッフとメンバーさんが上限15名もいれば満杯の感じがある。そういう意味でこれからもう少し農耕班にメンバーの再編があっても良いのかもしれない。
 昨日はそのメンバーU君(18歳)一人に先輩I君が「任せて」と張り切って面倒を見出した。
 I君(20歳)も発達障害で、なかなか仕事に集中できないことが多い。今のところ午前、午後合計2時間が彼の労働の限界の様子。知的しょうがい軽度の58歳の男性Kさんが、彼I君と作業をすると、どうしてもKさんの方が指導的立場に立ちたがり大きな声で物言いをするために、I君は萎縮してしまっていた。結果I君は作業に出たがらず、別々の作業場所でないとうまく行かなかった。
 そこにU君が来たのでI君としては少し自尊心をくすぐられたのか、かいがいしくU君に作業を教えている。U君は初めての現場でもあり、多少緊張気味である。
 U君はパン工房では、あまり仕事ができなかった。集中力や自発性、理解度もいまいちで、作業もいちいち声かけや支援が必要だった。I君の声かけで、昨日は野菜ににんにく入りのスプレー「元気丸」をかけ、ブルーベリー畑では水遣りとチップ播きをがんばっていた。I君のやさしく接するその態度は、U君にとっても心地よいのかもしれない。働くことが楽しいことにつながらなければ、続かない。それはK君も今まで社会の中で、たびたび厳しさに向き合ってきたことだ。作業そのものを覚えるという以上に、職場の雰囲気や人間関係がうまく行くかということが継続か否かを決めると言ってもいい。
 パン工房に昨日から実習入りしたTさん(女性)は、母の迎えに「疲れなかった?」と問われ「疲れなかった」と回答したと言う。「疲れた」とは「あまり好きじゃない」という彼女独特の表現だから、「うまく行くかも・・・?」というのがお母さんの印象らしい。それぞれの新たな人間関係が、あちこちで展開しようとしている。
 

気温29℃

2009-06-28 06:48:24 | ブルーベリー畑
 連日の暑さの中で、午前中はボランティア会の「クリーンロード作戦」に参加。約2時間、岩木山の観光道路や公園を歩いた。思ったほどの成果はなかったのは、結構最近企業ボランティアが、社会貢献活動を行っているからだろう。それでも、軽トラック一杯分のごみが集まった。参加者は24人、孫を連れて参加するメンバーもいた。小さい内にこういう活動に参加して、自然にその生き方や価値観を身につけさせることは大切なことだと思う。この時期の岩木山沿いの道路は、オオヤマザクラのサクランボが大量に落下していて、知らず知らずに踏んでいたのか、何が靴底に張り付いているのかと不審に思ったが、やや小さめの黒いサクランボだった。桜桃のサクランボとは違って、口に含んでも甘さはほとんどない。
 「ボランティアをしながら健康づくりを」というような雰囲気のクリーン作戦であった。万歩計は浸けていないので、どの程度歩いたかは知らないが、結構な運動量だった気がする。それにしても、タバコのポイ捨てが多すぎる。フィルター部分は、いつまでも溶けずに残っているのだ。自分の車だけはきれいにしておこうと言う輩が多いのではないだろうか。
 お昼は嶽温泉の一画にあるラーメン屋さんで、みんなでラーメンライスをいただく。やり遂げた後の爽快感が残った。

 午後からはブルーベリー畑の水遣りで、夏場は連日水遣りが必要だ。そしてメンバーさんは種から育てたバジルの苗を、炎天下ながら畑に植え替えた。黙っていても汗が噴出す。私はたっぷり1時間30分かかって、刈払機で草刈りをした。着ている服はたちまち汗で、びしょぬれになった。この間まで暑さがほしいと思っていたが、きょうは雨がほしいとそう思うようになっている。井戸水は冷たく、使える水があるということはありがたいことだと思う。井戸を掘ってもらう前は、そばを流れるわずかな水を汲んでいたことを考えれば、相当な労力の軽減になっていると思う。
 疲れを感じたときにブルーベリー畑に吹くさわやかな風と、岩木山のぼんやりと浮かんだ雄姿を眺めれば激励されているような感覚になる。岩木山のような素敵な山を間近に暮らせることを、誇らしくさえ思う。