夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

2012-07-28 17:29:56 | 創作(etude)
・灼熱の太陽を疎む吾あの若き日の遊び心翳り

・卒中を負いし友寄席にあり失語ながらの三遊亭王楽

・何事も過程の中に夢がありねぷた祭りの紙貼り残す吾

マイナス2℃の体感音具「ささやきの壁」

2012-07-28 07:58:18 | 私と福祉とであいの旅
弘前大学附属特別支援学校陶芸班製作のモビール「ささやきの壁」です。
 ナチュラル・サウンド・アーティスト 高野昌昭氏(1972-2007)が考案した環境音具
 ひとつひとつの粘土を弓状に細く丸めて素焼きしたモビールですが、糸に吊るされて下がった陶片たちが触れ合うと涼しそうな音を奏でます。
 疲れた現代人の心を慰めてもくれそうな、素朴な楽器です。
 二度目の「省エネの夏」をこういう風の奏でる演奏に耳を傾けるのも素敵です。
               

かき氷

2012-07-27 06:53:49 | つれづれなるままに

 
 
 真夏日の26日の朝9時、室内気温29℃で湿度も80%。
 きょうはかき氷だあ!と叫んで、午後のひととき、スタッフにかき氷を作ってもらいました。

 今年の夏は電気を使わなくてもいいように、手動のかき氷機械を2台追加注文して、各事業所に配分しました。一瞬のことですが、暑さを忘れることができるひとときです。水分摂取の一つとあしても、効果的でした。

今日は昨日よりも暑くなりそうです。

イレウス2~回復へ

2012-07-27 06:34:55 | つれづれなるままに
7月26日(木)晴れて暑い

 家族生活がばらばらになっている、わが家のこの数日です。オリンピックのサッカーが静か過ぎる日々の心の隙間を埋めてくれそうです。
 昨夕病院を訪問し、洗濯物を交換。様子を見ると次女の顔にも笑顔が見られ、椅子に座って夕食(お粥食)を三分の二ほど久しぶりに食べました。機嫌もよさそうです。でも左手首から点滴だけは続いていました。
 主治医のY先生(女医)がきょうも病室に来てくださって、「今回は早く帰れそうね」と話してくれました。看護師さんたちにもすっかり顔を覚えてもらって、病院の主にならないように・・・と願ってはいます。

梅雨明け宣言

2012-07-26 14:52:01 | つれづれなるままに
7月26日(木)晴れて朝から暑い日になりそうな予感。

 東北地方の梅雨明け宣言。平年より二日早いという。ということは、大した違いはないということか。

 家内からリクエストのあった入院に必要なものを準備し、朝8時に病室を訪ねた。昨夜は興奮して眠らなかったという。点滴の腕に刺さった針が折れるほどに運動したという。結局一睡もせず朝を迎えているという次女だが、結構絵本をもって期限もよさそう。でも朝食には至らずプリンのみ。朝の回診で今日の様子と排便の記録経過などを確認。レントゲンを撮って、今後の治療方針を立てるという。もうおなじみなので、若い女医先生も親しみを込めて接してくれている。
 仕事場に来たメールでは、今夜からおかゆが出るらしい。ということは少しは好転しているのかもしれない。

 

イレウス

2012-07-26 01:52:30 | つれづれなるままに
 7月25日(水)
 夏は重度の障がいを負っている者たちにとっては、厳しい季節である。長女は脳性麻痺ということもあって、暑い夏には体温調節が難しい。汗をかけないのだ。そのためか日中の気温がそのまま体内に宿って眠れないために、夜昼の逆転現象が起きる。湿度が高いとそれはまた、25度を超える程度でも脱水症になりやすい。
 昨年も二度6月と9月に入退院を繰り返したのは次女で、腸の機能低下がその要因となっている。呑気症という食事をするときに空気まで一緒に飲み込んで、直腸、大腸にガスが溜まって胸の写真を撮ると、ガスで白くなっている。
 今朝もケアホームからの連絡で、次女の様子がおかしいとのことだった。あ、また始まったかな?と思う。通園後の彼女はベッドの上でぐったりしている。おなかに触れるとやっぱり「腹部膨満」という状態。吐き気と座っていられない状態。うっすらと汗ばんでいて、看護師さんからも通院を勧められた。嘱託医へ連絡してもらって、通院検査した結果「イレウス」で点滴をして、CT検査。即入院となった。点滴をしたらかなり表情や動きも戻ってきた。まだ何日入院するのかは分からないが、この天候もまた変わらないので入院しているだけでも心理的には有り難い。
 今朝も家内からメールが届き、必要な入院生活の小物を持参してくれという。きょうもまだ入院生活は続く。

ようやく雨

2012-07-25 07:02:46 | つれづれなるままに
7月24日(火)
 梅雨らしいジメジメ感が、津軽にもようやく戻って来ました。昨日今日と待望の雨が降ってくれました。でもまだ足りない感じです。

 昨日はわが法人の建物の改修工事を前に、市の旧児童館を借り受けする許可が下りました。学校の子供たちの夏休みを過ごす場所の確保もできて、ピンチを切り抜けホッとしています。
 役所の縦割りの仕事ぶりを久しぶりに実感して、変わっていないなあと思いました。それでも今回も弘前に来てからのご縁ある方々に、またもや救われているなあという実感も感慨深いです。
 33年前にたった半年間だけ席を置いた福祉事務所の仕事でしたが、今になってそれがつながっている実感です。若かったケースワーカーの方々が課長や課長補佐となっているのですから、自分も年をとったなあと思います。
 きょうはお借りする児童館周辺の住民に挨拶をしに出かけます。
 

Etude

2012-07-25 07:02:07 | 創作(etude)
「夏祭り」

春の弘前城公園の
桜祭りが終えると
今度は冬の雪のことなど忘れて
ねぷた祭りの支度が始まる
あちらこちらの町会には
ねぷた小屋が建って
小屋の中には扇形の
扇ねぷたの骨組みが
今年の新しい顔を待っている
やがて
囃子の練習が始まり
太鼓のドーンコドーンコという
腹に響く音が
台所の硝子窓を
ふるわせる

農家の親父や電気関係の職人
会社勤めの若者が
週末に集まり始め
会期が詰まってくれば
ねぷたの小屋も
毎晩のように賑やかな
集会所となる
旧暦の七夕祭り
「ねぷたっこ」
完成すれば
早速町内を練り歩いて
ちゃっこいわらしっこが
一軒ずつ玄関を開けて回り
「ねぷたっこみてけえ」といって
祝儀の金をせびっていく
くらい町会が一瞬だけ
明るくなったような気になるのも
この時期だけかもしれない

お山参詣準備作業 その3

2012-07-24 06:35:11 | サイクリング
 
参加者総数165名。うち町内関係者は115名で、50名は町外。わが法人は33名。
 本番まで後1ヶ月あまりになって、ようやくご幣、大旗の準備作業がスタート。役割分担が作業班ごとにある。それでも一日の準備で、かなり進んだことになる。
 

 実行委員長と長寿会の副会長らが、23日の水垢離のための足駄を手作りで始めた。5人分の足駄が完成し、大権現の箱を背負って登場して、水をかけるらしい。


 一対の大旗の準備作業も終えているが、この旗を支える竹は全長5メートルもあって、一人では持てるシロモノではない。。

 

 みんなの力で準備作業をしていると、少しずつ人と人の距離が身近くなるのが感じられる。私のような部外者にとって、こうした行事でのふれあいで親しくなれるのは有り難いことでもある。岩木に住んで33年間にもなろうとしているのに、今頃名前と顔を覚えてもらっているのは自分の責任でもあると痛感している。
 
 障がいを持つ私の娘たちの存在理解が、ようやく法人の障がいのある青年たちのパン販売などの地域活動によって、更に広がろうとしているのを見れば、なんとも感慨深い。

お山参詣準備作業 その2

2012-07-23 15:33:05 | 私と福祉とであいの旅
 
AM8:00から約1時間、同じ会場で子供たちは一人一人が身に着けて行進する「頭御幣」というものの和紙でつくる神様のお飾りづくりをしました。小学校では6年生たちがすでに体験済みで、下級生に作り方を指導してもらいました。
 

 その作業を終えて、次は会場を移動してリンゴの冷蔵庫のある作業場に向かいました。
そこでは本日のメインイベントのヒノキの材木をカンナで削る作業が始まっていました。通常は大工さんたちはカンナ削りは材木の表面を滑らかにするために行うのでしょうが、今回の御幣に下げるカンナガラは400枚の薄いテープ状に削るために行うのです。
 10本のヒノキ御幣を作るとすれば、カンナで4000枚も削らなければならないのです。カンナの大工さんともう一方に削って出てくるカンナガラを引いて50枚ずつにまとめる人が必要でした。子供たちも最初は面白そうに見ていましたが、今度はカンナガラに触れる体験をしました。ヒノキ独特のとっても新鮮な香りでした。
 
 きっとこの子供たちの中から、将来の町会を背負って立つ人間が出てくるのではないかと、期待しています。